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しおりを挟む次の日、横嶋くんはいつものように僕を呼び出す。
「おーい葛城!」「何?横嶋くん。パンでも買ってくる?それともノート?」
手招きする横嶋くんに近付くと、いきなり胸ぐらを掴まれキスされた。
「ン”ンッ……っ、横嶋くん…!?」
慌てて離れると横嶋くんはフッと不敵な笑みを見せつけ言い放つ。
「俺は諦めてねぇからな…?」
変な処が大胆な横嶋くんに、僕は何も言えずに心の中で呟いた。
あぁ。
横嶋くん、君って奴は。
ここが教室だって事忘れてるよっっ!!!
僕らの関係は瞬く間に学校中に知れ渡り、噂が噂を呼んで結局付き合う事になったのは言うまでもない。
end
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