94 / 156
5章
あ~♡楓さんってば~♡
しおりを挟む楓は俺を軽く支えるように抱き締めて優しい笑顔で言った。
「当たり前だろ?俺より貴哉を知ってる奴いるなら見てみたいね」
「言うね~♪てか俺も楓の事なら誰よりも知ってるもんね~!恋だっけ?その元彼よりも詳しい自信あるぜ♪」
「へー、じゃあ貴哉だけが知ってる俺の事って何?」
あれ?楓ってこんなに良い男だったっけ?元々こいつがモテ男なのは知ってっけど、俺は楓をそう言う目で見た事はない。本当に仲の良いダチだと思ってる。
でも今さっき、低いトーンの声で強気に言われてドキッとしちまった。
今は楓とこうして密着してるのが落ち着くってか、安心するんだ。
俺は少しボーッとする頭でいろいろ考えたけど、すぐにそんな考えは捨てて楓の膝の上に跨って更に近付いた。
なんだろな。今はすげぇ甘えたい気分……
俺だけが知ってるであろう楓の事、教えてやろう!
「楓は~、ここが弱いんだ♡」
「っ貴哉!?んっ!ヤメロっ」
「あはは♡嫌がってる~♡」
俺が楓の首元にキスをすると、ビクッとして離れようとした。
やべ、何か楽しい♪
そうか、嫌がるって事はまだ首が苦手だったか♪
「お前、酔ってんだろ?」
「そうかもー?久しぶりに飲んだからかな?何か気持ち良い♪」
あ、俺酔ってんのか。でもまだちょっとしか飲んでねぇよ?ケーキも途中だし。久しぶり過ぎて弱くなったのか~?
んな事は今はどうでもいいや。
なんかすげぇムラムラする。
しばらく誰ともしてねぇからか。
この前紘夢とそう言う雰囲気になったけど、最後まではしてなかったから余計にムラムラムラムラ……人肌恋しいってこの事か……
「貴哉はここだろ?」
「ん?」
ここから楓からの反撃が始まった。
楓は俺の乳首ら辺を着てたパーカーの上からグリグリ触り出す。
ふふ。甘いんだよ楓さん♪
確かに俺は乳首感じるよ。触られたら気持ちいいよ。
でもさ、今の俺レア級の装備してっから♪
「残念でしたー♪このパーカー分厚いんで全然平気でーす♪」
「へー、ならこうすれば?」
「……あっ楓、それはズリィよ♡」
慣れた手付きでパーカーを捲られて乳首をキュッと摘まれた。
俺はいきなりの刺激にビクッとして変な声出しちまった。でも嫌じゃない。むしろもっとして欲しい。だから俺はねだるように上目遣いしながら楓を見た。
「貴哉……気持ちい?」
「うん♡気持ち良い♡楓は乳首感じないって言ってたな?本当なのかぁ?」
「うん。試してみるか?」
「やるー♡」
俺は新しいおもちゃを与えられた子供のようにワクワクしながら楓の服の中に手を入れて乳首を探した。あった!すかさず人差し指でいじってみるけど、楓は変な声を漏らすどころか、顔色ひとつ変えずにニヤニヤと笑っていた。
「うわー、本当に感じないんだなぁ」
「何か触られてるなーぐらいだよ」
「弱いとこって首だけ?」
「ああ。他は触られても平気」
「ここもか?」
「なっ!?」
余裕ぶっこいてる楓を困らせたくて俺は乳首の次に下半身を触る。さすがに驚いたのか、楓は焦ってるようだった。
てかちょっと勃ってね?
うわ~、乳首感じねぇとか言って感じてたんじゃねぇの?可愛い奴~♪
俺は面白くなってニヤニヤしながら楓を見ると、困ったように笑っていた。
「あ~♡楓さんってば~♡」
「貴哉、頼むからそれは勘弁して?」
「おっ♡またデカくなった♡」
「お前酔い冷めたら後悔すんぞ」
「そんじゃ冷める前に楽しんじゃおうぜ♪」
「はぁ?ちょ、ふざけるなって!」
「何、楓乗り気じゃねぇの?ならその気にさせてやんよ♡」
多分もう少し押せば楓はその気になると思う。だから俺は酔いに任せて積極的に楓のズボンに手を掛けてベルトを外して、楓のを出す。
楓ってば止めねぇのな。俺、止めらんねぇよ?
俺は我慢出来なくて、自分から楓の更に大きくなったモノを口に入れて完全にその気にさせる為に刺激してやった。
今は上手く考えられないけど、とにかくしたかった。
急に一人になった寂しさと、急に親しい友達と会えた嬉しさと、酒の力で俺の性欲は爆発した。
「貴哉っ……」
「んっ、かえれの大きいな♡」
余裕のなくなった楓の声を聞いて俺は咥えながら喋ると、楓は吹っ切れたような顔をして俺を抱き上げてぎゅーってしてくれた。あったけぇ。そして迷わずキスをしてきた。
俺は自然に腕を回して楓とのキスに夢中になる。
しばらくして楓から離れて行って目と目が合った。
楓の綺麗な切れ長の目に見つめられてドキドキしてると、フワッと優しく笑ってこう言った。
「貴哉、好きだ」
「おれも~♡かえですき~♡」
「…………」
俺は嬉しくなって楓の上に乗ったまま抱きしめてキスをした。
あー、楓とこんなエロいキスしてるよ俺。
てか楓ってば上手いのな。やっぱモテる男は違うわ。
本当はしちゃダメなのに。
空にも断り続けてた筈なのに。
俺の理性はどこへやら。
ここへ来て爆発するなら空とヤっとけば良かったかなとか考えるけど、そんな考えはすぐに無くなり、今は楓との行為に集中する事にした。
あ、ダメだ。もう頭回らねぇ。
楓がすぐ後ろにあるベッドに俺を乗せて服を脱がし始める。
その一つ一つにドキドキして、ワクワクした。
とにかく早く挿れて欲しくて仕方なかった。
15
あなたにおすすめの小説
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています
七瀬
BL
あらすじ
春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。
政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。
****
初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m
貢がせて、ハニー!
わこ
BL
隣の部屋のサラリーマンがしょっちゅう貢ぎにやって来る。
隣人のストレートな求愛活動に困惑する男子学生の話。
社会人×大学生の日常系年の差ラブコメ。
※現時点で小説の公開対象範囲は全年齢となっております。しばらくはこのまま指定なしで更新を続ける予定ですが、アルファポリスさんのガイドラインに合わせて今後変更する場合があります。(2020.11.8)
■2025.12.14 285話のタイトルを「おみやげ何にする? Ⅲ」から変更しました。
■2025.11.29 294話のタイトルを「赤い川」から変更しました。
■2024.03.09 2月2日にわざわざサイトの方へ誤変換のお知らせをくださった方、どうもありがとうございました。瀬名さんの名前が僧侶みたいになっていたのに全く気付いていなかったので助かりました!
■2024.03.09 195話/196話のタイトルを変更しました。
■2020.10.25 25話目「帰り道」追加(差し込み)しました。話の流れに変更はありません。
優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―
無玄々
BL
「俺たちから、逃げられると思う?」
卑屈な少年・織理は、三人の男から同時に告白されてしまう。
一人は必死で熱く重い男、一人は常に包んでくれる優しい先輩、一人は「嫌い」と言いながら離れない奇妙な奴。
選べない織理に押し付けられる彼らの恋情――それは優しくも逃げられない檻のようで。
本作は織理と三人の関係性を描いた短編集です。
愛か、束縛か――その境界線の上で揺れる、執着ハーレムBL。
※この作品は『記憶を失うほどに【https://www.alphapolis.co.jp/novel/364672311/155993505】』のハーレムパロディです。本編未読でも雰囲気は伝わりますが、キャラクターの背景は本編を読むとさらに楽しめます。
※本作は織理受けのハーレム形式です。
※一部描写にてそれ以外のカプとも取れるような関係性・心理描写がありますが、明確なカップリング意図はありません。が、ご注意ください
病んでる愛はゲームの世界で充分です!
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
ヤンデレゲームが好きな平凡男子高校生、田山直也。
幼馴染の一条翔に呆れられながらも、今日もゲームに勤しんでいた。
席替えで隣になった大人しい目隠れ生徒との交流を始め、周りの生徒たちから重い愛を現実でも向けられるようになってしまう。
田山の明日はどっちだ!!
ヤンデレ大好き普通の男子高校生、田山直也がなんやかんやあってヤンデレ男子たちに執着される話です。
BL大賞参加作品です。よろしくお願いします。
11/21
本編一旦完結になります。小話ができ次第追加していきます。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる