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格闘技経験ほぼ皆無なオレの無双バトルゲーム
アンセムオブザムーン
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オレを苦しめた騒音者のひとりであるカタマリ野郎は、オレのホノオの能力にビビったのか、オレの上を通過して、月のほうへと向かった。月を壊す気か? ああ?
オレを苦しめた騒音者のひとりであるカタマリ野郎は、移動、音を、騒音を、たてながら。
「ブブブブウウウウウン……」
「こっちでもそれか? ……でもね、もういまのオレにはね、きかないね。笑えるぜぇ。オレ、ツエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
「ぶうううううううううん!」
「あ? なんだ? それで、対抗? おまえみたいなクズにとっちゃあ残念だが、もう無駄なんだよ」
オレのスウェットの上下の上のほうは特にボロくなってるのは、わざとだ。オレは、上のほうを焼いて、流離いの旅人的な感じにボロくした。自分で焼いてく。昔はいじめで焼かれていたが、いまは自分で焼いていても平気。オレは、ホノオの魔力を持っている。
オレにはもっと羽撃ける潜在性、ある。そう思ったからか。オレは、肩から、龍の羽根が生えた。レッドドラゴンの羽根だ! ……でも、赤い羽根募金のあの赤い羽根とはまた違うぞ。
え? オレ神じゃん? かっこよすぎじゃん? すげぇえ……。ずっと自分のことはキモヲタだって思い込んでた。でも、オレ、さ……いままるで、カリスマだ……!
オレ、龍人神!
勝手につくったワードだけどね、龍人神。
「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!」
誰も聞いてないとそんな音鳴らさねえのにな。そんなに聞かせたいか? オレに? ……なんもいいなんて思えねえんだよチクショウ! オレのこの世界を壊すんじゃねえぞ!
もう誰もいないって世界で、それだと、その音も聞ける人いないわけだぞ? なのにその世界を壊そうとなんてするなやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!
コード進行もわからないんだろ? どうせ……。オレもだけどな! だってオレ低学歴なんだぞ? 廃人だ。そんなオレに安心感なんて。えるなよ? な? 不良? 不良品!
低学歴でダサいかもしれねえ、オレってさ。でもな、おまえらよりかはダサくはねえぞ! でもさ、なんか、オレのが頭おかしいって感じの風潮、それは、オレが、〝普通〟になれないからなんだ! 世間は、ヒトに普通であることを求めがちだ。なんか普通であることが偉いみたいな。オレはそんな世間許さねえぞ! もうようはないから、いいけどな。オレは、こっちの世界で、オレがおもうように生きていても、素晴らしい人だからさ! だから今日も愉しく、イきまくる!
この戦い終わったら、たっぷり甘えさせてくれよ、マイハニー♡?
パワーを感じる……ジュウマンコのパワーを。きっと、地上から、マイハニーたちが、オレにおくってくれているパワーだ。すげえ感じる。アッ、すげえ。あったかい。
「ぶぅん!」
「出たよ、なんだ? その屁みてえな音。でも平気さ。ヘーキヘーキ。感じるぜ、ジュウマンコのパワーをォッ! じゅうまんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
オレは、教祖になれるぜ。空飛んでるしな。アザハラっつう教祖よりも自由自在に空飛べてる。ほら、だってさ、アイツ、飛ぶのにすげえ必死そうだったし。アイツ死んだんだっけか? 弟子の〝ジョウユウ〟ってのは生きてるらしいけど。ジョウユウは矢澤エイキチのファンらしいが。似合わねえ、よな? オレの父親は、矢澤エイキチのファンだが、オレは別にいいと思わなかったな、矢澤。でも娘のアイドルやってる矢澤ニコルなら、まあまあ好き。
「ブゥン!」
「ふざけんじゃねえよ!」
オレは、ホノオのビームを放ち、オレを苦しめた騒音者のひとりであるカタマリ野郎の愛車の黒のエルグランドのフロントガラスを突き破って破壊。
「ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!」
「それでロックミュージシャンのつもりか? どこの音楽会社がおまえを採用してくれると思う? 音痴が」
オレの昔のあだ名の一つだった、月面。ニキビだらけでボッコボコ、それが主な由来だ。でもさ、オレは、月が変だなんて思わない。でも、オレの女たちのが綺麗。でも、月を! 月を失いたくはないんだ!
カート・コベーンだって、プロになるのに大金払って契約したし、中卒。うーん、そういうところも逆に好感度上げにできちゃうのも、矢澤よりかっこいいところ。プロになるのに大金払うのは、無能、そういうのも覆したね、オレ的にいうとだけど。最近のロック界で、稼げてる日本人は矢澤とホテーぐらいだって、さ。ふたりとも外国のロックにロックの洗礼受けちまってるやつら。でもなんだかんだで、日本もそういうアーティストに影響与えれているところがないといったら間違いだ。日本も捨てたものじゃない、とは思うところはある。でもだ、オレは、異世界、そうだ、このいまいる世界を、〝世界〟の基準にする気は捨てない、オレは、異世界のシンボルだ。これがオレのアンセムオブザムーン。月の讃歌だ。
オレを苦しめた騒音者のひとりであるカタマリ野郎は、移動、音を、騒音を、たてながら。
「ブブブブウウウウウン……」
「こっちでもそれか? ……でもね、もういまのオレにはね、きかないね。笑えるぜぇ。オレ、ツエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
「ぶうううううううううん!」
「あ? なんだ? それで、対抗? おまえみたいなクズにとっちゃあ残念だが、もう無駄なんだよ」
オレのスウェットの上下の上のほうは特にボロくなってるのは、わざとだ。オレは、上のほうを焼いて、流離いの旅人的な感じにボロくした。自分で焼いてく。昔はいじめで焼かれていたが、いまは自分で焼いていても平気。オレは、ホノオの魔力を持っている。
オレにはもっと羽撃ける潜在性、ある。そう思ったからか。オレは、肩から、龍の羽根が生えた。レッドドラゴンの羽根だ! ……でも、赤い羽根募金のあの赤い羽根とはまた違うぞ。
え? オレ神じゃん? かっこよすぎじゃん? すげぇえ……。ずっと自分のことはキモヲタだって思い込んでた。でも、オレ、さ……いままるで、カリスマだ……!
オレ、龍人神!
勝手につくったワードだけどね、龍人神。
「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!」
誰も聞いてないとそんな音鳴らさねえのにな。そんなに聞かせたいか? オレに? ……なんもいいなんて思えねえんだよチクショウ! オレのこの世界を壊すんじゃねえぞ!
もう誰もいないって世界で、それだと、その音も聞ける人いないわけだぞ? なのにその世界を壊そうとなんてするなやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!
コード進行もわからないんだろ? どうせ……。オレもだけどな! だってオレ低学歴なんだぞ? 廃人だ。そんなオレに安心感なんて。えるなよ? な? 不良? 不良品!
低学歴でダサいかもしれねえ、オレってさ。でもな、おまえらよりかはダサくはねえぞ! でもさ、なんか、オレのが頭おかしいって感じの風潮、それは、オレが、〝普通〟になれないからなんだ! 世間は、ヒトに普通であることを求めがちだ。なんか普通であることが偉いみたいな。オレはそんな世間許さねえぞ! もうようはないから、いいけどな。オレは、こっちの世界で、オレがおもうように生きていても、素晴らしい人だからさ! だから今日も愉しく、イきまくる!
この戦い終わったら、たっぷり甘えさせてくれよ、マイハニー♡?
パワーを感じる……ジュウマンコのパワーを。きっと、地上から、マイハニーたちが、オレにおくってくれているパワーだ。すげえ感じる。アッ、すげえ。あったかい。
「ぶぅん!」
「出たよ、なんだ? その屁みてえな音。でも平気さ。ヘーキヘーキ。感じるぜ、ジュウマンコのパワーをォッ! じゅうまんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
オレは、教祖になれるぜ。空飛んでるしな。アザハラっつう教祖よりも自由自在に空飛べてる。ほら、だってさ、アイツ、飛ぶのにすげえ必死そうだったし。アイツ死んだんだっけか? 弟子の〝ジョウユウ〟ってのは生きてるらしいけど。ジョウユウは矢澤エイキチのファンらしいが。似合わねえ、よな? オレの父親は、矢澤エイキチのファンだが、オレは別にいいと思わなかったな、矢澤。でも娘のアイドルやってる矢澤ニコルなら、まあまあ好き。
「ブゥン!」
「ふざけんじゃねえよ!」
オレは、ホノオのビームを放ち、オレを苦しめた騒音者のひとりであるカタマリ野郎の愛車の黒のエルグランドのフロントガラスを突き破って破壊。
「ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!」
「それでロックミュージシャンのつもりか? どこの音楽会社がおまえを採用してくれると思う? 音痴が」
オレの昔のあだ名の一つだった、月面。ニキビだらけでボッコボコ、それが主な由来だ。でもさ、オレは、月が変だなんて思わない。でも、オレの女たちのが綺麗。でも、月を! 月を失いたくはないんだ!
カート・コベーンだって、プロになるのに大金払って契約したし、中卒。うーん、そういうところも逆に好感度上げにできちゃうのも、矢澤よりかっこいいところ。プロになるのに大金払うのは、無能、そういうのも覆したね、オレ的にいうとだけど。最近のロック界で、稼げてる日本人は矢澤とホテーぐらいだって、さ。ふたりとも外国のロックにロックの洗礼受けちまってるやつら。でもなんだかんだで、日本もそういうアーティストに影響与えれているところがないといったら間違いだ。日本も捨てたものじゃない、とは思うところはある。でもだ、オレは、異世界、そうだ、このいまいる世界を、〝世界〟の基準にする気は捨てない、オレは、異世界のシンボルだ。これがオレのアンセムオブザムーン。月の讃歌だ。
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