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巡り合う定め
3:自己紹介
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案内されたのは、先程の路地裏から少し歩いた場所にある交差点角の家だった。
外観は赤茶色の煉瓦造りだったが、入ってみれば、高い天井にアーチが特徴の廊下は、異世界のゴシック建築を思い出す。入って少し進んだ奥の応接室へ案内され、素直についていく。4部屋分ほど打ち抜かれた広い部屋には先程まで今に誰かいたのか、暖炉の火が焚べられていた。天井には魔石を使った照明が部屋を明るくしており、中庭に面した窓は大きく、よく見えるようにガラス張りのアーチを描く特徴的な形をしていた。
4階建の広い家は、一人で住むには大きすぎた。宿にしてはカウンターが見当たらなかったので、その線はないだろう。応接間から見えるのは中庭なのか。暗くてよくは見えないが、ふと視線をやったとき、上の階から光が漏れていたので、誰かがいることは確かだ。
外套を脱いだ男は、黒の長袖とズボンといった、黒一色の服装だった。職業によっては確かに黒の方が目立たないこともあるだろうと、彼女は何も言わず、勧められるままに暖炉からほど近い椅子へ座る。
「待ってろ。茶くらいは出す」
応接室の続き扉の先にあるのだろう台所へと男は歩を進める。
彼女はそれを見送って、静かに男が帰ってくるのを待った。
パチリと暖炉の火が爆ぜる。いくらそうしていただろうか。
コトリと前に暖かいミルクが入ったマグカップが置かれる。
申し訳なさそうにする男は対面に座っており、手に持ったマグカップには珈琲が入っていた。
「茶葉が切れていたみたいだ」
「……えぇ。でも、こっちのほうが、好きだわぁ」
同じ珈琲を淹れた方が早かっただろうに、敢えてミルクを淹れたのは何故か。そう問いかけるのは野暮というものなのだろう。角砂糖2つ分入った甘いミルクは、いつになっても彼女の好きな飲物だ。
何故、この男がそれを知っているのか。恐らく男自身もわからないに違いない。
ほうっと、息を吐いて、彼女は視線を男に向ける。
やはり、と呟いた言葉は男に届くことなく彼女の口内で消えた。
「で、話とはなんだ」
男が話を進めようとする前に、彼女は手で制した。
「まずは貴方の名前を知りたいわぁ」
「名前?」
「そう。だって、名前も知らない人になんて話しかければいいのかしらぁ」
でも、名前だけだと寂しいので自己紹介をしようと提案する。喋る内容はなんでもいい。と、付け加えて。
彼女は第一に、現在の状況と知識との差異を知りたかった。機密とかが知りたいわけではない。この世界の常識である必要最低限の情報を彼女は欲している。それを知るためにも、相手がどれくらいの地位を持つのか知る必要があった。必要によっては質問内容を変えなければならないからだ。
「……アグノス。個人ではSランク冒険者、パーティランクはS。パーティ名はローウェン」
「(冒険者……?)」
ぴくりと、アグノスが悟れない程度に片眉が動いた。
知識の中に冒険者、というものはない。ならば彼女が知らない時期に出来たものなのだろう。
「ローウェンギルドではなく?」
「今から200年前に各ギルドが纏まって冒険者ギルドが立ち上がったから、その時からローウェンはギルドではなく、パーティ名として残っているらしい」
にひゃくねんまえ、と、口内でつぶやく。
少なくとも知識の差異はその期間内が大いに含まれていそうだ。
識る限りギルドという存在は個別の傭兵部隊のことをそう呼んでいた。町の人は懇意にしているギルドへ依頼を出し、受諾してもらって依頼料を支払う。確かに、立ち上げ当初のギルドは不安定で、ギルド経営がうまく行かずに潰れることもよくあった。そのギルドを一纏めにして冒険者ギルドという管理機関を作ったというのならば合理的だと思う。かつてギルドと呼ばれていたものをパーティとして区分けし、ギルド経営は冒険者ギルドが統括して行っている、ということだろうか。
想像でしかないが、恐らくそこまで外れてはいないのだろう。
答え合わせは後ほどすることにして、一つ頷いた彼女は、黙って待っていてくれたアグノスににこりと微笑む。
「ここは、ローウェンのパーティハウス、ということかしらぁ」
「そうだ。冒険者ギルドで確認すればすぐわかるから言うが、パーティ人数は12人。個人のランクが最低でもBランクのギルドだ」
「そう。なら、私がここに入ってきていることも」
「気づいていながら寝てるやつが多いだろうな」
古くから存在するパーティだというのに人数が少ないのは、きっとギルドからパーティとして切り替わった際にいくつか独立させていったからなのだろう。もしくは、よほど人望に恵まれない者がリーダーとなってしまったか。ただの予想でしかないのであまり深く聞くのも失礼というものだろう。
先程から聞いている個人やパーティのランクは後ほど冒険者ギルドやらに行くとして、セオリーどおりで行くならばFが一番下でSが最高ランクだろうか。小説とかでもよくある設定だし、眼の前の人物が低いランクの冒険者とやらには到底見えない。
勝てるか、と聞かれれば、勝率は3割。道連れなら6割といったところか。何故道連れでそこまで上がるのかと言われれば、現在抑制している魔力を開放するだけでこのあたり一面を更地にするくらいは可能だからだ。それでも、残りの4割で防がれる可能性があるのだから、よほど隙をつかないと難しい。
ちなみに、異世界いた頃の自分を基準にするなら、倒せる確率は限りなく0に近い。
そう考えれば、やはりアグノスのランクが低いということはないのだろうと結論が出る。
対するアグノスは、彼女を不思議に思っていた。
「(普通は驚いたりなんらかの反応をするだろうが、そういう素振りもなし。そもそも冒険者を知らない、というのがありえない。余程の箱入りでも知っているようなことだし)」
子供でも知っているようなことを知らない、というのは余りにも違和感を感じさせられる。
服装もこの大陸で見るようなものではなく、どうやって生地が織られているのかもわからない。その素材すらも見当がつかないとなってくれば、考えられるのは、寝物語に出てくるような可能性だった。
「まさか、異界の迷い子か?」
「あらぁ。その名称は今でも使われているのねぇ」
くすりと笑って、彼女は否定しなかった。
異界の迷い子とは、その名の通り、異世界からやってきた人のことを言う。
故にこの世界では見ない種族であったり、またはありえない力や知識を持っていることもある。確かに、この定義からすれば、彼女は間違いなく異界の迷い子であるが、彼女の認識としては違った。
「そうねぇ。私としては戻ってきたという方が正しいのかも知れないわぁ。この世界の記憶ーー前世の、と言えばいいかしら。その記憶があるのだものぉ」
嘘だ、と口から漏れるのは簡単だった。
思わずといったアグノスから零れ落ちた言葉に、彼女は肩を竦める。
「そう思うのは当然なのかも知れないわねぇ。でも、これからの話はそれを前提にして話すつもりなのぉ」
それ以上聞けないと言うなら出ていこうかと問いかければ、彼は首を振った。
通常ならば思春期に患うような、そういうもののようにも感じるが、彼女の異質な雰囲気がその回答を否定する。確かに言われてみれば、彼女の違和感は、彼女が内包する魔力の違和感と言っても変ではない。
魔力は一定量の濃度を超えれば可視化が可能になる。彼女から漏れ出る僅かな、しかし濃密な魔力は。確かにこの世界の魔素と反発しているように見えるのだから、確かに彼女の言う通りなのだろう。
アグノスが納得したのを見た彼女は頷いて、自分の胸に手を当てる。
「じゃあ、改めて自己紹介を。私はーーカルディア。こちらでは、その名前が馴染むわぁ」
外観は赤茶色の煉瓦造りだったが、入ってみれば、高い天井にアーチが特徴の廊下は、異世界のゴシック建築を思い出す。入って少し進んだ奥の応接室へ案内され、素直についていく。4部屋分ほど打ち抜かれた広い部屋には先程まで今に誰かいたのか、暖炉の火が焚べられていた。天井には魔石を使った照明が部屋を明るくしており、中庭に面した窓は大きく、よく見えるようにガラス張りのアーチを描く特徴的な形をしていた。
4階建の広い家は、一人で住むには大きすぎた。宿にしてはカウンターが見当たらなかったので、その線はないだろう。応接間から見えるのは中庭なのか。暗くてよくは見えないが、ふと視線をやったとき、上の階から光が漏れていたので、誰かがいることは確かだ。
外套を脱いだ男は、黒の長袖とズボンといった、黒一色の服装だった。職業によっては確かに黒の方が目立たないこともあるだろうと、彼女は何も言わず、勧められるままに暖炉からほど近い椅子へ座る。
「待ってろ。茶くらいは出す」
応接室の続き扉の先にあるのだろう台所へと男は歩を進める。
彼女はそれを見送って、静かに男が帰ってくるのを待った。
パチリと暖炉の火が爆ぜる。いくらそうしていただろうか。
コトリと前に暖かいミルクが入ったマグカップが置かれる。
申し訳なさそうにする男は対面に座っており、手に持ったマグカップには珈琲が入っていた。
「茶葉が切れていたみたいだ」
「……えぇ。でも、こっちのほうが、好きだわぁ」
同じ珈琲を淹れた方が早かっただろうに、敢えてミルクを淹れたのは何故か。そう問いかけるのは野暮というものなのだろう。角砂糖2つ分入った甘いミルクは、いつになっても彼女の好きな飲物だ。
何故、この男がそれを知っているのか。恐らく男自身もわからないに違いない。
ほうっと、息を吐いて、彼女は視線を男に向ける。
やはり、と呟いた言葉は男に届くことなく彼女の口内で消えた。
「で、話とはなんだ」
男が話を進めようとする前に、彼女は手で制した。
「まずは貴方の名前を知りたいわぁ」
「名前?」
「そう。だって、名前も知らない人になんて話しかければいいのかしらぁ」
でも、名前だけだと寂しいので自己紹介をしようと提案する。喋る内容はなんでもいい。と、付け加えて。
彼女は第一に、現在の状況と知識との差異を知りたかった。機密とかが知りたいわけではない。この世界の常識である必要最低限の情報を彼女は欲している。それを知るためにも、相手がどれくらいの地位を持つのか知る必要があった。必要によっては質問内容を変えなければならないからだ。
「……アグノス。個人ではSランク冒険者、パーティランクはS。パーティ名はローウェン」
「(冒険者……?)」
ぴくりと、アグノスが悟れない程度に片眉が動いた。
知識の中に冒険者、というものはない。ならば彼女が知らない時期に出来たものなのだろう。
「ローウェンギルドではなく?」
「今から200年前に各ギルドが纏まって冒険者ギルドが立ち上がったから、その時からローウェンはギルドではなく、パーティ名として残っているらしい」
にひゃくねんまえ、と、口内でつぶやく。
少なくとも知識の差異はその期間内が大いに含まれていそうだ。
識る限りギルドという存在は個別の傭兵部隊のことをそう呼んでいた。町の人は懇意にしているギルドへ依頼を出し、受諾してもらって依頼料を支払う。確かに、立ち上げ当初のギルドは不安定で、ギルド経営がうまく行かずに潰れることもよくあった。そのギルドを一纏めにして冒険者ギルドという管理機関を作ったというのならば合理的だと思う。かつてギルドと呼ばれていたものをパーティとして区分けし、ギルド経営は冒険者ギルドが統括して行っている、ということだろうか。
想像でしかないが、恐らくそこまで外れてはいないのだろう。
答え合わせは後ほどすることにして、一つ頷いた彼女は、黙って待っていてくれたアグノスににこりと微笑む。
「ここは、ローウェンのパーティハウス、ということかしらぁ」
「そうだ。冒険者ギルドで確認すればすぐわかるから言うが、パーティ人数は12人。個人のランクが最低でもBランクのギルドだ」
「そう。なら、私がここに入ってきていることも」
「気づいていながら寝てるやつが多いだろうな」
古くから存在するパーティだというのに人数が少ないのは、きっとギルドからパーティとして切り替わった際にいくつか独立させていったからなのだろう。もしくは、よほど人望に恵まれない者がリーダーとなってしまったか。ただの予想でしかないのであまり深く聞くのも失礼というものだろう。
先程から聞いている個人やパーティのランクは後ほど冒険者ギルドやらに行くとして、セオリーどおりで行くならばFが一番下でSが最高ランクだろうか。小説とかでもよくある設定だし、眼の前の人物が低いランクの冒険者とやらには到底見えない。
勝てるか、と聞かれれば、勝率は3割。道連れなら6割といったところか。何故道連れでそこまで上がるのかと言われれば、現在抑制している魔力を開放するだけでこのあたり一面を更地にするくらいは可能だからだ。それでも、残りの4割で防がれる可能性があるのだから、よほど隙をつかないと難しい。
ちなみに、異世界いた頃の自分を基準にするなら、倒せる確率は限りなく0に近い。
そう考えれば、やはりアグノスのランクが低いということはないのだろうと結論が出る。
対するアグノスは、彼女を不思議に思っていた。
「(普通は驚いたりなんらかの反応をするだろうが、そういう素振りもなし。そもそも冒険者を知らない、というのがありえない。余程の箱入りでも知っているようなことだし)」
子供でも知っているようなことを知らない、というのは余りにも違和感を感じさせられる。
服装もこの大陸で見るようなものではなく、どうやって生地が織られているのかもわからない。その素材すらも見当がつかないとなってくれば、考えられるのは、寝物語に出てくるような可能性だった。
「まさか、異界の迷い子か?」
「あらぁ。その名称は今でも使われているのねぇ」
くすりと笑って、彼女は否定しなかった。
異界の迷い子とは、その名の通り、異世界からやってきた人のことを言う。
故にこの世界では見ない種族であったり、またはありえない力や知識を持っていることもある。確かに、この定義からすれば、彼女は間違いなく異界の迷い子であるが、彼女の認識としては違った。
「そうねぇ。私としては戻ってきたという方が正しいのかも知れないわぁ。この世界の記憶ーー前世の、と言えばいいかしら。その記憶があるのだものぉ」
嘘だ、と口から漏れるのは簡単だった。
思わずといったアグノスから零れ落ちた言葉に、彼女は肩を竦める。
「そう思うのは当然なのかも知れないわねぇ。でも、これからの話はそれを前提にして話すつもりなのぉ」
それ以上聞けないと言うなら出ていこうかと問いかければ、彼は首を振った。
通常ならば思春期に患うような、そういうもののようにも感じるが、彼女の異質な雰囲気がその回答を否定する。確かに言われてみれば、彼女の違和感は、彼女が内包する魔力の違和感と言っても変ではない。
魔力は一定量の濃度を超えれば可視化が可能になる。彼女から漏れ出る僅かな、しかし濃密な魔力は。確かにこの世界の魔素と反発しているように見えるのだから、確かに彼女の言う通りなのだろう。
アグノスが納得したのを見た彼女は頷いて、自分の胸に手を当てる。
「じゃあ、改めて自己紹介を。私はーーカルディア。こちらでは、その名前が馴染むわぁ」
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