28 / 131
第一章
第二十六話 馬鹿な人間たち
しおりを挟む
世界がゆっくりと動いて見えた。
鱗と鱗の隙間を抜け正確に耳孔を穿ち抜いたヨシュアが、ナイフを持つ手を捻り上げる。亜毒竜の首は内側から引き裂かれ、半分を残して断ち切れた。ぐらりと傾く巨体をあちら側に追いやるために伸ばされた脚も、火花みたいに飛び散る暗い色の液体も、その奥で輝く丸い月も、この瞬間の全てがリリエリの目に焼き付いていた。
これが最高峰の冒険者。リリエリが信じ、命すら賭した男の有様か。
やたらと長い空白の後、亜毒竜は派手な音を立てながら地面に倒れ伏した。仰向けに倒れたリリエリの視界に影が差す。……ヨシュアが、リリエリを覗き込んでいる。
怒ったような悲しんでいるような、色々な感情の混ざった表情だった。こういう時すらわかりにくい顔をするんだな、とリリエリは胸中で苦笑した。本当に不器用な人だ。
「……!」
右足と腹部からダラダラと血を流すリリエリを見て、ヨシュアは咄嗟に何をするべきか混乱している様子であった。そこで倒れている蜥蜴の麻痺毒に致死性はないものの、この量の出血が続くと流石に死んでしまう。
「鞄に、包帯があります」
それを巻いてください、とまで言う必要はなかった。ヨシュアはすぐにその場を離れ、リリエリが放り出していたバックパックを手に戻ってきた。どこに入っているかは知らないはずだが、幸い彼は目当ての物をすぐに探り当てたようだ。
コットン地の包帯には止血の紋章魔術が描かれている。少しばかり良い品だ。大切に大切に鞄の肥やしにしていたが、今こそ使い時だろう。
ヨシュアは何も言わず、淡々とリリエリの傷口を塞ぐように包帯を巻いた。二、三度物言いたげに口を開いたが、ついぞ言葉を発することはなかった。
脳内に溢れ出ていたアドレナリンが落ち着くにつれて、熱に似た感覚は徐々に冷めていく。代わりに痛みが顔を出し始めるが、見た目ほど酷いものではなかった。麻痺毒がうまい具合にかき消してくれているのだろう。もちろん痛みがないわけではないが、リリエリにとってはヨシュアとの会話を優先できる程度のものであった。
「ヨシュアさん」
名前を呼ぶと、ヨシュアは一瞬だけ手を止めてこちらを見てから、バツの悪そうな顔をしてまた包帯を巻く作業に戻った。腹部は既に巻き終えており、残るは右足だけだ。耳はこちらに傾けてくれていると信じて、リリエリは言葉を続けることにした。
「ヨシュアさん、あなたは馬鹿です」
「……そう、かもしれない」
「そして、あなたが馬鹿なら、私は大馬鹿です」
ヨシュアは否定も肯定もしなかった。あちらを向いていて表情もわからないが、きっと困った顔をしていることだろう。
「ヨシュアさんは強いのに、どうして私なんかとパーティを組んでくれたんだろうってずっと考えてました。だって私は弱いし、戦えないし、一人じゃろくに冒険だってできない。同情とか憐憫とか、助けてもらったことに対する義務感とか、そういったものが理由だとばかり思っていました。この関係がずっと続くなんて端から思っていなかった」
「違う。俺だって一人では冒険者としていられない。トーヘッドからここまで来るのに、何回死んだと思ってる」
「……だって、いるとは思わないじゃないですか。一人で冒険できないソロ冒険者なんて」
リリエリは笑った。腹筋に力を入れたせいで傷口が痛むが、今この瞬間においてはそんなものは些細なことだった。
やっぱりこの人は自分に似ている、とリリエリは思う。どうしようもなく馬鹿なところなんてそっくりだ。持っていないものの方が多いのに無理を押してしまうところとか、周りなんてさっぱり見えていないところとか。
「私はきっと無意識のうちに、ヨシュアさんになら負担をかけてもいいって思いこんでいたんです。ヨシュアさんが強い冒険者だから。S級冒険者を、私なんかが支える必要なんてないって。……一緒にパーティを組んだその人が、平気で自分を犠牲にして私を逃がそうとする瞬間まで」
「…………」
ヨシュアは何も言わなかった。包帯はとっくに巻き終えているのに、こちらを向く気配は一切ない。やや丸まったその背中は、気まずいのだと言外に宣言しているようにも見える。責められているような、そんな気分なのかもしれない。
「私は大馬鹿です。一緒に冒険をしましょうと誘っておきながら、ヨシュアさんに頼りきりな現状に甘んじていた。……間違っていました。一方が一方のために命を懸けるような関係が、パーティであるはずがないんです」
「……そ、れは、」
この時点で、ようやくヨシュアはリリエリの方に顔を向けた。想像通り、いや想像以上に困惑を露わにした表情が見えた。きっとヨシュアからもリリエリの表情がはっきりと見えていることだろう。自分では自分の顔を見れないが、リリエリには確信があった。きっと自分は、今日の夜空みたいに晴れ晴れとした表情をしているに違いない。
「もっと私のことを頼ってください。私たちは、パーティなんですから」
その言葉に、ヨシュアは大きく目を見開いた。そこまで驚くようなことを言ったつもりはリリエリにはなかったが、彼はどうして驚いているのだろうか。ヨシュアは一度口を開き、やはり何も言わずに閉じた。そうして少しばかり時間をかけて言葉を選び直してから、ようやっとそれを音に変えた。
「……俺は、死なない。少し休めばなんだって治るし、手を切ったって生えてくる」
「だからなんですか。死なないから死んだっていい、なんて言うなら殴りますよ」
「違う。その、……思わないのか。化物だって。パーティを解消したいとは、思わないのか」
化物。パーティ、解消?
想像だにしていなかった単語の並びに、リリエリはしばし熟考し……思い至った。そうだ、数分前まではそんなような話をしていた。邪龍に呪われた男の噂。ヒュドラの呪いによって変質した存在。人間に近い見た目を持つ、人間ではないもの。
……なんて馬鹿馬鹿しい。ヨシュアを人間でないとするなら、いったい何を人間とするのだろう。
「正直に言って、思わなかったといえば嘘になります。でも、これも私の間違いでした。ヨシュアさんは間違いなく人間ですよ。こんなに馬鹿な生き物、人間以外にそうはいないでしょう。ヨシュアさんは私のこと、人間だと思いますか」
「……思う」
「じゃあヨシュアさんも人間ですから、パーティを解消する理由はないですね。少なくとも、私の方からは」
ヨシュアはリリエリのその言葉を、長い時間をかけて受け止めた。リリエリもまた静かにヨシュアの次の言葉を待っていた。リリエリがリリエリであるように、ヨシュアもまたヨシュアである。リリエリはヨシュアの全部を知っているとは決して言えないが、彼が口下手であることはもうよくよく知っているつもりだ。
岩塊の間を風がひゅうひゅうと吹きさらし、どこか遠くで石片の転がる音が鳴る。先ほど抜けてきた森の木々が、ざわざわと囁きあっている。
そんな中、ただ一言。そうだなと呟くヨシュアの顔は、リリエリの初めて見る笑顔であった。
今日が満月で良かったと、リリエリは心からそう思った。
鱗と鱗の隙間を抜け正確に耳孔を穿ち抜いたヨシュアが、ナイフを持つ手を捻り上げる。亜毒竜の首は内側から引き裂かれ、半分を残して断ち切れた。ぐらりと傾く巨体をあちら側に追いやるために伸ばされた脚も、火花みたいに飛び散る暗い色の液体も、その奥で輝く丸い月も、この瞬間の全てがリリエリの目に焼き付いていた。
これが最高峰の冒険者。リリエリが信じ、命すら賭した男の有様か。
やたらと長い空白の後、亜毒竜は派手な音を立てながら地面に倒れ伏した。仰向けに倒れたリリエリの視界に影が差す。……ヨシュアが、リリエリを覗き込んでいる。
怒ったような悲しんでいるような、色々な感情の混ざった表情だった。こういう時すらわかりにくい顔をするんだな、とリリエリは胸中で苦笑した。本当に不器用な人だ。
「……!」
右足と腹部からダラダラと血を流すリリエリを見て、ヨシュアは咄嗟に何をするべきか混乱している様子であった。そこで倒れている蜥蜴の麻痺毒に致死性はないものの、この量の出血が続くと流石に死んでしまう。
「鞄に、包帯があります」
それを巻いてください、とまで言う必要はなかった。ヨシュアはすぐにその場を離れ、リリエリが放り出していたバックパックを手に戻ってきた。どこに入っているかは知らないはずだが、幸い彼は目当ての物をすぐに探り当てたようだ。
コットン地の包帯には止血の紋章魔術が描かれている。少しばかり良い品だ。大切に大切に鞄の肥やしにしていたが、今こそ使い時だろう。
ヨシュアは何も言わず、淡々とリリエリの傷口を塞ぐように包帯を巻いた。二、三度物言いたげに口を開いたが、ついぞ言葉を発することはなかった。
脳内に溢れ出ていたアドレナリンが落ち着くにつれて、熱に似た感覚は徐々に冷めていく。代わりに痛みが顔を出し始めるが、見た目ほど酷いものではなかった。麻痺毒がうまい具合にかき消してくれているのだろう。もちろん痛みがないわけではないが、リリエリにとってはヨシュアとの会話を優先できる程度のものであった。
「ヨシュアさん」
名前を呼ぶと、ヨシュアは一瞬だけ手を止めてこちらを見てから、バツの悪そうな顔をしてまた包帯を巻く作業に戻った。腹部は既に巻き終えており、残るは右足だけだ。耳はこちらに傾けてくれていると信じて、リリエリは言葉を続けることにした。
「ヨシュアさん、あなたは馬鹿です」
「……そう、かもしれない」
「そして、あなたが馬鹿なら、私は大馬鹿です」
ヨシュアは否定も肯定もしなかった。あちらを向いていて表情もわからないが、きっと困った顔をしていることだろう。
「ヨシュアさんは強いのに、どうして私なんかとパーティを組んでくれたんだろうってずっと考えてました。だって私は弱いし、戦えないし、一人じゃろくに冒険だってできない。同情とか憐憫とか、助けてもらったことに対する義務感とか、そういったものが理由だとばかり思っていました。この関係がずっと続くなんて端から思っていなかった」
「違う。俺だって一人では冒険者としていられない。トーヘッドからここまで来るのに、何回死んだと思ってる」
「……だって、いるとは思わないじゃないですか。一人で冒険できないソロ冒険者なんて」
リリエリは笑った。腹筋に力を入れたせいで傷口が痛むが、今この瞬間においてはそんなものは些細なことだった。
やっぱりこの人は自分に似ている、とリリエリは思う。どうしようもなく馬鹿なところなんてそっくりだ。持っていないものの方が多いのに無理を押してしまうところとか、周りなんてさっぱり見えていないところとか。
「私はきっと無意識のうちに、ヨシュアさんになら負担をかけてもいいって思いこんでいたんです。ヨシュアさんが強い冒険者だから。S級冒険者を、私なんかが支える必要なんてないって。……一緒にパーティを組んだその人が、平気で自分を犠牲にして私を逃がそうとする瞬間まで」
「…………」
ヨシュアは何も言わなかった。包帯はとっくに巻き終えているのに、こちらを向く気配は一切ない。やや丸まったその背中は、気まずいのだと言外に宣言しているようにも見える。責められているような、そんな気分なのかもしれない。
「私は大馬鹿です。一緒に冒険をしましょうと誘っておきながら、ヨシュアさんに頼りきりな現状に甘んじていた。……間違っていました。一方が一方のために命を懸けるような関係が、パーティであるはずがないんです」
「……そ、れは、」
この時点で、ようやくヨシュアはリリエリの方に顔を向けた。想像通り、いや想像以上に困惑を露わにした表情が見えた。きっとヨシュアからもリリエリの表情がはっきりと見えていることだろう。自分では自分の顔を見れないが、リリエリには確信があった。きっと自分は、今日の夜空みたいに晴れ晴れとした表情をしているに違いない。
「もっと私のことを頼ってください。私たちは、パーティなんですから」
その言葉に、ヨシュアは大きく目を見開いた。そこまで驚くようなことを言ったつもりはリリエリにはなかったが、彼はどうして驚いているのだろうか。ヨシュアは一度口を開き、やはり何も言わずに閉じた。そうして少しばかり時間をかけて言葉を選び直してから、ようやっとそれを音に変えた。
「……俺は、死なない。少し休めばなんだって治るし、手を切ったって生えてくる」
「だからなんですか。死なないから死んだっていい、なんて言うなら殴りますよ」
「違う。その、……思わないのか。化物だって。パーティを解消したいとは、思わないのか」
化物。パーティ、解消?
想像だにしていなかった単語の並びに、リリエリはしばし熟考し……思い至った。そうだ、数分前まではそんなような話をしていた。邪龍に呪われた男の噂。ヒュドラの呪いによって変質した存在。人間に近い見た目を持つ、人間ではないもの。
……なんて馬鹿馬鹿しい。ヨシュアを人間でないとするなら、いったい何を人間とするのだろう。
「正直に言って、思わなかったといえば嘘になります。でも、これも私の間違いでした。ヨシュアさんは間違いなく人間ですよ。こんなに馬鹿な生き物、人間以外にそうはいないでしょう。ヨシュアさんは私のこと、人間だと思いますか」
「……思う」
「じゃあヨシュアさんも人間ですから、パーティを解消する理由はないですね。少なくとも、私の方からは」
ヨシュアはリリエリのその言葉を、長い時間をかけて受け止めた。リリエリもまた静かにヨシュアの次の言葉を待っていた。リリエリがリリエリであるように、ヨシュアもまたヨシュアである。リリエリはヨシュアの全部を知っているとは決して言えないが、彼が口下手であることはもうよくよく知っているつもりだ。
岩塊の間を風がひゅうひゅうと吹きさらし、どこか遠くで石片の転がる音が鳴る。先ほど抜けてきた森の木々が、ざわざわと囁きあっている。
そんな中、ただ一言。そうだなと呟くヨシュアの顔は、リリエリの初めて見る笑顔であった。
今日が満月で良かったと、リリエリは心からそう思った。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました
オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、
【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。
互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、
戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。
そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。
暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、
不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。
凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる