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2章 悪魔吸血鬼との決戦

第8話 月龍VSザルク&ティグリス

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  第8話 月龍VSザルク&ティグリス


「よし、来たな」
「おう」
「それじゃ行くか」
4人は飛びたった
元凶潰しのメンバー
天魔てんま
童子どうじ
月龍つきりゅう
如月きさらぎ
以上である

「ようやく、俺らの番か」
「調子に乗るなよ」
「分かっているよ」

「···何か、ヤバい奴が来るな」
「「「は?」」」
「俺が引き付けるから皆先に行け」
「いやいや、気のせいだ⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
「気のせいではない」
月龍つきりゅうは蹴られた
「あがは!」
「「「月龍つきりゅう!」」」
「くそ、早く行け!」
「すまん、頼んだ!」
三人は飛んでいった
「へぇ、2対1だけど良いのか?」
「は?」
その時月龍つきりゅうは後ろを見た
「ほお、分かるか」
「お前ら名前は?」
「俺はザルク」
「俺はティグリス」
「···悪魔吸血鬼デ-モンヴァンパイア龍吸血鬼ドラゴンヴァンパイアか」
「その通り」
「俺は」「もう知っている」
「へ?」
「お前の名前は月龍つきりゅうだろ?」
「何で知っている?」
「お前の行動を監視していたから」
「まじかよ、ってあいつらは!·····」
「分かっているよ」
「ほ」
「それじゃ、始めるぞ」
「分かった、かかってこい!」
その時ティグリスは瞬間移動で月龍つきりゅうの後ろに行ったが
「見え見えだ」
月龍つきりゅうはティグリスの腕を斬った
「あがっ、く、くそ痛い」
「そりゃ、これ閻魔刀だからな」
「おい!ザルク!」 
「ん?なんだ脳筋」
「脳筋言うなんで俺とこいつの決着がつくまで手を出すな!」
「分かっているよ」
「へぇ、正々堂々に戦うんだ」
「それが俺の好きな戦いかただ」
「ほ-」
「よし!行くぜ」
ティグリスは月龍つきりゅうに殴りかかった
「ふん!」
月龍つきりゅうは拳を左手の刀で止めた
「お前は二刀流なのか?」
「ああ」
「けっ」
「余所見をするな」
ドカッ
「あがは!(重い、こいつの剣術だけじゃなくて武術も極めているとは)」
「ほぉらもう一丁!」
ドカドカ!
「く、くそやるな」
ティグリスは槍を出した
「ん?それは?まさかアキレウスか!?」
「ご名答」
「不味いな神話武器を持っているとは思わなかった」
 「いくぜ!」
「(早!)あがは!」
ヒュ、カキ---ン!!
「ほお、ギリギリだったな」
「はぁ、くそこうなったら」
「あ?」
月龍つきりゅうはティグリスの後ろに行った
「遅い」
「天雷 雷神の怒り!」
バリバリバリバリ!!!!!!!
「うギャア-----!!!!!!!」
「よし」
「ドラコンナックル!!」
「「は?」」
ビリビリ
「あギャ-------!!!!!!!」
ティグリスは倒れた
「···なぁ、ザルクこいつさ何で今の帯電状態なのに殴りかかってくるんだ?」
「一言言えば脳筋」
「知ってた」
「それじゃ、次は俺だな」
ザルクは刀を抜いた
「うげっティルフィングか?」
「違うよ」
「え?」
「ダインスレイフだよ」
「血を求める魔剣じゃねえか」
「吸血鬼には最高だろ?」
「言えてる」
「お前は閻魔刀と何それ?」
「妖刀 朧月」
「妖刀か~、まぁ、雑談は後でするか」
「場所変えるか?」
「変えよう」
二人は月卿げっきようの桜の庭にテレポートした
「あ!ザルク様」
「おう、ルガ」
「すみません」
「いいよ、別にお前らが無事で良かった」
「よし、始めるか」
「だな」
二人は剣と刀を構える
「ねえねえ皆月龍つきりゅうさんとザルク様の決闘だよ」
「え?まじか見る見る!」
「どっちが勝つんだろ?」

カチ--ン!!
「デビルブラスター」
「炎」
炎と青色のレーザ-がぶつかる
ドカ---ン!!
「なかなかやるな!」
「お前もな!」
「よし、ここなら極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん!」
「(うげっ、あの大技か)ブルーダイヤ!」
青色のダイヤが落ちてきた
「(あれはカリンのレッドダイヤと同じか)雷龍真空らいりゅうしんくう!」
バリバリドカ--ン!!!!!!!
「ん?何故分かった?」
「俺の吸血鬼の友人が同じ技を使っているからだよ」
「ああ、それってカリンちゃんのことか?」
「ん?何で名前を知っているんだ?」
「····あの一家生きていたんだな」
「ん?」
「気にするな、ってか後で話す」
「分かった」
「ブラックホ-ル!」
「いきなりかよ!」
「ほらほら早くしないと飲み込まれるぞ」
超世界オ-バーワールド!!」
「ほお」
「これで」
「「終わりだぁぁぁぁ!!!!!!!」」
ドッカ----ン!!!!!!!
「げほげほどうなった?」
煙が晴れるそこには月龍つきりゅうが立っていた
「あ!月龍つきりゅうさんが勝ったよ」
「ふう、やっぱりこれを使うと体への負担がとんでもないな」
「あがっ」
「大丈夫か?」
「これを見て言えるか?」
ザルクは腕がぶっ飛びそして体もズタズタにされていた
「すまん、やり過ぎた」
「いいよ、いいよ」
「とりあえず、寝室に連れていったるわ」
月龍つきりゅうはザルクを担ぎ部屋に運んだ
「ふぅ」
「んで?カリンいやヴァンパイア家とお前はどんな関係何だ?」
「俺達ドラ-ク家とヴァンパイア家は昔から友好関係を結んでいた」
「へぇ、あ、だから神龍郷しんりゅうきょうが分かったのか」
「ああ、んでカリンちゃんとはよく俺とかでよく遊んでいた、後、ルザルスとも」
「ルザルス、俺が一番気にしているやつか」
「え?なにルザルスの事ナンパするき?」
「んな訳あるか阿保」
「知ってた」
「ルザルスが持っていると言われるレーヴァテイン、それが気になる」
「成る程、ってか何かたまに覚り妖怪の子が来てたな」
かげの事か?」
「多分そう」
「会いたいか?」
「まぁ、な」
「後ろを見ろ」
「へ?」
ザルクは後ろを見たすると
「ヤッホー、久しぶりだねザルク♪」
かげがいた
「か、か、かげちゃん!?」
「そうだよ~」
「ひ、久しぶりだな」
「うん!」
「後、何か雰囲気変わった?」
「実はね、私、ザルクが来なくなってから心を閉ざされた?の」
「は?誰に?」
「人間」
「··そうか」
「で、でもね月龍つきりゅうが私の心を開けてくれたの」
「そうか、なら良かったってかカリンちゃんは気ずかなかったのか?」
「ってか、なかなか会えていなかったからね」
「そうなんだ」
「ん?ってか月龍つきりゅうは何処に行った?」
「あれ、ほんとだ」

「あれ?中に入らないのですか?月龍つきりゅうさん?」
「あいつらの邪魔する訳にもいかないだろ」
「ん?あ~成る程」
「ザルク様も青春ですね」
「だな」

「あ!そういえばルザルスちゃんは?」
「あいつは······今、地下にいる」
「え?なんで?」
「あいつは暴走化した」
「え?ルザルスちゃんって確か·····」
「ああ、とんでもない力を持っている」
「だとしたら不味んじゃ」
「今は安定しているがな」
「···············ねえザルク」
「どうした?」
「これ///、上げる」
「これは指輪?」
「う、うん」

「·····ザルク様気付くかな?」
「さぁ」
月龍つきりゅうさんは好きな人とか居ないのですか?」
「··········その話は止めてくれ」
「わ、わかりました(何かあったのかな?)」

「ねぇ、何か良い雰囲気だね」
「だよね~」
リマリスは微笑んだ
「さぁてと、気付くかな?」
かげちゃん頑張れ」

「え、えっとその·······」
「?」
「わ、わ、」
「??」

「あいつ全然気付かないな」
「鈍感ですね」

「後もう少し!」

「わ、私と//」
「お、おう」
「私と付き合って下さい!」

「え?すご」
「やりますねかげさん」
「あら、ついに告白したんですね」
「うお、小鳥ことり
「びっくりした-」

「よくやった、かげちゃん」
「いま決戦中だけどね」
「それを言うな」

かげは体が震えていた
「······良いよ」
「え、本当に?」
ザルクはかげを抱き締めた
「よしよし」
「/////」

「······これ、今、決戦中だよね」
「「あ」」
「まぁ、でも良いだろ」
「あの二人は幸せですね」
「私の妹に彼氏が出来るなんてね、帰ったら歓迎したろ」

「よくやった!ザルク!」
「よし!それでこそ男だ!」 
「······」
「あ、ティグリス」
「あいつに彼女出来たの?」
「うん!そうよ」
「まじか、あいつ、彼女は作ら···」
「ん?」
「そういえばあいつ確か『俺には好きな人がいる、そいつ以外に好きになるやつなど居ない』ってたな」
「それがかげちゃんなんだね」
「んで、俺はちょっくら寝るわ」
「お、おやすみ~」

「ヤッホー」
「うわっ、つ、つ、月龍つきりゅう!」
「おう、月龍つきりゅう
「wwww何しているの?二人とも」
「えっと、その、えっと」
「いや、お前聞いてだろ?」
「よく分かったな」
「え!///////」
「二人ともお幸せに」
「おう!」
「う、うん」
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