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妄想彼女の異世界入り
ピラミッド?
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ワイ将の現在地……ピラミッド?
「あの、ここって、まえいたところと違うんですよね?」
「もちろん、ミスはしていないはずです。私のチチの霊力は凄まじく、多くのものを祟ってきましたからね」
「その凄まじいチチウエの娘さんである、スガワラノ・エンシちゃんも凄まじい力を持っている、と」
「はい。知りませんか? チチを」
「いいえ。自分処女作公開もまだで。教えてくれませんか? スガワラノ・エンシちゃん?」
スガワラノ・エンシちゃん、彼女、普通に人間に見えるが、霊なんだろうか。普通の少女、には見えないほどに美しすぎるが。
「……あの、どうかしましたか?」
「キミって……? 幽霊なの?」
「いいえ。ただの幽霊とは違いますよ。幽霊は霊力が強いと実体化できるんです、私みたいにねっ♡」
「へぇ……♡」
「触ってみればわかりますよ。完全に一致した弾力も持っています」
スガワラノ・エンシちゃん、ワイ将に二の腕を見せる。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ♡! 嬉しい♡! あはは、もみ、もみ♡」
ワイ将、女子との交流は初といってもいいので余計に愉しい。
ワイ将、肉体労働している。そして、大忙しでもあり、風呂も入らず、歯磨きもできていない。はっきりといわなくても、臭い。ちょっと口開けても臭い。
「嬉しそう♡」
「はい♡」
「うふふ♡」
「あはは、女体をなめていました、ワイ将の想像以上にフクヨカだ」
「昔お母さんのおっぱいを吸っていたのは覚えていないのですか?」
「いや、多分ワイ将哺乳瓶派だから」
「そうなんですか、また味わいたいって思いませんか?」
「そうですね、まあ、うちのオフクロはべつに好みのタイプではないですけど。スガワラノ・エンシちゃんはガチで好みですね。大和撫子の最高傑作といいますか、素晴らしい!」
「ありがとう、嬉しい♡」
「……スガワラノって、どっかで……」
「はい、知っていると思いますよ」
「ようは、相当危険な霊力と接触したわけだ、ワイ将」
「はい。でも、貴方、すごく私に好意を抱いていますし、チチへの悪意もないようですので、例外♡」
「やったー! うひょひょー!」
「よろこんでる貴方かわいい♡」
「イッタ、です」
「イッタ、さん?」
「はい、スズキ・イッタ、です」
「イッタくんね♡」
「はい♡」
「実は、私と接触したのは貴方で初で」
「……ん? ということは?」
「もちろん生きていた頃の私とは接触した人はいますが、霊体となってから、会いにきた、のは貴方で初めて!」
「うひょひょ! 初体験と!」
「はい♡! だからひさしぶりに愉しい刺激ができて嬉しくて♡!」
「あーなるほどなー♡」
ピラミッド。うん、怪しい感じだ。墓だっけ? なんか不吉だな。まえいた世界でもそう思っていたよ。こんなこと思ったら呪われちゃう? なら、尽くそうか? よくわからない異世界のことだし、この、ピラミッドで。
「ここ、とりあえず、入ってみませんか?」
「入っていいの? 呪われちゃわない?」
「尽くす気持ちがあれば、歓迎されますよ! 私はそのタイプ! ただ怖がられて無視されてもっていうのは普通は嬉しくない!」
「あーなるほど♡! じゃあイってみよー♡!」
「はい♡!」
数分後、ピラミッド内部。
「すげえ、ピラミッド、探検。まるでゲームだ。ゲームみたいでロマンだ」
「はい、愉しい異世界ライフにしましょうね!」
「うん♡!」
愉しいぞ。
ワイ将、いま感じてる、愉しいぞ、って。
「腕、太いですね。私のに比べると、特に」
「まあね。野球やってたし。あと肉体労働を短期間だけど」
「私、どのぐらいかわいいと思いますか?」
「そりゃもう、満点。こんな綺麗な日本人がいたのかって仰天もん。すごいべっぴんちゃんだよ~♡」
「うふふ、嬉しい♡」
スガワラノ・エンシちゃん、スタイルがいい。顔もいい。性格もいい。最高、彼女。ワイ将の妄想の野球少女の彼女が、負けちゃうんじゃってぐらいね。
よっしゃあぁっ! 精力が漲ってきたぞぉ~っ!
「手、繋いでみない? ほら、いいでしょ? 細部まで、感じたい、霊であっても。いや、霊だからこそ」
「どうぞ♡」
「あっ♡」
ヨッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ! もうすでに愉しい異世界ライフ! 空想で考えたりもした、なんかそういうとこいってみたいとかもあった、それがもっとすげえイイカタチで実現した!
「あの、ここって、まえいたところと違うんですよね?」
「もちろん、ミスはしていないはずです。私のチチの霊力は凄まじく、多くのものを祟ってきましたからね」
「その凄まじいチチウエの娘さんである、スガワラノ・エンシちゃんも凄まじい力を持っている、と」
「はい。知りませんか? チチを」
「いいえ。自分処女作公開もまだで。教えてくれませんか? スガワラノ・エンシちゃん?」
スガワラノ・エンシちゃん、彼女、普通に人間に見えるが、霊なんだろうか。普通の少女、には見えないほどに美しすぎるが。
「……あの、どうかしましたか?」
「キミって……? 幽霊なの?」
「いいえ。ただの幽霊とは違いますよ。幽霊は霊力が強いと実体化できるんです、私みたいにねっ♡」
「へぇ……♡」
「触ってみればわかりますよ。完全に一致した弾力も持っています」
スガワラノ・エンシちゃん、ワイ将に二の腕を見せる。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ♡! 嬉しい♡! あはは、もみ、もみ♡」
ワイ将、女子との交流は初といってもいいので余計に愉しい。
ワイ将、肉体労働している。そして、大忙しでもあり、風呂も入らず、歯磨きもできていない。はっきりといわなくても、臭い。ちょっと口開けても臭い。
「嬉しそう♡」
「はい♡」
「うふふ♡」
「あはは、女体をなめていました、ワイ将の想像以上にフクヨカだ」
「昔お母さんのおっぱいを吸っていたのは覚えていないのですか?」
「いや、多分ワイ将哺乳瓶派だから」
「そうなんですか、また味わいたいって思いませんか?」
「そうですね、まあ、うちのオフクロはべつに好みのタイプではないですけど。スガワラノ・エンシちゃんはガチで好みですね。大和撫子の最高傑作といいますか、素晴らしい!」
「ありがとう、嬉しい♡」
「……スガワラノって、どっかで……」
「はい、知っていると思いますよ」
「ようは、相当危険な霊力と接触したわけだ、ワイ将」
「はい。でも、貴方、すごく私に好意を抱いていますし、チチへの悪意もないようですので、例外♡」
「やったー! うひょひょー!」
「よろこんでる貴方かわいい♡」
「イッタ、です」
「イッタ、さん?」
「はい、スズキ・イッタ、です」
「イッタくんね♡」
「はい♡」
「実は、私と接触したのは貴方で初で」
「……ん? ということは?」
「もちろん生きていた頃の私とは接触した人はいますが、霊体となってから、会いにきた、のは貴方で初めて!」
「うひょひょ! 初体験と!」
「はい♡! だからひさしぶりに愉しい刺激ができて嬉しくて♡!」
「あーなるほどなー♡」
ピラミッド。うん、怪しい感じだ。墓だっけ? なんか不吉だな。まえいた世界でもそう思っていたよ。こんなこと思ったら呪われちゃう? なら、尽くそうか? よくわからない異世界のことだし、この、ピラミッドで。
「ここ、とりあえず、入ってみませんか?」
「入っていいの? 呪われちゃわない?」
「尽くす気持ちがあれば、歓迎されますよ! 私はそのタイプ! ただ怖がられて無視されてもっていうのは普通は嬉しくない!」
「あーなるほど♡! じゃあイってみよー♡!」
「はい♡!」
数分後、ピラミッド内部。
「すげえ、ピラミッド、探検。まるでゲームだ。ゲームみたいでロマンだ」
「はい、愉しい異世界ライフにしましょうね!」
「うん♡!」
愉しいぞ。
ワイ将、いま感じてる、愉しいぞ、って。
「腕、太いですね。私のに比べると、特に」
「まあね。野球やってたし。あと肉体労働を短期間だけど」
「私、どのぐらいかわいいと思いますか?」
「そりゃもう、満点。こんな綺麗な日本人がいたのかって仰天もん。すごいべっぴんちゃんだよ~♡」
「うふふ、嬉しい♡」
スガワラノ・エンシちゃん、スタイルがいい。顔もいい。性格もいい。最高、彼女。ワイ将の妄想の野球少女の彼女が、負けちゃうんじゃってぐらいね。
よっしゃあぁっ! 精力が漲ってきたぞぉ~っ!
「手、繋いでみない? ほら、いいでしょ? 細部まで、感じたい、霊であっても。いや、霊だからこそ」
「どうぞ♡」
「あっ♡」
ヨッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ! もうすでに愉しい異世界ライフ! 空想で考えたりもした、なんかそういうとこいってみたいとかもあった、それがもっとすげえイイカタチで実現した!
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