上 下
83 / 127
第5章  魔国の大決戦

第17話 最悪

しおりを挟む



 第17話  最悪



「え?は?急にどうした?」
月龍つきりゅうはガルガを睨んだ
「おいおい、そんな睨むなよ~W」
「何でそんな唐突に言うんだよ」
「え?何だお前、ルザルスが嫌いなのか?」
「い、いや好きだけど···」
「ならしろよ」 
「何でそうなる!」
「え、えっと、月龍つきりゅう、私は、良いよ////」
「え、まじ?」
「う、うん」
「···分かった」
「よ-し、なら出てこい」
「「は~い!」」
  その時、二体の妖精がやって来た
「ん?誰?」
「俺の手下だ、メイとランだ仲良くしてやってくれ」 
「お、おう」
「それじゃメイはルザルスの衣装を着させてやってくれるか?」
「は~い!」
「ランは月龍つきりゅうを」 
「分かりました~」
「あ、着替えるか」
「おう」
数分後
「良いですね」
「そうか?」
「はい!」
「それじゃ、行きますか?」
「····」
「?どうかしま··」
「危ない!」
その時、壁が崩壊しドラゴンの爪が出てきた
ド-----ン!!!!!!!!!、
月龍つきりゅうはランを突飛ばした
「きゃあ!?」
「な、なんだこれ?」
「これは!」
「知ってるのか?」
「おかしい、ガルガ様が封印した筈なのに」
「?」
「こいつは破壊のドラゴン バサガ」
「やばくない?」
「ヤバイですみません」
「大丈夫!?」
その時ルザルスがやって来た
「ああ!」
「もしかして誰か封印を解いたのかな?」
「とりあえず戦うしかないな」
「え?」
「ルザルスいけるか?」
「うん、でも着替えさせて」
「OK、早くしてくれ」
月龍つきりゅうさん、いつの間に着替えたのですか?」
「さっき」
「へ、へぇ」
「とにかく、お前はガルガとぬえを呼んできてくれるか?」
「は、はい」
そう言うとランはガルガが居る部屋に向かって走り出した
「ルザルス、着替え終わったか?」
「うん」
「それじゃ、お前はあいつの目を潰してくれ」
月龍つきりゅうは?」
「あいつの体を斬って、その後、仮面で
ドラゴンを出す」
「分かった」
「それじゃ、行くぞ!」
「うん!」
二人は崩れた壁から外に出た
「「(デッカ!!)」」
ドラゴンの大きさは200mくらいあり体全体は黒色だった
「(とまぁ、デカイだけ、動きは鈍い!)はぁぁぁぁ!!!!」
ルザルスはドラゴンの目にレーヴァテインを刺した
グサッ!!!!!
グアァァァァ!!!
「破壊の術がなくても案外戦えるね!」
そしてルザルスは片方の目にもレーヴァテインを刺した
グァァァァァ!
「(よし!ナイス、ルザルス!)極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん!!!!」
炎の龍がドラゴンの羽に当たる
グルルルル!
「(あんまり、効いてないな)月斬百閃つきぎりひゃくせん!!!!!」
「(あ、これは使えるね)魔方陣展開!」
その時、ルザルスの後ろから魔方陣が現れた
月龍つきりゅう極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざんをもう一回して!」
「え?」
「早く!」
「お、おう 極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん 炎龍えんりゅう!」
その時
「うわっ!」
さっきの10倍の大きさの龍が現れた
「ふぅ」
「ありがとうな、ルザルス」
「どういたしまして、でも倒せるかわからないよ?」
「良いんだよ、極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん 龍炎!!」 
月龍つきりゅうが放った龍はバサガを炎で包み込んだ
ガァァァァァ!!!!!!!
「うるせぇぇぇぇ!!!!!、こい俺のドラゴン!」
その時仮面が光だして赤色のドラゴンが現れた
「はじめてだな、宜しくドラゴン」
ガゥガゥ(よろしくです!)
「すまんけど、あいつの時間稼ぎ出来るか?」
ガル!(舐めないで貰いたい!)
「お、おう(念のため) グリフォン!」
キェ----!!!
「宜しくグリフォン、俺は月龍つきりゅう
キェ(宜しくです!)
ガル?(何故、出したのですか?)
「へ?念のため」
ガルガル!(絶対、俺の事信用していませんよね?)
「···し、信用してるぞ」
ガル!(なんすか、今の間は!) 
「ほ、ほら来るぞ」
グル(月龍様の言うこと聞け)
ガルルル(は~い)
その時ルザルスがグリフォンの背中に乗った
「わぁ、何か気持ちいい~」
グル(誰ですか?この人)
「俺の親友 名前はルザルス」
グルル~(成る程) 
「ん?何かやばくね?」
「え?」((え?))
その時バサガは青色の極太レーザ-を放った

バ-----------ン!!!!!!!















    
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

魔女と骸の剣士

佐藤遼空
ファンタジー
《完結保証》 森の奥に住む魔女はある日、洞穴の泉に一体の死体が流れついている事に気付いた。魔女がその顔を少し修復すると、その眼が動いて魔女を見る。その骸には意識があった。魔女はそれを、自身の死骸に霊が呪縛される呪いを受けた者だと悟る。やがて身体を修復した魔女は、霊力を魔力に還元し、それを自動で修復魔法に変換する特殊な宝珠を骸に埋め込む。こうして意識を持ち、動く骸となった剣士は、自分の本当の死を見つけるために魔女と旅立つ―― 毎日更新

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?

釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!  父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。  その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。  最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。 その他、多数投稿しています! https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

異世界に転生した俺は農業指導員だった知識と魔法を使い弱小貴族から気が付けば大陸1の農業王国を興していた。

黒ハット
ファンタジー
 前世では日本で農業指導員として暮らしていたが国際協力員として後進国で農業の指導をしている時に、反政府の武装組織に拳銃で撃たれて35歳で殺されたが、魔法のある異世界に転生し、15歳の時に記憶がよみがえり、前世の農業指導員の知識と魔法を使い弱小貴族から成りあがり、乱世の世を戦い抜き大陸1の農業王国を興す。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

異世界楽々通販サバイバル

shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。 近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。 そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。 そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。 しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。 「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」

処理中です...