8 / 127
滅亡寸前!?神龍郷の危機
第8話 火炎覚醒
しおりを挟む第8話火炎覚醒
「あはははははははは」
「気が狂いましたか」
俺はひたすら妖気を溜め込んだ、
(これくらいでOK?)
(あ~うんそれくらいで始めろ)
(わかった、んじゃ一丁暴れてやるよ)
(カリン達を巻き込むなよ)
(わかってるよ)
とメララに言うと俺は小鳥に視線を向け
「さてと」
「ん?あなたが何をしても意味がないですよ、ここは、私の悪夢、何ので」
「それはどうかな 火炎覚醒!!」
すると俺の周りに炎が飛び俺を囲い燃え出した
「さあ、この悪夢を終らせてやるよ」
「何をするつもりで·······」
「あああああああああああああああああああああああ」
そして俺は貯めていた妖力を解放した、
その瞬間、暗闇に包まれていた視界がもとに戻った
「な!?」
「さあて、逆襲の時間だ」
と俺は言うと小鳥に突っ込んだ
「な!?はや」
「極炎 地獄」
俺はすぐさまに術を発動させた
「あ、熱い 」
「極炎斬」
「うわ!」
「火炎渦」
「あがっ」
そして俺は術のコンボを決め小鳥をはめた
「うっ、現象打破」
その時、小鳥は弾幕を出してきた
「まだまだ」
と言うと小鳥は太い触手を出してきた、きっとさっき腹に刺せてきたものだ、
「で?火炎網」
と言うと俺は小鳥を炎の結界に閉じ込め火炎球を出した
「ああああああああ!」
中から小鳥の悲鳴が聞こえた
「あ、やべやりすぎた」
そして、俺は結界を解いたすると、小鳥が気絶して出てきた。
「お-い、大丈夫か-?」
「あがっ、げほ、あれ?私は確か暴走化していたはず」
「あ~うん、暴走してたよ」
「あ、すみません」
「まぁ、そんなことよりもお前の部下達を何とかしてくれないか?」
「へ?」
と小鳥がヘンテコな声を出して振り向いた時
「あああああ!紫龍、陽炎、何してんるですか!?」
と、叫んだ、が二人は完ぺきに戦いに夢中だった、ちなみに、童子、カリンも戦いに夢中だった。
「おい!お前らもよせ」
と俺が言うとカリンが気づいた
「あ、月龍、大丈夫なの?」
と言うとカリンは俺に近付いてきた
「うん、で、そっちは?」
「余裕だよ」
「あ、そうなのか」
と言うと小鳥がカリンの前で慌てて頭を下げて言った
「ごめんね、カリンちゃん」
「あ、思い出してくれたんですね」
「本当にごめんね」
「いや、いいですよ」
とカリンが言った時、陽炎またもや突っ込んできた
「逃げるな~吸血鬼!」
「こら!!陽炎!やめなさい!」
「ふぇ?でも小鳥様がやれって」
「さっきの指示は私が暴走化していた時のです!」
「あ~なるほど、すみません吸血鬼さん」
「いや、別にいいよ楽しかったし」
とカリンが言った時、俺は
(さすが、脳筋)
と、思った時
「何か、変なこと考えてない?」
とカリンが圧をかけてきた
「ふぇ?そ、そんなことないよ」
「ほんと?」
「ほんとほんと、ってその前に童子とあそこの·············」
と言った時俺の目の前に紫龍が飛んできた、しかも気絶している。
「·················あいつ、やりやがった」
と俺が言った時横から
「ん?おお-月龍生きていたんだな」
「まぁ、そだが、こいつは?」
「ん?ああそいつはなんかうざかったから燃やした」
「何やってるんだよ!」
「まあまあ」
と童子が呑気に言うと小鳥が
「あの~」
「おっ、小鳥、久しぶりだな」
「あ、はい」
と小鳥が言った時カリンが
「すみません」
「何ですか?」
「影ちゃんはどこですか?」
と言った時小鳥の顔は急に険しくなった。
「えっと、聞いちゃダメだった?」
「いえ、そんなことはないけど··········とりあえず紫龍が起きてから話すわ」
と小鳥が言うと
「小鳥様~もう起きてますよ」
と紫龍が小鳥の前で言った
「ああ、そんなですね」
と小鳥が言うとカリンを見て観念したように言った
「影は············暴走しています」
「やっぱりか」
そう俺が答えたとき、カリンが小鳥に近付いて
「何があったのですか?」
と聞いた
そして小鳥は遠い目で話し始めた
「では、私と影が暴走した原因を話しましょう、あれは今から5週間前のこと」
あの憎い戦争が終わり私達は異国の魔物によって破壊された地底の修復作業を手伝っていた時でした、
「お姉ち-ゃん」
「ん?どうしたの影」
「こっちの修復、終わったよ~」
と影が言った
「へぇ、そうなの、ありがとね」
と私が言うと
「えへへ」
と影が嬉しそうに笑った
「それじゃ、終わってすぐに悪いけど、ここの広場に危険なものがないか調べてくれる?ちなみに、危険なものを見つけたら私に言ってね」
「うん!いいよ、私、頑張る!」
「それじゃ、頼むわね」
と私が言うと影は広場で探索を始めた
しかし、この行動がこんなことになるとは思いもしなかった。
「まぁ、こんなものかな」
私は広場の噴水を治して呟いた
「大変だけど、ここに住ましてくれてるからね、頑張らないと」
その時だった、後ろから急に爆発音した
「えっ!?なにごと!?」
そして私は最悪な事を思い出たそれは爆発音したところに影がいるということだった。
私は必死になって影を探した
「影! 影!」
すると瓦礫の上に影が立っていた
「ああ、影!無事だったのね」
そして私は影に近付いた、しかし、影は黙りこんでいた
「··········影?」
「·········あは」
「えっ」
「アハハハハハハハハハハハハ!!」
··········影は暴走していた
「そんな、影!!!」
「シンジャエ 影闇 闇の影」
影は黒い弾幕を撃ってきた
「えっ!?」
私はどうすることもできずぶっ飛ばされた
「あがっ」
「ねえねえ、もっと遊ぼ、お姉ちゃん」
と影は言ってきた、そして
「影術 影魔」
また、弾幕を撃ってきた
「くそ、幻術 現象打破」
そして私も反撃にでたけど、影の出した弾幕には月とすっぽんだった
私は相殺できず体の至るところに当たった
「あがっ、あがは」
そして血を吐き、私は気を失った
そして目を覚ますと、地底の病院にいた
「あれ?ここは」
「あら、小鳥目が覚めた?」
私が声がした方向を見るとそこには、幼き吸血鬼の王マリエルナ·ヴァンパイアがいた
「マリエルナさん」
「あなた、大丈夫?血、吐いて倒れたけど」
マリエルナさんは心配そうに見てきた
「まぁ、はい、、影は」
「私と天魔で地雲邸の地下に札をはって、封印したわ」
「そうなんですか」
「それと、影ちゃんが暴走した原因もわかったよ」
「そうですか、それは異国の魔物たちが持っていたものですか?」
「ええ、そうよ」
「やっぱり、あのゴミどもが」
と私が呟いた時
扉が開き 烏天狗の王 走馬天魔
がやって来た
「あら天魔、影ちゃんは大丈夫?」
「まあ一応な」
「そう」
とマリエルナさんが呟くと天魔は私の顔を見て言った
「傷は、治っているな」
「あっ、はい」
と私が天魔にいうと天魔はほっ、とした様子で椅子に座った
「いや~それにしてもまじで危なかったなお前、マリエルナがいなかったらお前今頃、出血多量になって死んでいたよ」
「そうなんですか、あっ、マリエルナさんありがとうございます」
「いいのよ、これくらい」
「それにしても、何で異国の魔物たちの薬があったんだ?」
天魔が呟くと
「多分、私達を滅ぼすために置いていったんじゃない?」
とマリエルナさんが答えた
そして私はマリエルナさんに聞いた
「私達を滅ぼす?」
と私が言うとマリエルナさんは
「そう、味方同士で戦いをさせてこの神龍郷滅ぼす、ためだと私は思うわ」
「なるほど」
と私が呟くと天魔が立ち上がった
「どうしました?」
「さっき、マリエルナが言った通りだったら本当にだったらほっとくわけにはいかないから暴走化の薬がないか探してくるよ」
と天魔が言うと
「なるほど、それなら私も行くわ」
とマリエルナさんも言った
そして、私は
「それじゃ、私も」
と言って起き上がろうとした背中に激痛が走った
「あがっ!」
「無理するな、小鳥お前は背中の傷が深いから」
と天魔は近付いてきて言った
「すみません、薬は頼みました」
と私が言うと
「おう!まかしとけ」
と天魔が言った
そして、マリエルナさんと一緒に行ってしまった
その時、私は急に眠気に襲われた
「うっ、うう眠い」
しかし、それは少し変だった
「何この感じ」
私は自分の手を見たそして驚愕した
「な、なにこれ!?」
そこには、緑色のつぶつぶが大量についていた
それを見た私は恐怖のあまり気絶してしまった
「ということがあり、私と影は暴走しました」
と小鳥が話し終えると俺は
「そんな事が、あったんだな」
「はい」
と小鳥が言うとカリンは
「今、影ちゃんは地下に封印されているの?」
「はい」
と小鳥が言うと、童子
が
「俺達が影の暴走化を止めてやるよ」
と言った
「そうだね」
とカリンも言った
しかし、小鳥は大声で言った
「ダメです!!」
と
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
異世界に転生した俺は農業指導員だった知識と魔法を使い弱小貴族から気が付けば大陸1の農業王国を興していた。
黒ハット
ファンタジー
前世では日本で農業指導員として暮らしていたが国際協力員として後進国で農業の指導をしている時に、反政府の武装組織に拳銃で撃たれて35歳で殺されたが、魔法のある異世界に転生し、15歳の時に記憶がよみがえり、前世の農業指導員の知識と魔法を使い弱小貴族から成りあがり、乱世の世を戦い抜き大陸1の農業王国を興す。
スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~
暁 とと
ファンタジー
スキル運のおかげでドロップ率や宝箱のアイテムに対する運が良く、確率の低いアイテムをドロップしたり、激レアな武器を宝箱から出したりすることが出来る佐藤はギルドを辞めさられた。
しかし、佐藤の庭にダンジョンが出来たので億を稼ぐことが出来ます。
もう、戻ってきてと言われても無駄です。こっちは、億稼いでいるので。
【完結】間違えたなら謝ってよね! ~悔しいので羨ましがられるほど幸せになります~
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
「こんな役立たずは要らん! 捨ててこい!!」
何が起きたのか分からず、茫然とする。要らない? 捨てる? きょとんとしたまま捨てられた私は、なぜか幼くなっていた。ハイキングに行って少し道に迷っただけなのに?
後に聖女召喚で間違われたと知るが、だったら責任取って育てるなり、元に戻すなりしてよ! 謝罪のひとつもないのは、納得できない!!
負けん気の強いサラは、見返すために幸せになることを誓う。途端に幸せが舞い込み続けて? いつも笑顔のサラの周りには、聖獣達が集った。
やっぱり聖女だから戻ってくれ? 絶対にお断りします(*´艸`*)
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/22……完結
2022/03/26……アルファポリス、HOT女性向け 11位
2022/03/19……小説家になろう、異世界転生/転移(ファンタジー)日間 26位
2022/03/18……エブリスタ、トレンド(ファンタジー)1位
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる