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妄想彼女の異世界入り
サックスで準備運動
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「あ! そうだった! 準備運動しないと! ……いや準備体操っていうべき? ラヂオ体操やったな~、子ども会とかで。でもそういうのよりもっとちゃんとしてて、激しいっていうか。なにせ、参阡階を登るんだからね」
「ならサックスやりましょう♡!」
エンシちゃん、ワイ将とサックスやりたがる。
「あ! この手があった! エンシちゃん、ならワイ将のフルート使って!」
「いいですね!」
「さすが、保健体育の神様はほかの学業でも秀でれるんだね♡」
エンシちゃんを褒めるワイ将。
ワイ将はエンシちゃんの頭を撫でた。
「イッくん、私にイッくんのバット頂戴!」
「アタシにも! イッタくん!」
クウノは素で一人称が〝アタシ〟だ。
ちなみに、クウノ、クンコはワイ将のことを〝イークン〟と呼んだりもする。気分によって呼び方変えてくる。
休日は一緒に野球観戦とかしている。親父が録画した古いのとかを。こっち来てからは、またそういうの見れるのだろうか。
ワイ将、クンコとクウノから神とされている。
「もしかして、貴方は、神?」
「マラコちゃん、ワイ将がそう見えるの?」
「現人神、というか……」
「きっと、走りすぎて疲れて気が狂ってるんだよね?」
「そんな、失礼ですよ、それだけの理由で貴方を神としていかないのなんて」
「あはは、いい子いい子」と、ワイ将はイった。
「貴方、一度確認させてもらいますが、名前は」
「スズキ・Y・イッタ」
「スズキ・Y・イッタさん」
「そう、スズキ・Y・イッタ。よろしく」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
「いいよ。それにしても、つくかな~? 奥まで」
「大丈夫ですよ、夜までにはつけるはずです」
「そうかな~、だってキミ新人ちゃんでしょ?」
「はい、ほぼ素人の」
「だろ? その容姿は壱拾代前半だよ。褒めてるんだよ」
「ありがとうございます」
「もっと愉しくやろうね。ハァハァ」
「はい。昔はパイロット、目指してました!」
「おっパイロットか」
「自由な感じに空飛んで。昇天したいって♡」
「うひょひょ♡! それワイ将も感じてる♡!」
「ですよね♡!」
「女優向いてるよね、キミは。ワイ将は男優になることも考えたことあってさ」
「女優なんて……」
「え?」
「私が女優なんて、無理ですよ!」
「えええぇっ? どうして?」
「私、見た目、綺麗じゃないから……イジワルですよ?」
「えええぇっ? 綺麗綺麗! なにいってんだよぉ、もう……」
「やっぱり……」
「え?」
「やっぱり、そうだったか、と……」
「え?」
「サトウ・ヒロシ、ゴッド=ヤマダ・カズシも、ゲテモノ好きだと」
「ゲテモノって! そんな! 少しもゲテモノなんていうつもりないんだけど!」
「そう、そして、そのように、やさしい、と……」
「どういうこと! 逆にワイ将がそうやって貶されてるの?」
「そんな、けなせるわけありませんよ、貴方のようなイケメンさんを」
「イケメン~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?」
「はい」
「どこがなの!」
「ぜんぶです……♡」
「ぜんぶ? テキトーだよね、それって。ワイ将の全部見たわけでもないのに」
「でも、わかるんですよ、ホンモノ、だと」
「ホンモノ?」
「はい。ホンモノの方は不思議な魅力がありますから」
「確かに、ワイ将が見てきた男は、どこかしっくりこない俳優ばかり。でも、ワイ将の地元のある少年は、不思議と、ああ、あのしっくりとこない感じがない! って、された。それと似た感じのこと言ってるのかな」
「恐らくそれに近いものです、共感した気がするので」
「教えてよ、キミたちのこと、もっと。ワイ将は知ったかぶったりしない♡」
「いいですよ♡」
そう、ワイ将たちは、管弦楽隊。
これは、まえいた世界でも同じことさ。
クウノはワイ将の楽器を使って愉しむ。楽器と書かずに、愉器と書く。クンコだってそれ。
ピラドやピラミも実質もうそれに近い仲だ。仲よしだからね。また甘えさせてもらおう。
エンシちゃんだってもうワイ将率いる管弦楽隊の一員さ。ホント優秀、この子。今ワイ将の楽器使って愉しんでるところ。
ワイ将は、エンシちゃん、クウノ、クンコのクビレを見て、おもしろい形だと女体を愉しんだ。
ピラドやピラミ等のピラミッドの住民は変わった服を着ている。常にクビレをさらした服を着ている。民族的衣装なのでそういう構造だ。寝るときは脱いで寝ているようだ。
「ワイさ~ん♡!」
ドリンクをかかえてエレヴェーターでワイ将より先に上にきたピラミが手をワイ将に向かって振り続けている。
「ピラミさん♡! 助けて♡! のどかわいた♡!」
「は~い♡」
ピラミ、ワイ将にドリンク渡す。
ピラミッド産か? この液体は?
ピラドもきた。最初であった時の厳格そうな感じではなくて、ワイ将に優しく笑顔。
ワイ将、ドリンク飲みながら、ついでにメシ! 肉だ!
ピラドやピラミとは、食事をしている間、ワイ将が疲れてその場で横になると、ワイ将のフトモモを撫でだした。フトモモの裏を撫でられると感じるワイ将。
「ならサックスやりましょう♡!」
エンシちゃん、ワイ将とサックスやりたがる。
「あ! この手があった! エンシちゃん、ならワイ将のフルート使って!」
「いいですね!」
「さすが、保健体育の神様はほかの学業でも秀でれるんだね♡」
エンシちゃんを褒めるワイ将。
ワイ将はエンシちゃんの頭を撫でた。
「イッくん、私にイッくんのバット頂戴!」
「アタシにも! イッタくん!」
クウノは素で一人称が〝アタシ〟だ。
ちなみに、クウノ、クンコはワイ将のことを〝イークン〟と呼んだりもする。気分によって呼び方変えてくる。
休日は一緒に野球観戦とかしている。親父が録画した古いのとかを。こっち来てからは、またそういうの見れるのだろうか。
ワイ将、クンコとクウノから神とされている。
「もしかして、貴方は、神?」
「マラコちゃん、ワイ将がそう見えるの?」
「現人神、というか……」
「きっと、走りすぎて疲れて気が狂ってるんだよね?」
「そんな、失礼ですよ、それだけの理由で貴方を神としていかないのなんて」
「あはは、いい子いい子」と、ワイ将はイった。
「貴方、一度確認させてもらいますが、名前は」
「スズキ・Y・イッタ」
「スズキ・Y・イッタさん」
「そう、スズキ・Y・イッタ。よろしく」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
「いいよ。それにしても、つくかな~? 奥まで」
「大丈夫ですよ、夜までにはつけるはずです」
「そうかな~、だってキミ新人ちゃんでしょ?」
「はい、ほぼ素人の」
「だろ? その容姿は壱拾代前半だよ。褒めてるんだよ」
「ありがとうございます」
「もっと愉しくやろうね。ハァハァ」
「はい。昔はパイロット、目指してました!」
「おっパイロットか」
「自由な感じに空飛んで。昇天したいって♡」
「うひょひょ♡! それワイ将も感じてる♡!」
「ですよね♡!」
「女優向いてるよね、キミは。ワイ将は男優になることも考えたことあってさ」
「女優なんて……」
「え?」
「私が女優なんて、無理ですよ!」
「えええぇっ? どうして?」
「私、見た目、綺麗じゃないから……イジワルですよ?」
「えええぇっ? 綺麗綺麗! なにいってんだよぉ、もう……」
「やっぱり……」
「え?」
「やっぱり、そうだったか、と……」
「え?」
「サトウ・ヒロシ、ゴッド=ヤマダ・カズシも、ゲテモノ好きだと」
「ゲテモノって! そんな! 少しもゲテモノなんていうつもりないんだけど!」
「そう、そして、そのように、やさしい、と……」
「どういうこと! 逆にワイ将がそうやって貶されてるの?」
「そんな、けなせるわけありませんよ、貴方のようなイケメンさんを」
「イケメン~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?」
「はい」
「どこがなの!」
「ぜんぶです……♡」
「ぜんぶ? テキトーだよね、それって。ワイ将の全部見たわけでもないのに」
「でも、わかるんですよ、ホンモノ、だと」
「ホンモノ?」
「はい。ホンモノの方は不思議な魅力がありますから」
「確かに、ワイ将が見てきた男は、どこかしっくりこない俳優ばかり。でも、ワイ将の地元のある少年は、不思議と、ああ、あのしっくりとこない感じがない! って、された。それと似た感じのこと言ってるのかな」
「恐らくそれに近いものです、共感した気がするので」
「教えてよ、キミたちのこと、もっと。ワイ将は知ったかぶったりしない♡」
「いいですよ♡」
そう、ワイ将たちは、管弦楽隊。
これは、まえいた世界でも同じことさ。
クウノはワイ将の楽器を使って愉しむ。楽器と書かずに、愉器と書く。クンコだってそれ。
ピラドやピラミも実質もうそれに近い仲だ。仲よしだからね。また甘えさせてもらおう。
エンシちゃんだってもうワイ将率いる管弦楽隊の一員さ。ホント優秀、この子。今ワイ将の楽器使って愉しんでるところ。
ワイ将は、エンシちゃん、クウノ、クンコのクビレを見て、おもしろい形だと女体を愉しんだ。
ピラドやピラミ等のピラミッドの住民は変わった服を着ている。常にクビレをさらした服を着ている。民族的衣装なのでそういう構造だ。寝るときは脱いで寝ているようだ。
「ワイさ~ん♡!」
ドリンクをかかえてエレヴェーターでワイ将より先に上にきたピラミが手をワイ将に向かって振り続けている。
「ピラミさん♡! 助けて♡! のどかわいた♡!」
「は~い♡」
ピラミ、ワイ将にドリンク渡す。
ピラミッド産か? この液体は?
ピラドもきた。最初であった時の厳格そうな感じではなくて、ワイ将に優しく笑顔。
ワイ将、ドリンク飲みながら、ついでにメシ! 肉だ!
ピラドやピラミとは、食事をしている間、ワイ将が疲れてその場で横になると、ワイ将のフトモモを撫でだした。フトモモの裏を撫でられると感じるワイ将。
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