108 / 127
第7章 現実世界の怪物
第3話 不良に絡まれる
しおりを挟む
「えー、それでは朝礼って、その前に転入生の紹介からか、月龍前に出てきて自己紹介をしてくれ」
「はい」
「俺は月龍冷刃15歳です、色々家に事情があってこの学校に来ました、よろしくお願いします、あ、好きな食べ物はしゃぶしゃぶです」
「質問ある人」
「はい」
「福川」
「貴方は女子ですか?」
「よく勘違いされるけど、男です、はい」
「はい次ー」
「はい!」
「ほい平野」
「さっき会話を聞くに先生と花日ちゃんと面識があるのですか?」
「ありますね、花日さんは俺の昔からの友達で、先生は昔、俺が空手をしているときの師匠なんで」
「因みに空手は何処まで行きましたか?」
「白で終わりました」
「あ、はい」
「んじゃ、次最後」
「はい」
「ほい、花日」
「彼女出来ましたか?」
「おーい知り合いやからって聞いて良いことか?それ?」
「それじゃ居ないのですか?」
「···います」
「はい、正直でよろしい」
「くぅー」
「はい、んじゃ戻ってくれ」
「うーい」
朝礼後
「お前、何、聞いてんだよ」
「良いじゃないですか、それくらい」
「良くねぇよ!」
「あはは、それより、師匠の所に行きますよ」
「あ、OK、ってか、師匠の部屋って何処なんだよ」
「着いてきてください、案内します」
「ってか、お前、相変わらず敬語使うんだな」
「まぁ、はい、貴方は少し女の子にも喋りやすくなっていますね、元々、私の妹と話す時さえ、ぶるぶる震えていましからね、貴方」
「まぁ、な、向こうで色々あったんだよ」
「家に帰ったらじっくり聞きたいですねぇ」
「はいはい」
しばらくして
「あ、着きましたよ」
「····えっとさ」
「はい」
「なんで、学校のさ屋上に部屋作ってんの?あの人」
「分かりません、あの人の感性は今一」
ここは学校の屋上だ、屋上の隅っこに扉があったのだ
「まぁ、いいや、失礼しまーす」
「失礼します」
「おう、やっと、来たか」
「師匠、どうしてこんな阿保みたいな所に部屋作ったんですか?」
「阿保とはなんだ失礼な奴だなぁ」
「まぁ、月龍君、仕方がないですよ、馬鹿は高い所が好きだと言いますしね」
「花日?口悪くないか?」
「ええ、そうですかぁ~?」
「くっそ、二人して馬鹿にしやがって、折角、月龍復活祝いに皆でしゃぶしゃぶに行こうと思っていたけど、無しにするか」
「師匠、肩揉みましょか?」
「師匠、何か買ってきますか?」
「お前ら手の平返すの早すぎんだろ、まぁ、無しにするってのは冗談だが」
「「ほっ」」
「はぁ、取り敢えず、お帰り睦月、いや、月龍」
「ただいま、師匠」
「これからも、お前達の仕事があるだろうが、こちらの仕事も手伝ってもらうからな?」
「大丈夫っす」
「それじゃ、今日は4限までだから、後で」
「うぃーす、ほんじゃ、失礼しました」
「失礼しました」
「しゃぶしゃぶ楽しみだなぁ」
「そうですね」
その時前に水橋が通った
「あ、水橋」
「ん?あ、月龍君、それに貴女は?」
「あ、私は波紋花日です」
「あ、噂の人ですよね?」
「噂?」
「はい、何か一年の美女だって噂をよく聞きますよ」
「ええー、私にそんな噂があったなんて知りもしませんでした」
「そうなんですか、あ、月龍君も噂たってますよ」
「え?俺?」
「はい、一年の銀髪の美少年だって」
「恥ずかし!海と地雲は?」
「二人とも噂はありませんですが、今、クラスの人気者ですよ、主に女子の」
「ほへぇ、そんじゃ、また」
「はい、また会いましょう」
俺達は教室に着いた
「ふぃー、着いた、ってかここまで長すぎだろ」
「そうですね、あ、早く入りましょう、1限目の授業もうすぐですから」
「そうだな、1限目は何の授業何だ?」
「ロングホームルームですね」
「ほー」
「私はトイレ行ってくるんで」
「OK」
月龍は教室に入った
すると
「何だ?」
男子生徒に一瞬で囲まれた、そして恐らくこのクラスのボス的な奴がやって来た
「何だ?じゃねぇよ、何、花日さんといちゃこらしてんだよ」
「は?」
「あ?何だ?てめぇ、舐めてんのか?あ?」
「(あー、成る程、コイツら花日の事が好きなんだな)自己紹介の時も言ったろ?俺はアイツの幼馴染みだって」
その時
ゴン!
月龍は殴られた
「っ!」
「あ!口答えすんのか?この俺に」
その時、後ろで何人か生徒が止めようとしていることに気が付いた
「あー、お前ら大丈夫、大丈夫、止めんくても良いから」
「え?でも··」
「こんな阿保に構うだけ無駄だからさ」
「なんだとゴラァーーー!!!」
ボス的な奴は殴りかかってきた
「遅い」
ドン!
月龍はそいつの腹部を殴った
「ぐおっ!」
そいつは倒れた
「弱すぎね?」
その時月龍を囲んでいた連中は怖じ気づいた
「来光が意図も簡単に」
「お前らもやんのか?」
「い、いえ、すみません」
その時
「···何してるのですか?」
花日が教室に入ってきて言った
「コイツらが喧嘩売ってきたから、ちょっと買ったった」
「成る程、んで、来光君は大丈夫なのですか?」
「大丈夫だろ、かなり弱く殴ったし」
「私は取り敢えず来光君を保健室に連れていきますから先生が来たらそう言っといて下さい」
「分かった」
そう言うと花日は来光を持ち上げ教室から出ていった
「さてと、続きやんのか?」
「い、いえ、やりません」
「まぁいいか」
そう言うと月龍は席に座った、その時、さっき、喧嘩を止めようとした生徒達が月龍の席に集まった
「月龍、大丈夫か?殴られてたけど」
「ああ、こんなん怪我の内にも入らねぇよ」
「お前、凄く強いなぁ、来光をワンパンするとは」
「アイツが弱いだけだろ」
「本当に空手、白で終わったんですか?」
「ああ、うん」
「月龍君さ、髪長いから女の子みたいなんだよねぇ」
「それめっちゃ、言われる」
「月龍さ、髪にリボン着けてみろよ、絶対可愛いじゃん」
「そんなこと、無いと思うけど」
「絶対そうだって」
「(なんか、賑やかだなこの学校)」
「はい」
「俺は月龍冷刃15歳です、色々家に事情があってこの学校に来ました、よろしくお願いします、あ、好きな食べ物はしゃぶしゃぶです」
「質問ある人」
「はい」
「福川」
「貴方は女子ですか?」
「よく勘違いされるけど、男です、はい」
「はい次ー」
「はい!」
「ほい平野」
「さっき会話を聞くに先生と花日ちゃんと面識があるのですか?」
「ありますね、花日さんは俺の昔からの友達で、先生は昔、俺が空手をしているときの師匠なんで」
「因みに空手は何処まで行きましたか?」
「白で終わりました」
「あ、はい」
「んじゃ、次最後」
「はい」
「ほい、花日」
「彼女出来ましたか?」
「おーい知り合いやからって聞いて良いことか?それ?」
「それじゃ居ないのですか?」
「···います」
「はい、正直でよろしい」
「くぅー」
「はい、んじゃ戻ってくれ」
「うーい」
朝礼後
「お前、何、聞いてんだよ」
「良いじゃないですか、それくらい」
「良くねぇよ!」
「あはは、それより、師匠の所に行きますよ」
「あ、OK、ってか、師匠の部屋って何処なんだよ」
「着いてきてください、案内します」
「ってか、お前、相変わらず敬語使うんだな」
「まぁ、はい、貴方は少し女の子にも喋りやすくなっていますね、元々、私の妹と話す時さえ、ぶるぶる震えていましからね、貴方」
「まぁ、な、向こうで色々あったんだよ」
「家に帰ったらじっくり聞きたいですねぇ」
「はいはい」
しばらくして
「あ、着きましたよ」
「····えっとさ」
「はい」
「なんで、学校のさ屋上に部屋作ってんの?あの人」
「分かりません、あの人の感性は今一」
ここは学校の屋上だ、屋上の隅っこに扉があったのだ
「まぁ、いいや、失礼しまーす」
「失礼します」
「おう、やっと、来たか」
「師匠、どうしてこんな阿保みたいな所に部屋作ったんですか?」
「阿保とはなんだ失礼な奴だなぁ」
「まぁ、月龍君、仕方がないですよ、馬鹿は高い所が好きだと言いますしね」
「花日?口悪くないか?」
「ええ、そうですかぁ~?」
「くっそ、二人して馬鹿にしやがって、折角、月龍復活祝いに皆でしゃぶしゃぶに行こうと思っていたけど、無しにするか」
「師匠、肩揉みましょか?」
「師匠、何か買ってきますか?」
「お前ら手の平返すの早すぎんだろ、まぁ、無しにするってのは冗談だが」
「「ほっ」」
「はぁ、取り敢えず、お帰り睦月、いや、月龍」
「ただいま、師匠」
「これからも、お前達の仕事があるだろうが、こちらの仕事も手伝ってもらうからな?」
「大丈夫っす」
「それじゃ、今日は4限までだから、後で」
「うぃーす、ほんじゃ、失礼しました」
「失礼しました」
「しゃぶしゃぶ楽しみだなぁ」
「そうですね」
その時前に水橋が通った
「あ、水橋」
「ん?あ、月龍君、それに貴女は?」
「あ、私は波紋花日です」
「あ、噂の人ですよね?」
「噂?」
「はい、何か一年の美女だって噂をよく聞きますよ」
「ええー、私にそんな噂があったなんて知りもしませんでした」
「そうなんですか、あ、月龍君も噂たってますよ」
「え?俺?」
「はい、一年の銀髪の美少年だって」
「恥ずかし!海と地雲は?」
「二人とも噂はありませんですが、今、クラスの人気者ですよ、主に女子の」
「ほへぇ、そんじゃ、また」
「はい、また会いましょう」
俺達は教室に着いた
「ふぃー、着いた、ってかここまで長すぎだろ」
「そうですね、あ、早く入りましょう、1限目の授業もうすぐですから」
「そうだな、1限目は何の授業何だ?」
「ロングホームルームですね」
「ほー」
「私はトイレ行ってくるんで」
「OK」
月龍は教室に入った
すると
「何だ?」
男子生徒に一瞬で囲まれた、そして恐らくこのクラスのボス的な奴がやって来た
「何だ?じゃねぇよ、何、花日さんといちゃこらしてんだよ」
「は?」
「あ?何だ?てめぇ、舐めてんのか?あ?」
「(あー、成る程、コイツら花日の事が好きなんだな)自己紹介の時も言ったろ?俺はアイツの幼馴染みだって」
その時
ゴン!
月龍は殴られた
「っ!」
「あ!口答えすんのか?この俺に」
その時、後ろで何人か生徒が止めようとしていることに気が付いた
「あー、お前ら大丈夫、大丈夫、止めんくても良いから」
「え?でも··」
「こんな阿保に構うだけ無駄だからさ」
「なんだとゴラァーーー!!!」
ボス的な奴は殴りかかってきた
「遅い」
ドン!
月龍はそいつの腹部を殴った
「ぐおっ!」
そいつは倒れた
「弱すぎね?」
その時月龍を囲んでいた連中は怖じ気づいた
「来光が意図も簡単に」
「お前らもやんのか?」
「い、いえ、すみません」
その時
「···何してるのですか?」
花日が教室に入ってきて言った
「コイツらが喧嘩売ってきたから、ちょっと買ったった」
「成る程、んで、来光君は大丈夫なのですか?」
「大丈夫だろ、かなり弱く殴ったし」
「私は取り敢えず来光君を保健室に連れていきますから先生が来たらそう言っといて下さい」
「分かった」
そう言うと花日は来光を持ち上げ教室から出ていった
「さてと、続きやんのか?」
「い、いえ、やりません」
「まぁいいか」
そう言うと月龍は席に座った、その時、さっき、喧嘩を止めようとした生徒達が月龍の席に集まった
「月龍、大丈夫か?殴られてたけど」
「ああ、こんなん怪我の内にも入らねぇよ」
「お前、凄く強いなぁ、来光をワンパンするとは」
「アイツが弱いだけだろ」
「本当に空手、白で終わったんですか?」
「ああ、うん」
「月龍君さ、髪長いから女の子みたいなんだよねぇ」
「それめっちゃ、言われる」
「月龍さ、髪にリボン着けてみろよ、絶対可愛いじゃん」
「そんなこと、無いと思うけど」
「絶対そうだって」
「(なんか、賑やかだなこの学校)」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
15
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる