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モブと光の精霊王
しおりを挟む俺が笑顔で「二度と近付くな」発言をした金色オッサンはさめざめと泣きながら訴える。
もう貴方様の魔力無しでは生きていけない。なんでもするから貴方様のハーレムに入れてくれ、と。
もうね、現実逃避したね。
ハーレムってなんだ!?俺がいつそんなの形成したよカズマじゃあるまいに!アザラシかよ!
「オズワルドの魔力は美味いからのぉ…」
「だよね!?朱のは分かってる!!あれを味わってしまった後は他のなに食べても味気ないんだよね!しかもこの、傍に居る時の安心感……!住所不定の下級精霊ならついていっちゃうよね!かく言うボクも北の聖域からずっと付いていって……」
「……は?」
「え…?いやだから、北の聖域が穢れ地になったのを浄化したのボクだし?いやあ中々大変だったけど魔力いっぱい貰っちゃって封印が解けたから頑張っちゃったし!そしたら人の子が《浄化》を覚えちゃったからカリーナの時はすることなかったんだけど、今回はさすがに数が多いし祈りを捧げられちゃったから光の精霊たちが張り切って吸っちゃって……」
「は?」
……はい?
え?なに!?え!?ストーカー!?
え?お、怒っていいのかな?
でも俺より先になんか朱座が…………
「我より先に……食った、だと…!?」
こわ……竜族の食いしん坊怖い!
怒髪天ってこういうの?本当に髪の毛が逆立ってる。
「朱座落ち着いて!えっと、うん、そう、こんな変な人放っといて早く帰ろう!帰ったらなにか作るから!お腹空いてるから怒りっぽいんだよね?」
「惨い……人の子惨い…!!」
「………(ふぅ)…うむ。オズワルド、我はおにぎりがいい。あれは美味い。中に肉を入れてくれ」
「ハイハイ。テオも!帰ろう!れ…練習、するんだろ?」
「……む…、うむ、帰るか」
「人の子オオオオオオオ!!」
無視だ無視。
それなのに。光の精霊王は俺の進路を塞ぐように土下座のまま瞬間移動。普通に恐怖。めっちゃ恐怖。ホラーかな?
「ボクは《清浄と神聖の守護神》であり、光の精霊王オーロ!これより人の子オズワルド・ヴァッサロを主人とし、死が二人を分かつまで愛し、仕え、守護するものとするッ!」
はい?
「ああ~……此奴…………勝手に名を捧げおった…!」
……………はい!?
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