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僕に力を
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「おい、ケイ! お前の教えてくれたやつ。あれはやべえよ。何かとんでもないものができそうだぜ」
「おー、それならよかったです」
新メニューについて興奮したように訊いてくるブラガさんをかわして部屋に戻る。
どうもきっかけを掴んだみたいだな。僕もそろそろいったん戻っていろいろ料理したいところだ。
うーん、明日ジム器具回収して、シルビアと打ち合わせしたら帰ろうかな。温泉が恋しい。声とか音とか気にせず、日がな一日繁殖していたい。
それにしても今日はシャロンちゃんお昼なのにいなかったな。お母さんに何かあったのだろうか。心配だ。
ガチャ。
部屋に入って鍵をかける。
よし、孤児院のベステルタを召喚しよう。
「待ちくたびれたわ」
「あっ」
召喚した途端、奪われた。唐突にいろいろ奪われた。
あれよあれよという間に服が奪われ。身体の自由が奪われ。抵抗する意志も……そんなものは元から無かったけど。
大きいベッドに組伏せられ。
杭打ち杭打ち怒涛の杭打ち。
不意打ちだからいい様にされたぜ。その後はやりかえしたけどね。ベステルタとの体格差がすごくて、完全に埋もれるんだけど、何とかやれてる。最近は抱えられるようにもなったし。彼女結構嬉しいみたいだ。プテュエラは軽いから簡単だったけど。完全に僕アスリートだよ。
二人のもふもふに包まれていると幸せだ。すごく安心する……。
途中で買い溜めしておいた食糧を食べ、果実水で流し込む。フレイムベアの肉も食べておく。いくら頑健スキルがあっても栄養補給は大事だ。
ただ、その間も繁りは続いている。
食べている最中にも絶え間ない刺激。立ちっぱなしだ。立ちながら飲み食いしている。一人が座って口いっぱいに頬張り、もう一人は口内ケア。噛むのが面倒くさくなったな、と思っていると、プテュエラに噛んで柔らかくした食べ物を口移しされる。そう、彼女の口内はザラザラしてるんだよ。だから細かく擦り潰されている。何故か甘い。これはヤバい。
つま先立ちで座っているベステルタは、蛇口に口をつけて飲む子供みたいに、飲んでいる。自分でも怖いくらいなんだけど、その蛇口からは止めどなく白濁した命の水が溢れる。大丈夫かなこれ。
その後、ベステルタにも口移しされた。
プテュエラよりも唾液が多い。甘くはないけど、なぜか夢中になってしまう。な、なんか中毒性あるんだけど。
一方、プテュエラの口内はざらついていて大変刺激が強い。ぞりぞり。思わず腰を引いてしまう。しかしこれもまた一興。転移したての僕なら泣き叫んで失神していたかもしれないけど。これは世の成人男性には耐えられないだろう。正直、房中術のレベルを見るのが怖い。
それが夕方くらい。
その後は思い出したようにシュレアを呼んで、ハチャメチャだ。
彼女は濃厚な空気に少し顔をしかめていたけど、けっこう積極的だった。相変わらず回遊魚気味だったんだけど、少しずつ反応が多くなってきているのが分かる。嬉しい。シュレアの嫌そうな目が、ぴくっぴくっ、と動く度に嬉しくなって貪った。シュレアの手足が段々と伸びて、ゆっくり僕の身体にまとわりつくのが分からないほどだ。
あっ、これあれだ。なんとかホールドってやつだ。ぴったりぴっとり。僕と彼女の間に隙間は皆無だった。
「シュレア、ケイを吸い尽くすつもり?」
「我を忘れるなんて珍しいな」
あっ、とシュレアが小さい声を上げる。
どうやら無意識の内に僕の身体にまとわりついていたようだ。
「……気持ち悪いですね」
なるほど、これは照れ隠しだと分かる。
ここが攻めどきだと判断。森を開拓した。賢樹さんも、いったん道ができてしまうと可愛いもので、まったく抵抗できていなかった。いつもは聞けない森の声。思いの外、低く唸って獣じみている。正直、この一週間くらいで一番興奮した。
夕方から夜にかけて、少しスローダウン。ゆっくりお互いを確かめ合う。
どこがより良いのか、どこがより弱いのか。
すっかりぐちゃぐちゃになった大きなベッドで、子供が悪戯するみたいにちょっかい出し合って笑う。暖かい。温もりが伝わる。
少し寒くなってきたな、と思ったら雨が降ってきたようだ。それなら、暖まればいい。僕たちは毛布にくるまって顔を寄せ合って、身体も寄せ合う。
その前に夜ごはんをシュレアに食べさせてもらう。
プテュエラや、ベステルタがしてくれたように口移しだ。さて、どうなるか。と身構えていると、シュレアが嫌そうな瞳で僕に口付けをする。
な、なんだ。
一緒に食べ物が押し込まれ、なんと何本ものシュレアの舌? 触手? が僕の口内に入ってきた。
僕の口内で、シュレアが咀嚼している……。
シュレアが咀嚼するたびに振動や、彼女の呼吸が伝わってくる。新感覚過ぎて混乱したけどめちゃくちゃ興奮した。僕はただ口を開けていればいい。シュレアが代わりに噛んで、しかも口内ケアもしてくれる。口の中が文字通り蹂躙される感覚で、やばかった。もちろん、蛇口は二人によってひねられている。単純に刺激が強い。頭がおかしくなりそうだよ。
夜から明け方。
我を忘れるくらい繁った。
組手ですね。
流石に亜人三人をフルで相手にするのは厳しく、こてんぱんに負かされた。良い線いってたんだけどな。ペース配分を誤った。
いぇーい、と勝者たちがベッドの上でお互いを讃えあっている。
くそう、こうなったら意地だ。
「徹底的に蹂躙したわね」
「我々の勝利だ」
「面目躍如です」
ベッドの上で勝鬨を上げる三人。
下半身の感覚がない僕は這いながら魔法の鞄に手を伸ばす。
そして、鞄の奥底にしまってあったフレイムベアの浄化済心臓を取り出す。
ベステルタが気付いた。
「そ、それはっ!」
「なんだ? どうした?」
「うるさいですね」
ベステルタだけが事態に気付き、僕の手から先輩ハートを奪い取ろうとするが、ぐっと膝を着き、ぴくぴくする。彼女もまたダメージを受けていたのだ。やったぜ。
(力が欲しいか?)
先輩が囁いた気がした。
「先輩……僕に力を……」
ベステルタがしまった、という顔でこっちを見ているがもう遅い。二人はきょとんとしている。
その後の僕は獣だ。まさに獣神。本能の化身だったに違いない。
狭い部屋で這って逃げる亜人を一人、また一人と捕らえ、もふもふしていく。ベステルタがやられ、プテュエラが地に堕ち、シュレアの嫌そうな瞳に怯えが混じったところで記憶は途切れている。
目を覚ますと、四人で一つの塊になって寝ていた。寒い。でも暖かい。両手を伸ばせば温もりがある。
幸せだった。この幸せが続くなら何でもできるな、と思えた。
(亜人三人を打ち負かすなんて……)
(捕食される側に回るとは。力が入らない)
(甘い痺れが……くっ、嫌ですね)
次の日。雨上がりの肌寒い朝。
いやぁー、良い朝だね!
スッキリしたよ。無理の無い全力って感じ? 身体が心地よい疲労感でちょっと重い。でも動くのが辛い訳じゃない。スムーズに動ける。よし、さっさとやることやって森に帰ろう。
「ケイ、フレイムベアの心臓使うの暫く禁止ね」
「見るからに身体に負担がかかっていたぞ」
「危ないですよ」
三人が身を案じてくれた。
うーん、そう言うなら仕方無いか。心配してくれるのは嬉しい。僕も意地になってたからね。別に搾られ続けるのでも構わないんだ。それはそれであり。
「分かったよ」
そう言うと三人は見るからにほっとした表情を浮かべていた。僕、そんなに危ない感じだったのか。心配してくれる亜人たちに感謝だ。
「それじゃゴドーさんところに行こうか」
「ケイ、先に外出てくれる?」
うん? なんかあるのかな。
「プテュエラの羽が乱れちゃってるのよ。シュレアの枝毛もバラバラ。もう少し気を遣って欲しいわね」
「わ、分かった。ごめんね。外で待ってる」
はぁー、昨夜は僕だけ夢中になってしまったかもな。もっとお互いを思いやらないと。特にプテュエラとベステルタがダウンした後は、ずっとシュレアだった気がする。お互いに意識が無かったかもしれない。気を付けないとな。
…………
(羽がだいぶ乱れてるわね)
(はは、別に大したことないさ。むしろ、心地よい気がする)
(ああ、分かるわ。わたしも噛み傷みたいのあるけど、そのままにしたくなるのよね)
(悪くないよな)
(ね。……さて、人数が増えるまであの心臓は使わせないようにしましょう。それでいいわよね?)
(もちろんだ。まさか私達が策を弄することになるとはな。分からんものだ)
(……)
(シュレアがまだ起き上がって来ないわよ。大丈夫かしら)
(私達が沈んだ後、相当攻められたんだろう。申し訳ないことをした)
(彼女も亜人だから回復力は問題ないはずだけど、ここまで来るとケイの繁殖術、尋常じゃないわね。人間社会に野放しにしたらケイの子孫だらけになるんじゃないかしら)
(まあ、それはそれで亜人にとっては良いことなんじゃかいか?)
(……それもそうね。ケイも好きにやりたいみたいだし。わたしたちはどっしり構えましょう)
(ああ、束縛して愛想尽かされたら悲しい)
(そんなこと言わないでよ。考えただけでぞっとするわ)
「おー、それならよかったです」
新メニューについて興奮したように訊いてくるブラガさんをかわして部屋に戻る。
どうもきっかけを掴んだみたいだな。僕もそろそろいったん戻っていろいろ料理したいところだ。
うーん、明日ジム器具回収して、シルビアと打ち合わせしたら帰ろうかな。温泉が恋しい。声とか音とか気にせず、日がな一日繁殖していたい。
それにしても今日はシャロンちゃんお昼なのにいなかったな。お母さんに何かあったのだろうか。心配だ。
ガチャ。
部屋に入って鍵をかける。
よし、孤児院のベステルタを召喚しよう。
「待ちくたびれたわ」
「あっ」
召喚した途端、奪われた。唐突にいろいろ奪われた。
あれよあれよという間に服が奪われ。身体の自由が奪われ。抵抗する意志も……そんなものは元から無かったけど。
大きいベッドに組伏せられ。
杭打ち杭打ち怒涛の杭打ち。
不意打ちだからいい様にされたぜ。その後はやりかえしたけどね。ベステルタとの体格差がすごくて、完全に埋もれるんだけど、何とかやれてる。最近は抱えられるようにもなったし。彼女結構嬉しいみたいだ。プテュエラは軽いから簡単だったけど。完全に僕アスリートだよ。
二人のもふもふに包まれていると幸せだ。すごく安心する……。
途中で買い溜めしておいた食糧を食べ、果実水で流し込む。フレイムベアの肉も食べておく。いくら頑健スキルがあっても栄養補給は大事だ。
ただ、その間も繁りは続いている。
食べている最中にも絶え間ない刺激。立ちっぱなしだ。立ちながら飲み食いしている。一人が座って口いっぱいに頬張り、もう一人は口内ケア。噛むのが面倒くさくなったな、と思っていると、プテュエラに噛んで柔らかくした食べ物を口移しされる。そう、彼女の口内はザラザラしてるんだよ。だから細かく擦り潰されている。何故か甘い。これはヤバい。
つま先立ちで座っているベステルタは、蛇口に口をつけて飲む子供みたいに、飲んでいる。自分でも怖いくらいなんだけど、その蛇口からは止めどなく白濁した命の水が溢れる。大丈夫かなこれ。
その後、ベステルタにも口移しされた。
プテュエラよりも唾液が多い。甘くはないけど、なぜか夢中になってしまう。な、なんか中毒性あるんだけど。
一方、プテュエラの口内はざらついていて大変刺激が強い。ぞりぞり。思わず腰を引いてしまう。しかしこれもまた一興。転移したての僕なら泣き叫んで失神していたかもしれないけど。これは世の成人男性には耐えられないだろう。正直、房中術のレベルを見るのが怖い。
それが夕方くらい。
その後は思い出したようにシュレアを呼んで、ハチャメチャだ。
彼女は濃厚な空気に少し顔をしかめていたけど、けっこう積極的だった。相変わらず回遊魚気味だったんだけど、少しずつ反応が多くなってきているのが分かる。嬉しい。シュレアの嫌そうな目が、ぴくっぴくっ、と動く度に嬉しくなって貪った。シュレアの手足が段々と伸びて、ゆっくり僕の身体にまとわりつくのが分からないほどだ。
あっ、これあれだ。なんとかホールドってやつだ。ぴったりぴっとり。僕と彼女の間に隙間は皆無だった。
「シュレア、ケイを吸い尽くすつもり?」
「我を忘れるなんて珍しいな」
あっ、とシュレアが小さい声を上げる。
どうやら無意識の内に僕の身体にまとわりついていたようだ。
「……気持ち悪いですね」
なるほど、これは照れ隠しだと分かる。
ここが攻めどきだと判断。森を開拓した。賢樹さんも、いったん道ができてしまうと可愛いもので、まったく抵抗できていなかった。いつもは聞けない森の声。思いの外、低く唸って獣じみている。正直、この一週間くらいで一番興奮した。
夕方から夜にかけて、少しスローダウン。ゆっくりお互いを確かめ合う。
どこがより良いのか、どこがより弱いのか。
すっかりぐちゃぐちゃになった大きなベッドで、子供が悪戯するみたいにちょっかい出し合って笑う。暖かい。温もりが伝わる。
少し寒くなってきたな、と思ったら雨が降ってきたようだ。それなら、暖まればいい。僕たちは毛布にくるまって顔を寄せ合って、身体も寄せ合う。
その前に夜ごはんをシュレアに食べさせてもらう。
プテュエラや、ベステルタがしてくれたように口移しだ。さて、どうなるか。と身構えていると、シュレアが嫌そうな瞳で僕に口付けをする。
な、なんだ。
一緒に食べ物が押し込まれ、なんと何本ものシュレアの舌? 触手? が僕の口内に入ってきた。
僕の口内で、シュレアが咀嚼している……。
シュレアが咀嚼するたびに振動や、彼女の呼吸が伝わってくる。新感覚過ぎて混乱したけどめちゃくちゃ興奮した。僕はただ口を開けていればいい。シュレアが代わりに噛んで、しかも口内ケアもしてくれる。口の中が文字通り蹂躙される感覚で、やばかった。もちろん、蛇口は二人によってひねられている。単純に刺激が強い。頭がおかしくなりそうだよ。
夜から明け方。
我を忘れるくらい繁った。
組手ですね。
流石に亜人三人をフルで相手にするのは厳しく、こてんぱんに負かされた。良い線いってたんだけどな。ペース配分を誤った。
いぇーい、と勝者たちがベッドの上でお互いを讃えあっている。
くそう、こうなったら意地だ。
「徹底的に蹂躙したわね」
「我々の勝利だ」
「面目躍如です」
ベッドの上で勝鬨を上げる三人。
下半身の感覚がない僕は這いながら魔法の鞄に手を伸ばす。
そして、鞄の奥底にしまってあったフレイムベアの浄化済心臓を取り出す。
ベステルタが気付いた。
「そ、それはっ!」
「なんだ? どうした?」
「うるさいですね」
ベステルタだけが事態に気付き、僕の手から先輩ハートを奪い取ろうとするが、ぐっと膝を着き、ぴくぴくする。彼女もまたダメージを受けていたのだ。やったぜ。
(力が欲しいか?)
先輩が囁いた気がした。
「先輩……僕に力を……」
ベステルタがしまった、という顔でこっちを見ているがもう遅い。二人はきょとんとしている。
その後の僕は獣だ。まさに獣神。本能の化身だったに違いない。
狭い部屋で這って逃げる亜人を一人、また一人と捕らえ、もふもふしていく。ベステルタがやられ、プテュエラが地に堕ち、シュレアの嫌そうな瞳に怯えが混じったところで記憶は途切れている。
目を覚ますと、四人で一つの塊になって寝ていた。寒い。でも暖かい。両手を伸ばせば温もりがある。
幸せだった。この幸せが続くなら何でもできるな、と思えた。
(亜人三人を打ち負かすなんて……)
(捕食される側に回るとは。力が入らない)
(甘い痺れが……くっ、嫌ですね)
次の日。雨上がりの肌寒い朝。
いやぁー、良い朝だね!
スッキリしたよ。無理の無い全力って感じ? 身体が心地よい疲労感でちょっと重い。でも動くのが辛い訳じゃない。スムーズに動ける。よし、さっさとやることやって森に帰ろう。
「ケイ、フレイムベアの心臓使うの暫く禁止ね」
「見るからに身体に負担がかかっていたぞ」
「危ないですよ」
三人が身を案じてくれた。
うーん、そう言うなら仕方無いか。心配してくれるのは嬉しい。僕も意地になってたからね。別に搾られ続けるのでも構わないんだ。それはそれであり。
「分かったよ」
そう言うと三人は見るからにほっとした表情を浮かべていた。僕、そんなに危ない感じだったのか。心配してくれる亜人たちに感謝だ。
「それじゃゴドーさんところに行こうか」
「ケイ、先に外出てくれる?」
うん? なんかあるのかな。
「プテュエラの羽が乱れちゃってるのよ。シュレアの枝毛もバラバラ。もう少し気を遣って欲しいわね」
「わ、分かった。ごめんね。外で待ってる」
はぁー、昨夜は僕だけ夢中になってしまったかもな。もっとお互いを思いやらないと。特にプテュエラとベステルタがダウンした後は、ずっとシュレアだった気がする。お互いに意識が無かったかもしれない。気を付けないとな。
…………
(羽がだいぶ乱れてるわね)
(はは、別に大したことないさ。むしろ、心地よい気がする)
(ああ、分かるわ。わたしも噛み傷みたいのあるけど、そのままにしたくなるのよね)
(悪くないよな)
(ね。……さて、人数が増えるまであの心臓は使わせないようにしましょう。それでいいわよね?)
(もちろんだ。まさか私達が策を弄することになるとはな。分からんものだ)
(……)
(シュレアがまだ起き上がって来ないわよ。大丈夫かしら)
(私達が沈んだ後、相当攻められたんだろう。申し訳ないことをした)
(彼女も亜人だから回復力は問題ないはずだけど、ここまで来るとケイの繁殖術、尋常じゃないわね。人間社会に野放しにしたらケイの子孫だらけになるんじゃないかしら)
(まあ、それはそれで亜人にとっては良いことなんじゃかいか?)
(……それもそうね。ケイも好きにやりたいみたいだし。わたしたちはどっしり構えましょう)
(ああ、束縛して愛想尽かされたら悲しい)
(そんなこと言わないでよ。考えただけでぞっとするわ)
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