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滅亡寸前!?神龍郷の危機

第10話 止まらない暴走化

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 第10話止まらない暴走化



「はあはあはあ」
俺は倒れこんだ
(やっべえ、あの技使ったら体がヤバイ)
俺は地面に膝をついた
「う、」
(小鳥ことりはどこだ?)
そして俺はぼろぼろの体を持ち上げ、小鳥ことりを探した
小鳥ことりどこだ?」
「あなたの後ろですけど」
「うわっ、いつの間に」
「つい、さっきです」
「そうなんだ」
そして俺は小鳥ことりに聞いた
かげは?」
「それが見つからなくて」
小鳥ことりが呟いた時だった
影術かけじゅつ 影魔かげま
かげが上から大量の弾幕を撃ってきた
「なっ!?炎術えんじゅつ 火炎花かえんばな
そして俺はすぐさまに炎の花を爆発させかげの弾幕を打ち消した
「へえ~あれほど妖力を使ってまだ撃てるんだ」
かげは言った
(ヤバイ、もう妖力はほとんど残っていない)
「あれあれ、ガス欠かな~?」
「くそ」
幻術げんじゅつ 現象打破げんしょうだは
「少なすぎるよあなた」
「なっ!?」
かげ小鳥ことりの出した弾幕を全て避けたのだった
「くらいな、二人とも かげ波紋はもん
その時かげは黒い弾幕を大量を出しそれを一ヶ所に集めて波紋見たいに拡散した
「あがっ、」
俺は避けたつもりだったが当たった
「これは相殺しきれない」
俺はそう呟いた時だった
小鳥ことりが大量の弾幕に当たった
「あが」
小鳥ことり大丈夫か!」
俺が言うと小鳥ことりはふらふらしながら立ち上がり
「は、はい」
と言ったがすぐに倒れこんだ
「本当か?」
「いえ、かなりヤバイです」
「まぁ、そうなるわな」
「ふふふ、影闇かげやみ
その時かげは弾幕を撃ってきた
「やべ、しまっ」
「消失!!」
その時かげの撃っていた弾幕が消えた
「!」
「何が起きたんだ?」
「間に合ってよかったです小鳥ことり様」
そこには紫龍しりゅうが立っていた
「ああ、ありがとう紫龍しりゅう」 
「いえいえ、従者が主を守るのは当たり前ですから」
火炎鳥かえんちょう 朱雀すざく!!」
するとその時俺の目の前に炎で包まれた炎の鳥が飛んだ、そしてそれがかげを吹っ飛した
月龍つきりゅう大丈夫か?」
陽炎かげろうか?」
「ああ」
「助かったよ」
「そりゃ、主の友達だからな助けるのは当たり前だよ」
「カリン達は何をしているんだ?」
「えっと、確か寝てた」
「ふう~ん」
「調子に乗りすぎだよ、あなたち」
かげ様」
「よっしゃ、俺もこいつを出すか炎獣えんじゅう 朱雀すざく
その時俺の前から火柱が立ち中から炎の鳥、朱雀がてできた
「はじめまして、主、月龍冷刃つきりゅうれいば様」
「ああ、はじめまして朱雀」
「呼び出してさっそく悪いがあそこの幼女の暴走化を解けるか?」
朱雀はかげを見て言った
「少し厳しいかと」
「あ、大丈夫手伝うから」
「すみません」
「それじゃ、陽炎かげろう少し手伝ってくれる?」
「別にいいぞ」
「それじゃ、二人とも耳を貸せ」
「ん?」
「ごちょごちょごちょ」
「なるほど」 
「わかりました主」
「それじゃ行くぞ」
「OK」
「はい」
俺は刀を構えそして
炎龍えんりゅう 炎火突龍斬えんかとつりゅうざん
炎の龍を出しかげに向かって突撃した
「?」
「いまだに!やれ陽炎かげろう、 朱雀すざく!!」
「何をするき?」
かげが呟いた時だった
不死鳥ふしちょうの怒り」
火炎鳥フェニックスの炎」
横から大量の炎が出てかげを囲った
「うわっ」
そしてかげは影に潜ろうとした時
俺は飛んで
「逃がすか! 秘術 火炎龍かえんりゅうのご来店!」
かげに向かって火で包まれた龍をぶつけた
「きゃ、」
「よし、火炎覚醒えんりゅうか!!」
俺は炎の龍を出し叫んだ
「今度こそ、決めるぞ!!」
「はい!」
「任せんシャイ!」
そして俺達はかげに奥義をぶつけた
炎奥義えんおうぎ 極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん
不死鳥フェニックス天災てんさい
四大神獣よんだいしんじゅう 朱雀すざく
「うわあああ!」
かげは炎で包まれた
その時かすかに声がした
「助けて」

俺は炎の中を見たすると、手をさしのばしているかげがいた
そして俺は陽炎かげろうに聞いた
「なぁ、この炎いつ消える?」
「ん~もう終わると思うよ」
「そうか」
と俺が言った時、炎は消えた
その時朱雀が
「主、すみませんが休んでも良いでしょうか?」
「ああ、構わないよ」
そして朱雀は炎を出し消えた
そして俺はかげを見た、影はかなり弱っているのか倒れていた
「う、うう、うわ」
かげがうなったその時
かげ!!」
小鳥ことりかげに向かって走っていってそしてかげを抱きしめた
「お、お姉ちゃん」
かげ!」
「ご、ごめん、なさい、いろいろ、傷つけて」
かげが涙を流しながら言うと
「あなたは何も悪くない、私こそごめんね守ってやれなくて」
小鳥ことりも泣きながら言った
「お姉、ちゃん」
「私が弱くてごめんね」
「そんなことないよ、お姉ちゃんは強いよ、そして優しいよ」
「か、かげ
「だから、自分を責めないで、それに私は死んだわけでもないよ」
かげ··········ありがとう」
「お姉ちゃん大好きだよ」
「私もよかげ
俺はその時少しかげに違和感を感じた
(何か、しゃべり方が棒読みのように聞こえるな)
俺は少し近付こうとしたときだった
「あがっ、げほっ」
血を吐いたそして倒れた
「えっ!?月龍つきりゅう!?」
陽炎かげろうが驚いて近付いてきた
「大丈夫か?」
「あ、ああ、ちょっとヤバイかも」
と言った時神宮姉妹しんくうしまい紫龍しりゅうがきた
「どうしたんですか?月龍つきりゅう!」
小鳥ことりが焦りながら聞いてきた「あ、ああ、俺にもわからん」
と俺が言った時紫龍しりゅう
「もしかして、火炎覚醒えんりゅうかを2回もしたから」
「それだけ絶対に無い!」
と俺は言った時かげ
「気を遣わなくても、いいよ月龍つきりゅう
「··············」
「私を傷つけたくないからでしょ」
「·········」
「庇わなくてもわかるよ、私が悪いって」
「そうか、じゃあカリンの前では、この事を言うなよ、俺は疲れたから休んでるって言っといて」
「どうしてそこまでして私を庇うの?」
「そ、れ、·は···········」
俺は意識を失った

俺は目を覚ますと見覚えのある場所に出た
「ここは、確か」
俺が呟いた時
「よくやった」
と後ろから声がした俺が振り向くとそこにはやみ月光つきびかりがいた
「おっ、やみ月光つきびかりじゃん」
「ああ、それにしても、お前よく竜眼りゅうがんを使いこなせたな」
 「何のことだ?」
「あれだよ 炎奥義えんおうぎ 極炎龍滅却斬ごくえんりゅうめっきゃくざん
「あ~、あれね、あのくそ、しんどいやつ」
「うん、まぁそうなるわな」
やみが言うと月光つきびかり
龍魔刀りゅうまとうかってよく扱えたな、やみなんかそれを扱えるようになるのに3ヶ月もかかったのに」
「うん、黙れ」
「へいへい」
月光つきびかりは俺の事を見て言った
月龍つきりゅうさっき、お前が倒したあの覚り妖怪は心を閉ざしている」
「やっぱり」
「後で、何かあったのか聞いてやれ」
「OK~」
と俺が言った時、急に光が出てきた
「おっと、そろそろ戻る時間だな」
「そうなのか~」
と俺が言った時
「はい、これ」
やみがへッドホンを渡してきた
「ん?俺、へッドホン持ってるぞ」
「ああ、これは心を開けるためのだ」
「そうなんだ、ありがとうな」
「どういたしまして」
「じゃあな」
「また、来たら何か渡してやるよ」
「おう」
こうして、俺は光の中に入った



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