日記まとめ

谷岡藤不三也

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1章

日記「3」

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日記「3」
 思いついたことを適当に。



 個人的なイメージだけど、ソシャゲってなんかアーケードゲームと似てる気がする。
 ストーリー性よりも、遊んですぐ楽しいっていう、即席麺みたいなゲームのスタイルっていう感じがする。

 ちなみに、俺はソシャゲ苦手。ガチャ要素が嫌。
 ガチャがというか、ランダムドロップ系のゲームシステム全般が嫌い。欲しいものがあっても確実には手に入らないイライラ。周回前提のゲーム設計。それがゲーム性だというのなら、そういうゲームは俺には合わないなと思います。シンプルにめんどくさいだけで、全然楽しくない。強化して、それを使うのが楽しいのであって、その素材集めが楽しいわけじゃない。むしろストレスと個人的には思ってます。

 スマホゲームはやらない。ゲームはゲーム機器でやりたいから。ゲームは特別な体験であって欲しいので日常生活に入り込んできてほしくない。
 あと、繰り返しにはなるけど、楽しそうに周回してる人を見たことがありません。
 隙間時間にっていう人もいるけど、例えば電車に乗ってる時にゲームをするとした場合、ゲームに熱中したいけど、降りる駅を間違えないように気を配らなければならないっていうどっちつかずの状態でゲームやることになるから、全然集中できないし、逆にストレスになると思う。俺だけの話かもしれないけどね。
 ゲームは余裕のある時に、そして気持ちを完全にゲームモードに切り替えて遊びたい。



 二次創作してる人ってすごいなと思う。というかよほど愛が深いんだなと。
 好きだからこそ、適当なものは作れないし、ちゃんとしたものを作るにはそれなりに資料が必要だし、作品やキャラに造詣深くないと作れないって思う。
 そういう神経使うの俺にはできない。
 衣装ひとつとっても、ある意味好き勝手にその場のアドリブで適当にできるオリジナルと違って、二次創作は既出のものを忠実に再現しないといけないから、本当に大変だと思う。
 そこまでこだわって作ってないのかもしれないけれど、その作品を好きであればあるほどに自分チェックはより厳しくなっていくと思う。



 誰か有名人を見て、知り合いに似てるなと思って友達に話したら、全然違くねって言われることがしばしば。たまに満場一致で似てるってなって盛り上がるときもあるけれど。
 確かに二人の顔写真を並べて見比べたら、そりゃ全然違うんだけども、ここで注目すべきは、自分が普段無意識に人のどこを注目しているか、またイメージの捉え方が何となくわかるっていうところ。
 その人の目なのか、口なのか、髪型なのか、輪郭なのか、皺なのか。
 どこをどう見て同一人物だと同定しているのかがわかる。
 自分の見えている世界と、他人一人一人が見ている世界は全く別物なので、そういうところから、他人の人の見方、判断の仕方の片鱗が見えるような気がする。
 こういうちっちゃいところから他人への理解を深めていくのが人間関係っていう気がする。興味を持たないと流れて行ってしまいそうなものを必死にかき集めてはじめて、ほんの少しだけ相手の顔が見えるようになる。
 他人にはこの世界がどう見えているのだろう。どう捉えているのだろう。どう思っているのだろう。大変興味があります。

 似てる似てないって顔のパーツだけじゃなさそう。
 エピソードとか経験からイメージが歪んで、それに引っ張られて記憶していることとか多々ありそう。人の記憶って案外あてにならんからね。
 そういうイメージこそ、他人と共有できないものですよね。どんなイメージを持っているのか知りたいけど、絶対に知ることはできない。知れたと思っても、それは自分の頭を通して解釈したものなので、100同じものではないという。



 ゲームでも映画でも読書でも、ずっとインプットしてると、どっかで頭が止まる。そういう時は立ち上がって全身運動する。
 何か作ってる時は、頭を働かせないと進まないから、頭が止まるということに敏感になれるんだけど、インプットは頭が止まっていても、気にせず続けることができるから(特に映像系は)、頭働いてないなってことに気づきにくかったりする。
 何をするにおいても頭働いてないとよろしくないので、常に意識しておきたいところ。



 基本、ずっと吐き出していたい人なんだけども、でも、いやだからこそなのかもしれないけど、頭を使いたくないときっていうのが必ずやってくる。
 そういう時は、無理やり何かするんじゃなくて、頭が止まっていてもできることを探してやることにしてる。
 いやいややろうとしても、本質的な意味でやることができない。でもただだらっとしていたくはない。いつ回復するかだってわからない。なんか作業していたい。
 だったらこういう状態でもできること探そうよっていう発想の転換。
 清書とか、ペン入れとか仕上げとか。新たに何か発想しなくとも進められることをする。
 そうやってると、段々と回復してきて、頭使いたくなってくるから、そういう時に脚本とか、新しいアイデアとかを出していく。
 心身の調子と上手く付き合えれば、楽しく生きられるんじゃないかと思ってる。



 漫画のカラーイラストは豪華だなって思うんだけど、本編がフルカラーになってるのはあんまり嬉しくない。そのことをリッチだとはあまり思えない。
 目が慣れてないっていうのはあるかもしれないけれど、余計な情報が追加されたことによって読みづらく感じてしまう。白黒であることで、必要なもの以外の情報は削ぎ落されているから読みやすいんだと逆説的に気づきもした。
 カラーの方が表現が豊かになるのはそうなんだけど、それって一枚絵とかの話で、漫画は小さいコマが連続するんで、それぞれに情報がありすぎるとかえって読みづらくなってしまうんじゃないかと思う。
 白黒にすることによって、必要最低限に情報を間引き、洗練させるというのが漫画の読みやすさの一端なのかもしれないと思った。



 メディアミックスってやり方間違えると何の意味もなさなくなりそうだなあと思った。
 漫画をそのままアニメにした場合、じゃあ漫画でいいじゃんってなるし。原作に追いつかないように内容を薄めて、キャラの掘り下げですっていう体で出し始めたらもう最悪だし。
 それぞれが独自路線を走って行った方がいいんじゃないかと個人的には思います。それぞれのメディアにしか出せない強みを生かさないとたくさんのメディアで展開する意義は薄いどころか、互いの邪魔にしかならないんじゃないかなあと思いました。



 何かをさあやろうって思うと、ついつい食べる量が多くなってします。
 それだけエネルギーを使うということなのかもしれないが、カロリー的に見ればそんなに必要ないわけで。特別運動しているわけじゃないから。
 シンプルにストレス発散で食べてるんだとしたら控えたいと思うし、食べてしまうのであれば、その分だけ運動量を増やしたいなとも思う。
 まあそういう自分の変化は見てて面白いなあとは思うけどね。基本そこまで食べる人じゃないので、多少食べる量が増えても、健康に害が出るほどってわけじゃないし、ああストレスたまってんだなあって客観的に面白がれるから別にいいかなと思わなくもない。
 食べると前向きになるしね。ある程度はオッケーかなと思います。



 ゲームクリアしたあと、もう一周するのはだるいけど余韻というか、思い出を楽しみたいっていうときにサントラ聴く。
 いいよね音楽聴くの。
 思い出とダイレクトに紐づいてるから、簡単に思い出して追体験できる。むしろ怠かった部分を消去して楽しめる分、本編遊んでる時よりも楽しいかもしれない。
 音楽って本当に強いなと思います。速いし。
 本や漫画みたいに読まなくていいもんね。
 だから、好きな作品のサントラが発売されてないと悲しくなる。



 いいね押すのとかフォローするのとかいい暇つぶしになる。ゲームみたい。
 投稿して数字の動向を追うのもシミュレーションゲームみたいで面白い。
 投稿するために物作ってるわけじゃないから、ある意味他人事というかね。
 ものづくりはものづくり、投稿後は別のフィールドって認識なんだと思う。
 どっちも自分の事なんだけども、認識の差から対岸的に楽しめてるのかなと思ったり思わなかったり。



 中学の頃、とある一人の友達との間だけで尻相撲が流行って、休み時間、移動教室中、隙あらば仕掛け、仕掛けられて、野生の尻相撲だとか、いつ飛び出してくるかわからないぞとかやってたなと。
 あと学ラン前後ろにして袖に両手突っ込んで謎の中国人とかやってたな。
 これは別のやつだけど、鞄じゃなくて学ランにあらゆる荷物入れて登校してきてたやつもいたな。学ランは万能だとか言いながら。
 そういうやんちゃしてるやつに謎の憧れがあって、読んでる本とか聴いてるCDとか真似して買ってたな。バレた時はなんか家にあったとか苦しすぎる言い訳してさ。
 隠れファンだったんすよねえ。
 ふと思い出しました。
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