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第四話 獣王国と死霊国
第14話 フィジカル
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私は氷漬けにされている巫女の近くに寄り氷を溶かした
「大丈夫か!?」
私は巫女の体に触れた
「っ····死んでる···って、あれ?この子って···月龍の恋人の宗古···か?」
私はその巫女の指に指輪があった
「そ、そんな····すまん、月龍、お前の恋人守れなかった····」
「氷柱槍」
「朱雀の門!」
私は飛んできた氷柱を全て燃やした
「····てめぇ、よくもやりやがったな」
「その巫女の一族は我を封印したのだその罰を受けてもらったまでだ」
「そうか····覚悟しろよ」
私は自分の妖力を全て吸い取った
「?何をしている?」
「妖力を吸い込んでんだよ」
「な!?そんなことしたらお前、死んでしまうぞ」
「普通ならな、だが私は不死だ、だからな···私は完全にフィジカルで戦うことが出来る!ぼこぼこにしてやるよ、この野郎」
「·····嘘だよな」
「お、おい、も、もしかしたら生きてるかも知れねぇだろ?」
「やっぱり、修行なんか行かなかったら良かった···そうすれば俺はアイツを守れたのに···ごめん···ごめん」
「おい、そんな事を言ってる場合か?」
「·····」
「ほら、さっさと行くぞ」
「····ああ···」
バゴーーーーン!!
「ぐっ!氷が···」
「お前の氷は事前に対策済みなんだよ、海から聞いたからなお前の事」
「か、海だと···あの小僧··我の事を···」
「(っ!この殺気····やべぇ、アイツが来てしまう···アイツは今は怒りで我を忘れてるに違いない····この月を殺したら宗古は生き返れない···何とかしてでも倒して気絶させて妖力を取り返しそして月龍が宗古に血を入れ蘇らせる···くっそ!急げ私!)オラァ!」
ドカッ!
「(引力のお陰で蹴りの威力も上がっている!)もういっちょ!」
バン!
「ぐぬぬ、貴様····」
「お前、フィジカルオンリーの奴と戦ったこと無いだろ」
「あ、当たり前だ!そんな奴、千年に一回生まれるか生まれないかじゃないか!」
「まぁ、そうだな、私は不死を利用して出来る!」
「ぐはっ!」
「ちっ、まだ気絶しねぇのかよ!」
「フハハハ!その程度ならまだまだ元気だ」
その時だった
「死月光斬」
バーーーーーーン!!!!
フリーズムーンの体が半分砕け散った
「な···」
「あ····やべ」
目の前には禍々しい妖気を放っている月龍がいた
月龍は宗古の遺体に近付き遺体を持ち上げた
「····」
その時涙を流しているのが見えた
「····つ、月龍···ま、まだ、助かる方法はあるからこの月を気絶させるの手伝ってくれねぇか?」
「···何故気絶?殺せば良いだろ」
「···いや、こいつ、宗古の妖力を全て吸い取ったんだ、だから気絶したら妖力が出てお前が宗古に血を与えたらアイツは復活するんだ」
「····魂は?」
「え?」
「さっき、触った時、魂も抜けていたぞ」 「あ、え?」
「魂が無かったら宗古は蘇らない」
「は、はぁ?それじゃ、アイツは····」
「···そうだよ····完全に死んだんだよ」
「····あれ?此処は?」
私は真っ暗な所で目を覚ました
「私···どうなったの?」
「貴女は完全に死にました」
「え?」
目の前には閻魔様が居た
「····峯川宗古さん、貴女はこれからどうしますか?」
「ちょ、ちょっと待ってよ···死んだ?私、死んだの?」
「ええ、貴女の魂は砕け散りました」
「嘘·····せっかく私の本名とか色々分かったのに···」
「····貴女が生き返る方法は一応あります」
「!本当ですか!?」
「ええ····ただし多分、貴女は嫌がるでしょうね」
「え?」
「生き返る方法はたった一つ、貴女の身内もしくは親友の誰かが貴女に魂を与える」
「····え?」
「それだけです」
「そ、そんな···」
「じゃ、殺すぞ」
「ま、待て!取り敢えず!」
「なら、そうしてろ、俺は宗古の所に居るよ」
「あ、ああ」
「何だ?話し合いは済んだのか?」
「まぁな!朱雀雷鳴蹴」
バーーーーーーン!!!!
「ぐおっ!」
その時フリーズムーンの中から丸い球体が飛び出した
「ん?何だこれ」
「や、やめろ!それは我の核だそれを潰されたら我は死んでしまう!」
「····成る程、なら!」
私は丸い球体を蹴り上げた
「や、やめろぉぉぉ!!!」
フリーズムーンはそう叫びながら落ちた
ドーーーーン!!
「···よし!」
私はフリーズムーンが落ちた所まで走った
落ちた所に着くとフリーズムーンは気絶していた
「ふぅ、なら妖力を回収と」
私はフリーズムーンから妖力の源を取り出した
「これを····宗古に与えれば」
月龍は宗古の遺体を抱き抱えながら座り涙を落としていた
「おい·····目を覚ませよ宗古·····月龍だぞ····目を覚ましてくれよ····」
月龍の涙が宗古の頬に流れ落ちた
「···馬鹿だよな俺···皆やお前を守るために修行に出たのに·····さ····」
月龍は段々と涙を流す量が多くなっていった
「ああ·····神どもめ···宗古は何でこんな不幸な目に合わなくちゃいけないんだよ···」
その時
「月龍」
月龍は振り向いたするとそこには
「ルザルス?」
ルザルスが居た
「大丈夫か!?」
私は巫女の体に触れた
「っ····死んでる···って、あれ?この子って···月龍の恋人の宗古···か?」
私はその巫女の指に指輪があった
「そ、そんな····すまん、月龍、お前の恋人守れなかった····」
「氷柱槍」
「朱雀の門!」
私は飛んできた氷柱を全て燃やした
「····てめぇ、よくもやりやがったな」
「その巫女の一族は我を封印したのだその罰を受けてもらったまでだ」
「そうか····覚悟しろよ」
私は自分の妖力を全て吸い取った
「?何をしている?」
「妖力を吸い込んでんだよ」
「な!?そんなことしたらお前、死んでしまうぞ」
「普通ならな、だが私は不死だ、だからな···私は完全にフィジカルで戦うことが出来る!ぼこぼこにしてやるよ、この野郎」
「·····嘘だよな」
「お、おい、も、もしかしたら生きてるかも知れねぇだろ?」
「やっぱり、修行なんか行かなかったら良かった···そうすれば俺はアイツを守れたのに···ごめん···ごめん」
「おい、そんな事を言ってる場合か?」
「·····」
「ほら、さっさと行くぞ」
「····ああ···」
バゴーーーーン!!
「ぐっ!氷が···」
「お前の氷は事前に対策済みなんだよ、海から聞いたからなお前の事」
「か、海だと···あの小僧··我の事を···」
「(っ!この殺気····やべぇ、アイツが来てしまう···アイツは今は怒りで我を忘れてるに違いない····この月を殺したら宗古は生き返れない···何とかしてでも倒して気絶させて妖力を取り返しそして月龍が宗古に血を入れ蘇らせる···くっそ!急げ私!)オラァ!」
ドカッ!
「(引力のお陰で蹴りの威力も上がっている!)もういっちょ!」
バン!
「ぐぬぬ、貴様····」
「お前、フィジカルオンリーの奴と戦ったこと無いだろ」
「あ、当たり前だ!そんな奴、千年に一回生まれるか生まれないかじゃないか!」
「まぁ、そうだな、私は不死を利用して出来る!」
「ぐはっ!」
「ちっ、まだ気絶しねぇのかよ!」
「フハハハ!その程度ならまだまだ元気だ」
その時だった
「死月光斬」
バーーーーーーン!!!!
フリーズムーンの体が半分砕け散った
「な···」
「あ····やべ」
目の前には禍々しい妖気を放っている月龍がいた
月龍は宗古の遺体に近付き遺体を持ち上げた
「····」
その時涙を流しているのが見えた
「····つ、月龍···ま、まだ、助かる方法はあるからこの月を気絶させるの手伝ってくれねぇか?」
「···何故気絶?殺せば良いだろ」
「···いや、こいつ、宗古の妖力を全て吸い取ったんだ、だから気絶したら妖力が出てお前が宗古に血を与えたらアイツは復活するんだ」
「····魂は?」
「え?」
「さっき、触った時、魂も抜けていたぞ」 「あ、え?」
「魂が無かったら宗古は蘇らない」
「は、はぁ?それじゃ、アイツは····」
「···そうだよ····完全に死んだんだよ」
「····あれ?此処は?」
私は真っ暗な所で目を覚ました
「私···どうなったの?」
「貴女は完全に死にました」
「え?」
目の前には閻魔様が居た
「····峯川宗古さん、貴女はこれからどうしますか?」
「ちょ、ちょっと待ってよ···死んだ?私、死んだの?」
「ええ、貴女の魂は砕け散りました」
「嘘·····せっかく私の本名とか色々分かったのに···」
「····貴女が生き返る方法は一応あります」
「!本当ですか!?」
「ええ····ただし多分、貴女は嫌がるでしょうね」
「え?」
「生き返る方法はたった一つ、貴女の身内もしくは親友の誰かが貴女に魂を与える」
「····え?」
「それだけです」
「そ、そんな···」
「じゃ、殺すぞ」
「ま、待て!取り敢えず!」
「なら、そうしてろ、俺は宗古の所に居るよ」
「あ、ああ」
「何だ?話し合いは済んだのか?」
「まぁな!朱雀雷鳴蹴」
バーーーーーーン!!!!
「ぐおっ!」
その時フリーズムーンの中から丸い球体が飛び出した
「ん?何だこれ」
「や、やめろ!それは我の核だそれを潰されたら我は死んでしまう!」
「····成る程、なら!」
私は丸い球体を蹴り上げた
「や、やめろぉぉぉ!!!」
フリーズムーンはそう叫びながら落ちた
ドーーーーン!!
「···よし!」
私はフリーズムーンが落ちた所まで走った
落ちた所に着くとフリーズムーンは気絶していた
「ふぅ、なら妖力を回収と」
私はフリーズムーンから妖力の源を取り出した
「これを····宗古に与えれば」
月龍は宗古の遺体を抱き抱えながら座り涙を落としていた
「おい·····目を覚ませよ宗古·····月龍だぞ····目を覚ましてくれよ····」
月龍の涙が宗古の頬に流れ落ちた
「···馬鹿だよな俺···皆やお前を守るために修行に出たのに·····さ····」
月龍は段々と涙を流す量が多くなっていった
「ああ·····神どもめ···宗古は何でこんな不幸な目に合わなくちゃいけないんだよ···」
その時
「月龍」
月龍は振り向いたするとそこには
「ルザルス?」
ルザルスが居た
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