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滅亡寸前!?神龍郷の危機
第29話 宴会
しおりを挟む第29話 宴会
月龍達は那珂についていく事20分後
「ほ~い、到着~」
「おお········なんか普通だな」
「普通って言うな!」
「先に行ってるよ-」
と言うと影とカリンは神社の本殿に入って行った
「元気だな~」
「あんたは疲れているの?」
「まぁ、そりゃな休む時間が余り無かったかから」
「あんた、宴会では倒れないように踏ん張りなさい」
「え?」
そう言われ月龍と那珂は中に入った
「ほ~い、みんなただいま-」
すると中はかなり賑わっていた
「おお-、月龍じゃないか!お酒行くか?」
と岬が言った
「あ、イラン」
「そう言うなよ~」
と童子が酒瓶を押し付けてきた
「いらねぇよ!ってかそれ鬼酒じゃねえか!」
「おうおう、やったれ童子」
と勝が言った
「何で、てめえも加勢すんだよ!」
「なぁ、勝の重力を使ったら良いんじゃねえか?」
「お、良いなそれさすが四天王の一人岬の考えは良いな~」
「ふははは!そうだろそうだろ!ってか勝も四天王だろうが」
「あ」
「あ、そういえば俺もそうだったわ」
「四天王?岬は次期鬼姫で童子は次期鬼王じゃなかったのか?」
「ああ、元々そうだったけど今は四天王になっている」
「へえ-」
その時だった
「うぶっ!」
勝に酒を飲まされた
「遠慮するなよ~月龍」
「あがっ、あばばば」
倒れかけた時月龍はある言葉を思い出した
「(そうだ、倒れないように踏ん張らないと)う、うう」
月龍はギリギリ立ち上がった
「「「お-!」」」
「げほっ、はあはあ」
「よく耐えたな」
「倒れること前提だったのかよ」
「あはは」
「ほ~い鬼どもはゆっくり酒でも飲んでろ後私の分、プリ-ズ」
「ほいほい」
と言うと勝は酒瓶を那珂に渡した
「よし、後で飲も」
「んで、俺に用がある月人ってどこにいるんだ?」
「あそこ」
那珂が指を指した方向をみると二人の女性が柱にもたれ掛かり酒を飲んでいた
「·······月人も酒を飲むんだ」
「そりゃ飲むでしょ」
そして月龍は二人の女性に近付いた
「ん?えっと貴方は月龍?」
「ああ、そうだが何の用だ?後、名前何?」
「ああ自己紹介が遅れましたね」
と言うと一人目の女性は立ち上がった
「私の名前は 月桜 楼です、そしてこちらは私の妹の月桜 幻です」
「よろしく 月龍 冷刃だ」
「よろしく」
と言い幻立ち上がった
「んで、何の用だ?」
「貴方に贈り物と新しい術を教えてあげようと思って」
「新しい術?贈り物?」
と月龍が聞くと幻は風呂敷を取り出した
「?」
すると幻は風呂敷の結び目を解いた、
「おお-」
中には柄に満月の模様が描かれた太刀と鍔に三日月が描かれた打刀そして次に柄は白くて鍔には白い龍がある太刀、最後に禍々しい妖気を放っている大太刀があった
「こ、これは?」
「これは、月の刀です」
「月の刀?」
「まぁ、ようするに月で作られた刀です」
「へ、へえ」
「これらにはそれぞれ名前があります」
「ふむふむ」
「········名前、なんだっけ?幻」
「は?」
「ん?」
「ま、まさかお姉様これらの刀の名前を」
「覚えないです」
「はあ-、分かった私が説明するわ」
「あ、ああ分かった」
と月龍が言うと幻はまず満月の模様が描いてある太刀を持った
「これは月刀 月満刀、これは素早く戦う時に使うと良いぞ」
「へぇ-」
「ただ少しデメリットがあってな敵に刀を避けられたら、間違いなくこける」
「成る程、つまり取り巻き専用みたいな?」
「うん、そんな感じ、んで次はこれ」
幻は鍔に三日月が描かれた打刀を取り出した
「打刀ってことは、補助系かな?」
「ああ、そうだこれは三日月主要武器が壊れたり、使えなくなった時に使う刀だ」
「ふむ」
「特に鬼や大妖怪などと戦う時は持っていった方がいい」
「へぇ-」
「んで次 これは白龍これは常時使える万能武器だ」
「な、なんか説明適当だな」
「だってこれ、普通の刀を鬼強化しただけだもん」
「納得」
「んで最後妖刀 朧月」
「な、なんか変な感じがする」
「あはは、そりゃ、そうだこれ妖刀だし」
「妖刀、怖」
「ははは、まぁ慣れろ、んで能力だがこれは斬った者を弱体化できる」
「まじか」
「ああ、だから暴走しているやつに会ったらこれを使え」
「分かった」
「ほ~い、終わったよお姉様」
「お勤めご苦労さん」
「んで早く教えてやれよ、私ちょっとこいつと戦いたい」
「はいはい」
(あ-、今のうちに休んどこ)
「貴方に教えるのは月の術よ」
「月の術」
「と言っても、教えるっていうか貴方見たら解るのでしょう?」
「うん」
「分かりました、では早速」
10分後
「成る程、理解した」
「それじゃ、私とやろうぜ月龍!」
「ああ、分かったよ!」
「ここでやるのもあれだし 土俵でやりましょ」
「そうだな」
「ほ~い」
そして二人は土俵の上に立った
「ん?おお-、幻と月龍との戦いか」
と星が酒を飲みながら言った
「これは、盛り上がりそうね」
とマリエルナが言った
するとその時土俵は大勢の妖怪に囲まれた
「ふふふ、どうやら私達の戦いがこれほど盛り上がるとはな」
「楽しくなってきたよ」
「それではいさ、尋常に」
「·····」
「······」
「勝負!!」
「月切り一閃!」
「月切り一閃!」
二人の刀が物凄いスピードでぶつかる
「月結晶!」
「月雷」
大量の結晶と雷がぶつかる
「ほお、もう、オリジナルの技を作ったのか!」
「ああ、そうだよ!」
「月桜!」
幻は刀をしまい桜を出した
「あ、あれは初見殺しの技」
「私達もあれの餌食になったわよね~」
「(う!あれは近付いたら負けだ!)だったら!白龍襲来!!」
月龍は白い龍を出して幻にぶつけた
「な!?」
「くらいな!」
月龍は幻に斬りかかった
「ふん!」
二人の刀がぶつかる
「お-、結構互角な戦いをしているな」
「もらった!」
幻が月龍の刀を弾いた
「う!」
「終わりだ!」
その時月龍が消えた
「え?どこに行った」
幻は月龍を探し始めたその時だった
「月影一閃!」
月龍が上から斬りかかってきた
「なんだと!?」
幻はギリギリでかわした
「ちっ、当たったと思ったのに」
「(あ、危なかった)やっぱり強いなお前」
「そうですかい」
「だか、そろそろ終わりだ!降臨 天照大神!」
すると幻の後ろから大きな女性が現れた
「(や、やばいなこれ、でも神には神を!)力を貸してくれ!雷神龍!!」
月龍の後ろから大きな雷の龍が現れた
「ほお、神には神をってか」
「そうだよ!」
「なら行くぞ!」
「こちらからも行かせてもらうぜ!」
「「うおおおおお!!」」
2体の神がぶつかりそして爆発した
「げほっ、なんて威力だ」
と星は咳き込みながら言った
「ど、どっちが勝ったの?」
煙がなくなった時、立っていたのは幻だった
「そこまで!この勝負幻の勝利!」
「はあはあ、お前との戦い今までの戦いで一番楽しかったよ」
「そ、そうか」
「担いだろか?」
「頼む」
すると幻は月龍を担いで土俵から降りた
「お疲れさん」
と星がやって来て言った
「おお、星」
「ん?なんだ?お前もやるか?」
「ああ、遠慮しとくよ」
「お-お-どうした~?いつもなら率先してやるのに」
と那珂が言った
「まぁ、な、ってかお前酔っているだろ」
「そ、そんなこと~ない~」
「はあ、ほら来い」
「うへえ-」
星は那珂を連れてどこかに行ってしまった
「ってか、どこで休むんだ?」
「もう、屋根の上でいいだろ、中やったら鬼どもに酒飲まされるし」
「それもそうだな」
そして幻は屋根の上に飛び乗った
「お-、ここから見る月は最高だな~」
「だろ、後」
幻は後ろを向いて言った
「お前、隠れてないで出てこいよ」
「?」
「ふぇ!?ば、ばれてた!?」
月龍が後ろを見るとそこには影がいた
「あはは、そりゃな」
「お、影」
「う、やっぱり月人はすごいや」
「いや、月人全員が分かるとは限らないぞ、まあ私は気づいたけどな」
「いつからいたんだ?」
「月龍と幻が戦っている時だよ」
「へぇ-ってかカリンは?」
「今、寝てる」
「ほ~」
「ってか、なんやかんやで久しぶりだな影、小鳥は元気か?」
「うん!」
「ほ~そりゃ良かった」
「ん?二人は知り合いなのか?」
「ああ、一回こいつと戦ったんだ」
「お-、どっちが勝ったんだ?」
「そりゃ、言わなくても分かるでしょ」
と影が言った
「あ」
「私の完敗だよ~」
「あはは、でもそうでもない気がするがな」
「どこが?」
「だって、なんやかんやで私の刀をとめていたじゃん」
「そのあと、影の術を使って後ろにまわったら天照大神撃たれて即効KOだよ」
「そりゃなあの術は全方位だからな」
「あれは俺も正直言ってトラウマになりかけた」
「なんでた?お前の雷神龍も怖かったぞ」
「とか言いつつ打ち消してるやん」
「あはは」
「仲良いねえ二人とも」
と影が言った
「そりゃ、もう私達は友達だからな!」
と幻は言った
「それな」
「「「あはは」」」
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筆者の部屋
ほ~い、今回も元気MAXの睦月だ!今回のゲストは!
幻とレギュラーの影だ!
「おお」
「そういえば、私レギュラ-だった」
今回は影の説明と幻のステータスについて言って行くよ~それではレッツゴー!!!!!!!
「「うるさい!」」
すみません
「ったく、鼓膜を破り気か」
そ、それでは影の説明から説明するよ
「「OK~」」
まずは種族、覚り妖怪だよ因みに覚り妖怪の順位は吸血鬼と一緒だよ
「月人は?」
それはまた今度
んで次は好きなもの
「おお、気になるな」
「普通だから、気にならないど思うけど」
パンダの人形、柴犬
「普通だった」
「まぁね」
次は友達一覧
月桜 幻
月龍 冷刃
カリンネ·ヴァンパイア
マリエルナ·ヴァンパイア
奥羽 星
天真 那珂
走馬 天魔
酒呑 岬
酒呑 童子
カオスドラゴン
ホタテ
神宮 小鳥(姉)
こんなもんかな?
「うん」
「あれ、結構いるんだな」
「そうだよ」
まぁ、例外もいるけどそれじゃ次持ち物
ナイフ
第3の目
帽子
だよ
「少な!」
「まあ、そんなに物とか持ち歩かないからね」
んで次は主人公が好きなのか
「は?」
「うん、これは大丈夫」
まずは友達的に
「うん、それは好き」
恋愛的に
「·······」
「なぁ、これって私の紹介の時もするのか?」
うん、もちろん
「·····まじか」
「恋愛的には······」
「まぁ、あれと」
「う、うん」
OK~それじゃ奥義
「私、奥義ないよね」
あ
······································幻のステータスに移ります
「ですよね-」
それと影詳しい説明は頼む
「分かった」
ほ~いドン
力 極
移 高
妖 極
知 極
剣 極
打 高
術 極
仲 極
「ふむふむ、成る程理解した」
「ほとんど極だね」
「まぁな」
「さすが」
ほんじゃここら辺りで切るとしましょうか
「「OK」」
ここまで読んでくれて
「「ありがとうございました」」ありがとうございました
応援ありがとうございます!
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