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空中戦?
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「えぇっ!? いいんですか!? というか人が乗れるんですか!?」
「アスカさん、お忘れですか? ルキノちゃんを王都に運んだ時のことを?」
「あ、そうでした...」
「一人なら問題なく乗れますよ? 多分、私が一番乗せて貰っていると思います。ちなみにアスカさんは高所恐怖症とかじゃありませんよね?」
「え、えぇ、それは大丈夫ですが...」
「だったらやってみましょうよ。ラウムさんもそれでいいですよね?」
「あ、あぁ、構わない...」
「じゃあ決まりですね。お~い! ステラさ~ん!」
私は大きく手を振って、上空を旋回しているステラさんに呼び掛ける。気付いたステラさんがゆっくりと降りて来る。
「ステラさん、ご覧の通りアナコンダが水の中に潜っちゃいました。上空からアスカさんが氷の魔法で攻撃して、この池だか沼だかを少しずつ凍らせて行き、ラウムさんの居る所まで誘導しようと思っています。アスカさんを乗せて飛んで貰っていいですか?」
「なるほど。それは構いませんが、カリナさんの亜空間に潜って攻撃するのはダメなんですか? 確か空中にも行けましたよね?」
「えぇ、それも考えたんですが...あの巨体にも関わらず、思いの外アナコンダの動きが素早いんで、ヘタしたら逃がしてしまうかも知れないなって思いまして」
「あぁ、そういうことですか。分かりました。アスカさん、背中にどうぞ?」
「は、はい...よろしくお願いします...」
ちなみにステラさんは降りて来た時、鳥から人の姿に戻っている。当然ながら素っ裸なので、私が亜空間からバスタオルを取り出してそれで身を隠していたりする。
まぁ、私達以外誰にも見られていないとはいえ、そこは女の恥じらいというか嗜みというか。やっぱり隠しておくべきだろう。
「えっと...こんな感じで良いんでしょうか...」
「クエッ!」
アスカさんがおっかなビックリと言った感じで、鳥の姿に戻ったステラさんに跨がる。
「アスカさん、馬に跨がるような感じで乗って下さい。足に力を込めて挟み込むようにして跨がれば安定しますよ? 大丈夫、落ちたりしませんから」
「わ、分かりました!」
「じゃあステラさん、よろしくお願いします」
「クエッ!」
ステラさんはアスカさんを乗せてゆっくり飛び立って行った。
「うっひゃあっ! 飛んでる~! 私、今空を飛んでるよ~! 凄い凄い凄い~! 高い高い高い~! 怖いけどなんか楽しい~♪」
「おい! アスカ! あんまりハシャグんじゃない! 目的を忘れてんじゃないだろうな!?」
ラウムさんが呆れたように叱り付ける。
「わ、分かってますよ~!」
うんうん、気持ちは良く分かる。
私も初めてステラさんに乗って空を飛んだ時はハシャイだもんだよ。
「アスカさん、お忘れですか? ルキノちゃんを王都に運んだ時のことを?」
「あ、そうでした...」
「一人なら問題なく乗れますよ? 多分、私が一番乗せて貰っていると思います。ちなみにアスカさんは高所恐怖症とかじゃありませんよね?」
「え、えぇ、それは大丈夫ですが...」
「だったらやってみましょうよ。ラウムさんもそれでいいですよね?」
「あ、あぁ、構わない...」
「じゃあ決まりですね。お~い! ステラさ~ん!」
私は大きく手を振って、上空を旋回しているステラさんに呼び掛ける。気付いたステラさんがゆっくりと降りて来る。
「ステラさん、ご覧の通りアナコンダが水の中に潜っちゃいました。上空からアスカさんが氷の魔法で攻撃して、この池だか沼だかを少しずつ凍らせて行き、ラウムさんの居る所まで誘導しようと思っています。アスカさんを乗せて飛んで貰っていいですか?」
「なるほど。それは構いませんが、カリナさんの亜空間に潜って攻撃するのはダメなんですか? 確か空中にも行けましたよね?」
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「あぁ、そういうことですか。分かりました。アスカさん、背中にどうぞ?」
「は、はい...よろしくお願いします...」
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まぁ、私達以外誰にも見られていないとはいえ、そこは女の恥じらいというか嗜みというか。やっぱり隠しておくべきだろう。
「えっと...こんな感じで良いんでしょうか...」
「クエッ!」
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「わ、分かりました!」
「じゃあステラさん、よろしくお願いします」
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「おい! アスカ! あんまりハシャグんじゃない! 目的を忘れてんじゃないだろうな!?」
ラウムさんが呆れたように叱り付ける。
「わ、分かってますよ~!」
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私も初めてステラさんに乗って空を飛んだ時はハシャイだもんだよ。
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