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「僕の童貞捧げるから、リアムくんの処女をちょうだい?」*
しおりを挟むチュポンとなんとも言えない音をたてて碧海さんの指が引き抜かれる。
「……可愛い…リアムくん可愛すぎる…」
視力大丈夫ですか碧海さん!?
俺、股おっ広げてアレおっ勃ててるいい歳した男ですよ!?
「……これ、ね?」
「ひぇ…っ!?」
いきなり触らせられたのは、ギンギンにおっ勃てた碧海さんのアレだった。
「リアムくんの中に入れるよ?……いい?」
いいもなにも…。
コクリと唾を飲み込む。
デカイ。いや、身長も筋肉も重戦車並みの俺の父ちゃんよりはマシだろう。けどデカい。ええ…いやいやいや……ちょ…
「は…入んない…!絶対無理!無理だって碧海さん…!!」
「大丈夫!入るよ?リアムくんのここ、トロトロに準備したから今ならペットボトルでもはいるよ!大丈夫!」
ぺっとぼとるってなに!?
「…ね?先っぽだけ。先っぽだけでも入れてみよう?」
「ひっ…まっ……まって、あおいさんまって!!むり!さきっぽって………あ…っ…!!」
は……入って……きた………にゅくっとかそういう音がしそうな…。
「…んっ……ぅ…、んんっ!」
「ん……キツい…でも………ぬるぬる入っていくね…?」
嘘だろう!?
「あ!…あ……あ、…ひっ…!」
酷い異物感に涙を滲ませると、碧海さんが萎えてしまった俺のアレを扱き始めた。気持ちいいのか気持ち悪いのかわからない。折り曲げられた体が苦しい。
「ねえリアムくん?僕ね、童貞なんだ」
「……は?」
「童貞なの」
いや…その……聞こえてないわけじゃなくて………ああ、クッソ…言葉が纏まらねえ…!
「僕の童貞捧げるから、リアムくんの処女をちょうだい?」
今言うこと、それ!!??
ズンと最後まで押し入ってきたと同時に、貪るみたいに唇が合わせられる。
「~~~っ!ん!んん!!んん~~!!」
「…はふ……ん、んん……っ、ん………リアムくん…リアムくん……大好きだよ、リアムくん……!」
痛い!……でも、気持ちいい。うわマジか!?気持ちいい!?繋がったところが疼いて疼いてたまらず腰が動く。雄の顔をして俺を蹂躙する碧海さんに心臓が壊れるかと思うほど興奮する。
ずるりと碧海さんのそれが引き摺り出されたと思ったら、俺の腹にビュビュッと白いのが撒き散らかされた。う…顔にちょっと掛かった……。
碧海さんの顔がくしゃりと歪む。
「……ごめん…ごめんね、リアムくん……僕ね、まだ…………」
ーーー 怖いんだ。
何が怖いんですか?なんでそんな辛そうにしてるんです?
口を開こうとする前に、碧海さんのアレがまた俺の中に入ってくる。今度はそんなに苦しくない。でも……なんで……………
その日は何度も碧海さんと繋がったけれど、碧海さんが俺のなかで果てることは一度も無かった。
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