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魔街四天王
ワイ将のターン!
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ワイ将のターン! だ。
ほんとだよ。ワイ将は、異世界に来るまえ、変なこと多くて毎日が暗く苦しくもう嫌だった。だが、もうこっち来てからは、そういうの、ゼロだよ。おっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァッ!
「スズキ・Y・イッタよ。キミはマジシャン。この服を着てみたらどうだ」
「おおっ、これは。ローブっていうんですかね」
ワイ将は、イエイツに右半分紫色で左半分えんじ色のローブをもらう。
「ああ。これから着てみたらどうだ。もう、船から出て魔街にいく気にもなっただろ。もう着いてるがな魔街。だが、船から出てから、本当の魔街だ」
「ええ。これから着てみます。この船はいろいろとあって、遊びがいもあるので、いいです、快適な船で。魔街は不便そうだ、ってことで、いく気おちていましたが、いこうかな。このローブ見せつけにさ」
ワイ将は、ローブをすみずみまでチェック。うん、かっこいいローブ。
ワイ将、例のローブ着用。
「おお! 似合ってるぞ!」
「でもこれ、悪役っぽくないっすか?」
「いいんだ、悪人じゃなければな。それにしても、スズキ・Y・イッタ、キミは本当によくできた人間だ。いや、現人神だったか……悪人になろうとしない、そして、喪女を熱烈に愛していく姿勢。喪女を熱烈に愛していく姿勢を持っている善人は、さらに少なくなるものだからな」
「喪女ね。ふひひ。ワイ将としては、〝喪女〟よりも〝モジョ〟のイメージのが強い。モジョのほうはご存知ですか? ……イエイツ氏?」
「モジョな。知っておるぞ。モジョは、黒魔術的な、そっち系のことだろ。麻薬とも関係があるな」
「そうそう、よくご存知で。ワイ将が、まえいた地域では、悪人や麻薬の騒ぎが本当にたえない。いや、もうずっとそういう世界でいろよとかいうワイ将はワルですっていう主張ではないですよ」
ワイ将、スガワラノ・エンシちゃんのチチウエの祟りの件もあるし、いつどうなるのかわかりませんので悪人にはなれません。……ワイ将は、悪人ではないと自負している。ワイ将は、好きにこっちでヤりまくっているけど、迷惑じゃないし。むしろ超ヒーローって感じで。すげえ。
「魔街は、その騒ぎと通じるもの、あるだろう。しかし、スズキ・Y・イッタほどの素晴らしい男なら、何も問題ない、魔街で困るようなことはないであろう。好きなようにヤれるぞ。おお、ヤりまくったれ、ワシにもその光景を見させろ! 期待しておるぞ~。イイオンナと戯れるんじゃぞ~」
「あっなるほど♡」
「それではイこうか」
「はい、愉しんでイきましょうね」
「乃公も愉しむぞ、クレオッパイトランコも来い。折角だ。旅行! イっくぞぉー!」
ワイ将、先頭。中央。その右横に、ハーツマンちゃん。
ワイ将、先頭。中央。その左横に、クレオッパイトランコさん。
ハーツマンちゃんの横にイエイツ。
クレオッパイトランコさんの横にマスター・オブ・ジ・オキナ。
ワイ将、先頭。船から出てすぐのポジションを崩さずに魔街を歩行。
船着場から歩いて数分後、酒場周辺で賑わうところで多くのヒトとすれ違う。いや、なんかヒトじゃなさそうな、人外的なのもいる。ふひひ、なんか、サイエンスフィクションの映画みたいじゃん。あんまり映画詳しくないけど、まあレンタルショップバイトの経験あるから、なんとなーくは知ってるって感じ。
レンタルショップでバイト、これしていて、映画のケースみたりして、かわいい系の女優、知っちゃったりさ、あるんだよな~これ。ふひひ。アメリカの金髪子役の子とかね~、もう成人になってるけど。だから厳密にいえば元子役。でもハーツマンちゃんのがカワイイ、金髪女同士で比較するならね。まあ、ハーツマンちゃんは金髪でも、下のほうが、薄いけど。ふひひ。そこもいいね、なんか、ふひひ。……ぶひひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! あっ、おちつけ、ワイ将。
もうほんとに、ハーツマンちゃんはワイ将の彼女でいいんだよね? そりゃ、興奮するよ。こんないい女を彼女にできるのはさ。だからもっと叫んでやろ、心のなかでなら、べつに迷惑かけないしいいよな? ……ふひひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! おっしゃ、ヤってやるよ、魔街で。ワイ将が魔街制覇してやる。
「ちょっと見ろよ、あれ、大魔導師だろ?」
「ほんとだ! ……しかも横にいるの! あれ、マスター・オブ・ジ・オキナ様だぞ!」
「おいおい、その反対側にいるお方も忘れちゃいけないぜぇ」
「誰だよ」
「あの天才エンジニア、イエイツ氏だ!」
「ああ! ……あの!」
「イエイツ氏。名前と昔のモノクロ写真だけなら知ってたが」
「すげえ! 絶対大物魔道士だ!」
「なんだ~? 今日は魔街でバトルでもするのか? ヤバいやつら相手に」
「そうだろ。最終兵器みたいな存在かなんかだろ」
「やべえ! 興奮する! ついてこうぜ! バトル見よう!」
ワイ将たちは早速話題だ。
「なんかすごい騒がれてるね……ふひひ。ねぇハーツマンちゃんは、元から、エリートちゃんだったのかい?」
「それは……しかし、勉強熱心になったのは、高校の時から。そして、WITの首席になったんだよ」
「ふひひ、エリートコースに軌道修正した系か。WITね、いいね、貶さないよ。いるんだよ、教授でもね、他の大学を貶す人って、講義中にでもだよ。昔馴染がしたネットでのツイートから知ったんだけど。でもWITは名門校、貶しようがないか」
ワイ将の新たな旅、まだ始まったばかり、みんな期待しててくれよ。……ワイ将も期待してる。
ほんとだよ。ワイ将は、異世界に来るまえ、変なこと多くて毎日が暗く苦しくもう嫌だった。だが、もうこっち来てからは、そういうの、ゼロだよ。おっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァッ!
「スズキ・Y・イッタよ。キミはマジシャン。この服を着てみたらどうだ」
「おおっ、これは。ローブっていうんですかね」
ワイ将は、イエイツに右半分紫色で左半分えんじ色のローブをもらう。
「ああ。これから着てみたらどうだ。もう、船から出て魔街にいく気にもなっただろ。もう着いてるがな魔街。だが、船から出てから、本当の魔街だ」
「ええ。これから着てみます。この船はいろいろとあって、遊びがいもあるので、いいです、快適な船で。魔街は不便そうだ、ってことで、いく気おちていましたが、いこうかな。このローブ見せつけにさ」
ワイ将は、ローブをすみずみまでチェック。うん、かっこいいローブ。
ワイ将、例のローブ着用。
「おお! 似合ってるぞ!」
「でもこれ、悪役っぽくないっすか?」
「いいんだ、悪人じゃなければな。それにしても、スズキ・Y・イッタ、キミは本当によくできた人間だ。いや、現人神だったか……悪人になろうとしない、そして、喪女を熱烈に愛していく姿勢。喪女を熱烈に愛していく姿勢を持っている善人は、さらに少なくなるものだからな」
「喪女ね。ふひひ。ワイ将としては、〝喪女〟よりも〝モジョ〟のイメージのが強い。モジョのほうはご存知ですか? ……イエイツ氏?」
「モジョな。知っておるぞ。モジョは、黒魔術的な、そっち系のことだろ。麻薬とも関係があるな」
「そうそう、よくご存知で。ワイ将が、まえいた地域では、悪人や麻薬の騒ぎが本当にたえない。いや、もうずっとそういう世界でいろよとかいうワイ将はワルですっていう主張ではないですよ」
ワイ将、スガワラノ・エンシちゃんのチチウエの祟りの件もあるし、いつどうなるのかわかりませんので悪人にはなれません。……ワイ将は、悪人ではないと自負している。ワイ将は、好きにこっちでヤりまくっているけど、迷惑じゃないし。むしろ超ヒーローって感じで。すげえ。
「魔街は、その騒ぎと通じるもの、あるだろう。しかし、スズキ・Y・イッタほどの素晴らしい男なら、何も問題ない、魔街で困るようなことはないであろう。好きなようにヤれるぞ。おお、ヤりまくったれ、ワシにもその光景を見させろ! 期待しておるぞ~。イイオンナと戯れるんじゃぞ~」
「あっなるほど♡」
「それではイこうか」
「はい、愉しんでイきましょうね」
「乃公も愉しむぞ、クレオッパイトランコも来い。折角だ。旅行! イっくぞぉー!」
ワイ将、先頭。中央。その右横に、ハーツマンちゃん。
ワイ将、先頭。中央。その左横に、クレオッパイトランコさん。
ハーツマンちゃんの横にイエイツ。
クレオッパイトランコさんの横にマスター・オブ・ジ・オキナ。
ワイ将、先頭。船から出てすぐのポジションを崩さずに魔街を歩行。
船着場から歩いて数分後、酒場周辺で賑わうところで多くのヒトとすれ違う。いや、なんかヒトじゃなさそうな、人外的なのもいる。ふひひ、なんか、サイエンスフィクションの映画みたいじゃん。あんまり映画詳しくないけど、まあレンタルショップバイトの経験あるから、なんとなーくは知ってるって感じ。
レンタルショップでバイト、これしていて、映画のケースみたりして、かわいい系の女優、知っちゃったりさ、あるんだよな~これ。ふひひ。アメリカの金髪子役の子とかね~、もう成人になってるけど。だから厳密にいえば元子役。でもハーツマンちゃんのがカワイイ、金髪女同士で比較するならね。まあ、ハーツマンちゃんは金髪でも、下のほうが、薄いけど。ふひひ。そこもいいね、なんか、ふひひ。……ぶひひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! あっ、おちつけ、ワイ将。
もうほんとに、ハーツマンちゃんはワイ将の彼女でいいんだよね? そりゃ、興奮するよ。こんないい女を彼女にできるのはさ。だからもっと叫んでやろ、心のなかでなら、べつに迷惑かけないしいいよな? ……ふひひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! おっしゃ、ヤってやるよ、魔街で。ワイ将が魔街制覇してやる。
「ちょっと見ろよ、あれ、大魔導師だろ?」
「ほんとだ! ……しかも横にいるの! あれ、マスター・オブ・ジ・オキナ様だぞ!」
「おいおい、その反対側にいるお方も忘れちゃいけないぜぇ」
「誰だよ」
「あの天才エンジニア、イエイツ氏だ!」
「ああ! ……あの!」
「イエイツ氏。名前と昔のモノクロ写真だけなら知ってたが」
「すげえ! 絶対大物魔道士だ!」
「なんだ~? 今日は魔街でバトルでもするのか? ヤバいやつら相手に」
「そうだろ。最終兵器みたいな存在かなんかだろ」
「やべえ! 興奮する! ついてこうぜ! バトル見よう!」
ワイ将たちは早速話題だ。
「なんかすごい騒がれてるね……ふひひ。ねぇハーツマンちゃんは、元から、エリートちゃんだったのかい?」
「それは……しかし、勉強熱心になったのは、高校の時から。そして、WITの首席になったんだよ」
「ふひひ、エリートコースに軌道修正した系か。WITね、いいね、貶さないよ。いるんだよ、教授でもね、他の大学を貶す人って、講義中にでもだよ。昔馴染がしたネットでのツイートから知ったんだけど。でもWITは名門校、貶しようがないか」
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