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第7章 現実世界の怪物

第1話 合流

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「久しぶりだなぁー現実世界」
俺は辺りを見たするとそこには
「やっほーなのだ」
「よう」
地雲ちぐもかいがいた二人とも制服を着てバックを背負っていた
「似合ってるな」
「お前もな」
「はは、サンキュー」
「んで、ここが俺らが行く学校か」
「なのだー」
「いや、違うぽいぞ」
「え、まじ?」
「だって、俺らの着ている制服に書かれてる文字 青花高等学校 なのに ここ、一高等学校だぞ」
「お、まじやん、どうする?」
「あーあのくそ、ちゃんと場所教えろよ」
その時
「あ、あのー」
「はい」
月龍つきりゅうの年齢が同じくらいの黒色の長髪の少女が話しかけてきた、その少女の着ている制服は月龍つきりゅう達が着ている物と全く一緒だった
「学校の場所分からないなら、私と行きませんか?」
「あーそれもそだな、ありがとう、そうさせてもらうよ、お前ら問題ないよな?」
「おう」
「うん」
「それじゃ、行きましょうか」
「おう、そだな」

「んで、お前、名前は?」
「私は青果せいか水橋みずはと言います」
「俺は月龍冷刃つきりゅうれいば
「私は八龍地雲やつりゅうちぐもなのだー」
「俺は八龍海やつりゅうかい
「え?貴方って男なのです?月龍つきりゅうさん」
「ああ、そうだぞ、だから さん、じゃなくて君だぞ」
「なんか、残念です、私と似ているのに性別違うなんて」
「あはは、そんなこともあるだろ」
「普通は無いだろ」
「それもそうだな」
「「「あはは」」」




「駅に着きましたね」
「一瞬だったな」
「だな」
「(え?一瞬?かなり距離あったと思うけど)」
「ほな、さっさと入るぞ」
その時
「あれ、水橋みずはちゃん、その人達は友達?」
声がしたところを見ると、一人の女子が見ていた
「う、うん」
「へぇー、貴方に友達ねぇ」
その女子は水橋みずはを軽蔑したような目で見ていた
そして水橋みずはは怯えていた
「(こいつ、もしかして···虐められてるのか)」
「わ、私達、早く行くから」
「えー?荷物持ってよ、一年一組の恥の癖に」
「うっ···」
「···恥?」
「その子ねー、運動も出来ないし勉強もいまいちで一年一組の恥なんだよね、だから離れときなよ、恥が移るよ?」
「うっ、うう」
水橋みずはは泣きそうになっていた
その時
月龍つきりゅうはその女子を睨み付けて言った
「ふざけんなよ」
「え?」
「お前はどうしてこいつを見下す?運動出来ないから?勉強出来ないから?だからなんだよ、こいつには思いやりの心がある、お前と違って、腐った心なんて持っていない」
「な、何よ」
「お前は何だ?こいつよりも立ち位置は上なのか?んなわけねぇだろ!、お前らは同じ人間だろ!」
「何よ、綺麗事ばっか言いやがって!」
「綺麗事?何を言ってるのかさっぱり分からん、俺が言いたいのはお前達は同じ人間なんだから平等だろ?」
「じゃあ、あんたも同じじゃない!」
「俺達は違う」
「はぁ!?」
「俺達は···」
月龍つきりゅうかいを見た
かいは頭を縦にふった
「俺達は人間じゃない」
「「え?」」
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