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第7章 現実世界の怪物

第6話 対決!殺し屋VS殺し屋

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「さてと、次の相手は···」
「私がやりましょうか?」
花日はなひか、いいよ」
「ふふ、楽しみですね」
「さぁ、来いよ」
「それでは」
そう言うと花日はなひは薙刀を取り出すと消えた
「!?」
「隙だらけですよ」
さっそく月龍つきりゅうの首もとが斬られた
「っ!(うまく使えるか分からないけど)月桜つきざくら
月龍つきりゅうの周りに桜が咲き天井に月が現れたそして
しゅう!」
ゴォォォォォォォ!!!!!
つきは桜を吸い込み始めた
「(これで、吸い込む事ができれば)」
その時
「切り払い」
謎の斬撃が飛び月と桜が無くなった
「は?」
「はぁ!」
「ちっ!」
月龍つきりゅうは刀を抜き花日はなひの薙刀を受け止めた
「(まずい、これ、二刀流にしないと対応しきれないかも)」
そう思った時
ザン!
背中を斬られた
「(速すぎだろ!)」
月龍つきりゅうは直ぐ様にもう一つの刀を抜いた
「(結界でも張るか?いやでも多分そう長くは持たないかなら····)」
花日はなひが斬りかかったとき
ザン!
「!」
そこに月龍つきりゅうは居なかった
「おらぁ!」
ザン!
「ぐっ」
三日月斬みかずきざん!」
月龍つきりゅうは三日月型の斬撃を3つ放ったが
花日はなひはそれを交わした
「流石に、避け事くらい簡単か」
月龍つきりゅうは刀をしまった
「?」
花日はなひは動きを止めた
「(流石、警戒心が強い、まぁ、俺はこのために刀をしまったんだけどな)」
月龍つきりゅうは桃色の石板を取り出しそして
「フォルム変化 桜」
桜の月龍つきりゅうに姿が変わった
「姿が変わった···何で巫女なんですか?貴方男でしたよね?」
「···今は女の子ですけど」
「······そ、そうなんですね」
「とにかく、同じ女の子だとしても手加減はしませんよ」
「あの、すみません、今の姿って、元の月龍つきりゅう君の自我は?」
「消えてますね、今は私がこの体の主導権を握っています」
「それじゃ、桜水さくらみちゃん、と呼びますね」
「···何故?そこは桜龍さくらりゅうとかかと」
「何かダサいから駄目です、それじゃ、再開しますよ」
「はいはい」
と言うと桜水さくらみは桃色の刀を抜いた、そして
ザン!
「っく、速いですね」
「夜桜の舞」
桜水さくらみは空中で三回、回った
「ちょっと、私も妖術を使わせてもらいます、大地の化身よ今、その姿を世に表せ ダイダラボッチ!」
ドドドド!!!!!
すると地面から大きな妖怪が出てきた
「(召喚術の使い手?)八重桜やえざくら
桜水さくらみはダイダラボッチの胴体を斬った
「固い··枝垂れ桜しだれざくら
桜水さくらみは空中に飛び上がり、そして
ザンザンザンザンザン!!!!!
ダイダラボッチの体を切り裂いた
そしてダイダラボッチは倒れた
「ダイダラボッチが直ぐにやられるなんて···」
桜龍の襲来さくらりゅうのしゅうらい
ガァァァァァァ!!!!!
桜水さくらみは桃色の龍を出し、斬りかかった
「しまっ!」
花日はなひは龍をもろにくらい、吹き飛び、そして気絶した
「ふぅ、さてと、私は元に戻らないと·····あれ?石板が、無い」
桜水さくらみは慌てた
「どうしよう、このままだと···」
「(おい)」
「あ、月殺げっさつ、どうしよう、戻れなくなっちゃた」
「(あ、大丈夫、俺がいじっていつでも任意のタイミングで変化できるようにしただけだから)」
「つまり?」
「(戻りたくなったら、直ぐに戻れる)」
「それじゃ、今すぐに戻りたいです、このままだと月龍つきりゅうに迷惑だし」
「(はい、交代)」
「え?うわっ!」








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