【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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人物紹介

【さらっと主要人物・ネタバレあり・随時更新】

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【リオ・プレンダーガスト】

プレンダーガスト伯爵家の嫡男。祖父母なし(鬼籍)、両親なし(鬼籍)、親戚なし(屑しかいない)、友人なし(屑しk……)の美貌の青年。18禁乙女ゲームのラスボス。ラスボスなのにゲームでは人気投票1位。薄い本もたくさん出ていた。腹違いの兄と、部下には恵まれた。
ヒノモトからの転生者。前世は武家であることを隠し、叩き上げで中将まで昇進した。前世名、東郷晶(とうごうあきら)。別シリーズの琥太朗先生の甥っ子。


【ティグレ・プレンダーガスト】

プレンダーガストの家名はもらったがプレンダーガスト伯爵家を継ぐことはできない。12の時にリオに拾われた。リオは天使で神様で時々小悪魔だと思っている。乙女ゲームの攻略対象者で、人気投票2位だった。


【セバス・カーソン】

プレンダーガスト家の執事。有能。没落寸前の時に「妻を連れて夜逃げしようか」と思ってたけど、リオの有能さと危なかしさにズルズルと残留。プレンダーガスト領が未曾有の好景気になっても苦労が絶えない人。


【リサ・カーソン】

旧姓リンドリー。リサは愛称で、本名はエリザベス。プレンダーガスト家の侍女頭兼メイド統括。元はリオの母の専属侍女で、貧乏時代は料理に乳母に掃除洗濯裁縫なんでもやった。リオを我が子のように可愛がり、唯一最後の主人だと思っている。メンタル強い。


【錬金術師オズウェル】

プレンダーガストにふらりと現れた錬金術師。腕は良い。素性も訊かず、研究施設付きの住居を用意してくれ、面白いアイデアをガンガン持ってくるリオが気に入っている。実は『錬金術師』ではなく『魔導師』、それも『賢者』の位を戴いた大魔導師。酒と研究と風呂が大好き。人付き合い大嫌い。リオは好き。よく見なくても美形。


【ラドルファス・ウーノ・モンサロ】

モンサロ王国の王兄で宰相。30代後半の色気ダダ漏れの美オジ。リオの後見人になる。冷酷で腹黒。嫌いなものはパーソナルエリアに無断で入ってくるやつと馬鹿。あと弟(国王)のためにならないものは滅する。


【エーブラハム・ドゥーエ・モンサロ】

モンサロ王国の国王。第二子だが王妃の子であったために王になる。筋肉ムキムキの浅黒い肌。お髭がイケてるダンディな王様。当然お腹はギャランドゥ。ラドルファスの前では乙女。最近、腹の脂肪と抜け毛と体臭が気になる。


【ポチ】

リオが拾ってきた神狼フェンリルじゃれていると思って押さえ込んだら本気で殺しに来ていたらしく調教テイムしてしまった。ご主人様大好き。タマはライバル。暗殺者と間者は、『マテ』しないで食べて良いオヤツ。


【タマ】

リオが拾ってきた妖精猫ケットシー。綺麗なものが大好きで、魂も容姿入れものも特級品のリオに一目惚れ。死んでもついていく所存。来世もよろしくニャン。暗殺者と間者は、壊してもリオに怒られないオモチャ。


【イヴリン・マクファーレン・モンサロ】

モンサロ王国王妃。『可哀想な王様』の第三王子の元婚約者で、マクファーレン筆頭公爵家の姫。銀髪吊り目の迫力のある美人。夫とその兄の関係は知っている。いいぞけしからんもっとやれ。前世はヒノモト腐女子。『東野中将』の追っかけをして薄い本まで出していた。


【スタン・グローヴズ】

モンサロ王国騎士団長。ギャリー・グローヴズの父。グローヴス公爵家当主の孫。リオの母リリアーナに子供の頃から告白し続け、振られ続けた。自分を振りながら、顔しか取り柄のないクズ男と結婚したことを根に持っていた。本来なら自分がリオの父親なのに……とかちょっと思ってるが、口に出したらリオにお仕置きされるので黙っている。


【リリアーナ・プレンダーガスト】

リオの母。すでに鬼籍。学園では才女だったらしいが、性格は不思議ちゃん。非常に面食いで、自分を犯そうとした魔王ヴィンセントに一目惚れしてそのまま交際。リオを身籠る。


【メアリー】

王兄ラドルファスの乳母で、先王の異母妹。ラドルファスとエーブラハムの関係は知っている。孫は諦めたけど孫欲しい。なのでリオを孫がわりにして溺愛する。リオの曾祖母ヘスティアは憧れの女性だった。


【大聖女アンティエーヌ】

モンサロ王国大神殿の聖女。プリッドモア公爵家の姫だが幼い頃より聖魔法に長け、5歳で神殿入りする。虐められることも酷使されることもなく、神に祈って育ったのでお人よしで世間知らず。還俗してリオのお嫁さんになりたい。リオの3歳年上。ローレンスの婚約者だが…?


【マクファーレン公爵】

筆頭公爵家当主。王妃イヴリンの父親で、ふっくらした人が良さそうなお爺さん。政敵には容赦がないが、妻ラブ娘ラブの愛妻家。


【プリッドモア公爵】

四公の1人。痩せた鼻ちょび髭カールのおじさん。聖女アンティエーヌの父親で、アンティエーヌをリオに嫁がせようと画策中。クールに見せかけて実は娘ラブのおじさん。


【シャーロック公爵】

四公の1人。四公の中では一番若い。独身。『賢者の塔』統括、魔導師団長、シャーロック公爵家当主、王子様系美形ととんでもなく優良物件に感じるが、度々暴走して事件を起こしまくる最悪事故物件。オズウェルの兄。名はアデルバード。


【グローヴス公爵】

四公の1人。騎士団長スタンの実祖父。元騎士団長で、5年前までは騎士団長を務めていた。それまで息子がグローヴス公爵家を回していたのだが引退。何故かもう一度公爵家当主に返り咲く。筋骨隆々の爺さん。初恋はヘスティアで、当時のプレンダーガスト伯爵とバチバチに恋の火花を散らしたが敗北。妻とは見合いで結婚したが、長男を1人産んだら逃げられた。スタンがリリアーナに一目惚れして追い回した時は「血だな…」と諦めた。


【ジェシカ・ノーフォーク】

18禁乙女ゲームのヒロイン。ボンキュッボンのロリ顔。


【エルマー・ゲージ】

ウーノモンサロ大公家の寄子の五男。12歳でリオの護衛騎士になる。乙女ゲーム攻略対象者。『ニホン』からの転生者で馴れ馴れしく空気を読まない。リオの前世の世界『ジ・アースのヒノモト』はいまだに武士が刀を持っていたり神や妖と人間の距離が近い『異世界の日本』。エルマーの『ニホン』は現代日本により近い。


【ローレンス・モンサロ】

モンサロ王国の第一王子。乙女ゲームの攻略対象で、メインヒーロー。第一王子なのに『ウーノ(一番目)』が与えられていないあたりでお察し。


【カルヴィン・ハクサム】

宰相補佐の息子で攻略対象者。


【ギャリー・グローヴズ】

攻略対象者で騎士団長の末っ子。


【ゴドウィン・シャーロック】

魔導師団長の息子で攻略対象者。認知してもらっているが婚外子。



【魔王ヴィンセント・ローズブレイド】

黒髪金瞳の白皙の美貌。前作『めい♣︎くらぶまりりん~だめぇ♡聖女なのにイケメンたちにえっちなことされちゃう~』のラスボス。好きなものは妻と息子。嫌いなものは神様。魔王の中で史上最高とも言える魔力を誇る。ぶっちゃけリオより魔力総量は高い。


【ウィルバート】

銀髪モノクルの知的イケメン。魔王軍参謀。ヴィンセント強火担。



【魔王妃リリィ】

ヴィンセントの作ったホムンクルス。リオの6歳歳下幼女。



【ジュール・リュエール・デ・ゼトワール】

北方諸国リュエール・デ・ゼトワールの盟主。白に近い金の髪に桜色の瞳。ティグレを養子にする。その中身しょうたいは………。


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