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第6章  寄生虫大戦争

第5話 山本五郎左衛門

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「こ、此処は?」
「ようこそ、ぬえ君」
ぬえが目を開けて前をみると、刀を持ちそして頭に耳が生えていてそして尻尾が四本あり、足は猫のような、着物を着た女性が立っていた 
「あ、貴女は?」
「妾は山本五郎左衛門さんもとごろうざえもん
「ぼ、僕はぬえです」
「ゼウスから聞いておる」
「あ、貴女の種族は」
幻魔猫神げんまねこがみだ」
「(あ、終わった、僕、この人、妖力が兆を越えてる)」
「さて、早速試練を開始しよう」
「は、はい」
「まずは、お主の力を見せてもらおうか」
「へ?」
「妖術 八岐大蛇やまたのおろち
山本さんもとが手を掲げると
空から八つ頭がついた大蛇が降りてきた
「な、なんだこれ」
「どうした?その程度か?」
「くっ!(頑張れ!ぬえ 強くなるってきめたんだ!)妖魔ようま 九尾きゅうびの炎!」
ぬえは手から炎を出し八岐大蛇にぶつけたが
シャア---!!!
全く効いていなかった
「お主、全然、効いておらんぞ?」
「う、嘘だ」
「ふっ、しょうがないのう」
山本さんもとは刀を抜き八岐大蛇の頭から降りぬえの前に立った
「正々堂々、にやってやろう」
「分かりました」
ぬえは槍を持ちそして
「やぁ!」
山本さんもとに突き刺そうとした
「甘い!」
山本さんもとぬえの槍を弾きそしてぬえを刀で斬りつけた
「な、なんだ、その刀、斬られた所がとにかく痛い」
魔哭鳴斬剣まこくめいざいけんの事か?」
「た、多分」
「まぁ、妖に対しては効果抜群だからなぁ」
「うっ」
妖刀ようとう 黒狐くろこ
山本さんもとは桜の模様が描かれている蒼黒色の鞘に入った刀をぬえに投げ寄越した
「?」
「使いな、今から試練を開始する、試練内容は妾の忠実な部下 四天王 を倒しそして、妾を倒す事だ、そこの神社の鳥居を潜ったら始まるからな、じゃあ奥で待っている」
そう言うと山本さんもとは鳥居を潜ると消えてしまった
「よし」
ぬえも神社の鳥居を潜った



「此処が」
「よくぞ、来た」
ぬえは前を見たそこには
「俺は 牛鬼うしおに、さぁ、力を見せろ」
大きな鉈を持った大きな牛が立っていた
「僕はぬえ牛鬼うしおに殿!」
ぬえは槍を持ち牛鬼うしおにに飛び掛かった
「ふん!」
牛鬼うしおには鉈を振り回した
カン!
槍と鉈がぶつかる
へびのうねり」 
ぬえは片手で蛇の槍を投げた
「うおっ!」
槍は牛鬼うしおにの胸に当たった
「へっ、きか···うおっ!」
牛鬼うしおには吹っ飛ばされた
「はぁ!閃光突せんこうづき!」
ぬえの槍は輝きそして
ザンザンザンザンザンザン!!!!
「ぐおっ!」
「はぁ!」
ザン!!!
ぬえ牛鬼うしおにの身体中に槍を刺した
「ぬぅ、中々やるな」
「まだまだ!!神雷突しんらいづき
「少し、本気だそう破風はふう!」
牛鬼うしおには鉈を地面に叩きつけたすると
「うわっ!」
凄まじい風が吹きそしてぬえは吹き飛ばされた
暴風打撃ぼうふうだげき!」
牛鬼うしおにぬえをタコ殴りにした
「がはっ!」
「お?どうした?その程度か?」
「うっ、くそ!」






    
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