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第二章 破壊の月と優しい白色の鳥
第3話 月龍の妹
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「ん?何か凄いうるさい声しないか?」
「確かにそうだな、何か、大勢の人間の声が聞こえる」
「ん?何か囲まれてね?俺ら」
「ああー、こりゃ囲まれてるな」
いつの間にか俺達の周りには鎧を纏った人達がたくさん居た
「何だ?お前ら」
「·····」
「何も言わないならどいてくれ」
「···」
「?」
その時鎧を纏った人達は襲いかかってきた
「っく!」
ザン!
「コライ!手伝え!」
「ラジャー!」
「······あれ···何で私···縛られて····いるの?」
私は見覚えが無い場所で謎の鎖?で縛られていた
「確か·····あ、そうか私、操り人形にされたんだ、それじゃ、此処は心の中なのかな」
私は自分が刀を持っているのが見えた
「まさか···やめて···誰も殺さないで·····」
凄まじい嵐が吹き荒れる
「うーん?ここだっけ?お兄ちゃんが居るところ」
私はそう呟く
「お兄ちゃん···どんな人なんだろ、確か髪の毛が長くて銀色なんだっけ?」
私は 星龍嶺井
年齢は10歳だ
「早く、会いたいなぁ」
と、呟いた時
「ん?月龍?」
後ろから声をかけられた、私は振り向いた、するとそこには耳が生え刀を持っているの二人の妖怪が居た
「私は月龍じゃ、ないよ」
「あ、本当だごめんね、えっと」
「星龍嶺井、月龍の妹だよ」
「「え?···えええええええええ!!!???」」
二人はかなり驚いていた
「そ、そんなに驚く?」
「いや、だって、月龍には妹は居なかったはず···」
「そうだよ!私も弟と兄がいるってことした聞いた事が」
「そりゃ、そうだよ、会ってないもん」
「「え?」」
「私は生まれて直ぐに他の兄弟と生き別れになったからね」
「え?そうなの?···何で?月龍の親が屑ってのは聞いたけど」
「屑なのはお母さんだよ、お父さんは私達を大事にしてくれたよ」
「え?でも···月龍を殺そうって」
「お父さんには彼処でああやることでこうなる事を知っていたらしくてね」
「へぇ」
「あ、それとさ、神龍郷に居たお兄ちゃんの彼女さんにも会ったんだけど、何か面白い人だった」
「ルザルスの事?確かにね」
「んで、こっちの彼女さんは巫女なんだっけ、どんな人なの?」
「いや、僕達も知らないんだ」
「そうなんだ、あ、そうだお兄さんとお姉さんは何て名前なの?」
「あっ、言ってなかったね、私は白閃でこっちは妖狐よろしくね」
「よろしく、妖狐さんに白閃さん」
「うん、よろしく星龍ちゃん」
「それじゃ、お兄ちゃん、探そって言いたいけど、この村の様子を見るにそんな事してる場合じゃないね、うーん、成る程、もう皆、避難し終わってるね」
「え?もう分かるの?」
「私の術は獣だからね、物事に敏感何だ」
「へぇ、それじゃ、黒幕を···」
「いや、それよりも手下から片付けよう」
「そうだね、後さ、何か嫌な気配がする」
「それは、私も気付いてたけど妖狐さんも気付いたんだ」
「まぁ、ね」
私は刀を抜いた
「何か、綺麗な刀だね」
「分かる!この刀綺麗だよね!」
「う、うん」
「この刀、本当に大好きなんだよね」
「へぇ」
その時
小刀を握った巫女が襲いかかって来るのが見えた
カン!
「危ない!」
私は刀で攻撃を防いだ
「うわっ!ごめん!」
「大丈夫!それより、この巫女は私が相手するからお兄ちゃん呼んできて!」
「わ、分かった」
そして二人は行ってしまった
「よし」
「この子····月龍君に似てる····いや、妹は居ないはず···ってか私の体、動かないでよ!誰も傷つけないで!」
私は必死にそう叫んだが、私の体は止まらない
「うっ、そんな」
「フハハハ、ザンネンカ?」
後ろから気味の悪い声がし、振り向くと黒色の物体居て、私に触れてきた
「な、なに貴方···」
「イマ、オマエノカラダヲアヤツッテイル」
「!、今すぐに離れてよ!私は···私は···もう罪の無い人を殺したくないの!」
「ダマレ」
「あぐっ」
黒色の物体は私の首を絞めてきた
「オマエノカラダハオレノモノダ」
「嫌だ····」
「さてっと、見せてやる獣神の力!」
私は巫女を蹴飛ばした
「あっれー?その程度ー?」
私は少し煽ってみた
「···アノザコムスメガオレヲアオルトハ···ユルサン!ゼッタイニコロシテヤル!」
「どうして·····こんな事に···助けて」
「っ!」
「どうした?月龍」
「···何か、嫌な感じがする」
「ん?どうした?」
その時
「あー!居た居た!月龍!」
「あ!妖狐に白閃!来てくれたのか!」
「はぁ、はぁ、ね、ねぇ、凄い情報とヤバい情報どっちから聞きたい?」
「え?えと···凄い情報?」
「貴方に生き別れの妹が居たの」
「····は?マジで?」
「そして、これはヤバい情報でその子は今、何か操られていた巫女と戦っているんだよね」
「···巫女?それってさ、長髪でリボン着けてた?」
「うん」
「····」
「も、もしかしてだけどさ、その巫女って·····月龍の···」
「こっちの世界の恋人···」
「止めないの?」
「止めるに決まってるだろ」
そう言うと月龍は消えた
「···相変わらず、身内が危機にさらされたら止まらないな」
「だね、私達も行こっか」
「そうだね、暴走したら困るし」
「確かにそうだな、何か、大勢の人間の声が聞こえる」
「ん?何か囲まれてね?俺ら」
「ああー、こりゃ囲まれてるな」
いつの間にか俺達の周りには鎧を纏った人達がたくさん居た
「何だ?お前ら」
「·····」
「何も言わないならどいてくれ」
「···」
「?」
その時鎧を纏った人達は襲いかかってきた
「っく!」
ザン!
「コライ!手伝え!」
「ラジャー!」
「······あれ···何で私···縛られて····いるの?」
私は見覚えが無い場所で謎の鎖?で縛られていた
「確か·····あ、そうか私、操り人形にされたんだ、それじゃ、此処は心の中なのかな」
私は自分が刀を持っているのが見えた
「まさか···やめて···誰も殺さないで·····」
凄まじい嵐が吹き荒れる
「うーん?ここだっけ?お兄ちゃんが居るところ」
私はそう呟く
「お兄ちゃん···どんな人なんだろ、確か髪の毛が長くて銀色なんだっけ?」
私は 星龍嶺井
年齢は10歳だ
「早く、会いたいなぁ」
と、呟いた時
「ん?月龍?」
後ろから声をかけられた、私は振り向いた、するとそこには耳が生え刀を持っているの二人の妖怪が居た
「私は月龍じゃ、ないよ」
「あ、本当だごめんね、えっと」
「星龍嶺井、月龍の妹だよ」
「「え?···えええええええええ!!!???」」
二人はかなり驚いていた
「そ、そんなに驚く?」
「いや、だって、月龍には妹は居なかったはず···」
「そうだよ!私も弟と兄がいるってことした聞いた事が」
「そりゃ、そうだよ、会ってないもん」
「「え?」」
「私は生まれて直ぐに他の兄弟と生き別れになったからね」
「え?そうなの?···何で?月龍の親が屑ってのは聞いたけど」
「屑なのはお母さんだよ、お父さんは私達を大事にしてくれたよ」
「え?でも···月龍を殺そうって」
「お父さんには彼処でああやることでこうなる事を知っていたらしくてね」
「へぇ」
「あ、それとさ、神龍郷に居たお兄ちゃんの彼女さんにも会ったんだけど、何か面白い人だった」
「ルザルスの事?確かにね」
「んで、こっちの彼女さんは巫女なんだっけ、どんな人なの?」
「いや、僕達も知らないんだ」
「そうなんだ、あ、そうだお兄さんとお姉さんは何て名前なの?」
「あっ、言ってなかったね、私は白閃でこっちは妖狐よろしくね」
「よろしく、妖狐さんに白閃さん」
「うん、よろしく星龍ちゃん」
「それじゃ、お兄ちゃん、探そって言いたいけど、この村の様子を見るにそんな事してる場合じゃないね、うーん、成る程、もう皆、避難し終わってるね」
「え?もう分かるの?」
「私の術は獣だからね、物事に敏感何だ」
「へぇ、それじゃ、黒幕を···」
「いや、それよりも手下から片付けよう」
「そうだね、後さ、何か嫌な気配がする」
「それは、私も気付いてたけど妖狐さんも気付いたんだ」
「まぁ、ね」
私は刀を抜いた
「何か、綺麗な刀だね」
「分かる!この刀綺麗だよね!」
「う、うん」
「この刀、本当に大好きなんだよね」
「へぇ」
その時
小刀を握った巫女が襲いかかって来るのが見えた
カン!
「危ない!」
私は刀で攻撃を防いだ
「うわっ!ごめん!」
「大丈夫!それより、この巫女は私が相手するからお兄ちゃん呼んできて!」
「わ、分かった」
そして二人は行ってしまった
「よし」
「この子····月龍君に似てる····いや、妹は居ないはず···ってか私の体、動かないでよ!誰も傷つけないで!」
私は必死にそう叫んだが、私の体は止まらない
「うっ、そんな」
「フハハハ、ザンネンカ?」
後ろから気味の悪い声がし、振り向くと黒色の物体居て、私に触れてきた
「な、なに貴方···」
「イマ、オマエノカラダヲアヤツッテイル」
「!、今すぐに離れてよ!私は···私は···もう罪の無い人を殺したくないの!」
「ダマレ」
「あぐっ」
黒色の物体は私の首を絞めてきた
「オマエノカラダハオレノモノダ」
「嫌だ····」
「さてっと、見せてやる獣神の力!」
私は巫女を蹴飛ばした
「あっれー?その程度ー?」
私は少し煽ってみた
「···アノザコムスメガオレヲアオルトハ···ユルサン!ゼッタイニコロシテヤル!」
「どうして·····こんな事に···助けて」
「っ!」
「どうした?月龍」
「···何か、嫌な感じがする」
「ん?どうした?」
その時
「あー!居た居た!月龍!」
「あ!妖狐に白閃!来てくれたのか!」
「はぁ、はぁ、ね、ねぇ、凄い情報とヤバい情報どっちから聞きたい?」
「え?えと···凄い情報?」
「貴方に生き別れの妹が居たの」
「····は?マジで?」
「そして、これはヤバい情報でその子は今、何か操られていた巫女と戦っているんだよね」
「···巫女?それってさ、長髪でリボン着けてた?」
「うん」
「····」
「も、もしかしてだけどさ、その巫女って·····月龍の···」
「こっちの世界の恋人···」
「止めないの?」
「止めるに決まってるだろ」
そう言うと月龍は消えた
「···相変わらず、身内が危機にさらされたら止まらないな」
「だね、私達も行こっか」
「そうだね、暴走したら困るし」
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