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第7章 現実世界の怪物

第20話 蘇生術

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宗古そうこから三奈みなの亡骸を受けとると月龍つきりゅうは地面に置いた
その時
「あれ?月龍つきりゅう君?」
花日はなひ達がやって来た
地雲ちぐも、今すぐに人造人間を蹴散らして来て、花日はなひらはノエルの所に」
「分かったけど、月龍つきりゅう君は何を?」
「良いから行ってくれ」
「ご、ごめんなさい」
「それじゃ、後から来いよ?」
「おう」
そして二人はノエルがいるところに飛んでいった
「それで、どうやってその子を蘇生さそるのだ?」
「····人造人間ほぼ全滅してんのか、まぁ、良いか、蘇生の方法は周りの魂を吸い取り三奈みなに与える、それだけだ、シャンセス、三奈みなはいつ死んだ?」
「今から七分前」
「なら、まだ行けるかもな、魂取りテイクソオル
すると月龍つきりゅうの前に一つの氷の魂が現れた
「っ!その魂から三奈みなの気配がする」
「なら、これで間違いない、さてとここからが大変なんだよな 与える魂キブソオル
すると月龍つきりゅうから凄まじい妖力が出てきて魂を亡骸に押し通そうとした
「ぐぬぬぬぬ!!!」
「だ、大丈夫、なんですか?」
地雲ちぐも!ヘルプ!」
「任されたのだ!オラオラオラ!!」
そして
魂が亡骸に押し入れた、すると三奈みなの傷は癒え、そして
「うっ、う~~ん?」
三奈みなは目を覚ました
三奈みな····三奈みな!」
宗古そうこ三奈みなを抱き締めて泣いた
「お、お姉ちゃん?あれ?何で私、生きてるの?」
「俺が蘇生してあげたんだ、お前のお姉ちゃんがお前を殺した奴を直ぐに殺してくれたから出来たんだ」
「そうなんだ···お姉ちゃんごめんなさい、私、お姉ちゃんの役に立ちたくて」
「謝らないで三奈みな、貴女が来てくれなかったら私も死んでいたわ」
「で、でも」 
三奈みな、お前がお姉ちゃんを助けていなくてお姉ちゃんが死んでいたら、俺達はこの戦負けてたんだぞ」
「え」
「だから、貴女はこの村の英雄よ」
「英雄···えへへ」
「それじゃ、俺達は行くよ、シャンセス引き続き頼む」
「分かった」
「さてと、ノエルを戦闘不能までぼこぼこにするか」
「だなぁー」
そう言うと二人は消えた
その時
隠れて見ていた郷間ごうまは泣き出した
「うぉぉぉぉ!!!俺、初めて感動したぁ」
「うるさい、雰囲気が壊れる壊れる」
「何を見ているのですか?」
「「あ」」
「いつから見ていたのですか?」
三奈みなが殺される直前から」
「なら、三奈みなを助けてくださいよ」
「お前の十字架破壊したの俺らだけどな」「その件は本当にすまなかった、はっ!と見たときは斬られていたから」
「そうなんですね」
郷間ごうま様、泣いてるーww」
「うるせぇ、男だって泣くんだよ」
「あはは、うっ!」
宗古そうこは倒れた
「「宗古そうこ!?」」「お姉ちゃん!」
「あがっ、ぐっ」
宗古そうこの白色の頬が段々と緑色に染まっていった
「まさか、毒!?」
「で、でも、アイツは殺したはず、アイツは殺したら直るんじゃ」
「まさか、騙されたのか?」
「そうみた、うぐっ!」
宗古そうこは血を吐いた
「やべぇぞ、どうする?」
「そんなの、分かるわけが」
「お姉ちゃん、死んじゃうの?」
「げほっ!がはっ!」
「お姉ちゃん死なないで!折角、私復活したのに」
「うっ、うう!」
「大丈夫?」
「「!?」」
宗古そうこは声がした方向を見たするとそこには
「貴女、かなりの毒にかかってるね、これれは月龍つきりゅうでも直すの困難だよ、私なら余裕だけど」
「あ、貴女は?」
「私は ルザルス・ドラミット 月龍つきりゅうの親友兼恋人だよ」
「え?」
「は?」
「え?え?」
「「「えええええええ!!!???」」」
月龍つきりゅう君に恋人が居たとは」
「あはは、そんなに驚く?あ、ってか早く治さないとね キュワ!」
すると宗古そうこの毒はきれいさっぱり無くなり、顔色も元に戻った
「うわぁ、可愛いね貴女」
「そ、そうですか?」
「うん!」
「それで、月龍つきりゅう君の友達って本当かい?ルザルスちゃん」
「本当だよ、なんなら向こうから告白して来たからね」
「流石、俺が見込んだ男だ、勇気があるな」
「へぇ、貴方って強いんだね」
「まぁな!」
「まぁ、私と戦うのは止した方が良いけど」
「お、おぅ」








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