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滅亡寸前!?神龍郷の危機

第6話鬼との対決と旅行

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    第6話  鬼との対決と旅行

 地下への扉を開けると暗い洞窟の中にいた、
「·····暗ずきじゃね」
「私からしたらご褒美だけどね」
と言いカリンは進んで行った、そしてしばらくして明かりが見え近付くと町があった、
「やっと、着いたな」
と俺が言うと、カリンは疲れた様子で
「うん」
と言った。
 「それでお前の友達はどこにいるんだ?」
と聞くとカリンは
「多分、地雲邸ちぐもていにいると思う」
「どこだそこ?」
「この地下の町の悪霊と亡霊を管理しているところだよ、そして私の友達はそこに住んでるの」
「じゃあ、そこまで飛んで行く?」
「いや、止めときましょ」
「何で?」
「ここの人達は翼を見ると敵だと思うから」
「なるほど、じゃあ歩いて行くか」
「うん、そうしよう」
と言い俺らは、歩きだした
「それにしての賑やかだな」
「うん何か、楽しそうだよね」
っと、適当な雑談しながら歩いていると
「おい、そこのお前ら止まれ」
と言われ、振り向くと男の鬼がいた
「何のようだ?」
「お前ら地上から来たな」
「ああ」
その時カリンは俺のすそを引っ張り言った。
「まずいよ」
と、すると鬼は腰から刀を抜き俺の方に刃を向けた、そして
「お前の力を見せてみろ」
と言った時だった後ろから4体の妖怪が来た、
「そこの女はそいつの·······おい!何で4人いるんだよ」
と鬼が怒ったように言うと、一番先頭の妖怪が
「え?いや、いっぱいいた方が有利だと思って」
「不公平だろうが!!」
「「「?????」」」
妖怪全員が硬直していると鬼の幼女が
「だからみんな来ないでっていったのに、お兄ちゃんは公平な戦いが好きなこと忘れた?」 
と幼女が言うと男の鬼は
「岬以外帰れや!」
と叫んだ、すると妖怪たちは
「「「はいいいいい」」」 
と言うと岬という幼女以外消えた、
「はあああ、あのアホどもが」
「まあまあ、そんな事より、あの人達固まっているよ」
「おお、待たせてすまない、それでそこの女は俺の妹と戦ってろ」
と言われカリンは
「わかった、じゃあ月龍頑張ってね」
と言った、そして俺は
「ああ、そっちもな」
と言い俺は男の鬼にの前に立つ
「俺の名は次期鬼王、酒呑童子しゅてんとうじだお前の名は?」
(なるほど、名乗って来るのか)
「炎の術の使い手の龍魔人、月龍冷刃つきりゅうれいば
「ほう、龍魔人か、さぁかかってこい」
「楽しい時間の始まりだ!」
そして戦いが初めまった
抜刀ばっとう 火炎一閃かえんいっせん
「爆裂業火爆裂業火ばくれつごうか術 爆裂炎斬ばくれつえんざん
2つの剣術がぶつかる
「なかなかやるな」
「そっちもな」

私は相手の鬼を見つめる
「私の名は次期鬼姫 酒呑岬しゅてんみさきだ」
(やっぱり、鬼は自分の名を名乗るのね)
「私の名は炎の吸血鬼 カリンネ·ヴァンパイア」
「へぇ、吸血鬼なんだ」
「それじゃ行くよ」
「魔術 レッドダイヤ」
「鬼術 鬼桜」
桜とダイヤが爆発し合いあう
「さすが鬼ね」
と私は岬に言う、そして岬は
「吸血鬼ってこんなに強いんだ!」
と言った

 (カリンは大丈夫そうだな、まぁこっちはヤバいけど)

「火炎斬」
「爆裂斬り」
(くっ、これが鬼圧倒的に力の差がある)
「オラオラどうした」
「あっ、やべ」
「たんとくらえ 鬼神術 爆裂爆炎」
「あがっ」
俺はぶっ飛ばされた、
(考えろ、術では勝てないなら、拳しかない)
「おら----」
(今だ!)
「火炎拳」
俺は童子の腹部を殴った
「あがっ、くそが」
「おらもういちょ」
俺は童子の背中に肘をぶつけた、
「あがっ」
そして俺は距離をとり術を発動した
「火炎槍 火炎」
俺はだした槍を童子に投げた
「んなっ」
そして槍は童子に命中し爆発した、
「はあはあ、やるじゃねえか月龍、まさか肉弾戦になるとは思わなかったぞ」
「しょうがないだろ術ではお前の方が圧倒的に強いんだから」
「ハハハそうかなら貴様に鬼の本気を見せてやろう」「おお、そうか」
(人の話を聞け--この脳筋鬼野郎)
と俺は内心こう思っていた、
「さあこれで最後にしてやろう 奥義 爆裂爆炎 閻極炎」
「くそ、ならこっちも、あんまり使いたくなかったが 炎天下術 炎」
そして二つの炎がぶつかり合いいままでに無いくらい爆発した。

 (そろそろ、決着を着けよう)
私はそう思い、術を発動した。
その時だった。
「させないよ~」
みさきは言うと鎖を投げて来た、私は避けようとした時だった。
「しまった」
まさかの足に引っ掛ってしまったのだ。
「ふっふっふっどおりゃ」
「うわ」
私は持ち上げられ地面に叩きつけられた、
「どうた、鬼の鎖は」
(くそ、なら)
私はすぐに薙刀を出した、そして近付いた
「うわっ!」
魔武器まぶき レ-ヴァテイン」
炎の杖から出した大量の炎の剣がみさきに当たった。
「うわ、痛い」
「すきあり」
私は薙刀をみさきにぶつけて言った。
「痛いけど我慢してねみさきちゃん」
「あがっ」
岬は倒れこんだ、すると鎖は外れた
「ふぅ」
と私がため息をつくと
「う、ごめんね兄ちゃん」
と岬が言った、そして私は岬を見ると、体は傷だらけになっていた。
「えっ!?ああごめんね、岬ちゃんすぐに手当てするから」
と私は慌てて岬の手当てを開始した。

「ふぅふぅはあはあ」
俺はものすごい苦しかった
(ハハハ、やべぇ死ぬかも)
と俺は思いながら童子を見た、完全に気絶していた。
「まぁ、でも勝ったからいいか」
    (カリンはどうなんだろ?)
と俺は思いカリンを見た、するとカリンは岬の手当てをしていた。
「うっ、う」
すると童子どうじが目を覚ました、
「大丈夫か?」
「あ、ああでもものすごい熱い」
「少し待ってろ 火炎回復」
すると童子の傷がみるみるうちに消えていった
「おお、ありがてぇ」
「体に異常はないか?」
「ああ、大丈夫だ」
そして童子は立ち上がった
「いや~お前強いな」
「いや、お前の方が強いよ実際、俺死にかけたし」
「でも、勝ったのはお前じゃん」
「勝ったけど、実質あれは奇跡に近いからな」
「何で?」
「実はお前が最後の術を使った時俺ら打ち合いになったやろ」
「うん」
「その時俺はお前の術を避けて斜めから術を発動したんだ」
「え!?じゃあ、あれは」
「そうフェイクだっだ」
「お前凄いなあれを避けるなんて」
「そう、それが奇跡だったんだよ」
「なるほど、って言うか岬は!」
「あそこ」
童子は俺が指を指した方向を見た。
そして
「えっと、岬負けたのか?」
と言った。
「う--ん」
現状を言うとカリンと岬が遊んでいたのだ
そして岬が童子に気付た
「あ、お兄ちゃん」
「えっとお前負けたのか?」
「うん!でもカリンちゃんと友達になったんだよ」
と岬は言った
するとカリンが薙刀を持って俺のところに来て
「ねぇねぇ勝った?」
と聞いてきた
「ああ、うん」
と言うとカリンは安心したように
「はああ、よかったこれで負けてたら薙刀をぶっ指すところだっだよ」
と言った
「お前、常にどんなこと考えているんだよ」
「燃やす、斬る、遊ぶ」
「ほとんど物騒なことじゃねか」
「まあまあ、その事よりそろそろ行かない?」
とカリンが言うと童子が
「何だ?もう行くのか」
「ああ」
「お前ら、もう夜だぞ」
「「へっ?」」
俺らは妙な声を出した
「どうする月龍?」
とカリンが急に聞いて来た
「どうするって、どうするればいいんだろ」
と俺が言った時だった
「おい、お前ら泊まる場所無いんだったら俺らについてこい」
「ああ、わかった」
と俺は言った
「でも、どこに行くの?」
とカリンが聞いた
「この先にある極楽旅館に行く」
と言うと岬は
「わ-い旅行だ」
と喜んだ
「でも、金無いぞ」
と俺が言うと
「大丈夫、あそこの旅館俺らと縁があって全て無料なんだ」
「へぇ-、なにしたんだ」
「あそこの経営者を俺らが守った」
と童子が言うと
「まあまあその話はほっといて早く行こうよ」
と岬が言った
「ああ、そうだな」
そして数分後。
「凄いなところだな」
その旅館は城見たいなところで周りに龍が飛んでいた
「だろ、ほら行くぞ」
「ああ、ok」
と俺が言うと
カリンが
「楽しみ」
と呟いた
そして俺らは中に入った
「見た目だけじゃなく中も凄いな」
床には赤い絨毯がひいてあり天井には金のシャンデリアがかかってあった壁にはいろいろな絵があった
「酒呑様ですね」
とオ-ダ-の人が言った、
「ああ」
「何人の部屋でこざいましょうか」
「4人で」
と童子が言うとオ-ダ-の人は俺とカリン目線を向け
「あなたたちは初めてでしょうか」
「はい」
と言うとオ-ダ-の人はカウンターから出てきて言った
「では、軽くこの極楽旅館について話をしますね、まずはここロビーは1階です、そして温泉は5階にございます、食事場は4階にございます、露天風呂は10階にあります、お土産屋は3階と2階です以上です」
とオ-ダ-が言い終わると俺らに鍵を渡した、その鍵は龍の模様が入っていた、
そしてオ-ダ-の人は台車を出して
「お荷物はこちらに」
と言った俺らは刀などを入れた
「では、参りましょう」
と言うとオ-ダ-はガラスでできたエレベーターに乗った、そして俺らも乗った
「わぁ、見て見て月龍、夜景が綺麗だよ」
と言われたので見ると、凄い綺麗な夜景が広がっていた
「凄いなここ」
と俺が言うとオ-ダ-の人が
「ありがとうごさいます」
と言った、
そして6階に着いた、そして奥ににあった「地龍」と書かれた部屋があった
「お部屋はここです、そしてお食事は8時からです、それでは」
と言うとオ-ダ-は戻って言った。
俺達は部屋に入った時俺は
「部屋、広」
と呟いたなぜならこの部屋、冗談抜きで広いかれである、
(4人どころか10人でも狭くないだろこれ。)
そう思った時だった童子が
「じゃあ、みんな温泉行こうぜ」
と言った、
「わ-い、カリンちゃん一緒に入ろ」
「うん!」
とカリンと岬が言うと2人は着替えの袋を持って行ってしまった
「俺らも行こうぜ、月龍」
「ああ、そうするか」
と言い俺らは着替えの袋を持って出発した。

「ここ、本当に極楽だな」
と俺が呟くいた時メララが
(我も入りたいだが)
(あ~わかった)
「どうした?月龍」
「童子ちょっと、どいてくれる」
「ん?ああわかった」
そして童子がどくと俺は炎の玉を出した
「来い炎の龍神メララ」
と俺は言った時、炎が大きくなりメララが出てきて温泉に入って
「いや~、やっぱり温泉は最高だなぁ」
と言った時童子が
「···········月龍、誰それ」
と聞いて来たので俺は
「炎の龍神メララって言う龍神だよ」
  「え?お前って龍神手なずけてんの?」
「いや、違う俺の師匠であり友達でもある」
「そうなんだ」
「いや~極楽だわ」
とメララが言った時
「で、何であんなに傷があるだ?」
「ああ、それはカリンがやった」
「あいつ、そんなに強いのか」
と童子が言うとメララが出てきて言った
「まぁ、そりゃ吸血鬼の王の妹だからな」
「「は!?」」
俺らが驚くと
「えっ、お前ら知らなかったのか?」
「えっ、あいつの姉、吸血鬼の王だったの?」
「ああ、そうだよ」
とメララが言うと、童子が
「えっと、何て名前なんだ?」
「えっと、確かマリエルナ·ヴァンパイアだったな」
それを聞いて童子は思い出したように言った
「ああ、あそこか」
「お前、知ってたのか?」
「ああ、親父が1回戦ったって言ってた、かなり強いらしいな」
と童子が言うとメララが
「流石、次期鬼王」
と言った
「まあな、ってかそんなことより温泉に入ろうぜ」
 「まぁ、そだな」   

そして20分後
俺らが着替えているとき
「いや~良い温泉だったわ」
とメララが言うと
「だろ」
と着替え終わった童子が得意げに言った
「んじゃ月龍お前の体に入るぞ」
「あいあい」
と俺が言うとメララは俺の体に戻って行った
「んで、次は食事場か?」
「ああ、そうだなそれじゃ行くか」
「OK」
そして俺は着替え終わって、童子と適当に雑談しながら食事場に向かった
そして6分後
 「よし、ここだな」
そして俺達は食事場に入ったするとカリンと岬が先に来ていた。
「あっ、来た」
と岬が来て言った、
「おう、岬、気持ちよかったか?」
と童子が聞くと
「うん!でもカリンちゃんが少し怯えてた」
と岬が言った
そして俺はカリンに
「なぁ、カリンお前吸血鬼だから温泉ダメなんじゃあないの?」
「まぁ、本来はダメなんだけどここの温泉はなんか入っても痛くなかった」
「へぇ-」
と言うと
童子が
「まぁ、ここの温泉は誰でも入れるようになっているからな」
と言った時
「お食事をお持ちしました」
と言って和服を着た女の人がいろいろな料理を持って来た
「うまそう」
と思わず俺は呟いた
そして、その次女の人が鬼酒と書かれたお酒と2つのジュ-スと赤い液体を持って来た
(あのお酒誰が飲むんやろ、で、この赤い液体は)
「それじゃ私はこれで」
「あ·······はい」
そして童子が
「では、いただく」
と言い鬼酒と書かれたお酒を飲んだ
「え?お前酒飲めるのか?」
と俺が聞くと童子が
「ハッハハ俺を誰だと思っている?鬼だぞ酒くらい飲めるわ」
「そうなんだ」
俺が言うとカリンが赤い液体を飲んで言った
「はあ~血は最高だなぁ」
「お前、まさか血飲んでの?」
「うん!美味しいよ月龍も飲む?」
「いや、いいよ」
「おうおう、月龍てめえも飲みやがれ」
「いや、俺は······うぐっ」
「ええからええから」
と言われ飲まされた
「あがっ、っ····※·※※·······」 
そして俺は気を失った
「えっ!?大丈夫月龍?」
「お兄ちゃん!それアルコールの濃度めっちゃ濃いやつ!」
「あ、やべ、月龍大丈夫か~」
「気を失ってるよ」

「·······ん、ここは?」
俺は目を覚ますと不思議な空間の中にいた
「あれ?確か俺は········ああ、あのバカ鬼に酒を飲まされて」
と俺が言った時
「目が覚めたか」
と後ろで聞き覚えのない声がした、そして俺が振り向くと後ろには白銀の龍と黒い髪の刀を持っている人がいた。
「誰だ、お前ら?」
と聞くと黒髪の人が
「安心しろお前の味方だ」
と言った
「いや、名前教えて」
「あ?ああはいはい俺は闇だこっちは月光」
「お主、さては外来者の龍魔人か?」
「ああ、うん」
「おい、月光そろそろこいつ帰るぞ、渡す物渡しとけ」
「ああそうだな、月龍これをお前に託す」
そういうと月光は白い刀と龍の目を渡してきた
「?」
「じゃあな」
「えっ、ちょまっ!」
    しかしもう遅かった 


「う~ん」
「おっ、月龍、目を覚ましたか」
「ああ、それで童子何か言うことがあるんじゃあねの(怒)」
「酒飲ましてすみません」
「ホンマに」
と俺が言うとカリンが
「まあまあ、ほら月龍も食べなよ」
と言った
「ああわかった」
と言い俺は料理を食べ始めた。


そして深夜、俺はなぜか目が覚めた
「········なんか寝れないなあちょっと散歩してくるか」
と俺は立ち上がり庭に出たそして屋根まで登った。
その時横から声がした
「ん?ああ月龍もう起きたの?まだ深夜だぞ」
「いや、なんか寝れなくて散歩しようと思って」
「はははそうか」
「お前は何でここにいるんだ?」
「月を見ようと思ってな」
「月?ここ地下だろ、月なんか見れるのか?」
「ああ、ほらあそこ」
と童子が指さした方向を見ると赤い月があった
「お-、ここって地下なのに月があるんだな」
「ああ、とまぁ、それは作った月なんだか」
「へ?」
「それは月の龍神月光が作ったんだ」
「!!」
(月光って確かあの)
「どうした月龍?」
「いや、何でもない、って言うか風呂の時言ってたけど王ってなんだ?」
と俺が言うと童子は目を大きく目を開けて言った
「え?お前王知らなかったのか?」
「ああ、俺は外来者だから」
と言った時、童子が硬直した、
「お-い童子」
「はっ」
「大丈夫か?」
「ああ、ってそんなことより!えっお前外来者なの?」
「ああ、そうだけど」
「まじか、俺、初めて見た」
「ほ-、で王って何?」
「えっと、王はその種族の中でトップにあたる人のことだよ」
「へ-、で何人いるの?」
「9人いるよ」
「かなり少ないな、でそいつらの名前は?」
「あ~はいはいじゃあ前から順番に言っていくな」
「はいはい」
「まず、1人目はカリンの姉の、幼き吸血鬼の王マリエルナ.ヴァンパイア」
「カリンの姉も幼いんだな」
「まぁ、そだなそして2人目は風林山の最速の烏天狗の王 走馬 天魔」
「最速ってことは速いのか?」
「いや、速いとか次元じゃない、8km離れた場所に着くのにかかる時間は10秒だ」
「はあ!?」
「まぁ、そうなるわな、で3人目はありとあらゆるものを亡霊にする亡霊の王 三珠 風鈴」
「え?ありとあらゆるものって何もかもか?」
「ああ、あいつの術に喰らったらそこら辺の妖怪なら亡霊になって死ぬぞ」
「怖すぎだろ」
「まぁ、そんな頻繁に亡霊にしてないよ」
「ほ、そうなのか」
「ああ、んで、4人目はここ地底の支配者 神宮 小鳥」
「なんか、可愛い名前だな」
「まぁ、そう感じるかもしれないけど、あいつ他人の術を真似したり、思っていることを読んでくるからな、そしておまけに人に幻覚を見せてくる」
「相変わらず、怖いな」
「んで、そいつはそこの地雲邸に普段引きこもっているよ」
「ふ~ん」
(ん?待てよどっかで聞き覚えのあるような、無いような·······まぁいいや)
「ん?大丈夫か?月龍?」
「はっ、ああ大丈夫だそれより次の王は?」
「あ?、ああ、それで5人目は天空の支配者 天夢 湊」
「天空ってことは雷とか落とすのか?」
「いや、代わりに地面を操る術使ってくる」
「つまり?」
「地震とかの自然災害を引き起こす」
「ヤバ」
「んで、6人目は妖怪の中での王 雲 清、結界を使って相手を閉じ込める」
「閉じ込められたらどうなるんだ?」
「そのまま、あいつの術を喰らうはめとなる」
「ヤバい、なそいつ」
「ああ、んで7人目は生き物を操る 又見 蛇」
「生き物ってカエルとか鹿とか?」
「まぁ、一応、そだなそして8人目時空を操る
 隙間陽」
「へ?時空を?」
「ああ、あ、言っとくが時止めは無理だそ」
「へ?何で?」
「妖力が足りないらしい」
「なるほど、理解した」
「んで、最高がこの神龍郷の裁判官で閻魔大王の
四季桜 永」
「閻魔がいるのかここ」
「ああ、いるめっちゃ強い」
「なるほど、絶対会いたくない」
「んで、これで全部だよ」
「全員強そうだな」
「ああ、めっちゃ強いから」
「そうなのか、んじゃ俺はそろそろ寝るわ」
「ちょっと待て」
「ん?どうした?」
「お前ら、何しにここに来た?」
「ああ、カリンの友達が暴走化してるかもしれないから来た」
「そいつ、どこに住んでる?」
「えっと、確か地雲邸だったはず」
「!!!まさか」
「どうした?」
「なぁ、それ、俺も着いていっていいか?」
「ん?別にいいけど」
「よし、それじゃ、そういうことでお休み」
「あ、ああ、お休み」
そして俺は屋根から降りて部屋に向かった

「月龍、お前明日、地獄のような戦いになるぞ」

「ん?何だ?」
寝ているとき俺は違和感を感じた
「誰?」
と言った時
前から
「あ、起こしちゃった?」
「なんだよ、カリンこんな夜中に」
「·····一緒に寝て」
「何で?」
「1人寂しい」
「え?お前いつも誰と寝てるのか?」
「いや、こう言う慣れない場所だと寝れなくて」
「岬は?」
「岬ちゃん気持ち良さそうだから」
「あ~もう、わかったよ」
「わ-い、ありがと」
そしてカリンは俺の布団の中に入ってきた
「ふぅ、何か安心する」
「何で?」
「わかんないけど、何か月龍は安心する」
「ますます、謎だ」
[············」
その時カリンが俺の耳かぶりついてきた
「いた!え?ちょ、なに?」
「ゴクゴク」
「えっ?ちょっとカリン、ストップ!」
そして俺は意識を失った
    
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