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ドワーフからの鉄道
しおりを挟むレイプの嫌な思い出をお清めしてもらって。スッキリした顔の嫁'sに外交は任せてくれって言われたから、俺は内政を充実させることにする。
兄ちゃんに鉄道引きたいって言ったら、「…んっ???」って顔された。レールの下に動力組んで人や物を箱で運ぶの!って言っても通じなかった。異世界ェ…!
俺が不在の間に移住希望してくれてた職人気質の十数人のドワーフに説明したら、オッサンズこっわいくらい目を輝かせて設計に入った。
ドワーフってなんか可愛いね。小さい爺さんって感じ?でも機械回路の理解はさすが。レイモンド商会の職人が理解できなかった部分も、質問までしてくる。
質問して、答えて理解してくれる度にいい子いい子して。ご褒美に髪やお髭を編み込んであげると、最初は真っ赤になって激しく拒否してたのに。……次第にネコになった。デレデレだ。小さいオッサンのデレ可愛い。
箱の中に魔石燃料を入れるのはナンセンスだ。補充がめんどくさい。だったら……
『ブレイブリー・ドーン』みたいに、線路に半永久動力を組み込めばいい。
機会回路じゃない。《オリジン》の、第一世代《高天》でしか読めない魔法陣だ。
手始めに鉱山から製鉄所まで引いて見ることにした。
ドワーフ、仕事はぇえwww
魔法陣組み込む俺の方がオッサンたちに「早く!早く!」って言われて焦った。仕事早い上に正確。でも待ちきれない。子供かよ!?くっ!前世の穂高とおんなじ気質かよおおおおおお!?
んで。
オッサンたちの作った試作品トロッコ走らせたら、めっちゃスタンディングオベーション。炭坑夫と製鉄所職員が「これで輸送費と護衛代をボられずに済みます…!」……ってさ。
……うん。
ボッてた冒険者ギルドと商人には俺から苦情を入れといた。
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