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ビッチ迷走
三文芝居(読み飛ばしOK非エロエピソード)
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リョーコは校長室で指導を受けた後、学校を出たところで男子学生に声をかけられた。
「やあミス・カンド、奇遇だね」
校門の脇で誰かを待っている様子で立っていた学生はリョーコを見つけるとにこやかに微笑みかけてきた。
「あら、えーっと」
男子学生の顔と声に見覚えはあるが名前がわからない。
「ああ、ボクはジェッセ。君と同じクラスでイムラ先生の一般教養の授業を受けてたんだけど・・・」
「ごめんなさい・・・ジェッセ?
アタシに話しかけてきていた男の子たちの中にアナタがいたのは憶えているけど、自己紹介はされてなかったみたいだったから・・・・」
「ああ、そうだった!そうだったね?
君の自己紹介は学校で聞いていたからてっきり済ませた気になってたよ。
じゃあ改めて、僕の名前はジェッセで君と同級生だ。
父の名はシャーロック…聞いたことないかな?王室の御用商人なんだ」
(やだ!だとしたら超お金持ちじゃない!?)
「シャーロックさん?ええ、存じてます。お会いしたことも…」
シャーロックの名は第四次勇者計画の関係者の一人として記憶していた。王宮で見た太って背が低くて猫背気味で陰気で、それでいて妙にいやらしい愛想笑いの張り付いた顔が思い浮かぶ。目の前の端正な顔立ちで痩せ気味の青年と血がつながっているとは信じがたい気がした。
「そうだったのかい!?
父は王室に深くかかわっているから、仕事によってはあまり話してくれないことも多いんだ。そういえば君はイェッタハン内務尚書の御声掛かりで入学したんだっけ?」
「ええ、イェッタハンさんにはお世話になってます。」
「そうなのか、じゃあボクのことも父の店同様に仲良くしてほしいね。」
「ええ、どうぞよろしく。
ところで何か御用かしら?」
「何、用と言うほどでもないんだ。
君が一人で歩いて登下校していると聞いたものでね、エスコートを買って出てみたところさ。
たしか、ファウスト博士の家に住んでるんだろう?」
「ええ、よく御存知ね。」
「じゃあ、お送りさせていただいて構わないかな?」
リョーコと話している間ジェッセの視線はほとんどリョーコの胸元に注がれていて下心を全く隠せていなかったが、シャーロックの息子だし初めての同級生の知人ということもあってリョーコは申し出を受け入れることにした。
二人が連れ立って歩いて間もなく、二人の目の前に2人の暴漢が現れた。
「とまれ!金目の物を置いていけ!ついでに女も置いていけ!」
棒読み口調でありきたりなセリフを叫んだ暴漢は手に角材を持ち、顔を覆面で隠し、ボロを纏っているが袖口から見え隠れするボロの下の服や、ズボンや靴下や靴は随分と上等そうだ。
(何コイツ等?この辺はロケッツの縄張りのはずだけど、ロケッツの人たちじゃないわよね?)
「下がるんだミス・カンド!」
リョーコの前にジェッセが立ちはだかる。
「ギャングどもめ!目に物見せてやるぞ?!」
ジェッセはどこからともなく銃を取り出して暴漢たちに突き付けた・・・銃!?
(何それ!?)
それはラグビーボールを半分くらいの大きさに縮めたような楕円形のボディーにピストルグリップを取り付けたような金ピカの何かだった。前端部分がガラスかプラスチックかはわからないが赤い半透明の円錐状の部品が付いていて後端部は銀色のダイヤルになっている。楕円ボディー本体の左右真横…ラグビーボールの網目がある部分にはやはり銀色の放熱ダクトのようなものが付いていて、その前後に丸いレンズが一つずつ。本体の右上、右下、左上、左下の四か所にそれぞれ放熱ダクトに沿うように放熱フィン付きの動力パイプらしきものが取り付けられ、さらに本体後部の上側左右…横から見るとピストルグリップの真上あたりに鬼の角みたいにアンテナが2本生えている。棒状のアンテナの先端には球体が付いていて、途中にはやはり放熱フィンらしき円盤がたくさんついていた。
「さあ、悪漢どもめ!コイツを食らいたくなければ、何所なりと失せるがいい!!」
どう見てもオモチャだが・・・それを見た暴漢たちはあからさまに狼狽えた。
「あぁ!?何だテメェらぁ!!」
あらぬ方向から怒声が響き、突然少年たちが暴漢たちに襲い掛かる。
「ああっ!ロレンツォ、グラシアーノ!?」
暴漢が少年たちに襲われてあっという間に伸されて倒れてゆく様を見て、ジェッセは驚きの声を上げた。
「?…知ってるの?」
「いやっ、し、し、知らない!!」
暴漢を襲った少年たちがジェッセとリョーコに気づく。
「ん、何だアンタら?…あっ!」
「あら、インディオ?」
少年たちの一人は今朝ペペとともにリョーコを犯したロケッツの一人だった。
「し、知り合いか?」
「ロケッツの一人よ。」
「ロ、ロケッツ!?ギャング団の?」
「え、ええ」
「ほ・・・本物・・・」
ジェッセの顔が青くなり、手が震え始める。
「兄ちゃん誰だい?兄ちゃんの連れてる女ぁ、ウチの・・・」
「うわぁぁぁ近づくなぁぁぁ!!」
インディオが何か言いながら近づいてくると、ジェッセは手に持った銃(?)を少年たちに向けて引き金を引いた。
ピコッ!
間の抜けた電子音とともに先端の赤いレンズが光る。それとともにインディオが「ウッ」とうめき声をあげてその場に倒れた。
「ア、アニキ!?」
「お、テメっ何を」
ピコピコピコピコ!
少年たちは驚き何か抗議しようとしたようだったが、ジェッセは構わず銃(?)を乱射した。気づけば立っている者は残っていなかった。銃(?)の4本の動力パイプと2本のアンテナはわずかに赤く光り、左右の排気ダクトからはシューッ湯気が噴き出ている。ダクトの前後に付いている丸いレンズは黄色に光っていた。
「こ、殺しちゃったの!?」
「まままま、まさか!!
ス、スタン・モードさ、ミス・カンド。
怪我はないかい?」
「ア、アタシは大丈夫だけど…この人たちアタシたちを助けてくれたのに!」
「ギャングだよ!?
コイツ等、この2人を襲ったんだ!」
「そうだけど!
アタシたちを助けるために襲ったんでしょ!?」
「そんなのわかるもんか!
あの後、ボクらを襲ったかもしれないじゃないか!」
「それにしたって警告も確認も無しに撃つなんて!
だいたいソレは何よ!?」
「これかい?
いいだろ!パパに買ってもらったんだ!」
ジェッセは銃(?)を見せびらかすように突き出した。
「パパ!?」
「いや、ああ…父だ。
ハンド・ショック・カノンだぞ!
出力を最大にすれば戦車だってイチコロさ!」
「そんな危ない物、何で持ち歩いてんの?!」
「護身用に決まってるだろ!?」
「とにかく今はそんな物しまって!危ないわ!!
今は手当てしなきゃ!
助けを呼べる?」
「任せてくれたまえ!
ランスロット!!」
ジェッセが振り返って大声で叫ぶと、物陰から一人の小男が現れて駆けてきて跪いた。
「へぃ、坊ちゃん!」
「『坊ちゃん』はやめろ!
後のことはどうなっている!?」
「警察へは通報済みです。
お学友のことも含め、万事お任せください。」
小男がそう言うとジェッセはリョーコに向き直って胸を張った。
「だそうだ、ミス・カンド。もう心配は要らないよ。」
「この人誰?」
「気にしないでくれたまえ。
ボクの小間使いの一人でランスロットだ。」
「ランスロットと申しますお嬢様、どうぞ坊ちゃん共々よろしく。」
「お前は黙ってろ!」
「おう、何だこりゃ!?」
ジェッセがランスロットを紹介しているとコーデルが駆け付け、地面に横たわる7人の少年たちを見て驚いた。
「コーデル警部!?」
「ああ?なんだカンド・リョーコ、またお前か!?」
「アタシじゃないわよ!?」
「お前じゃなくても無関係じゃないだろ!そっちの小僧は何だ!?」
ガラの悪いオッサンの登場にジェッセが再び身構える。
「ミス・カンド、君の知り合いかい?」
「え、ええ、コーデル警部よ。」
リョーコが答えるとジェッセの態度が急に大きくなる。
「ふ、何だ警察か、制服を着てないからてっきりギャングの親玉かと思ったじゃないか」
「ああん?小僧、お前何者だ?その手に持ってるものは何だ?」
ジェッセの生意気な態度にカチンと来たコーデルが詰め寄る。
「ランスロット!」
「へい、坊ちゃん!!」
コーデルの前にランスロットが立ちはだかった。
「何だお前は?」
「私はシャーロック様の御子息ジェッセ坊ちゃんの小間使いをしておりますランスロットと申します。」
「シャ、シャーロックってあのシャーロック商会の!?」
コーデルが驚きの声を上げると、ジェッセが胸を張ってフフンと鼻を鳴らす。
「はい、実はジェッセ坊ちゃんと御学友を悪漢どもが襲いまして、坊ちゃんがこれを打ち倒したのでございます。一部始終は私が見ておりました。警察に通報したのも私でございます。
警部、これはほんの名刺代わりでございます。」
ランスロットはそう慇懃に説明しながらコーデルに数枚の紙幣を差し出すと、コーデルはそれをひったくるように受け取りポケットに入れた。
「う、うむ、そういう事ですか、良くわかりました。
では、そのように処理させていただきます。」
「警部!?」
「何だリョーコ、もう捜査は済んだから行っていいぞ?」
「アタシを襲ったのはこっちの2人で、こっちの5人はアタシを助けるために2人を襲ったのよ!」
「ああ、わかったわかった。
ギャング同士の仲間割れかなんかだろ?」
「違うわよ!」
リョーコがロケッツの少年たちをかばおうとしているらしいことに気づいたコーデルがニヤッと笑った。
「よし、じゃあお前も一緒に署に来い。
では、ジェッセ坊ちゃん、後のことはこのマット・コーデル警部にお任せください。」
さっきの威勢はどこへやら、いい歳したオッサンがジェッセに媚びを売るように愛想笑いをする。
「いや警部、ボクはミス・カンドを家までエスコートしている途中なんだ。
一緒に行かせてもらっていいだろうね?」
「え!?ええ…ええ、まあ…じゃあそういうことでしたら…
おいリョーコ!」
コーデルはリョーコを小声で呼びつける。
「何よ!子供にヘーコラしちゃって!」
「うるさい、ファウスト博士に用があるから後で行くからな、そん時話を聞かせろ、いいな!?
じゃないとコイツ等全員まとめてブタ箱に放り込むからな!?」
「わかったわよ!」
「もういいかな警部?ボクたちは急ぐんだ」
ジェッセがイライラしながら言うと、コーデルはまた気色悪い愛想笑いを浮かべた。
「はい!どうぞどうぞ、後のことはすべてこのマット・コーデル警部が処理しますんで!」
ジェッセとリョーコはその場を後にした。
「ミス・カンド、さっきはひどい目にあったね。怖かったかい?」
「いえ、大丈夫よ。」
「そうか、でも安心してくれ。君にはボクがついてるからね。」
(大丈夫って言ったんだけど話聞いてないの!?)
「さっきの警部のことも心配しなくていいよ。
君に何か要求していたようだけど、君さえよければやめさせよう。」
「ああ、詳しい話を聞かせろって言ってただけよ。」
「やめさせようか?
これでも警察には多少顔が利くんだ。」
「いえ、いいわ。じゃないと彼らみんなブタ箱に入れられちゃうから。」
「ブタ箱に入れる?」
「ええ、あの警部がそう言ってたの。」
「はっはっは、豚の世話をさせるだけで済ますだなんて、意外と寛容だね。」
「え!?ブタ箱って牢屋のことよ?」
「牢屋!?家畜小屋のことじゃなくて?」
「違うわよ!『ブタ箱に入れる』ってのは監獄に送り込む事よ!」
「じゃ、じゃあロレンツォやグラシアーノは?」
「誰それ?」
「あ、いや、何でもない・・・」
「とにかく、警部さんに事情を話してあの人たちが刑務所に入れられないようにしてあげないと・・・」
「あ、ああ、そうだね・・・」
「どうしたの?大丈夫!?」
「大丈夫さ!もちろん!いや、いい天気だね」
「曇ってるわよ?」
そのまま二人はかみ合わない話をつづけながらファウストの家の前まで来た。
「えっと・・・送ってくれてありがとう。」
「何、お安い御用さミス・カンド。」
「あの・・・寄ってく?」
「ああ、そうだね。是非寄りたいところだけど、でも、遠慮するよ。
急用を思い出したからね。じゃあ、失礼するよ!」
ジェッセは急いで帰っていった。たぶん、あの最初に襲ってきた2人を助けに行くんだろう。
「金持ちのボンボンだからコネ作っとこうかと思ったけど、アレじゃあチョットねぇ・・・」
🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶 結果報告 🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶
リョーコの自己肯定感は68ポイントのままだ。
【レベル】14
【累計性交回数】229+0
【累計性交人数】52+0
【累計自慰回数】15+0
【累計絶頂回数】547+0
【累計射精回数】223+0
【累計射精人数】58+0
【累計射精量】1308+0
【累計口淫回数】42+0
【累計口淫人数】20+0
【累計口内射精回数】24+0
【累計口内射精人数】16+0
【累計口内射精量】141+0
【累計精液嚥下回数】22+0
【累計精液嚥下人数】14+0
【累計嚥下性液量】130+0
【累計膣挿入回数】189+0
【累計膣挿入人数】51+0
【累計膣内射精回数】185+0
【累計膣内射精人数】51+0
【累計膣内射精量】1080+0
【累計潮噴き回数】21+0
【累計肛虐回数】7+0
【累計肛虐人数】7+0
【累計直腸射精回数】7+0
【累計直腸射精人数】7+0
【累計直腸射精量】38+0
【累計強姦回数】20+0
【累計強姦人数】35+0
【最高連続絶頂回数】5
【累積経験値】4660+0(次のレベルアップ経験値5129)
新規実績解除:なし
解除実績:【自慰】【学校で自慰】【露出自慰】【セックス】【レイプ】【学校でセックス】【便所でセックス】【教師とセックス】【学校でレイプ】【学校で絶頂】【レイプで絶頂】【膣内射精】【中出し絶頂】【青姦】【輪姦】【3P】【路地裏セックス】【公園セックス】【フェラチオ】【イマラチオ】【串刺し】【口内射精】【連続絶頂】【精液嚥下】【アナルセックス】【腸内射精】【スパンキング】【潮噴き】【催眠】【逆ナンパ】【誘い受け】【肉鞭指導】【昏睡姦】【浮浪者とセックス】【お掃除フェラ】【取調べセックス】【警官とセックス】【駅弁】【コーデルの情婦】【肉体接待】【倉庫でセックス】【監禁】【失神】【二穴挿入】【オークスのオモチャ】【監獄ファック】【手錠プレイ】【身体検査】【クレッツァーのオモチャ】【筆おろし】【乱交】【三穴開通】【ロケッツのオモチャ】【眠姦】【NTR】【同時絶頂】【暗示】【抜かず3発】【ベルナルドの女】【ザーメン1L】【カラダで買物】【不倫】【露出散歩】【エステバンの恋人】【顔面シャワー】【バイブ】【異物挿入】【生体実験】【公然絶頂】【レズ】【調教】【膣内射精1L】【痴漢】【手コキ】【ぶっかけ】【エッチな告白】【覗かれ】
「やあミス・カンド、奇遇だね」
校門の脇で誰かを待っている様子で立っていた学生はリョーコを見つけるとにこやかに微笑みかけてきた。
「あら、えーっと」
男子学生の顔と声に見覚えはあるが名前がわからない。
「ああ、ボクはジェッセ。君と同じクラスでイムラ先生の一般教養の授業を受けてたんだけど・・・」
「ごめんなさい・・・ジェッセ?
アタシに話しかけてきていた男の子たちの中にアナタがいたのは憶えているけど、自己紹介はされてなかったみたいだったから・・・・」
「ああ、そうだった!そうだったね?
君の自己紹介は学校で聞いていたからてっきり済ませた気になってたよ。
じゃあ改めて、僕の名前はジェッセで君と同級生だ。
父の名はシャーロック…聞いたことないかな?王室の御用商人なんだ」
(やだ!だとしたら超お金持ちじゃない!?)
「シャーロックさん?ええ、存じてます。お会いしたことも…」
シャーロックの名は第四次勇者計画の関係者の一人として記憶していた。王宮で見た太って背が低くて猫背気味で陰気で、それでいて妙にいやらしい愛想笑いの張り付いた顔が思い浮かぶ。目の前の端正な顔立ちで痩せ気味の青年と血がつながっているとは信じがたい気がした。
「そうだったのかい!?
父は王室に深くかかわっているから、仕事によってはあまり話してくれないことも多いんだ。そういえば君はイェッタハン内務尚書の御声掛かりで入学したんだっけ?」
「ええ、イェッタハンさんにはお世話になってます。」
「そうなのか、じゃあボクのことも父の店同様に仲良くしてほしいね。」
「ええ、どうぞよろしく。
ところで何か御用かしら?」
「何、用と言うほどでもないんだ。
君が一人で歩いて登下校していると聞いたものでね、エスコートを買って出てみたところさ。
たしか、ファウスト博士の家に住んでるんだろう?」
「ええ、よく御存知ね。」
「じゃあ、お送りさせていただいて構わないかな?」
リョーコと話している間ジェッセの視線はほとんどリョーコの胸元に注がれていて下心を全く隠せていなかったが、シャーロックの息子だし初めての同級生の知人ということもあってリョーコは申し出を受け入れることにした。
二人が連れ立って歩いて間もなく、二人の目の前に2人の暴漢が現れた。
「とまれ!金目の物を置いていけ!ついでに女も置いていけ!」
棒読み口調でありきたりなセリフを叫んだ暴漢は手に角材を持ち、顔を覆面で隠し、ボロを纏っているが袖口から見え隠れするボロの下の服や、ズボンや靴下や靴は随分と上等そうだ。
(何コイツ等?この辺はロケッツの縄張りのはずだけど、ロケッツの人たちじゃないわよね?)
「下がるんだミス・カンド!」
リョーコの前にジェッセが立ちはだかる。
「ギャングどもめ!目に物見せてやるぞ?!」
ジェッセはどこからともなく銃を取り出して暴漢たちに突き付けた・・・銃!?
(何それ!?)
それはラグビーボールを半分くらいの大きさに縮めたような楕円形のボディーにピストルグリップを取り付けたような金ピカの何かだった。前端部分がガラスかプラスチックかはわからないが赤い半透明の円錐状の部品が付いていて後端部は銀色のダイヤルになっている。楕円ボディー本体の左右真横…ラグビーボールの網目がある部分にはやはり銀色の放熱ダクトのようなものが付いていて、その前後に丸いレンズが一つずつ。本体の右上、右下、左上、左下の四か所にそれぞれ放熱ダクトに沿うように放熱フィン付きの動力パイプらしきものが取り付けられ、さらに本体後部の上側左右…横から見るとピストルグリップの真上あたりに鬼の角みたいにアンテナが2本生えている。棒状のアンテナの先端には球体が付いていて、途中にはやはり放熱フィンらしき円盤がたくさんついていた。
「さあ、悪漢どもめ!コイツを食らいたくなければ、何所なりと失せるがいい!!」
どう見てもオモチャだが・・・それを見た暴漢たちはあからさまに狼狽えた。
「あぁ!?何だテメェらぁ!!」
あらぬ方向から怒声が響き、突然少年たちが暴漢たちに襲い掛かる。
「ああっ!ロレンツォ、グラシアーノ!?」
暴漢が少年たちに襲われてあっという間に伸されて倒れてゆく様を見て、ジェッセは驚きの声を上げた。
「?…知ってるの?」
「いやっ、し、し、知らない!!」
暴漢を襲った少年たちがジェッセとリョーコに気づく。
「ん、何だアンタら?…あっ!」
「あら、インディオ?」
少年たちの一人は今朝ペペとともにリョーコを犯したロケッツの一人だった。
「し、知り合いか?」
「ロケッツの一人よ。」
「ロ、ロケッツ!?ギャング団の?」
「え、ええ」
「ほ・・・本物・・・」
ジェッセの顔が青くなり、手が震え始める。
「兄ちゃん誰だい?兄ちゃんの連れてる女ぁ、ウチの・・・」
「うわぁぁぁ近づくなぁぁぁ!!」
インディオが何か言いながら近づいてくると、ジェッセは手に持った銃(?)を少年たちに向けて引き金を引いた。
ピコッ!
間の抜けた電子音とともに先端の赤いレンズが光る。それとともにインディオが「ウッ」とうめき声をあげてその場に倒れた。
「ア、アニキ!?」
「お、テメっ何を」
ピコピコピコピコ!
少年たちは驚き何か抗議しようとしたようだったが、ジェッセは構わず銃(?)を乱射した。気づけば立っている者は残っていなかった。銃(?)の4本の動力パイプと2本のアンテナはわずかに赤く光り、左右の排気ダクトからはシューッ湯気が噴き出ている。ダクトの前後に付いている丸いレンズは黄色に光っていた。
「こ、殺しちゃったの!?」
「まままま、まさか!!
ス、スタン・モードさ、ミス・カンド。
怪我はないかい?」
「ア、アタシは大丈夫だけど…この人たちアタシたちを助けてくれたのに!」
「ギャングだよ!?
コイツ等、この2人を襲ったんだ!」
「そうだけど!
アタシたちを助けるために襲ったんでしょ!?」
「そんなのわかるもんか!
あの後、ボクらを襲ったかもしれないじゃないか!」
「それにしたって警告も確認も無しに撃つなんて!
だいたいソレは何よ!?」
「これかい?
いいだろ!パパに買ってもらったんだ!」
ジェッセは銃(?)を見せびらかすように突き出した。
「パパ!?」
「いや、ああ…父だ。
ハンド・ショック・カノンだぞ!
出力を最大にすれば戦車だってイチコロさ!」
「そんな危ない物、何で持ち歩いてんの?!」
「護身用に決まってるだろ!?」
「とにかく今はそんな物しまって!危ないわ!!
今は手当てしなきゃ!
助けを呼べる?」
「任せてくれたまえ!
ランスロット!!」
ジェッセが振り返って大声で叫ぶと、物陰から一人の小男が現れて駆けてきて跪いた。
「へぃ、坊ちゃん!」
「『坊ちゃん』はやめろ!
後のことはどうなっている!?」
「警察へは通報済みです。
お学友のことも含め、万事お任せください。」
小男がそう言うとジェッセはリョーコに向き直って胸を張った。
「だそうだ、ミス・カンド。もう心配は要らないよ。」
「この人誰?」
「気にしないでくれたまえ。
ボクの小間使いの一人でランスロットだ。」
「ランスロットと申しますお嬢様、どうぞ坊ちゃん共々よろしく。」
「お前は黙ってろ!」
「おう、何だこりゃ!?」
ジェッセがランスロットを紹介しているとコーデルが駆け付け、地面に横たわる7人の少年たちを見て驚いた。
「コーデル警部!?」
「ああ?なんだカンド・リョーコ、またお前か!?」
「アタシじゃないわよ!?」
「お前じゃなくても無関係じゃないだろ!そっちの小僧は何だ!?」
ガラの悪いオッサンの登場にジェッセが再び身構える。
「ミス・カンド、君の知り合いかい?」
「え、ええ、コーデル警部よ。」
リョーコが答えるとジェッセの態度が急に大きくなる。
「ふ、何だ警察か、制服を着てないからてっきりギャングの親玉かと思ったじゃないか」
「ああん?小僧、お前何者だ?その手に持ってるものは何だ?」
ジェッセの生意気な態度にカチンと来たコーデルが詰め寄る。
「ランスロット!」
「へい、坊ちゃん!!」
コーデルの前にランスロットが立ちはだかった。
「何だお前は?」
「私はシャーロック様の御子息ジェッセ坊ちゃんの小間使いをしておりますランスロットと申します。」
「シャ、シャーロックってあのシャーロック商会の!?」
コーデルが驚きの声を上げると、ジェッセが胸を張ってフフンと鼻を鳴らす。
「はい、実はジェッセ坊ちゃんと御学友を悪漢どもが襲いまして、坊ちゃんがこれを打ち倒したのでございます。一部始終は私が見ておりました。警察に通報したのも私でございます。
警部、これはほんの名刺代わりでございます。」
ランスロットはそう慇懃に説明しながらコーデルに数枚の紙幣を差し出すと、コーデルはそれをひったくるように受け取りポケットに入れた。
「う、うむ、そういう事ですか、良くわかりました。
では、そのように処理させていただきます。」
「警部!?」
「何だリョーコ、もう捜査は済んだから行っていいぞ?」
「アタシを襲ったのはこっちの2人で、こっちの5人はアタシを助けるために2人を襲ったのよ!」
「ああ、わかったわかった。
ギャング同士の仲間割れかなんかだろ?」
「違うわよ!」
リョーコがロケッツの少年たちをかばおうとしているらしいことに気づいたコーデルがニヤッと笑った。
「よし、じゃあお前も一緒に署に来い。
では、ジェッセ坊ちゃん、後のことはこのマット・コーデル警部にお任せください。」
さっきの威勢はどこへやら、いい歳したオッサンがジェッセに媚びを売るように愛想笑いをする。
「いや警部、ボクはミス・カンドを家までエスコートしている途中なんだ。
一緒に行かせてもらっていいだろうね?」
「え!?ええ…ええ、まあ…じゃあそういうことでしたら…
おいリョーコ!」
コーデルはリョーコを小声で呼びつける。
「何よ!子供にヘーコラしちゃって!」
「うるさい、ファウスト博士に用があるから後で行くからな、そん時話を聞かせろ、いいな!?
じゃないとコイツ等全員まとめてブタ箱に放り込むからな!?」
「わかったわよ!」
「もういいかな警部?ボクたちは急ぐんだ」
ジェッセがイライラしながら言うと、コーデルはまた気色悪い愛想笑いを浮かべた。
「はい!どうぞどうぞ、後のことはすべてこのマット・コーデル警部が処理しますんで!」
ジェッセとリョーコはその場を後にした。
「ミス・カンド、さっきはひどい目にあったね。怖かったかい?」
「いえ、大丈夫よ。」
「そうか、でも安心してくれ。君にはボクがついてるからね。」
(大丈夫って言ったんだけど話聞いてないの!?)
「さっきの警部のことも心配しなくていいよ。
君に何か要求していたようだけど、君さえよければやめさせよう。」
「ああ、詳しい話を聞かせろって言ってただけよ。」
「やめさせようか?
これでも警察には多少顔が利くんだ。」
「いえ、いいわ。じゃないと彼らみんなブタ箱に入れられちゃうから。」
「ブタ箱に入れる?」
「ええ、あの警部がそう言ってたの。」
「はっはっは、豚の世話をさせるだけで済ますだなんて、意外と寛容だね。」
「え!?ブタ箱って牢屋のことよ?」
「牢屋!?家畜小屋のことじゃなくて?」
「違うわよ!『ブタ箱に入れる』ってのは監獄に送り込む事よ!」
「じゃ、じゃあロレンツォやグラシアーノは?」
「誰それ?」
「あ、いや、何でもない・・・」
「とにかく、警部さんに事情を話してあの人たちが刑務所に入れられないようにしてあげないと・・・」
「あ、ああ、そうだね・・・」
「どうしたの?大丈夫!?」
「大丈夫さ!もちろん!いや、いい天気だね」
「曇ってるわよ?」
そのまま二人はかみ合わない話をつづけながらファウストの家の前まで来た。
「えっと・・・送ってくれてありがとう。」
「何、お安い御用さミス・カンド。」
「あの・・・寄ってく?」
「ああ、そうだね。是非寄りたいところだけど、でも、遠慮するよ。
急用を思い出したからね。じゃあ、失礼するよ!」
ジェッセは急いで帰っていった。たぶん、あの最初に襲ってきた2人を助けに行くんだろう。
「金持ちのボンボンだからコネ作っとこうかと思ったけど、アレじゃあチョットねぇ・・・」
🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶 結果報告 🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶🔶
リョーコの自己肯定感は68ポイントのままだ。
【レベル】14
【累計性交回数】229+0
【累計性交人数】52+0
【累計自慰回数】15+0
【累計絶頂回数】547+0
【累計射精回数】223+0
【累計射精人数】58+0
【累計射精量】1308+0
【累計口淫回数】42+0
【累計口淫人数】20+0
【累計口内射精回数】24+0
【累計口内射精人数】16+0
【累計口内射精量】141+0
【累計精液嚥下回数】22+0
【累計精液嚥下人数】14+0
【累計嚥下性液量】130+0
【累計膣挿入回数】189+0
【累計膣挿入人数】51+0
【累計膣内射精回数】185+0
【累計膣内射精人数】51+0
【累計膣内射精量】1080+0
【累計潮噴き回数】21+0
【累計肛虐回数】7+0
【累計肛虐人数】7+0
【累計直腸射精回数】7+0
【累計直腸射精人数】7+0
【累計直腸射精量】38+0
【累計強姦回数】20+0
【累計強姦人数】35+0
【最高連続絶頂回数】5
【累積経験値】4660+0(次のレベルアップ経験値5129)
新規実績解除:なし
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