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邂逅から始まった愛・恋・仕事
フレンチェスコ法皇一派
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オレらは、宿屋から出発してイった。朝立ちで。
どこへ向かうのか。それは、気分だ。とりあえずは、どっか、町にでも、イけばいいんだ。
「そもそも、キミたちはこっち来たことあるの?」
「そもそも、こっちが本来の世界だ」と、ヤイバは言った。「ほかのはまず、現人神以外はバツとして生きる世界。当然な話……聖書だって、ホトケだって、言っている。ボケたのか」
「そう」
もうオレはどこにでもイけばそれでいい、イきまくってそれでいいって、気分だ。
村についた。
夜のことだ。
酒場で。
オレは思ったんだ。女を大量に連れている……これ、狙われるんじゃ、って。女も、オレも、狙われる、と。でもだ、ひょっとかすると、オレの連れている女たちは、姿を変えれる、犯すことはできないのかもだ……なにせ、神器だ、そして、霊。この女のすべては、もう、オレのものになるのかもしれない。
オレの心の中は、レイノには、読まれていたりするのか……? ……まあいいか、どっちみち、オレについていた霊だ。もういろいろとばれてるしさ。
「ねぇ? いつからレイノはオレについていたの?」
「貴方様の思春期、頃から……」
「へぇ、ならもういろいろとばれてるな、べつにいいよ、もう、そんな」
「ごめんなさい……」
「謝るなって」
「どこか私たちよりも霊のほうが馴れ馴れしい。水臭いぞ、私たちに」と、ヤイバは言った。
「仕方ない、いつも取り憑かれてたってわけだから。水臭いねぇ、その言葉、なんか変だ、水が臭いみたいで。まあ、所詮は元いた世界の言葉……いやでもこっちでは……ちょっと訊いてみようか」
「おかしい。神器である私たちにも知れない女の霊がついていたなんて」と、ヤイバは言った。
「半端なんだよ、霊力が」と、オレはドヤ顔で言った。
「た、確かに、ご主人には霊力で負ける面があったのは認めているが……」と、ヤイバはイった。
酒場のカウンターで、おっさんがいた。
「あの、すみません。水臭いって何かわかりますか」
「水が臭いってことか? 知らないねそんなワード。俺は一流大学出てから教師だった。俺に知らないワードなんてないはずだ」
「ワードって言葉もあるんだ」
「あぁんっ? 何が言いたい?」
「外国人で」
「そうか」
テレヴィで、綺麗な女が映った。
「あの、あの女性の方は」
「フレンチェ様。そのぐらい外国から来たなら知ってるだろ?」
「フレンチェ……?」
「あの女のことが好きなのか」と、ヤイバは言った。
(確かに……あれは、ヒロシくんが、好きなオンナのタイプだわ……)
「いや、ずっとひきこもりだったんで知りませんでした」
「ザバカティンボウ市国のフレンチェスコ法皇の孫娘」
「ホウオウ?」
「有数の超最高権力者のひとりだ」
「敵になったりは」
「しないよ。ザバカティンボウ市国の法皇は、代々こっちに敵意を向けてたけど、ダイザヤマトゥ皇に対して初めて好意を持った法皇が、あの、フレンチェスコ法皇」
「ダイザヤマトゥ皇って」
「失敬だぞ。この国の、皇だ」
「なるほど……」と、オレはフレンチェを見ながらイった。
「最近は、ザキングダムジエイランドのリズ女王もザダイヤマトゥに親密になろうとしてきた」
「リズ王女は」
「前まであまりそういう態度はとっていなかったけど、勲章とか渡したりはしてきたけどな、この国のものにも」
「へぇ、そうなんだ」
「へぇ」と、サヤはイった。
(へぇ)と、レイノはイった。
「ありがとうございます」
オレは、高校の時、中退考える前、チューハイだが、酒をがぶ飲みした。中学の時、不良と絡んでいたこともあって飲まさせられたけどな。
オレの近所の駄菓子屋のオバちゃんは、ボケていた。お笑い芸人できるぐらいにボケていた。
平然と賞味期限切れた駄菓子を買わせるオレの近所の駄菓子屋のオバちゃん。
平然と地元のワルガキにもタバコを売るオバちゃん。
「ああ、教師だったていう面もあってか、ああいう仕事柄、平然と語れるんだ、感謝なんてしなくていい」
「どうも。ではイってきます!」
「おお、いっておいで」
「はいイってきます!」
オレは酒場から出た。
今日は、テントではない宿屋に泊まろう。
村は、町よりであり、綺麗だ。
宿屋についた。
風呂があった。一つの部屋に、結構のダイヨクジョウが。
「使い勝手がよさそうな風呂だ」と、ヤイバは言った。
「ほんとだ! いっぱい入れそう!」
オレは風呂に入った。
「このホテルもベッドは一部屋に一つしかないですね♡」と、サヤはイった。
「でもいいよ、昨日みたいにねればさ! ♡」と、オレはイった。
「そうだな♡」と、ヤイバはイった。
「うんっ♡」と、レイノは逝っているがイった。
ヤイバにはえた、ヤエバ。これは、彼女と向き合って、初めて、ちゃんと見た。
ヤエバは、元いた世界の女のなんて、どうでもよかった、が、オレは、ヤイバのヤエバなら、このめれるんだ。
「うんっ! ♡」と、オレは何度もイった。
オレはベッドに移動。
「寝よう♡」
「うんっ! ♡」と、オレは、その日、あるゆる場所で、イった、何度もな、まあ。
どこへ向かうのか。それは、気分だ。とりあえずは、どっか、町にでも、イけばいいんだ。
「そもそも、キミたちはこっち来たことあるの?」
「そもそも、こっちが本来の世界だ」と、ヤイバは言った。「ほかのはまず、現人神以外はバツとして生きる世界。当然な話……聖書だって、ホトケだって、言っている。ボケたのか」
「そう」
もうオレはどこにでもイけばそれでいい、イきまくってそれでいいって、気分だ。
村についた。
夜のことだ。
酒場で。
オレは思ったんだ。女を大量に連れている……これ、狙われるんじゃ、って。女も、オレも、狙われる、と。でもだ、ひょっとかすると、オレの連れている女たちは、姿を変えれる、犯すことはできないのかもだ……なにせ、神器だ、そして、霊。この女のすべては、もう、オレのものになるのかもしれない。
オレの心の中は、レイノには、読まれていたりするのか……? ……まあいいか、どっちみち、オレについていた霊だ。もういろいろとばれてるしさ。
「ねぇ? いつからレイノはオレについていたの?」
「貴方様の思春期、頃から……」
「へぇ、ならもういろいろとばれてるな、べつにいいよ、もう、そんな」
「ごめんなさい……」
「謝るなって」
「どこか私たちよりも霊のほうが馴れ馴れしい。水臭いぞ、私たちに」と、ヤイバは言った。
「仕方ない、いつも取り憑かれてたってわけだから。水臭いねぇ、その言葉、なんか変だ、水が臭いみたいで。まあ、所詮は元いた世界の言葉……いやでもこっちでは……ちょっと訊いてみようか」
「おかしい。神器である私たちにも知れない女の霊がついていたなんて」と、ヤイバは言った。
「半端なんだよ、霊力が」と、オレはドヤ顔で言った。
「た、確かに、ご主人には霊力で負ける面があったのは認めているが……」と、ヤイバはイった。
酒場のカウンターで、おっさんがいた。
「あの、すみません。水臭いって何かわかりますか」
「水が臭いってことか? 知らないねそんなワード。俺は一流大学出てから教師だった。俺に知らないワードなんてないはずだ」
「ワードって言葉もあるんだ」
「あぁんっ? 何が言いたい?」
「外国人で」
「そうか」
テレヴィで、綺麗な女が映った。
「あの、あの女性の方は」
「フレンチェ様。そのぐらい外国から来たなら知ってるだろ?」
「フレンチェ……?」
「あの女のことが好きなのか」と、ヤイバは言った。
(確かに……あれは、ヒロシくんが、好きなオンナのタイプだわ……)
「いや、ずっとひきこもりだったんで知りませんでした」
「ザバカティンボウ市国のフレンチェスコ法皇の孫娘」
「ホウオウ?」
「有数の超最高権力者のひとりだ」
「敵になったりは」
「しないよ。ザバカティンボウ市国の法皇は、代々こっちに敵意を向けてたけど、ダイザヤマトゥ皇に対して初めて好意を持った法皇が、あの、フレンチェスコ法皇」
「ダイザヤマトゥ皇って」
「失敬だぞ。この国の、皇だ」
「なるほど……」と、オレはフレンチェを見ながらイった。
「最近は、ザキングダムジエイランドのリズ女王もザダイヤマトゥに親密になろうとしてきた」
「リズ王女は」
「前まであまりそういう態度はとっていなかったけど、勲章とか渡したりはしてきたけどな、この国のものにも」
「へぇ、そうなんだ」
「へぇ」と、サヤはイった。
(へぇ)と、レイノはイった。
「ありがとうございます」
オレは、高校の時、中退考える前、チューハイだが、酒をがぶ飲みした。中学の時、不良と絡んでいたこともあって飲まさせられたけどな。
オレの近所の駄菓子屋のオバちゃんは、ボケていた。お笑い芸人できるぐらいにボケていた。
平然と賞味期限切れた駄菓子を買わせるオレの近所の駄菓子屋のオバちゃん。
平然と地元のワルガキにもタバコを売るオバちゃん。
「ああ、教師だったていう面もあってか、ああいう仕事柄、平然と語れるんだ、感謝なんてしなくていい」
「どうも。ではイってきます!」
「おお、いっておいで」
「はいイってきます!」
オレは酒場から出た。
今日は、テントではない宿屋に泊まろう。
村は、町よりであり、綺麗だ。
宿屋についた。
風呂があった。一つの部屋に、結構のダイヨクジョウが。
「使い勝手がよさそうな風呂だ」と、ヤイバは言った。
「ほんとだ! いっぱい入れそう!」
オレは風呂に入った。
「このホテルもベッドは一部屋に一つしかないですね♡」と、サヤはイった。
「でもいいよ、昨日みたいにねればさ! ♡」と、オレはイった。
「そうだな♡」と、ヤイバはイった。
「うんっ♡」と、レイノは逝っているがイった。
ヤイバにはえた、ヤエバ。これは、彼女と向き合って、初めて、ちゃんと見た。
ヤエバは、元いた世界の女のなんて、どうでもよかった、が、オレは、ヤイバのヤエバなら、このめれるんだ。
「うんっ! ♡」と、オレは何度もイった。
オレはベッドに移動。
「寝よう♡」
「うんっ! ♡」と、オレは、その日、あるゆる場所で、イった、何度もな、まあ。
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