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第7章 現実世界の怪物
第15話 宗古の妹
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「さてと、次やろ····」
月龍は倒れた
バタン!
「「「月龍!?」」君!?」
「うっ···うう」
「お前、疲れてるだろ?無理すんなよ全く··」
「どうする?郷間」
「うーん」
「あ、私の家で安静にさせときます」
「おお、そうか···ってかお前は大丈夫なのか?」
「まぁ、はい」
「まぁ、でもお前も疲れてるだろうし運ぶのは手伝うぞ」
「ありがとうございます」
「気にすんな」
そして郷間と宗古は月龍を抱え闘技場を出た
「ん?あれ?何か見覚えのある場所だな」
月龍は辺りを見回した、そこは夢の中だと直感で分かった
「久しぶり、月龍」
後ろから声がした振り向くと
「は?闇?」
闇が居た
「立派になったなお前」
「お前、死んだはずじゃ···」
「ああ、何か生きてた」
「何だよそれ」
「あ、それでさ、お前、に渡したい物がある」
「久しぶりに聞いたよその言葉」
「はは、はいこれ」
月龍は闇から7つの宝玉が入った腕輪をもらった
「何だこれ?」
「それはお前の神獣をしまっておける腕輪だ」
「神獣なら、普通に俺の中で保管できるけど?」
「それ、出すのに妖力使うだろ?その腕輪なら直ぐに妖力無しで出せるんだ」
「お!まじか、サンキュー、有り難く使わせてもらうよ」
「···んで、お前はこの後ノエルと戦うよな?」
「あぁ、それがどうした?」
「忠告しとく、今回の戦いの主戦力はお前ら5人と剣豪四人衆だ、一人でも欠けたら負けだと思え」
「··分かった」
「後、ノエルを深追いするなよ、村を絶対に守れ」
「え?でもノエルを逃すと··」
「なら、戦闘不能状態にしろそれか瀕死」
「分かった、出来るだけ村を守るんだな?」
「あぁ、後、シャンセス達はいつでも使えるから」
「あ、そうだ!神龍郷は?ルザルス達は?」
「無事なんだけどな、アイツが連れ去られていて、そして今、取り返すのに苦戦してる」
「アイツってまさか」
「そう、ラノンだ」
「くっそ、やっぱ拐われていたか」
「まぁ、お前はそっちを頑張れ、分かったか?」
「あぁ、ありがとな」
「気にすんな」
「じゃあ、また」
「おう、気を付けろよ」
「うっ、うーーん」
「あ!起きた!起きたよ!宗古お姉ちゃん!」
「あ、本当ね」
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「あ、えっと、まぁ、うん」
「良かったです」
「あ、宗古、ごめん、また迷惑かけて」
「良いですよ、これくらい」
「そうだよー、お兄ちゃんゆっくりしてね」
「あ、うん、ありがとう」
月龍はそう言って青色の巫女の服を着て年は6歳くらいの女の子の頭を撫でた
「えへへ」
「お前の妹?」
「はい、名前は三奈と言います」
「三奈か、いい名前だな」
「うん、私も気に入ってるの!」
「そうか、お姉ちゃん優しい?」
「うん、とっても優しいよ!私、宗古お姉ちゃん大好きなの」
「へぇ、いいお姉ちゃんしてるんだな、お前」
「あはは、まぁ、はい」
「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃん」
「どうした?」
「お兄ちゃんの名前は何て言うの?」
「月龍冷刃って名前だよ」
「へぇー」
「あれ?月龍君、そんな腕輪、持ってましたっけ?」
「ああ、これ?これはさっきとある人から貰ったんだ」
「とある人?」
「ああ」
「何処で会ったのですか?」
「夢の中」
「夢の中?」
「そいつに会うには夢の中でしか会えないんだ」
「そうなんですね」
「この腕輪は何に使うの?」
「お兄ちゃんのお友達を呼ぶのに使うんだよ」
「お友達?」
「そう、まぁ、正確には仲間だけど、何か呼んであげようか?」
「うん!」
「なら、こいつで良いか、シャンセス、出てきてくれ」
月龍は腕輪についているピンク色の宝玉に触って呼んだすると
「わぁ!」
シャンセスが出てきた
「わぁー、すごーい」
「え?え?何?此処?」
「此処は現世だよ、シャンセス」
「え?月龍?何でそんな格好をってあれ?私今まで神龍郷に居たはず」
「まぁ、まぁ、取り敢えず深呼吸しろ」
「ふぅー、ふぅー」
「何か、凄い驚いているね」
「そりゃ、あんな真っ暗な場所から急にこんな場所に連れてこられたらな」
「ふぅ、落ち着いた」
「良かった、あ、コイツらは宗古と三奈だ」
「ふぅーん、よろしく」
「よろしくお願いします」
「よろしくね、えっと···シャンセスちゃん?」
「はい、そうですよ」
その時
カンカンカン!!!
凄まじい量の鐘の音がなった
「この音は?」
その時、宗古の顔が青ざめた
それを見て月龍は悟った
「シャンセス、その子を頼んで良いか?」
「え?まぁ、良いけど」
「悪いな、宗古、この鐘の音って」
「はい、もうすぐ夕方です」
月龍は倒れた
バタン!
「「「月龍!?」」君!?」
「うっ···うう」
「お前、疲れてるだろ?無理すんなよ全く··」
「どうする?郷間」
「うーん」
「あ、私の家で安静にさせときます」
「おお、そうか···ってかお前は大丈夫なのか?」
「まぁ、はい」
「まぁ、でもお前も疲れてるだろうし運ぶのは手伝うぞ」
「ありがとうございます」
「気にすんな」
そして郷間と宗古は月龍を抱え闘技場を出た
「ん?あれ?何か見覚えのある場所だな」
月龍は辺りを見回した、そこは夢の中だと直感で分かった
「久しぶり、月龍」
後ろから声がした振り向くと
「は?闇?」
闇が居た
「立派になったなお前」
「お前、死んだはずじゃ···」
「ああ、何か生きてた」
「何だよそれ」
「あ、それでさ、お前、に渡したい物がある」
「久しぶりに聞いたよその言葉」
「はは、はいこれ」
月龍は闇から7つの宝玉が入った腕輪をもらった
「何だこれ?」
「それはお前の神獣をしまっておける腕輪だ」
「神獣なら、普通に俺の中で保管できるけど?」
「それ、出すのに妖力使うだろ?その腕輪なら直ぐに妖力無しで出せるんだ」
「お!まじか、サンキュー、有り難く使わせてもらうよ」
「···んで、お前はこの後ノエルと戦うよな?」
「あぁ、それがどうした?」
「忠告しとく、今回の戦いの主戦力はお前ら5人と剣豪四人衆だ、一人でも欠けたら負けだと思え」
「··分かった」
「後、ノエルを深追いするなよ、村を絶対に守れ」
「え?でもノエルを逃すと··」
「なら、戦闘不能状態にしろそれか瀕死」
「分かった、出来るだけ村を守るんだな?」
「あぁ、後、シャンセス達はいつでも使えるから」
「あ、そうだ!神龍郷は?ルザルス達は?」
「無事なんだけどな、アイツが連れ去られていて、そして今、取り返すのに苦戦してる」
「アイツってまさか」
「そう、ラノンだ」
「くっそ、やっぱ拐われていたか」
「まぁ、お前はそっちを頑張れ、分かったか?」
「あぁ、ありがとな」
「気にすんな」
「じゃあ、また」
「おう、気を付けろよ」
「うっ、うーーん」
「あ!起きた!起きたよ!宗古お姉ちゃん!」
「あ、本当ね」
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「あ、えっと、まぁ、うん」
「良かったです」
「あ、宗古、ごめん、また迷惑かけて」
「良いですよ、これくらい」
「そうだよー、お兄ちゃんゆっくりしてね」
「あ、うん、ありがとう」
月龍はそう言って青色の巫女の服を着て年は6歳くらいの女の子の頭を撫でた
「えへへ」
「お前の妹?」
「はい、名前は三奈と言います」
「三奈か、いい名前だな」
「うん、私も気に入ってるの!」
「そうか、お姉ちゃん優しい?」
「うん、とっても優しいよ!私、宗古お姉ちゃん大好きなの」
「へぇ、いいお姉ちゃんしてるんだな、お前」
「あはは、まぁ、はい」
「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃん」
「どうした?」
「お兄ちゃんの名前は何て言うの?」
「月龍冷刃って名前だよ」
「へぇー」
「あれ?月龍君、そんな腕輪、持ってましたっけ?」
「ああ、これ?これはさっきとある人から貰ったんだ」
「とある人?」
「ああ」
「何処で会ったのですか?」
「夢の中」
「夢の中?」
「そいつに会うには夢の中でしか会えないんだ」
「そうなんですね」
「この腕輪は何に使うの?」
「お兄ちゃんのお友達を呼ぶのに使うんだよ」
「お友達?」
「そう、まぁ、正確には仲間だけど、何か呼んであげようか?」
「うん!」
「なら、こいつで良いか、シャンセス、出てきてくれ」
月龍は腕輪についているピンク色の宝玉に触って呼んだすると
「わぁ!」
シャンセスが出てきた
「わぁー、すごーい」
「え?え?何?此処?」
「此処は現世だよ、シャンセス」
「え?月龍?何でそんな格好をってあれ?私今まで神龍郷に居たはず」
「まぁ、まぁ、取り敢えず深呼吸しろ」
「ふぅー、ふぅー」
「何か、凄い驚いているね」
「そりゃ、あんな真っ暗な場所から急にこんな場所に連れてこられたらな」
「ふぅ、落ち着いた」
「良かった、あ、コイツらは宗古と三奈だ」
「ふぅーん、よろしく」
「よろしくお願いします」
「よろしくね、えっと···シャンセスちゃん?」
「はい、そうですよ」
その時
カンカンカン!!!
凄まじい量の鐘の音がなった
「この音は?」
その時、宗古の顔が青ざめた
それを見て月龍は悟った
「シャンセス、その子を頼んで良いか?」
「え?まぁ、良いけど」
「悪いな、宗古、この鐘の音って」
「はい、もうすぐ夕方です」
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