脱ぎたがりの少女

ももずく

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宅飲みでストリップ

宅飲みでストリップ1

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瑠奈は先輩の家で、先輩の友人も含めた数人で宅飲みをしていた。
学校での話や過去の恋愛話で盛り上がっていた。

「瑠奈ちゃん、飲んでる?」
「もっと飲みなよ、折角だし」

どんどんお酒を注がれる。
彼女はだいぶくらくらしている様子だった。

「瑠奈ちゃん、大丈夫?」
先輩が隣に座る。
憧れの先輩である。

「だい…じょう…ぶ……」

そうは言ったが、お酒によるものなのか緊張によるものなのか、体が熱くなるのを感じた。

「せん、ぱい…あつい……です…」
熱を持った顔で彼を見る。

「あついの?じゃあ、これ脱いじゃおっか?」

瑠奈が羽織っていたカーディガンに手をかける。
カーディガンの下は薄いシャツ1枚で、体のラインがはっきりと分かってしまうものであった。

「まっ…はず…か、しい……」

必死で止めようとするも力では叶わない。

「大丈夫、下に着てるんでしょ?」

するすると脱がしてしまう。
胸元が広く、谷間やブラジャーが見えたり隠れたりしている。

まあ、下着姿じゃないから大丈夫と彼女も諦めた。

「なかなかやばくね?」
「見えそー」
「見えてね?」

彼らから浴びせられる言葉を聞きながらも、自分の体を隠す程の余裕は彼女にはなかった。

彼らはわざと胸が見えるようにと、料理を取らせたり、お酒を注がせたりと彼女を屈ませる。
際どい部分が見える度にわざと大きな声で騒いでいた。
そして、心なしか先輩のスキンシップが増えている。

「ねぇねぇ、下、履いてるでしょ」

耳元で囁く。
スカートの中に手を入れ、下着が見えないようにと履いていたスパッツを触る。

「パンツ履いてるなら脱ご?暑いでしょ?」
彼女の答えを聞く前に脱がす。
ちらりと見えた淡い色の布を見てまた歓声があがる。

先輩は何がしたいんだろう。
このままどうなるんだろう。
彼女は不安になった。

でも、彼の脱がす感覚に体が熱くなっているのも事実である。
もっとそばにいてほしい。
もっと触ってほしい。
そのような気持ちが彼の行為を止めたい気持ちにブレーキをかけていた。

「瑠奈ちゃん、冷蔵庫からお酒取ってきて~」

瑠奈以外の全員が座っている。
それは、スカートの中を覗くことができるということである。

そんなことを考える余裕もなく瑠奈は立ち上がりふらふらと歩き出した。

その時、扉の段差につまずき、転んでしまった。
大きくお尻をつき出す体勢になり、部屋にいる全員に向けて下着を晒してしまった。

「おいおい、やばくね?」
「シミできてるぞ」
「超サービスするじゃん」

また野次を飛ばされる。
羞恥に染まる彼女はさらにシミを大きくする。

「ほら、瑠奈危ないでしょ?俺が持ってくからソファ座ってて」

瑠奈はぼーっとしながらソファに座って待っていた。
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