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第5章  魔国の大決戦

第2話   刺客現る

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  第2話   刺客現る


「はぁ、何かさ疲れた」
「それな」
月龍つきりゅうとルザルスは帰っていた
「まぁ、でも良いか、月龍つきりゅう可愛いし」
「はぁ、またか」
「ってか、この衣装動きづらい」
「そりゃ、そうだろ」
その時だった
「あの~」
黒いフ-ドは着た男がやって来た
「誰?」
「貴方、ルザルス様ですか?」
「うん」
「そうですか」
その時 
「っ!危ない!」
「え?」
月龍つきりゅうはルザルスを突き飛ばした
その時
ほむら
男は攻撃してきた
「きゃ!」
「大丈夫か?」
「う、うん、少し腕を怪我しただけ」
「避けるか」
「おい、何のつもりだクソやろう」
「お前は····その目にようがあるな」
「あ?」
「とまぁ、そいつは貰っていくぞ」
「ルザルス、離れるな」
「うん」
「後さ、術使えるだろ?」
「うん、だから戦えるよ」
「でも、無理はすんなよ」
「分かってるよ」
二人が戦闘体型に入った時だった
「術なんか使わす訳ないだろ?白紐ホワイトロ-プ
その時ルザルスは白色の紐で縛られた
「きゃ!」
「ルザルス!」
「後、お前もな」
月龍つきりゅうの腕にも白色の紐が巻き付いた
「な、なんだ、これ」
「術が···使えない!?」
「それじゃ、こいつは貰らって行くから」
男はルザルスの首を掴んだ
「あがっ!」
その時
「妹を離せ!」
リマリスがレッド・ザ・デ-モングルグルで突撃したが
「黙れ」
男は銀のナイフでリマリスの腹部を刺した
「あがっ!」
「お姉様!くっ、離して!」
「いやだね、お前には用があるし、さてとテレポート」
その時ルザルスと男は消えた
「くそ!」
「リマリス、大丈夫か?」
「ええ、それよりもあんた、それ取れるの?」
「それが取れない」
月龍つきりゅうは腕についている紐を見た
「くそ、俺が油断したから」
「別に貴方は悪くないわ、そんなことよりも早く探しましょ?」
「その前に天魔てんま達も読んでおこう、あいつらが居たら俺らの方が有利になるからな」
「そうね、それじゃ、呼んでこようか」
二人は羽を広げ、風林山に向かった


ルザルスは現在牢屋の中で縛られていた
「う、うう、何で私がまた」
「お前にはいい加減決着をつけてもらうからな」
「?誰と」
「は?睦月むつき家の五十五代目当主 月龍冷刃つきりゅうれいばに」
「嫌だ!」
「何だと?」
「あの人は私の恋人、それに恩人でもある、だから絶対に戦わない!」
「はぁ?何を言っている、お前、自分は何の一家か分かっているのか?」
「分かってるよ!ドラミット家でしょ!」
「そうだ、だから睦月むつき家を滅ぼす必要がある」
「何でよ!平和的に解決すれば良いじゃない!」
「そんな甘い考えが通用するとでも?」
「それに月龍つきりゅうは戦う事には抵抗があるし、そもそも私と戦うわけないよ」
「それはどうかな?あいつは嫌でもお前と戦うことになる」
「嫌!」
「黙れ、いい加減にしろ」
「くっ!」

「はい、そう言うことになりました」
『はぁ?』
「だよな~」
「え、えっと、ルザルスちゃんが拐われたから助けに行くと?」
「そう」
「なら、今すぐに行こう」
「でも、俺は術が使えない」
「え?」
「この紐のせいで術が使えないんだ」
「それは、成る程、ちょっと腕を見せてください」
「おう」
月龍つきりゅう小鳥ことりに腕を見せた、そして小鳥ことり月龍つきりゅうに触れた時だった
「あ、紐が」
「よし、これで良いですね」
「お-、スゲー」
「これは、術を封じる紐ですね」
「成る程な」
「これを使うということは多分相手は、強敵でしょうね」
「そうなのか?」
「戦わなかったのですか?」
「ああ、あいつはルザルスを捕まえるとリマリスに攻撃して帰った」
「そうですか」
「早く行こうよ」 
「何処に居るか分からないぞ?」
「あ···」
「····私、分かるよ」
スピカは言った
「!?本当か」
「うん、今、見つけた」
その時だった如月きさらぎが立ち上がった
「何処に居る?」
「ここは····お城?」
「ん?城?」
「城って言っても古城だよ」
と言った時かいが目を見開いた
「まさか!月龍つきりゅう!」
「な、なんだよ」
「急ぐぞ!ルザルスが魔国に連れていかれたら大変な事になる」
「魔国?」
「説明は後!そして俺達は過去のお前の先祖とは戦う事になる!」
「は?」
「!!そういうことか、急ぐぞ!」
まさるは立ち上がり飛んでいった 
「速く!」
「わ、分かった!」
二人は飛んでいった
「どういう事?」
「さぁ」
その時だった
ガゥ!
麒麟きりんが背中に紅龍こうりゅう海風かいふうを乗せて走ってきた
「あ、麒麟きりん
かげが言った時麒麟きりんは飛んで月龍つきりゅう達を追いかけた
『???』

一方ルザルスは
「う(ヤバい、妖力が)」
ルザルスの妖力はだんだんと減っていた
その時
「大丈夫か?」
男はルザルスに言った
「え?」
「あ~、これ飲め」
男は謎の薬を出した
「な、なにそれ」
「まぁ、飲め」
男はルザルスに薬を飲ましたすると
「あれ?妖力が」
「ふぅ」
「どうして助けてくれたの?」
「······」
「??」

「着いた」
「ここが、古城」
三人が着いた時だった
ガゥ!
麒麟きりんが到着した
「あ、来てたんだ、お疲れ」
「取り敢えず急ぐぞ」
「ルザルスは俺が助けるだからかい月龍つきりゅうはそのさらった奴を倒せ」
「「了解」」
麒麟きりんはそのちびドラを連れて来い」
ガゥ!
そして全員中に入った

「来たか」
男は立ち上がり月龍つきりゅう達の所に行った

「よし、後は頼んだぞ」
「「おう!」」
まさるは牢屋に向かった
「さてと、俺達は」
「こいつを倒すか」
「ほぉ、分かったか」
「当たり前だ」
「ルザルスを返してもらうぞ」
「出来るもんならやってみろ」
戦闘が始まった

「おい!ルザルス居るか?」
「その声はまさるさん?」
「あ、いたいた」
キュ!
その時紅龍こうりゅうは体を火で覆い牢屋に突撃したが
キュ~
壊れずそして紅龍こうりゅうは倒れた
紅龍こうりゅうちゃん!」
「おうおう、無理すんな俺に任せろちびドラ」
キュ
「見てろ」
まさるは牢屋の鉄格子をつかむと
「おりゃ!」
鉄格子を曲げた
「ほい、この通り」
「流石、鬼の王ですね」
「だろ?」
「んで?その白色の紐は確か」
「私がやりますよ」
「うわぁ!小鳥ことり!どうやって来た?」
「そんなものこの子がいますよ?」
まさる小鳥ことりが指を指した方向を見ると
ヒヒ-ン
ルザルスのペットのペガサスが居た
「あ!ペガサス」
ブルッ?
「まぁ、色々あったの」
「取り敢えずその紐とりますね」
「うん」
「はぁ!」
そしてルザルスの紐は取れた
「ふぅ、気が楽になった」
キュ!
ブル!
「ありがとうございます、御二人とも」
「気にすんな」
「ですよ」






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