【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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偽神編

【エンドロールクレジット】

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【リオ・プレンダーガスト】

伴侶であるティグレとモンサロ王国を『新婚旅行』と称して飛び出し、長い長い旅に出る。たまにちょこちょこっと王都屋敷やプレンダーガスト、ケレスに顔を出す。従魔たちはしれっとついていった。


【ティグレ・プレンダーガスト】

相変わらずリオに振り回されて日々を送るが、本人がこの上なく幸せなのでそれで良いらしい。ちなみにベッドの上ではタチである。


【大聖女アンティエーヌ】

卒業後は神殿に出戻って生涯を独身で過ごした。本当は神殿に影武者を置いてリオたちの旅について行きたかったが、自分のせいで拗れたのを十分に反省しているので諦めた。近況報告の短い手紙をリオにもらっている。


【リサ・カーソン】(のちにリサ・プレンダーガスト)

リオに置いて行かれて一時期荒れに荒れた。いつのまにかリオの養女になっており、莫大な資産を継いでいた。……なんで!?!?彼女とセバスの息子がプレンダーガストを継いだ。


【セバス・カーソン】(のちにセバス・プレンダーガスト)

リオにプレンダーガストとケレスの一切合切を押し付けられ、いつのまにかリオの養子になっていた。これだから貴族は!!


【錬金術師オズウェル】

リオがいなくなってもプレンダーガストに居座った。ちょっと魔力が強すぎて800年くらい生きた。プレンダーガストの歴代領主からは顔は若いのに爺様扱いされた。解せぬ…。


【ラドルファス・ウーノ・モンサロ】

リオを逃してとうとう胃潰瘍になって血を吐いた。周辺各国から「勇者を逃した愚か者」扱いされたが、もれなくその国は属国化つぶした。


【エーブラハム・ドゥーエ・モンサロ】

兄が腹立ち紛れに領土を広げまくり、とうとう頭毛が逝った。でも兄は変わらず愛してくれるから良いか…。


【ポチ】

ちゃっかりリオとティグレの旅についていった。ペット同伴の宿屋が少なくてしょんぼりしたりした。


【タマ】

ちゃっかりリオとティグレの旅についていった。「来世の約束もあの怖ーい蕃神と終わらせてるニャ!」


【イヴリン・マクファーレン・モンサロ】

『薔薇を愛でる会』でティグレ×リオから突然、神×リオに転向した。ローレンスを幽閉してしまったので血統の予備が居なくなって心許無かったので王子をあと2人生んだ。


【スタン・グローヴズ】

外遊で訪れた魔王国の王妃に一目惚れして騎士団を辞し魔王国へ移り住んだ。その後、近衛になったとかならないとか…。魔王妃は幼い少女だったためロリコン説が飛び交った。


【メアリー】

たまに帰ってくるリオに会えるのを楽しみに長生きした。


【プレンダーガストの騎士たち】

置いて行かれたことにショックを受けながらも王都、プレンダーガスト、ケレスをローテーションで守護。隊長のウォーレンはジム、ギャリーとの三角関係の後にプレンダーガスト零番地区顔役のガイと結婚。他もまあそれなりにリオを待ちながら楽しく暮らしている。


【マクファーレン公爵】

孫が増えてフィーバーした。娘に似た孫、天使すぎる。


【プリッドモア公爵】

一人娘が再び神殿入りしてしまったので弟の子供を養子にして公爵家を存続させた。現役中は神殿に、歴代トップの喜捨をした。


【シャーロック公爵】

親戚から優秀で魔力のない子供を引き取って公爵家を継がせ、さっさと賢者の塔に引き篭もった。ゴドウィン?はて?誰だったか…?


【グローヴス公爵】

孫(スタン)も曾孫(ギャリー)も公爵家を継がせるに値しないので遠縁の女児を引き取って女公爵にする。儂もリオについて行きたかったのぉ…。


【ジェシカ・ノーフォーク】

危機管理能力は高いので、さっさと王子も取り巻きも捨てて神殿に逃げ込んだ。その後、薔薇を愛でる会に入会して『漫画』を流行させ、神絵師となり幹部になった。


【エルマー・ゲージ】

偽神に食い殺され、魂魄はヒノモト最高神『ひより』が取得したが、あまりの穢れように「こんなんいらんわ!返品じゃ」とニホンに突き返される。その後、ニホンの神が溜息を吐きながら丁寧に漂白クリーニングしてリサイクルした。


【ローレンス・モンサロ】

気付いた時には終わっていた。いつのまにか側近候補や愛人もいなかった。幽閉されてした。


【カルヴィン・ハクサム】

未来の宰相という夢も絶たれ、影の支配者気取りの父親(宰相補佐)が失脚した。ど田舎の文官になり、細々と生きていく。


【ギャリー・グローヴズ】

騎士団には入隊したが、第一王子と好き放題やっていたので戦場の最前線へ配置される。ゴドウィン共々、女早りひでりの野郎どもにアッー!される。


【ゴドウィン・シャーロック】

アデルバード・シャーロックの一夜の遊びで生まれたが、唯一の息子なので当然シャーロック家を継げると思っていた。実際は婚約者も後継の座も奪われて最前線へ送られ(以下同文)


【魔王ヴィンセント・ローズブレイド】

たまに息子リオが遊びに来てくれるのでパパハッピー!リオの寿命をなんとか人並みに伸ばそうと奔走したが……


【ウィルバート】

ヴィンセントが幸せそうなのでハッピー!


【魔王妃リリィ】

ちょっぴりリリアーナの記憶も戻っているが、言わなくてもそんなに問題がないと思っている。素体が幼女のホムンクルスなので最大でも12~3歳程度の外見。夫と最近護衛になったスタンはロリコン疑惑が囁かれている。


【ジュール・リュエール・デ・ゼトワール】

全然目立たなかったが陰で色々していたらしい。元の世界の創主から『新しい神』に乗り換えて神官のような立場にある。


【新しい神】

お察しの人物。リオに大層執着していて、ヴィンセントやジュールが「なんとかリオの寿命を伸ばしてくれ」と懇願しても笑顔で聞き入れない。リオが生きている限りはこの世界を手厚く庇護し、甘やかす。逆にリオの死後はこの神もこの地を去るので、そこからは本当に大変なことになる。









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