【異世界大量転生3】異世界とかよくわかんないけど、とりあえず好きに生きる。

34 決着ってなんだっけ？ ＊

ボロボロの家を直す間、俺は《久遠》と涼音に地下神殿に引き摺り込まれた。

こっちで決着をつけようとか何とか言ってたけど、こっちってなんだ？

流石の地下神殿は全くの無傷。ほんとすげえ。


祭壇の上に登り、袴を脱がされた。


………うん、知ってた。

でもさあ、セックスで勝負つけるってできなくない？できないよね！？



涼音と抱き合うようにして寝転がる。

うつ伏せになった俺の腰を高く浮かせて《久遠》が下着を剥ぐ。ヒヤリとした空気がちょっとだけ心許ない。


「……ん…っ……」


両手で尻を割り開いて、躊躇いもなく《久遠》が穴に舌を這わせる。わざと音を立てて、いやらしく舐めて、細くした舌を中に突っ込む。

濡らしたりしなくったって裂けたりしないのに。それなのに舌と指で嬲る《久遠》は意地悪だ。気持ち良くて、早く入れて欲しくて腰が揺れる。にゅくっと深くまで入り込んできた指に、たまらず声を上げたら涼音の舌が絡みついてきた。


「……っ、…っ………、……！」


気持ちいい、美味しい、気持ちいい…！


「……ふぁ…、あ、あ……《久遠》…ほし……くお、んの…ほし…ひぁ……！」


ずず…と《久遠》のおっきいのが入ってくる。悲鳴は涼音の口の中に消える。

ぱちゅんて音がしそうなほど激しく抜き差ししながらちんこ擦ってくれる。ガツガツ俺の一番いいとこに《久遠》の先っちょが当たる。たまらず涼音に縋り付くと、ギュッて抱き締めてくれる。……甘やかされるって気持ちいい…。


「……っ…」

「…ふぁ…ああ……！！」


《久遠》が小さく息を吐きながら俺の中でイク。魔力が腹の中でブワッと弾けて、俺も1回目…。

んー…、気持ちいい……って余韻に浸ってると、ぬぽんって音がしそうなくらい乱暴に引き抜かれた。今度は涼音が自分の腹の上に俺を座らせる。


「…刹那…今度は僕も……」

「……んっ…！」


ギンギンに勃った涼音のちんこで串刺しにされる。下から深いとこを突き上げられて、ぐちゃぐちゃにちんこ擦られる。《久遠》が俺を後ろから抱きしめて、チュッチュしながら乳首を弄り倒す。

え…なにこの過剰サービス……。

これさあ、神殿守る衛士たちに公開プレイなんだよね…。まあ良いけどさ。

この2人がいて、俺のケツを狙う猛者はきっといない。尻を差し出してくる奴は居るけれど。

ギュウッと乳首を捻られて、痛いのか気持ちいいのかで中を絞めると、涼音がえらく色っぽい声でを出しながらぶちまける。……2回目。

俺の精液でぐちゃぐちゃの涼音の手をベロンと《久遠》が舐めとるのをぼんやり眺める。お前ら仲悪いのか良いのかハッキリしろよ。


「さて、ひと息ついたな」


なにが！？


「うん、刹那成分の補充も終わったし……後はね、ちょっとお仕置きしとかないとね…？」


ふぁ！！？？


「ねえ、刹那？『お召しの日』って……なに？」






えええええええええええええ…。