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第一章 龍の少女
第10話 新しい先生二人
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ハウタウン司令室
「······」
「ってことがありました」
「成る程ね、その子、空ちゃんは龍族のお姫様で凄まじいパワーを秘めているのね?」
「はい、そいうことです、峯川副司令」
「どうする?、司令、その子に会いに行く?」
「·······」
「よし、それじゃ、その子の学校に案内して」
「えーと、此処です」
「え、あ、此処なの?此処って今日、私達が呼ばれた学校じゃん」
「·····」
「あ、そうなんですか」
「それじゃ、私達行ってくるね」
「はーい、お気をつけてー」
朝、電車
「····な、なぁ、どうしたんだ?昨日からずっと引っ付いてるけど」
「····何か、ね」
「???」
「·····」
「へぇ、かなり大きいね」
「······」
「そうだね」
「·······」
「あ、お二方、お待ちしておりました」
「あ、ここの校長先生ですか?」
「ええ、そうです、峯川冷子先生」
「先生って···まぁ、良いや」
「そして、月龍宗刃先生」
「·······」
「『よろしく、お願いします』だそうです」
「ええ、こちらもよろしくお願いしますよ、先生」
「······」
「では、こちらえ、職員室に」
「分かりました、行こっか、月龍····司令」
「·······」
「ごめん、ごめん」
「······」
教室
「おはよー」
「おはよう、清に空さん」
「おはよう、優待君」
「あ、聞いた?二人とも」
「何を?」
「新しい先生が来るらしいよ」
「へぇー、会ったの?」
「会ったよ、何か先生にしては幼かったよ」
「へぇー」
「後、二人居て、片方の先生は全く喋らないんだよね」
「え?」
「で、その片方の先生が通訳してくれるんだよ」
「へ、へぇ」
キーンコーンカンコーン
「あ、朝礼だ」
「えー、今日から新しい先生が来ます、峯川先生と月龍先生です、先生方、どうぞお入り下さい」
ガラガラ
「こんにちわー」
扉が開いて巫女服を着た長髪の女性とパーカーを着て銀髪の長髪の男性がやってきた
「·······」
「(こ、この、月龍って言う先生、何で喋らないんだ?)」
「それじゃ、改めて、初めまして、私は峯川冷子だよ、ハウタウンって所で副司令兼司令の通訳をしているの、後、最近は妹に任せっきりだけど、言霊村って所にある神社で巫女をしているよ、今日から皆をサポートするから、皆、よろしくね」
「·················」
『?』
「月龍く···司令、流石に喋ってあげませんか?」
「········」
「はぁ、そうですか、分かりましたよ、コホン、『こんにちわ、ハウタウンの司令の月龍宗刃だ、学校から皆をドラゴンハンターにしろって言われた為来た、で、皆は、どう思ってる?』だって」
『は?』
「あれ?先生、皆、もしかして聞いてなかったですか?」
「まだ、伝えていなかったので」
「·········」
「『俺は正直、君達がドラゴンハンターになる事は大反対だ、君達の青春などを潰して更に命を落とす可能性もあるこんなのに』だって、因みに私も反対だよ」
クラスの皆はじっと二人を見詰めていた
「········」
「『でも、上からの命令だから、逆らえない、だから、俺達は君達が生き残れるように指導する、大丈夫、厳しくはしないし、優しく教える』だって、困った事があったら遠慮せず言ってね」
『はーい』
「はい、それじゃ、二人に質問ある奴おるか?」
「はい、先生」
「ほい、熊丘」
「峯川先生に質問です」
「何?」
「彼氏居ますか?」
「居ますよ」
「え!そうなんですか!」
「うん、もうじき結婚するんだよねー」
「まじっすか、因みに相手は?」
峯川は月龍に方向に指を向けた
「司令だよ」
「え!?」
「月龍先生は何か彼女とか作らないと思ってた····」
「·······」
「『人を見かけで判断しないで?』だって、でもしょうがないよね、全く喋らないんだから」
「そうですよ、少しくらい喋らないのですか?」
雪は月龍を見つめてそう言った
「·····」
「『やだ』だって」
「えええ···何で喋らないのですか?」
「·····」
「し、司令、言うの?」
「自分の口で言う」
「あ、え?」
「数ヶ月前の事なんだけど、かなり強い敵と戦ってなその時、俺が敵の術にかかって、操られたんだ、そして宗刃や他の皆に俺は刃を向け傷付けた、そして····俺は元の司令を手にかけてしまったんだ」
『·····』
「それ以来、俺は、司令を引き継いだ、で···俺はあんまり、喋りたくなくなって、よっぽどな事が起きない限り喋らないことにしたんだ」
「···そ、そうだったんですね、すみません」
「ううん、俺も普通に失礼だったからな、まぁ、どういう訳だ」
「···よーし、それじゃ、もう良いですかね?」
「······」
「大丈夫だそうです」
「分かりました、それじゃ、朝礼終了や、次の授業の準備をする事」
『はーい』
休み時間
「峯川先生、峯川先生はいつ、告白したんですか?」
雪はわくわくしながらそう言った「えーっとね、かなり前の事になるんだけど、私が死にかけていた所を月龍司令に助けてもらった時にね」
「へぇー」
「まぁ、告白したって言うかされたんだけどね」
「あ、そうなんですね」
「前までは元気でよくお喋りとかする人だったんだけどね···」
清は月龍に話しかけた
「月龍せんせー」
「····?」
「何で刀、持ってるんですか?」
「·····」
「····あ、えーっと···(や、やべぇ、何言ってるのか全く分からん)」
「······」
月龍は清の竹刀を指差した
「あ、これは、俺の竹刀で俺、剣道部なんですよね」
月龍は少しほへーみたいな顔をした後、羨ましそうに見つめてきた
「?」
その時
「月龍せんせえー」
クラスの女子が月龍を呼んだ
月龍は清に軽くお辞儀をした後、呼ばれたところに行った
「····あの先生、何か変な人だな」
一限目
「えーと、月龍先生に宗古先生、生徒が質問や分からない事、そして体調を悪そうにしてたら、その時はお願いします」
「はい、分かりました」
「····」
空は二人をチラッと見た
「(····)」
「······」
「ってことがありました」
「成る程ね、その子、空ちゃんは龍族のお姫様で凄まじいパワーを秘めているのね?」
「はい、そいうことです、峯川副司令」
「どうする?、司令、その子に会いに行く?」
「·······」
「よし、それじゃ、その子の学校に案内して」
「えーと、此処です」
「え、あ、此処なの?此処って今日、私達が呼ばれた学校じゃん」
「·····」
「あ、そうなんですか」
「それじゃ、私達行ってくるね」
「はーい、お気をつけてー」
朝、電車
「····な、なぁ、どうしたんだ?昨日からずっと引っ付いてるけど」
「····何か、ね」
「???」
「·····」
「へぇ、かなり大きいね」
「······」
「そうだね」
「·······」
「あ、お二方、お待ちしておりました」
「あ、ここの校長先生ですか?」
「ええ、そうです、峯川冷子先生」
「先生って···まぁ、良いや」
「そして、月龍宗刃先生」
「·······」
「『よろしく、お願いします』だそうです」
「ええ、こちらもよろしくお願いしますよ、先生」
「······」
「では、こちらえ、職員室に」
「分かりました、行こっか、月龍····司令」
「·······」
「ごめん、ごめん」
「······」
教室
「おはよー」
「おはよう、清に空さん」
「おはよう、優待君」
「あ、聞いた?二人とも」
「何を?」
「新しい先生が来るらしいよ」
「へぇー、会ったの?」
「会ったよ、何か先生にしては幼かったよ」
「へぇー」
「後、二人居て、片方の先生は全く喋らないんだよね」
「え?」
「で、その片方の先生が通訳してくれるんだよ」
「へ、へぇ」
キーンコーンカンコーン
「あ、朝礼だ」
「えー、今日から新しい先生が来ます、峯川先生と月龍先生です、先生方、どうぞお入り下さい」
ガラガラ
「こんにちわー」
扉が開いて巫女服を着た長髪の女性とパーカーを着て銀髪の長髪の男性がやってきた
「·······」
「(こ、この、月龍って言う先生、何で喋らないんだ?)」
「それじゃ、改めて、初めまして、私は峯川冷子だよ、ハウタウンって所で副司令兼司令の通訳をしているの、後、最近は妹に任せっきりだけど、言霊村って所にある神社で巫女をしているよ、今日から皆をサポートするから、皆、よろしくね」
「·················」
『?』
「月龍く···司令、流石に喋ってあげませんか?」
「········」
「はぁ、そうですか、分かりましたよ、コホン、『こんにちわ、ハウタウンの司令の月龍宗刃だ、学校から皆をドラゴンハンターにしろって言われた為来た、で、皆は、どう思ってる?』だって」
『は?』
「あれ?先生、皆、もしかして聞いてなかったですか?」
「まだ、伝えていなかったので」
「·········」
「『俺は正直、君達がドラゴンハンターになる事は大反対だ、君達の青春などを潰して更に命を落とす可能性もあるこんなのに』だって、因みに私も反対だよ」
クラスの皆はじっと二人を見詰めていた
「········」
「『でも、上からの命令だから、逆らえない、だから、俺達は君達が生き残れるように指導する、大丈夫、厳しくはしないし、優しく教える』だって、困った事があったら遠慮せず言ってね」
『はーい』
「はい、それじゃ、二人に質問ある奴おるか?」
「はい、先生」
「ほい、熊丘」
「峯川先生に質問です」
「何?」
「彼氏居ますか?」
「居ますよ」
「え!そうなんですか!」
「うん、もうじき結婚するんだよねー」
「まじっすか、因みに相手は?」
峯川は月龍に方向に指を向けた
「司令だよ」
「え!?」
「月龍先生は何か彼女とか作らないと思ってた····」
「·······」
「『人を見かけで判断しないで?』だって、でもしょうがないよね、全く喋らないんだから」
「そうですよ、少しくらい喋らないのですか?」
雪は月龍を見つめてそう言った
「·····」
「『やだ』だって」
「えええ···何で喋らないのですか?」
「·····」
「し、司令、言うの?」
「自分の口で言う」
「あ、え?」
「数ヶ月前の事なんだけど、かなり強い敵と戦ってなその時、俺が敵の術にかかって、操られたんだ、そして宗刃や他の皆に俺は刃を向け傷付けた、そして····俺は元の司令を手にかけてしまったんだ」
『·····』
「それ以来、俺は、司令を引き継いだ、で···俺はあんまり、喋りたくなくなって、よっぽどな事が起きない限り喋らないことにしたんだ」
「···そ、そうだったんですね、すみません」
「ううん、俺も普通に失礼だったからな、まぁ、どういう訳だ」
「···よーし、それじゃ、もう良いですかね?」
「······」
「大丈夫だそうです」
「分かりました、それじゃ、朝礼終了や、次の授業の準備をする事」
『はーい』
休み時間
「峯川先生、峯川先生はいつ、告白したんですか?」
雪はわくわくしながらそう言った「えーっとね、かなり前の事になるんだけど、私が死にかけていた所を月龍司令に助けてもらった時にね」
「へぇー」
「まぁ、告白したって言うかされたんだけどね」
「あ、そうなんですね」
「前までは元気でよくお喋りとかする人だったんだけどね···」
清は月龍に話しかけた
「月龍せんせー」
「····?」
「何で刀、持ってるんですか?」
「·····」
「····あ、えーっと···(や、やべぇ、何言ってるのか全く分からん)」
「······」
月龍は清の竹刀を指差した
「あ、これは、俺の竹刀で俺、剣道部なんですよね」
月龍は少しほへーみたいな顔をした後、羨ましそうに見つめてきた
「?」
その時
「月龍せんせえー」
クラスの女子が月龍を呼んだ
月龍は清に軽くお辞儀をした後、呼ばれたところに行った
「····あの先生、何か変な人だな」
一限目
「えーと、月龍先生に宗古先生、生徒が質問や分からない事、そして体調を悪そうにしてたら、その時はお願いします」
「はい、分かりました」
「····」
空は二人をチラッと見た
「(····)」
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