【完結】どいつもこいつもかかって来やがれ3rd season

pino

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本編

お前、なかなか可愛いな

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 風呂の中で俺と戸塚は妙な事をしていた。
 お互い裸なのはもちろん。膝をついて座る戸塚に向かって俺は、浴槽の縁に手をついてケツを突き出していた。
 めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、これ!


「では始めるぞ。今はローションの代わりにボディソープを使うからな」

「お、おう」


 よくわかんねーけど、滑りを良くする為にヌルッとした物を使うらしい。
 ボディソープを付けたであろう戸塚の指が俺のケツの穴を突く。冷たくてビクッとしてしまった。


「初めは痛いかもしれないが、すぐに良くなるから我慢しろ?」

「うっ……痛いのやだっ」

「だったら早川とのセックスは諦めろ」

「だぁ!分かったから早くしろ!」


 この体勢の恥ずかしさと戸塚の指が俺の恥ずかしいとこに触れてるので頭がめちゃくちゃになりそうだった。
 俺が言うと戸塚の指はスルッと俺の中に入って来た。痛いと言うか、何か入ってるって言う違和感が気持ち悪かった。


「んんっ」

「力を抜け」

「だって、無理っ」

「………」


 俺が力を抜く事が出来ずにいると、戸塚は空いてる方の手を使ってボディソープの追加をしていた。そして更に俺のケツに塗って指を動かして来た。


「いっ……んっ」

「余裕無いと思うがちゃんと覚えておけよ?こうやって入り口を柔らかくするんだ」

「はぁっ戸塚ぁ!何か変!」

「どうした?」

「変!変なんだ!」

「だ、大丈夫か?」


 俺から指を抜いて心配そうに見て来る戸塚。
 やべぇ、何だ今の?中で指を動かされた時のあの感覚……


「強引過ぎたか、悪かったな」

「んーん。痛くは無かったんだ。なぁ、こっち向いてちゃダメか?」

「まだやるのか?」


 クルッと戸塚の方を向いて聞くと呆れたような顔をされた。俺もどうかしてると思うが、さっきのあの感覚が忘れられねぇんだ。


「あと一回だけ!」

「分かったよ。そこに座って足を広げてくれ」

「おう」


 言われるがままにM字開脚してやった。もう戸塚が相手なら恥ずかしいとか無くなった。お互い好きって感情がねぇとこうも開放的になれんのか人間って。
 もう一度ボディソープを足して再び俺のケツに戸塚の指が入って来た。


「あ、これだ!」

「これ?」


 戸塚の指が奥に入ってグリグリと掻き回すとある場所に当たった時にビクンと体が反応してしまう感覚。良くわかんねーけど、嫌じゃないこれは何なんだ?


「戸塚がある場所触ると体がっあ!」

「秋山……」

「ビクって、何だコレ?」

「性感帯だろ……秋山のを見る限り間違いないだろう」

「あ!」


 いつの間にか俺のアソコは勃ってたようで、戸塚に指摘されるまで気付かなかった。え、ケツの中って気持ちいいのか?だからセックスにケツの穴を使うのか!


「すげぇ、俺知らなかった!」

「……?」

「戸塚ありがとう!すげぇ助かっうわぁ!」

「秋山!」


 散々ボディソープを床に撒き散らしたおかげで俺は手を滑らせて倒れそうになってしまった。戸塚が支えてくれたから何とか床に倒れずに済んだが、戸塚の指が俺の中に入ったまま動いたせいで更に奥に入って来て俺の体はそっちに反応してしまっていた。


「くっ奥まで、入っ……」

「わ、悪い!今抜く!」

「抜いちゃダメぇ戸塚ぁっそこいい!」

「っ!」


 戸塚の指が気持ち良過ぎて、もっとして欲しいと思ってしまった。戸塚引いてるかなー。好きでもねぇ奴とこんな事、したくねぇよな。


「秋山……ここか?」

「へっ?……アンッ!あっそこ!」

「秋山、俺の上に座れ」

「ん……」


 戸塚に言われた通り向かい合う形のまま、俺が戸塚の腿の上に座ると、後ろをいじったまま俺のアソコまで触り出した。
 え、これってイッていいって事?戸塚さん!マジですか!


「いいよ秋山。我慢しなくて」

「はぁはぁ……うー戸塚ぁ」

「お前、なかなか可愛いな」

「!」

「ほら早くしないとみんなにバレるぞ」

「んんっ戸塚っ俺もうダメっ」

「ああ知ってる」

「戸塚ぁ」


 戸塚が耳元で囁きながら指と手の動きを早める。俺は我慢出来なくなり、戸塚にぎゅーって抱き付きながらイッてしまった。

 俺と戸塚はしばらくそのままでいた。終わった後の気まずさったらない。行為の途中は勢いでなんとかなってたけど、俺と戸塚はただの友達だ。その友達にイかされたなんて……


「恥ずかしすぎるっ」

「今更か?」

「だって、俺……」

「ああ驚いたな秋山にこんな一面があったなんて」

「戸塚こそ、めちゃくちゃ慣れてて意外だったし!」

「とにかく体を流して出よう。そろそろ出ないと誰か来そうだ」


 戸塚は笑顔で言った。俺を支えて起こしてくれて、シャワーで体まで流してくれた。優しいな鉄仮面。


「あのさ、戸塚……この事誰にも……」

「言える訳ないだろ。またやり方が分からなくなったらしてやる」

「!」


 ポンと頭を撫でられて先に脱衣所に出て行く戸塚。一人残されて戸塚にされた事を思い出して恥ずかしくなった。
 やべーなさっきの。てか指であんなけ気持ち良いってどう言う事だ?デカくなったアソコが入ったらどうなっちまうんだ!?
 戸塚先生に聞こうとしたが、既にパジャマを着てそのまま脱衣所から出て行ってしまった。

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