6 / 176
第6話 閑話 エリオットとシルベスター
しおりを挟む
■■ エリオットの場合 ■■
僕の人生は挫折の繰り返しだった。
一度目の挫折は僕が七歳の時だ。
この国の高位貴族はまだ子供の頃に婚約者を決めるケースが多い。政略的な意味合いも勿論あるが、何よりも早く成立させてしまえば、後から他の誰かに浚われる心配が、取り敢えずは無くなるというのが大きいと思う。
とは言っても絶対という訳ではない。成長して他の誰かに目移りする場合もあるだろうし、お互いの性格の不一致もあるだろう。結局の所、最後は当人達の気持ち次第だ。
僕はその舞台に上がることさえ出来なかった。
『シャロン・スカーレット』公爵令嬢。燃えるような赤い髪に気の強そうなやや吊り上がった黒い瞳。将来、確実に美人となるだろう彼女に、僕は一目惚れした。僕は両親にあの娘と結婚したいとおねだりした。両親も同じ公爵家で家格が釣り合うということで賛成してくれた。
直ぐ様スカーレット家に打診したが...断られた...
理由は単純。僕が嫡男じゃないからだ。僕には兄が二人居る。長男が家督を継ぎ、次男は侯爵家に婿入りが決まっている。僕は父の第二爵位である子爵位を継ぐことになる。
一方、彼女の方も嫡男である兄が居るので、彼女は嫁に行くことになる。彼女は子爵夫人じゃ満足出来なかったようだ。幼い僕は泣く泣く諦めるしかなかった...
二度目の挫折は僕が十歳の時だ。
年が同じ第二王子『アルベルト・フォン・アルタイル』殿下の側近候補を選ぶ際、僕は候補に残れなかった。これも理由は単純。僕の成績が悪かったからだ。
当時の僕はやさぐれていた。出来の良い二人の兄と常に比較されて、どうせ敵いっこないからと不貞腐れて勉強に身が入らなかった。優しい両親と兄達はそんな僕を「大丈夫だ、お前なら出来る」と励ましてくれたが、それが余計に辛かった...
三度目の挫折はこの学園に入ってすぐだった。
その頃になると僕も自分の中でなんとか折り合いをつけて前を向けるようになっていた。兄は兄、自分は自分だと、比較するのを止めて自分に出来ることをしようと思っていた。まずはこの学園で一番になる。それを目標に掲げた...が、それは脆くも崩れ去った...
入学して間も無いある日、数学の授業中にそれは起こった。担当の女教師が黒板に書いた問題。それは明らかにまだ習っていない範囲のものだった。クラス中が僅かにざわつく。あてられても答えられないから当然だろう。
だが僕は気にしなかった。あてられたら「先生、まだ習っていない所ですよ」と言ってやれば良いだけだから。そして女教師が指名したのが『ミナ・バートレット』だった。
極端に背が低く、まるであどけない子供のような同級生に、僕はそれまで無関心だった。クラスの女子達は可愛いだのなんだの騒いでいたが、僕は気にも留めなかった。
指名された彼女は無表情のまま黒板に向かった。どうせ解ける訳無いのにと僕は高を括っていた。すると彼女は背が届かないのか、爪先立ちした足をプルプルさせながら、なんとか答えを書き終えた。
「正解よ~ ミナさん凄いわね~」
女教師の言葉に僕は耳を疑った。僕は全く解けなかったのに...
い、いやきっとマグレ当たりだ! そうに違いない! 次の学力テストでは僕の方が上に行くはずだ! こんな子供みたいな奴に負けてたまるかっ!
その学力テストで僕は四度目の挫折を味わうことになった...
◇◇◇
今、僕は寮の自室で頭を抱えている。
なぜあんな愚かなことを...自分で自分が情けなくて泣きたくなる。
ミナ・バートレットが本当に賢いんだってことは、あの数学の授業で分かっていたはずだ。なのに...なんであんな戯れ言を...
オマケに殿下やシャロン嬢、イライザ先生にまで迷惑を掛け、大勢の前で醜態を晒した上に...居たたまれなくてその場から逃げ出した...
僕は本当に最低だ...今頃、学園中で噂になっていることだろう...両親や兄達にとても顔向け出来ない...このまま消え去りたい...
次の日の朝、僕は重たい足取りで女子寮へと向かった。昨夜は一睡もしていない。許して貰えないだろうが、まずは彼女に謝罪をしなければと思った。
そしてこの学園には居られないだろうから、その足で退学届けを出すつもりだった。実家に戻ってもこんな恥晒しに居場所は無いだろうから、家も出るつもりだった。
それなのに...彼女は僕の謝罪を受け入れてくれた...
てっきり罵倒されると思っていた。それだけのことを僕は仕出かしたんだから。でも彼女は恨み言一つ溢さず、しっかりと僕の目を見て筋は通すべきだと諭すのみだった。
信じられなかった...昨日からの胸のつかえが取れて急にスッキリとした気持ちになった。僕は気付けば自分の胸の内を彼女に晒け出していた。きっかけは数学の授業であったこと、醜い嫉妬に駆られていたことなど。彼女は静かに耳を傾けてくれた。
可愛らしいだけだと思っていた彼女のことを初めて美しいと思った一時だった。
彼女にお礼を言ったあと、少しだけ軽くなった足取りで僕は校舎に向かった。まずは関係者に心からのお詫びをしないと。これからの学園生活は針の筵になるだろうけど、自分で蒔いた種だ。しっかり刈り取らないと。
そして...いつか彼女に信頼されるようになりたい。そう思った僕は、退学届けを破り捨てた。もう後ろ向きにはならない。
◇◇◇
その日、初めての魔法実習に参加するため、僕達は演習場に来ていた。
あれは...F組の『シルベスター・ホプキンス』か。あまり良い噂を聞かない奴だ。天才だとか持て囃されていい気になってるとか。常に他者を見下した態度を取るとか。
そんな奴がバートレット嬢とペアを組むだと!? 人を馬鹿にしたような笑みを浮かべてバートレット嬢に近付いていく。僕は何か嫌な予感がしたので注視していた。僕は水属性で、土属性の彼女達のすぐ隣で実習を行っていた。
初めは初級魔法を撃っていた。魔力もそれほど込めていない。それが中級魔法になり魔力を込め始めたあたりで、僕は申し訳ないがペアを組んだ者のことをすっかり忘れて彼女達に注目していた。
そして...危ないっ! 属性違いのしかも火の上級魔法だとっ! 何を考えている、殺す気かっ!
僕は無我夢中で彼女の前に飛び出した...
そして今、彼女と二人でシルベスターが教師に拘束されているのを眺めている。彼女が無事で本当に良かった! しかし良くあの上級魔法を跳ね返せたもんだ! 火事場の馬鹿力ってヤツかな!?
バートレット嬢ではなく「ミナ」と呼ぶことを許して貰えて、少しは彼女に信頼されたように感じられて、僕はとても嬉しくなった。
後日、彼女がシルベスターに厳罰を望んでいないと聞かされた。僕は退学になっても当然だと思ったし、甘い顔を見せる必要も無いと彼女に言ったが、彼女は笑ってこう言った。
「あなたのお陰で怪我もしなかったんだし別にいいじゃない」
彼女らしいと思った。僕もそれに救われたので、それ以上は何も言えなかった。
その代わり、これからも僕が彼女を守って行くと心に誓った。
■■ シルベスターの場合 ■■
なんでこんな事になったんだろう...
ボクは奉仕活動の一環である、町の美化清掃に勤しみながら独りごちる。
殴られた顔は腫れ上がったままだ。あの後、父親にボコボコにされた。親に手を上げられたのは初めてだ...ボクはそれだけのことを仕出かしたのだと改めて思い知らされた。
ボクには生まれつき父親譲りの魔法の才能があった。周りからも天才だと持ち上げられ、注目を一身に浴びて調子に乗っていた。ただ父親からは良くこう言われた。
「生まれ持った才能に満足せず、精進するのを怠るな」
ボクは話し半分に聞いていた。だって鍛練なんかしなくても誰もボクに敵わないし、それでますます皆から注目されるようになっていたからだ。
学園に入学してもそれは変わらないはずだった...なのに...
『ミナ・バートレット』子爵令嬢。注目は彼女に集まった。子供みたいな背格好に可愛らしい容姿。あどけない仕草でたちまち人気者になっていた。気に入らない...
それだけじゃなく、学力テストでは学年首席の座に着いた。才色兼備だと更に持て囃された。気に入らない...
そう、存在自体が気に入らなかった。
だが魔法ならボクの方が上だ。実習で上手い具合に彼女とペアを組めた。ボクはちょっと懲らしめてやろうと思った。彼女の鼻っ柱を折ってやろうと。本当にそれだけだったんだ。それなのに...
彼女は魔法でも強かった。あんな防御見たことない。ボクは苛立った。そして...魔が差した...
気付いたらボクは頭から水を被っていた。
後で聞いたら『エリオット・カーライル』って奴の魔法に押し負けたらしい。ハハッ...なにが天才だ...父の言う通りじゃないか。鍛練を怠った結果がこうだ。ボクは自嘲するしかなかった。
ボクの処分は一ヶ月の停学と奉仕活動の強制という思ったより軽いものだった。退学処分の上、家からも放逐されるのを覚悟していたボクとしては拍子抜けする程だった。
だがそれは一重にバートレット嬢が厳罰を望まなかった故だと聞かされた時、ボクは彼女に敵わないと思った。そして停学が明けたら彼女に誠心誠意謝罪しようと固く決心した。
僕の人生は挫折の繰り返しだった。
一度目の挫折は僕が七歳の時だ。
この国の高位貴族はまだ子供の頃に婚約者を決めるケースが多い。政略的な意味合いも勿論あるが、何よりも早く成立させてしまえば、後から他の誰かに浚われる心配が、取り敢えずは無くなるというのが大きいと思う。
とは言っても絶対という訳ではない。成長して他の誰かに目移りする場合もあるだろうし、お互いの性格の不一致もあるだろう。結局の所、最後は当人達の気持ち次第だ。
僕はその舞台に上がることさえ出来なかった。
『シャロン・スカーレット』公爵令嬢。燃えるような赤い髪に気の強そうなやや吊り上がった黒い瞳。将来、確実に美人となるだろう彼女に、僕は一目惚れした。僕は両親にあの娘と結婚したいとおねだりした。両親も同じ公爵家で家格が釣り合うということで賛成してくれた。
直ぐ様スカーレット家に打診したが...断られた...
理由は単純。僕が嫡男じゃないからだ。僕には兄が二人居る。長男が家督を継ぎ、次男は侯爵家に婿入りが決まっている。僕は父の第二爵位である子爵位を継ぐことになる。
一方、彼女の方も嫡男である兄が居るので、彼女は嫁に行くことになる。彼女は子爵夫人じゃ満足出来なかったようだ。幼い僕は泣く泣く諦めるしかなかった...
二度目の挫折は僕が十歳の時だ。
年が同じ第二王子『アルベルト・フォン・アルタイル』殿下の側近候補を選ぶ際、僕は候補に残れなかった。これも理由は単純。僕の成績が悪かったからだ。
当時の僕はやさぐれていた。出来の良い二人の兄と常に比較されて、どうせ敵いっこないからと不貞腐れて勉強に身が入らなかった。優しい両親と兄達はそんな僕を「大丈夫だ、お前なら出来る」と励ましてくれたが、それが余計に辛かった...
三度目の挫折はこの学園に入ってすぐだった。
その頃になると僕も自分の中でなんとか折り合いをつけて前を向けるようになっていた。兄は兄、自分は自分だと、比較するのを止めて自分に出来ることをしようと思っていた。まずはこの学園で一番になる。それを目標に掲げた...が、それは脆くも崩れ去った...
入学して間も無いある日、数学の授業中にそれは起こった。担当の女教師が黒板に書いた問題。それは明らかにまだ習っていない範囲のものだった。クラス中が僅かにざわつく。あてられても答えられないから当然だろう。
だが僕は気にしなかった。あてられたら「先生、まだ習っていない所ですよ」と言ってやれば良いだけだから。そして女教師が指名したのが『ミナ・バートレット』だった。
極端に背が低く、まるであどけない子供のような同級生に、僕はそれまで無関心だった。クラスの女子達は可愛いだのなんだの騒いでいたが、僕は気にも留めなかった。
指名された彼女は無表情のまま黒板に向かった。どうせ解ける訳無いのにと僕は高を括っていた。すると彼女は背が届かないのか、爪先立ちした足をプルプルさせながら、なんとか答えを書き終えた。
「正解よ~ ミナさん凄いわね~」
女教師の言葉に僕は耳を疑った。僕は全く解けなかったのに...
い、いやきっとマグレ当たりだ! そうに違いない! 次の学力テストでは僕の方が上に行くはずだ! こんな子供みたいな奴に負けてたまるかっ!
その学力テストで僕は四度目の挫折を味わうことになった...
◇◇◇
今、僕は寮の自室で頭を抱えている。
なぜあんな愚かなことを...自分で自分が情けなくて泣きたくなる。
ミナ・バートレットが本当に賢いんだってことは、あの数学の授業で分かっていたはずだ。なのに...なんであんな戯れ言を...
オマケに殿下やシャロン嬢、イライザ先生にまで迷惑を掛け、大勢の前で醜態を晒した上に...居たたまれなくてその場から逃げ出した...
僕は本当に最低だ...今頃、学園中で噂になっていることだろう...両親や兄達にとても顔向け出来ない...このまま消え去りたい...
次の日の朝、僕は重たい足取りで女子寮へと向かった。昨夜は一睡もしていない。許して貰えないだろうが、まずは彼女に謝罪をしなければと思った。
そしてこの学園には居られないだろうから、その足で退学届けを出すつもりだった。実家に戻ってもこんな恥晒しに居場所は無いだろうから、家も出るつもりだった。
それなのに...彼女は僕の謝罪を受け入れてくれた...
てっきり罵倒されると思っていた。それだけのことを僕は仕出かしたんだから。でも彼女は恨み言一つ溢さず、しっかりと僕の目を見て筋は通すべきだと諭すのみだった。
信じられなかった...昨日からの胸のつかえが取れて急にスッキリとした気持ちになった。僕は気付けば自分の胸の内を彼女に晒け出していた。きっかけは数学の授業であったこと、醜い嫉妬に駆られていたことなど。彼女は静かに耳を傾けてくれた。
可愛らしいだけだと思っていた彼女のことを初めて美しいと思った一時だった。
彼女にお礼を言ったあと、少しだけ軽くなった足取りで僕は校舎に向かった。まずは関係者に心からのお詫びをしないと。これからの学園生活は針の筵になるだろうけど、自分で蒔いた種だ。しっかり刈り取らないと。
そして...いつか彼女に信頼されるようになりたい。そう思った僕は、退学届けを破り捨てた。もう後ろ向きにはならない。
◇◇◇
その日、初めての魔法実習に参加するため、僕達は演習場に来ていた。
あれは...F組の『シルベスター・ホプキンス』か。あまり良い噂を聞かない奴だ。天才だとか持て囃されていい気になってるとか。常に他者を見下した態度を取るとか。
そんな奴がバートレット嬢とペアを組むだと!? 人を馬鹿にしたような笑みを浮かべてバートレット嬢に近付いていく。僕は何か嫌な予感がしたので注視していた。僕は水属性で、土属性の彼女達のすぐ隣で実習を行っていた。
初めは初級魔法を撃っていた。魔力もそれほど込めていない。それが中級魔法になり魔力を込め始めたあたりで、僕は申し訳ないがペアを組んだ者のことをすっかり忘れて彼女達に注目していた。
そして...危ないっ! 属性違いのしかも火の上級魔法だとっ! 何を考えている、殺す気かっ!
僕は無我夢中で彼女の前に飛び出した...
そして今、彼女と二人でシルベスターが教師に拘束されているのを眺めている。彼女が無事で本当に良かった! しかし良くあの上級魔法を跳ね返せたもんだ! 火事場の馬鹿力ってヤツかな!?
バートレット嬢ではなく「ミナ」と呼ぶことを許して貰えて、少しは彼女に信頼されたように感じられて、僕はとても嬉しくなった。
後日、彼女がシルベスターに厳罰を望んでいないと聞かされた。僕は退学になっても当然だと思ったし、甘い顔を見せる必要も無いと彼女に言ったが、彼女は笑ってこう言った。
「あなたのお陰で怪我もしなかったんだし別にいいじゃない」
彼女らしいと思った。僕もそれに救われたので、それ以上は何も言えなかった。
その代わり、これからも僕が彼女を守って行くと心に誓った。
■■ シルベスターの場合 ■■
なんでこんな事になったんだろう...
ボクは奉仕活動の一環である、町の美化清掃に勤しみながら独りごちる。
殴られた顔は腫れ上がったままだ。あの後、父親にボコボコにされた。親に手を上げられたのは初めてだ...ボクはそれだけのことを仕出かしたのだと改めて思い知らされた。
ボクには生まれつき父親譲りの魔法の才能があった。周りからも天才だと持ち上げられ、注目を一身に浴びて調子に乗っていた。ただ父親からは良くこう言われた。
「生まれ持った才能に満足せず、精進するのを怠るな」
ボクは話し半分に聞いていた。だって鍛練なんかしなくても誰もボクに敵わないし、それでますます皆から注目されるようになっていたからだ。
学園に入学してもそれは変わらないはずだった...なのに...
『ミナ・バートレット』子爵令嬢。注目は彼女に集まった。子供みたいな背格好に可愛らしい容姿。あどけない仕草でたちまち人気者になっていた。気に入らない...
それだけじゃなく、学力テストでは学年首席の座に着いた。才色兼備だと更に持て囃された。気に入らない...
そう、存在自体が気に入らなかった。
だが魔法ならボクの方が上だ。実習で上手い具合に彼女とペアを組めた。ボクはちょっと懲らしめてやろうと思った。彼女の鼻っ柱を折ってやろうと。本当にそれだけだったんだ。それなのに...
彼女は魔法でも強かった。あんな防御見たことない。ボクは苛立った。そして...魔が差した...
気付いたらボクは頭から水を被っていた。
後で聞いたら『エリオット・カーライル』って奴の魔法に押し負けたらしい。ハハッ...なにが天才だ...父の言う通りじゃないか。鍛練を怠った結果がこうだ。ボクは自嘲するしかなかった。
ボクの処分は一ヶ月の停学と奉仕活動の強制という思ったより軽いものだった。退学処分の上、家からも放逐されるのを覚悟していたボクとしては拍子抜けする程だった。
だがそれは一重にバートレット嬢が厳罰を望まなかった故だと聞かされた時、ボクは彼女に敵わないと思った。そして停学が明けたら彼女に誠心誠意謝罪しようと固く決心した。
11
お気に入りに追加
1,114
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームに転生した世界でメイドやってます!毎日大変ですが、瓶底メガネ片手に邁進します!
美月一乃
恋愛
前世で大好きなゲームの世界?に転生した自分の立ち位置はモブ!
でも、自分の人生満喫をと仕事を初めたら
偶然にも大好きなライバルキャラに仕えていますが、毎日がちょっと、いえすっごい大変です!
瓶底メガネと縄を片手に、メイド服で邁進してます。
「ちがいますよ、これは邁進してちゃダメな奴なのにー」
と思いながら
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」
なつきコイン
ファンタジー
転生者の幼女レイニィは、女神から現代知識を異世界に広めることの引き換えに、なりたかった『お天気キャスター』になるため、加護と仮職(プレジョブ)を授かった。
授かった加護は、前世の記憶(異世界)、魔力無限、自己再生
そして、仮職(プレジョブ)は『大魔術師(仮)』
仮職が『お天気キャスター』でなかったことにショックを受けるが、まだ仮職だ。『お天気キャスター』の職を得るため、努力を重ねることにした。
魔術の勉強や試練の達成、同時に気象観測もしようとしたが、この世界、肝心の観測器具が温度計すらなかった。なければどうする。作るしかないでしょう。
常識外れの魔法を駆使し、蟻の化け物やスライムを狩り、素材を集めて観測器具を作っていく。
ほのぼの家族と周りのみんなに助けられ、レイニィは『お天気キャスター』目指して、今日も頑張る。時々は頑張り過ぎちゃうけど、それはご愛敬だ。
カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、アルファポリス、に公開中
タイトルを
「転生したって、あたし『お天気キャスター』になるの! そう女神様にお願いしたのに、なぜ『大魔術師(仮)』?!」
から変更しました。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
こちらの世界でも図太く生きていきます
柚子ライム
ファンタジー
銀座を歩いていたら異世界に!?
若返って異世界デビュー。
がんばって生きていこうと思います。
のんびり更新になる予定。
気長にお付き合いいただけると幸いです。
★加筆修正中★
なろう様にも掲載しています。
異世界に転生したら転生特典が言語マスターだったので、通訳になろうと思います
真理亜
恋愛
私の名はアビー。転生者だ。私が転生した世界に魔法はなく、代わりにスキルが存在していた。神からの贈り物、ギフトとも呼ばれるその能力は様々な特殊効果を発揮するが、私のギフトは言語マスターというこの世界に存在する全ての言語を理解するという能力だった。その能力を買われて王宮勤めとなる。やがて王太子付きとなり諸外国との外交に駆り出されるようになったり、養子先の家のゴタゴタに巻き込まれたり、とにかく大変な日々を過ごすことになるが、言語マスターの能力を活かしてなんとか乗り越えていく。
私、のんびり暮らしたいんです!
クロウ
ファンタジー
神様の手違いで死んだ少女は、異世界のとある村で転生した。
神様から貰ったスキルで今世はのんびりと過ごすんだ!
しかし番を探しに訪れた第2王子に、番認定をされて……。
転生した愛し子は幸せを知る
ひつ
ファンタジー
宮月 華(みやつき はな) は死んだ。華は死に間際に「誰でもいいから私を愛して欲しかったな…」と願った。
次の瞬間、華は白い空間に!!すると、目の前に男の人(?)が現れ、「新たな世界で愛される幸せを知って欲しい!」と新たな名を貰い、過保護な神(パパ)にスキルやアイテムを貰って旅立つことに!
転生した女の子が周りから愛され、幸せになるお話です。
結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)
小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!
ひより のどか
ファンタジー
ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。
一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて?
主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍?
「ねぇたまたちは、ぼくがまもりゅのら!」
『わふっ』
もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる