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ルーカス・フェリエーラと招かれざる訪問者 4
しおりを挟む「………あ?」
あっ…
部屋の温度が急激に下がった気がする。
待て。ちょっと待って糞王太子。やめて。マジやめて。自惚れじゃないが、アレクシス様はおかしいくらい俺が好きだ。12歳の俺を戦場で拾って5年。顔を見るたび口説いてきてやっと結婚に漕ぎ着け幸せの絶頂なんだ。それを取り上げようとか……
「ルーカス様あ!難しいお話になってきたのでぇ、私とあっちでお話しましょっ?」
空気を読まないクソビッチが俺の腕を取って胸を押し付けてきた。なあ、俺は前世の年齢を足したら40過ぎなんだ。女の脂肪は揉み飽きてるノーサンキュー。
「………ルーカス、発言を許可する」
微動だにしない俺にアレクシス様が丸投げしてきやがった。いいのか?いいんだな?もうこれ絶対、王族侮辱のコースだからな!?
「恐れながら申し上げます」
笑顔笑顔。腑は煮えくり帰ってるけど笑顔。俺はクリセルダからそう教わった。
「ルドルフ王子殿下はアレクシス殿下直属二八部隊を如何お考えでしょうか」
「……え…に、はち…ぶたい…?」
「我ら王弟アレクシス直属の者は、アレクシス殿下のために戦い、アレクシス殿下の号令で命を賭け敵を屠ります。我らの生も死も、殺人も鬼畜の所業も全てアレクシス殿下の名の下に。アレクシス殿下は我らの罪も罰も全て背負ってくださると仰った。だから我らはただの暴力装置になれる。アレクシス殿下の道具となれる。さてルドルフ殿下?」
クソビッチの腕を振り払う。
「貴方はどこまでの覚悟がおありか?」
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