廃人だけどモテモテ勇者なオレ参上プラスアルファ

ザノ・夕ナ

文字の大きさ
上 下
15 / 62
オナニ様陣営

ラヴランデヴー

しおりを挟む
「よし、入るぞ♡」
「……あっ、結構あっさり入っちゃうんだね♡」
 ヲレ氏とオナニ様は異世界入りした。
「この塩湖、どうだ♡」
「いいですね、ヲレ氏の望んだ通りです♡」
「私、空飛べるんだ」
「空! さすが神!」
「どうだ、いっしょにやってみるか? 早速?」
「はい! やります! やります!」
 ヲレ氏とオナニ様は抱き合う。
 宙に浮いた。
「どう?」
「気持ちいい! 超!」
 空高く飛んで山のいただきが見える位置までいってヲレ氏は大興奮。
 勢いよく飛びすぎでヲレ氏の所持品のミルクイとオナニ様の所持品のアワビが擦れあった。
「ああ♡」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ! ♡」
「飛べてよろこんでるのか」
「はい、こんな経験は初めてで。当然ですけど……。ヲレ氏がまえくらしていたあそこでは遊園地でジェットコースターが急に止まったりとか、不自由あったんですけど、あなたとの戯れなら、そんなバカな事は起きない!」
「よかったな、私と一緒に入れて」
「当然ですよ!」
 向かい合って抱き合うから、ヲレ氏の顔とオナニ様の顔が重なった。
「外の世界で空飛んだってたのしくないだろ?」
「あなたとなら、愉しいはずですけど、こっちでこうやれるほうが愉しいですね! でもあなたとですから、どっちもどっちっていうところです!」
「あはは。それにしても腹が減った。オタマジャクシ、出せるか」
 ヲレ氏、空を飛びながら腰振りダンス。
「はい、少々お待ちを……アッ! うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァッ!」
 狂ったように勢いのいいヲレ氏。
 ヲレ氏はビオトープで管理していたオタマジャクシをすぐに出した。オナニ様の所持品のツボの中に。
 オナニ様所持品のツボには、卵が入っている。
 ヲレ氏のオタマジャクシはオナニ様の卵とイキイキと戯れた。
「すごい液量だな」
「すいません。ヲレ氏特製ビオトープの液体です」
 絶景。素晴らしい。
「……みとれているのか、絶景に」
「はい、あなたという絶景に」
 ヲレ氏、美女体こそが、絶景だとしている。
 ヲレ氏の目の前にある絶景、オナニ様の体。
「もし、ほかに女が手に入ったら。私への愛は失うのか?」
「それは、ないでしょ。だって、ヲレ氏、あなたのこと知るたびに、昔からもうあなたは最高な世界の核であるっていうこと、知ってしまっていますし。実物も見て、奇跡も体感させられ、さらに、あなたを嫌いになれそうにない、もう」
「上半身と下半身、どっちが素晴らしいと思う?」
「……あなたのものなら、どっちもですが」
「なら今はどっちが欲しい気分だ」
「上、ですかね。オナニ様は何カップ? Fぐらい?」
 ヲレ氏はまだオナニ様の上半身のことを完全には把握していない。
「まあ、そんなのどうでもいいだろう、それよりも、大切なのは今カズシが本気出したいものに本気出せ」
「はい! それに和氏ってヲレ氏の名前、呼んでくれましたね! 嬉しい!」
 ヲレ氏はダンスに命をかけている。
 特に腰振りダンスはヲレ氏の得意中の得意分野。
「ロックダンスしろよ」
「ロック? それってどんな? ヘッドバンキング?」
「カズシが私の下半身の方に顔を向けているフォーメーション」
「ロックっていうんですか?」
「ああ、ロックだ。6と9、あわせて69それがロック!」
「ああ! なるほど!」
「それと、ヘッドバンギング、だぞ」
「えええぇっ! 初耳ですぅ!」
「ヘッドバンキングだと頭を銀行に預けるっていうことだ」
「シュールレアリスムっすねえっ!」
 ヲレ氏はロックダンスをしながらも腰を振った。
 ヲレ氏はダンスが大好きなんだっ。
「汁が出てきてるぞ」
「はい、本気出しすぎた結果出た汗です」
「あ~なるほど。でももう少したつともっとドバァーッ! って出るぞ」
「はい、中学とかのスポーツ盛んのとき、夜中それ経験しましたね、汗だくです。それにしても、努力が実らないって感じの思春期でした。青春なんてなかった」
「でもいまは?」
「青春してますううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!」
 ヲレ氏は強くオナニ様を抱きしめてから、ちょっと大声で出してみた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

黒の神官と夜のお世話役

苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

処理中です...