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プロローグ
4師匠にょ
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ミノタウルスを倒したエテルネルはふうっと、息を吐いた。
レベル400のミノタウルス。初級ダンジョンではエリアボスとして。中級ダンジョンでは雑魚として格下げされた魔物である。
初心者の最初の鬼門と呼ばれるミノタウルスは、近付けば斧を振り回し、遠ければ火の玉を吐き出す。クエストでは戦闘慣れしていない騎士を連れて何度か倒したことがいい思い出だ。
たったレベル120くらいの人間が勝てる筈のない相手だからこそ、エテルネルは被害に遭う前に一撃で終わらせたのだ。
「大丈夫かにょ?」
今の光景が信じられないというように開いた口が塞がらない男を見上げてエテルネルは問い掛ける。
男が反応するまでに少しばかり時間がかかるかと推測し、ミノタウルスの角を採取しにいった。ミノタウルスの角は装備だけではなく、アクセサリーや薬など幅広い使い道があるからだ。
何故平気で剥ぎ取りを出来るのか、と聞かれれば、勿論エスの時にはそんな生々しいことは出来なかった。現実で祖父が自給自足を持論にしている為、農業関係を齧っていたからだ。可愛がっていた鶏の末路を知って食事は残さないと固く誓った10歳の頃。思えばトラウマモノの経験だ。
インベントリからナイフを出して剥ぎ取りが終わる頃には男の意識は戻ってきていた。
「お前、一体……」
それでも動揺を隠せていないのは、きっとこの世界で子供がここまで強いなどあり得ないからだろう。エスの時は普通だったことが普通ではないとすると、プレイヤーであることは秘密にしておいた方がいいのかも知れない。
「にゃあにゃあ。この近くの村の人かにょ?」
さっさとエテルネルから話題をすり替える。そもそもエテルネルは村か町を探していたのだからいずれはしなければならない質問だ。
頷いた男に、エテルネルの頬が綻ぶ。
「師匠に行ってこいって飛ばされてここが何処かわかんなかったにょ。案内してにょ!」
秘技☆全て師匠のせい。
勿論師匠なんて存在はいない。師匠に世の中を見てこいと言われて魔法で飛ばされてしまったが、ここがどこか分からなかったから迷子になっていたことにする。迷子なのは本当なので、ちょこっと嘘を含めるだけだ。
師匠は知り合いのプレイヤーにする。そうすることで人物像も話し易いし、実際似たような関係の者がいたからいいだろう。とてもひねくれ者で、運営からも悪魔と呼ばれた男だが。
「天啓人じゃないのか?」
男の言葉に、エテルネルはぴくりと耳を震わせる。
天啓人とはプレイヤーのこと。エスではNPC(ノンプレイヤーキャラクター)がエテルネル達をそう呼んでいた。
男の口からまずその言葉が出るということは、少なからずとも天啓人がこちらにいるということだ。その人物が向こうで生きているか死んだかは知らないが、興味が湧く。
「それは師匠にょ。私は森から出たことないから師匠の森がどこか分からないけどにぇ」
「天啓人に拾われたのか」
「(ギルドには拾われたから)そんなものかにょ。気にしたことはないけど」
上手くエテルネルを捨て子だと思った彼は気の毒そうにエテルネルを見下ろした。きっと彼の中では獣人とエルフの間に生まれて捨てられたところを天啓人に拾われたという物語が出来上がっているのだろう。
エテルネルの知るエスでは異種間結婚は、ただ哀しみの結末しか無かった。天啓人同士ならともかく、NPCではどちらの国にも行けず、反逆者として追われる時だってあったのだ。クエストで護衛をすることだってあったが、やはり戦争や国同士の諍いは続いてるのだろうか。
もしそうならば早々に世捨て人になった方が良さそうだ。
「まあ、助けてくれてありがとな。俺はクラヴィ。この先のネフリティス村に住んでいる」
「エテルネルですにょ。さっきのを射つしか取り柄がないけど、よろしくにぇ」
即座に布石を打っておく。天啓人に育てられたのなら一つくらい技能を持っていても不思議ではないだろう。年齢的にそれ以上の技能は持っていないと言った方が厄介ごとにも巻き込まれないで済む。
こんな打算だらけの子供嫌だな、と自己嫌悪に陥るエテルネルをよそに、それだけしか出来ないのだと落ち込んだように見えたのか、クラヴィは慌ててフォローを入れてきた。
「技能一つあれば一生食っていけるぞ。あれだけの威力だ。自信を持て!」
「ありがとにょ」
技能一つあれば生きていけるということは、天啓人が多くいる訳でもないらしい。NPCでもそれなりに技能を持っている者はいたが、固定の名前をつけられたNPC達だから、普通の人は持っていないものなのだろう。
ぺこりと頭を下げれば、クラヴィは相好を崩してエテルネルを持ち上げる。そのまま彼の腕に座るように抱っこされた。所謂子供抱き、と呼ぶ抱き方だ。漫画やアニメの中でしか見ない抱え方だが、人間としてはしっかりと鍛えられている彼の腕はエテルネルが座っても安定感があった。
安定感があるとはいえ、一気に高くなった視線に本能的危険を感じてか尻尾が太くなる。漏れ無く耳もぴんっと張っていた。
「エテルネルの足じゃあ村まで行くのに昼までかかっちまうからな。こっちの方が楽だろ?」
にかっと良い笑顔を浮かべるが、出来るならやる前に行って欲しいものだ。それでも、彼の言うことはあながち外れてはいない。
子供の足で昼まで、ということはかなり歩くことが予想される。多分疲れることはないだろうが、子供らしくなく、怪しまれる要素になることは避けておきたい。ここは素直にクラヴィへ甘えることが得策だろう。
「よろしくお願いしますにょ」
「おう。……そうえば、エテルネルは何歳なんだ?」
さり気なく聞かれたそれに、エテルネルは7歳だと答えた。確認したステータスではエテルネルは7歳だからそれ以外言わない。もし、真偽を測るものがあったとしても、ステータスに書かれているのだからこれは真実だ。
ただ、やはり天啓人ではないとステータスを見ることは出来ないのだと確認できた。
まだエテルネルと同じくらいの子供を見なければ分からないが、多分エテルネルの知る前の世界の子供と変わらないのだろう。
「師匠ってどんなやつなんだ?」
「いっつも黒い服を着て、俺様で、意地悪で、皆から悪魔って言われてたにょ」
「……ん?」
「にゅ??」
そのまま友人の特徴を言っただけなのだが、クラヴィが顔を顰めてしまった。
「直ぐに殴られたりとかしなかったか。可哀想に。こき使われた挙句に森に捨てるとはな」
「にゅにゅ?」
彼は何やら勘違いしているらしい。
エテルネルと友人は種族が違った為、何度も戦い、斃し斃されの中だった。けれどそれは戦争の最中だからだ。確かに、一緒にダンジョンへ行った時に言い忘れがあって嵌められたり、置き去りにされたり、MPK(魔物を擦りつけてプレイヤーを斃すこと)されたりなんかも多々あったが。
「クラヴィの思ってるようなことはないと思うけど。確かに、でっかい卵の目玉焼きが食べたいって言って崖から突き落とされた時は殺意湧いたけどにゃ、本当は仲間思いのいいやつなにょ」
「それの何処が?」
エテルネルは後から知ったが、友人が取ってこいと言ったその卵は激レア竜の卵で、飛行タイプの召喚獣を持っていなかったエテルネルの為にわざわざ探してきてくれたのだ。
分かりづらい親切と、意地っ張りと。だからこそ、エテルネルが所属していたギルドでは友人の周囲に人が絶えなかったのだろう。
竜も、もしかするとまた会えるかも。と、エテルネルは思い出す。エスでは沢山のものを貰って、サービス終了と共に会えなくなってしまったが、人や物、そして召喚獣など年代がさほど変わらないのなら、会える機会はあるのかも知れない。
「さあ、どんどこ進むにょ!」
「急に元気になったな」
じきに見えてくるネフリティス村こそ、後に伝えられるエテルネルの物語の始まり。
苦笑するクラヴィの頭をペシペシ叩きながら急かすエテルネルの顔は、とても輝いていた。
レベル400のミノタウルス。初級ダンジョンではエリアボスとして。中級ダンジョンでは雑魚として格下げされた魔物である。
初心者の最初の鬼門と呼ばれるミノタウルスは、近付けば斧を振り回し、遠ければ火の玉を吐き出す。クエストでは戦闘慣れしていない騎士を連れて何度か倒したことがいい思い出だ。
たったレベル120くらいの人間が勝てる筈のない相手だからこそ、エテルネルは被害に遭う前に一撃で終わらせたのだ。
「大丈夫かにょ?」
今の光景が信じられないというように開いた口が塞がらない男を見上げてエテルネルは問い掛ける。
男が反応するまでに少しばかり時間がかかるかと推測し、ミノタウルスの角を採取しにいった。ミノタウルスの角は装備だけではなく、アクセサリーや薬など幅広い使い道があるからだ。
何故平気で剥ぎ取りを出来るのか、と聞かれれば、勿論エスの時にはそんな生々しいことは出来なかった。現実で祖父が自給自足を持論にしている為、農業関係を齧っていたからだ。可愛がっていた鶏の末路を知って食事は残さないと固く誓った10歳の頃。思えばトラウマモノの経験だ。
インベントリからナイフを出して剥ぎ取りが終わる頃には男の意識は戻ってきていた。
「お前、一体……」
それでも動揺を隠せていないのは、きっとこの世界で子供がここまで強いなどあり得ないからだろう。エスの時は普通だったことが普通ではないとすると、プレイヤーであることは秘密にしておいた方がいいのかも知れない。
「にゃあにゃあ。この近くの村の人かにょ?」
さっさとエテルネルから話題をすり替える。そもそもエテルネルは村か町を探していたのだからいずれはしなければならない質問だ。
頷いた男に、エテルネルの頬が綻ぶ。
「師匠に行ってこいって飛ばされてここが何処かわかんなかったにょ。案内してにょ!」
秘技☆全て師匠のせい。
勿論師匠なんて存在はいない。師匠に世の中を見てこいと言われて魔法で飛ばされてしまったが、ここがどこか分からなかったから迷子になっていたことにする。迷子なのは本当なので、ちょこっと嘘を含めるだけだ。
師匠は知り合いのプレイヤーにする。そうすることで人物像も話し易いし、実際似たような関係の者がいたからいいだろう。とてもひねくれ者で、運営からも悪魔と呼ばれた男だが。
「天啓人じゃないのか?」
男の言葉に、エテルネルはぴくりと耳を震わせる。
天啓人とはプレイヤーのこと。エスではNPC(ノンプレイヤーキャラクター)がエテルネル達をそう呼んでいた。
男の口からまずその言葉が出るということは、少なからずとも天啓人がこちらにいるということだ。その人物が向こうで生きているか死んだかは知らないが、興味が湧く。
「それは師匠にょ。私は森から出たことないから師匠の森がどこか分からないけどにぇ」
「天啓人に拾われたのか」
「(ギルドには拾われたから)そんなものかにょ。気にしたことはないけど」
上手くエテルネルを捨て子だと思った彼は気の毒そうにエテルネルを見下ろした。きっと彼の中では獣人とエルフの間に生まれて捨てられたところを天啓人に拾われたという物語が出来上がっているのだろう。
エテルネルの知るエスでは異種間結婚は、ただ哀しみの結末しか無かった。天啓人同士ならともかく、NPCではどちらの国にも行けず、反逆者として追われる時だってあったのだ。クエストで護衛をすることだってあったが、やはり戦争や国同士の諍いは続いてるのだろうか。
もしそうならば早々に世捨て人になった方が良さそうだ。
「まあ、助けてくれてありがとな。俺はクラヴィ。この先のネフリティス村に住んでいる」
「エテルネルですにょ。さっきのを射つしか取り柄がないけど、よろしくにぇ」
即座に布石を打っておく。天啓人に育てられたのなら一つくらい技能を持っていても不思議ではないだろう。年齢的にそれ以上の技能は持っていないと言った方が厄介ごとにも巻き込まれないで済む。
こんな打算だらけの子供嫌だな、と自己嫌悪に陥るエテルネルをよそに、それだけしか出来ないのだと落ち込んだように見えたのか、クラヴィは慌ててフォローを入れてきた。
「技能一つあれば一生食っていけるぞ。あれだけの威力だ。自信を持て!」
「ありがとにょ」
技能一つあれば生きていけるということは、天啓人が多くいる訳でもないらしい。NPCでもそれなりに技能を持っている者はいたが、固定の名前をつけられたNPC達だから、普通の人は持っていないものなのだろう。
ぺこりと頭を下げれば、クラヴィは相好を崩してエテルネルを持ち上げる。そのまま彼の腕に座るように抱っこされた。所謂子供抱き、と呼ぶ抱き方だ。漫画やアニメの中でしか見ない抱え方だが、人間としてはしっかりと鍛えられている彼の腕はエテルネルが座っても安定感があった。
安定感があるとはいえ、一気に高くなった視線に本能的危険を感じてか尻尾が太くなる。漏れ無く耳もぴんっと張っていた。
「エテルネルの足じゃあ村まで行くのに昼までかかっちまうからな。こっちの方が楽だろ?」
にかっと良い笑顔を浮かべるが、出来るならやる前に行って欲しいものだ。それでも、彼の言うことはあながち外れてはいない。
子供の足で昼まで、ということはかなり歩くことが予想される。多分疲れることはないだろうが、子供らしくなく、怪しまれる要素になることは避けておきたい。ここは素直にクラヴィへ甘えることが得策だろう。
「よろしくお願いしますにょ」
「おう。……そうえば、エテルネルは何歳なんだ?」
さり気なく聞かれたそれに、エテルネルは7歳だと答えた。確認したステータスではエテルネルは7歳だからそれ以外言わない。もし、真偽を測るものがあったとしても、ステータスに書かれているのだからこれは真実だ。
ただ、やはり天啓人ではないとステータスを見ることは出来ないのだと確認できた。
まだエテルネルと同じくらいの子供を見なければ分からないが、多分エテルネルの知る前の世界の子供と変わらないのだろう。
「師匠ってどんなやつなんだ?」
「いっつも黒い服を着て、俺様で、意地悪で、皆から悪魔って言われてたにょ」
「……ん?」
「にゅ??」
そのまま友人の特徴を言っただけなのだが、クラヴィが顔を顰めてしまった。
「直ぐに殴られたりとかしなかったか。可哀想に。こき使われた挙句に森に捨てるとはな」
「にゅにゅ?」
彼は何やら勘違いしているらしい。
エテルネルと友人は種族が違った為、何度も戦い、斃し斃されの中だった。けれどそれは戦争の最中だからだ。確かに、一緒にダンジョンへ行った時に言い忘れがあって嵌められたり、置き去りにされたり、MPK(魔物を擦りつけてプレイヤーを斃すこと)されたりなんかも多々あったが。
「クラヴィの思ってるようなことはないと思うけど。確かに、でっかい卵の目玉焼きが食べたいって言って崖から突き落とされた時は殺意湧いたけどにゃ、本当は仲間思いのいいやつなにょ」
「それの何処が?」
エテルネルは後から知ったが、友人が取ってこいと言ったその卵は激レア竜の卵で、飛行タイプの召喚獣を持っていなかったエテルネルの為にわざわざ探してきてくれたのだ。
分かりづらい親切と、意地っ張りと。だからこそ、エテルネルが所属していたギルドでは友人の周囲に人が絶えなかったのだろう。
竜も、もしかするとまた会えるかも。と、エテルネルは思い出す。エスでは沢山のものを貰って、サービス終了と共に会えなくなってしまったが、人や物、そして召喚獣など年代がさほど変わらないのなら、会える機会はあるのかも知れない。
「さあ、どんどこ進むにょ!」
「急に元気になったな」
じきに見えてくるネフリティス村こそ、後に伝えられるエテルネルの物語の始まり。
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