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魔街四天王以上の脅威
魔街四天王以上の脅威(なら胸囲のほうは?):パイロンズ(?)
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「あのもうすぐ着く、すっげえでっけえビル、って……」
「あれは、ユウジイのいるところだろう。魔街四天王ビルだ」
「魔街四天王ビル!」
「それよりおいあれはなんだ!」
マスター・オブ・ジ・オキナは遠くのほうを指さした。
遠くのほう。なにか、すごく光っている。だがその光は、赤い。……だが、赤いというよりも紅い。
「それは、マスター・オブ・ジ・オキナ、貴方のが、詳しいのでは?」
「あっあれは。魔街四天王ビルどころではないかもしれん!」
「もっと、すごい力を持ったものが、目覚めた、と……?」
「わからん。きっと、何か戦いが始まったのだろう……乃公の知識上、あの位置には、神殿がある。超巨大だ。それは、乃公の暮らすあの場所以上だ」
「えええええええええええええ! アソコよりもデカいのぉ! 神殿? たしかに! それは、ビルなんかよりすごいよ! ……おっと、こんなこと、魔街四天王ビル周辺でいうと、怒られちゃう……よな……? ワイ将自重」
「自重なんてしなくてもいい! スズキ・Y・イッタ! ……ユウジイはスズキ・Y・イッタのように、霊能力はない! 見た目もイケておらん! あいつは落伍者だ!」
「でっ、でも……ユウジイさん、だけではないんでしょう? その魔街四天王は?」
「当然そうだが。なんにしても、乃公ぐらいの権力者になると、魔街四天王なんかより、あの紅く光るほうにある神殿の五人のが強い!」
「神殿の五人……もしかして女の子!」
「……そうだといいな。なんにしても魔街は調べいくにも危険地帯だと認識している。乃公でも、よく知らん! だがな、ユウジイは、いったんだ……」
魔街四天王ビルの前に衛兵がいる。
「ユウジイ渠魁! このビルの地下にいるのではなかったのですか?」
「その情報は古い。地下にいて、現魔街四天王のお姉ちゃんたちを思い出して、会いにいったよ、全員と。もうボロ負けだ! まただ! ……でも後悔はしていない。負けて当然だあんなの! それに、攻めにきたのはメカ男! あんなメカまでつけて戦うやつに対抗する気はないね! 見苦しいわ! ……そういうと老害扱いだろう? でもこのユウジイには嫌なんだ! このユウジイは黄色基調で黒格子柄スーツを身に纏っていてこそだ。でもアイツはどうせ負ける! ……それに、このユウジイ! あのメカ男の連れている女たちにも負けた! なんだあのできのいいオッパイちゃんたちはっ!」
「確かにっ、私も当然ボロ負けですっ! ボロン! ほらっ! この貧弱な体! 体力面でも勝てるわけがありませんよ!」
「当然だ。衛兵の分際で、このユウジイと同じ結果だったみたいにいってるのは、このユウジイとおまえが同格みたいだろ! ボロン! ほら見ろ! このユウジイの体をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「そっそんなつもりでいってはないですよ!」
「……おっ、ひさしぶりだな、オキナよ」
「ユウジイ、ひさしぶりだな」
「そのスーツ……ワイ将がまえいたところの某キャラクターも似たの着ていました」
「うるせえ! パクりだっていうのか? ……これはこの世でこのユウジイしか着てはいけないってルールでな。このユウジイのコスプレ禁止だ、この世界ではな」
「ってことは、ワイ将がまえいたところではいいんだ。でも貴方様のようなしっかりとしたスーツではなくて、ダサいのですよ。ピークドでもないし。オーダーメイドなんでしょ? 貴方様のは?」
「なんだおまえ、異世界から来たとでもいうのか! そもそもそんなオキャルト、このユウジイにわからせれるとでも、思ったか?」
「はい。異世界人です。あと、オキャルトって、オカルトってことかな? なのでそっちのほうはわからないのでわからせれませんねきっと」
「しかも、霊能力持ち。ユウジイ、きっと、おまえのかなう相手じゃないぞ。……乃公は、だから、この男、スズキ・Y・イッタを買った!」
「すっげえマヌケそうな野郎に見えなくもないが、俗にいうハンサムだ。これはいろんなお姉ちゃんもメロメロだな、しかも霊能力者でオキナまでも認めてるときたか、この野郎ぉ」
「しかもゲテモノ巨乳好きときた」
「ゲヘヘ。……イけるかもしれねえ」
「どういうことだ、ユウジイ」
「この、スズキ・Y・イッタっつう男、魔街四天王攻略、イけるかもしれねえ。……だが、もう先着がいる。今頃……」
「メカ男のことか」
「ああ。だが、あの男、女連れだ。まあ、このスズキ・Y・イッタのように、霊能力持ちっつうんなら、女連れてても、結構修羅場になっちまうこともないか。ようは、魔街四天王、女連れて挑むとな、修羅場になっちまう、かも」
「まあ、スズキ・Y・イッタ、この男は平和主義的で修羅場をつくるような男じゃないって、思うのだが……」
「じゃあ、イっちまうかもな、全制覇!」
「早計ですよ~、ユウジイ渠魁」
「ザクヤ、どうした、おまえ、腑抜けた感じで」
「突破されちゃってねぇ。そいつ、バンガロー御大将のとこ、向かった」
「バンガロー御大将のところを突破すると、イパお姉ちゃんと会う」
「ああ……」
「イパお姉ちゃんのところ突破すれば、ばったり会うかもしれねえ、ザクヤ突破者のやつと、メカ男か、スズキ・Yイッタ、が」
「乃公の聞いている魔街四天王と違う」
「情報が古いんだ」
「もっとヤバいのが出てくるとはな」
「いや、いるんだよ、もっとヤバいって、ほかにさ。アソコとかさ」
「神殿……」
「そう、スズキ・Y・イッタは知っているのか、その通り、神殿さ。アソコ、神殿からの光。気になって見に行くやつらもではじめる頃だろうな。パイロンズを」
「パイロンズ?」
「元魔街四天王よりもすげえやつらだよ。ついに、カイホウされてしまった。五体が」
「どうだ、イくか? スズキ・Y・イッタよ?」
「あっイくぅ♡!」
「あれは、ユウジイのいるところだろう。魔街四天王ビルだ」
「魔街四天王ビル!」
「それよりおいあれはなんだ!」
マスター・オブ・ジ・オキナは遠くのほうを指さした。
遠くのほう。なにか、すごく光っている。だがその光は、赤い。……だが、赤いというよりも紅い。
「それは、マスター・オブ・ジ・オキナ、貴方のが、詳しいのでは?」
「あっあれは。魔街四天王ビルどころではないかもしれん!」
「もっと、すごい力を持ったものが、目覚めた、と……?」
「わからん。きっと、何か戦いが始まったのだろう……乃公の知識上、あの位置には、神殿がある。超巨大だ。それは、乃公の暮らすあの場所以上だ」
「えええええええええええええ! アソコよりもデカいのぉ! 神殿? たしかに! それは、ビルなんかよりすごいよ! ……おっと、こんなこと、魔街四天王ビル周辺でいうと、怒られちゃう……よな……? ワイ将自重」
「自重なんてしなくてもいい! スズキ・Y・イッタ! ……ユウジイはスズキ・Y・イッタのように、霊能力はない! 見た目もイケておらん! あいつは落伍者だ!」
「でっ、でも……ユウジイさん、だけではないんでしょう? その魔街四天王は?」
「当然そうだが。なんにしても、乃公ぐらいの権力者になると、魔街四天王なんかより、あの紅く光るほうにある神殿の五人のが強い!」
「神殿の五人……もしかして女の子!」
「……そうだといいな。なんにしても魔街は調べいくにも危険地帯だと認識している。乃公でも、よく知らん! だがな、ユウジイは、いったんだ……」
魔街四天王ビルの前に衛兵がいる。
「ユウジイ渠魁! このビルの地下にいるのではなかったのですか?」
「その情報は古い。地下にいて、現魔街四天王のお姉ちゃんたちを思い出して、会いにいったよ、全員と。もうボロ負けだ! まただ! ……でも後悔はしていない。負けて当然だあんなの! それに、攻めにきたのはメカ男! あんなメカまでつけて戦うやつに対抗する気はないね! 見苦しいわ! ……そういうと老害扱いだろう? でもこのユウジイには嫌なんだ! このユウジイは黄色基調で黒格子柄スーツを身に纏っていてこそだ。でもアイツはどうせ負ける! ……それに、このユウジイ! あのメカ男の連れている女たちにも負けた! なんだあのできのいいオッパイちゃんたちはっ!」
「確かにっ、私も当然ボロ負けですっ! ボロン! ほらっ! この貧弱な体! 体力面でも勝てるわけがありませんよ!」
「当然だ。衛兵の分際で、このユウジイと同じ結果だったみたいにいってるのは、このユウジイとおまえが同格みたいだろ! ボロン! ほら見ろ! このユウジイの体をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「そっそんなつもりでいってはないですよ!」
「……おっ、ひさしぶりだな、オキナよ」
「ユウジイ、ひさしぶりだな」
「そのスーツ……ワイ将がまえいたところの某キャラクターも似たの着ていました」
「うるせえ! パクりだっていうのか? ……これはこの世でこのユウジイしか着てはいけないってルールでな。このユウジイのコスプレ禁止だ、この世界ではな」
「ってことは、ワイ将がまえいたところではいいんだ。でも貴方様のようなしっかりとしたスーツではなくて、ダサいのですよ。ピークドでもないし。オーダーメイドなんでしょ? 貴方様のは?」
「なんだおまえ、異世界から来たとでもいうのか! そもそもそんなオキャルト、このユウジイにわからせれるとでも、思ったか?」
「はい。異世界人です。あと、オキャルトって、オカルトってことかな? なのでそっちのほうはわからないのでわからせれませんねきっと」
「しかも、霊能力持ち。ユウジイ、きっと、おまえのかなう相手じゃないぞ。……乃公は、だから、この男、スズキ・Y・イッタを買った!」
「すっげえマヌケそうな野郎に見えなくもないが、俗にいうハンサムだ。これはいろんなお姉ちゃんもメロメロだな、しかも霊能力者でオキナまでも認めてるときたか、この野郎ぉ」
「しかもゲテモノ巨乳好きときた」
「ゲヘヘ。……イけるかもしれねえ」
「どういうことだ、ユウジイ」
「この、スズキ・Y・イッタっつう男、魔街四天王攻略、イけるかもしれねえ。……だが、もう先着がいる。今頃……」
「メカ男のことか」
「ああ。だが、あの男、女連れだ。まあ、このスズキ・Y・イッタのように、霊能力持ちっつうんなら、女連れてても、結構修羅場になっちまうこともないか。ようは、魔街四天王、女連れて挑むとな、修羅場になっちまう、かも」
「まあ、スズキ・Y・イッタ、この男は平和主義的で修羅場をつくるような男じゃないって、思うのだが……」
「じゃあ、イっちまうかもな、全制覇!」
「早計ですよ~、ユウジイ渠魁」
「ザクヤ、どうした、おまえ、腑抜けた感じで」
「突破されちゃってねぇ。そいつ、バンガロー御大将のとこ、向かった」
「バンガロー御大将のところを突破すると、イパお姉ちゃんと会う」
「ああ……」
「イパお姉ちゃんのところ突破すれば、ばったり会うかもしれねえ、ザクヤ突破者のやつと、メカ男か、スズキ・Yイッタ、が」
「乃公の聞いている魔街四天王と違う」
「情報が古いんだ」
「もっとヤバいのが出てくるとはな」
「いや、いるんだよ、もっとヤバいって、ほかにさ。アソコとかさ」
「神殿……」
「そう、スズキ・Y・イッタは知っているのか、その通り、神殿さ。アソコ、神殿からの光。気になって見に行くやつらもではじめる頃だろうな。パイロンズを」
「パイロンズ?」
「元魔街四天王よりもすげえやつらだよ。ついに、カイホウされてしまった。五体が」
「どうだ、イくか? スズキ・Y・イッタよ?」
「あっイくぅ♡!」
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