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第4章 アグレット大炎上!
第3話 アグレット、大炎上!《アグレット視点》
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何かがおかしい。
ギルドにいる冒険者達が、俺の方を見て何やら噂話をしている。
どういうことだ?
ひょっとして、俺の動画が話題になっているのだろうか?
再生数4しかなかったはずだが……いや、あの表示は何かの間違いで、本当は数万以上再生されていたのかもしれない。
そうだよな!
クソガキの動画が20万回近く再生されて、俺の動画が4回しか再生されていないなんておかしいと思ったんだよ。
ついに俺様の時代が来たわけだな!
そうと分かればそれなりの対応をしないとな。
有名人は辛いぜ。
「やぁやぁ、皆さん。噂の美青年B-Tuberアグレット様の登場だぜ! 今日は特別に1回銅貨10枚で握手してやろうか?」
俺がそう言ってやると、ギルド内は爆笑に包まれた。
しかもウケたというよりは、嘲笑だ。
な、なんだ!?
なんで俺が笑われなくちゃいけないんだ!?
唖然としていると、1人の戦士がひときわ大きな声で大爆笑しながら俺に近づいてきた。
たしかラッカとかいうザコ冒険者だったか?
「ぎゃーっははは、出た出た、噂のクソコテハン冒険者、『最強の神』様の登場だ」
なっ!?
俺は自分の顔が引きつったのを自覚した。
ラッカは自分のマホレットの画面を俺に突きつけた。
「とーーーーっくに冒険者ネットの掲示板で噂になってんだよ」
ラッカのマホレットには『【有名クソコテ荒し】アグレット=最強の神アンチスレ【大自爆で正体判明www】』などというスレッドが表示されていた。
しかも、さっき削除したはずのコメントがスクショされて張られているではないか!!
「う、あ、あ、ぁ、ぁ……」
あまりのことに、俺は口をガクガク震わせて、言葉が出なくなった。
ラッカだけでなく、その場にいた冒険者達がはやし立ててきた。
「いやー、有名になったなぁ、アグレット!」
「トップオブゴッドだの、最強の神だの、自ら神様を名乗るなんて俺にはできねーよ」
「たしかにな。その厚かましさは尊敬するぜ」
「マネしたくはねーけどな」
「最強の神がカイのスレで暴れていたのって、ガチで私怨だったのかよ」
「つーか、俺は知ってたけど」
「俺も。証拠がないからだまってただけだよな」
「まー、この町の冒険者からすればバレバレだったしな」
「グリーンスライムに負けるなよー、最強の神さん」
頭の中が真っ白になった。
「ち、ちが、ちがう! こ、これは……なんつーか、その、ちょっとした入力ミスっていうか……」
ラッカが再び大爆笑した。
「はーっはは。こりゃ本当に自爆だな。入力ミスって自分で認めてどうするんだよ? せめて誰かのでっち上げ画像って言えよ。それならまだ少しはごまかせたかもしれないのにな」
し、し、し、しまったぁぁぁ!
「い、いや、だから、その……なんつーか……」
だめだ、もうごまかせない!!!
全身から嫌な汗が流れ出す。
今すぐ逃げ出したいが、逃げ出したらそれこそ情けない。
あまりの恥ずかしさに泣き出したくなってきた。
一部の冒険者達が、俺マホレットのレンズを向けて撮影を始めやがった。
「てめーら、勝手に撮ってんじゃねーよ!」
「こんな面白い見世物、撮影しない手は無いだろ」
「ふざけんな!!!」
もう我慢できん!!
俺はショートソードを抜き放った。
「てめぇら、全員ぶっ殺してやるっっ!!!」
叫んで俺は、まず手近にいたラッカに切りかかった。
不意打ちだったからか、避けきれずヤツの右腕を切り裂いた!
ラッカが傷口を押さえてうめいた。
「くっ! アグレット、よくも……」
ざまぁみろだ!!
スッキリした気分の俺に、ベテラン冒険者の1人が冷たく告げた。
「アグレット、やりすぎだ」
ぞっとするようなその声で、俺はハッと正気に戻った。
「俺にはB-Tubeだのネットだのはよくわからん。が、ギルドで刃傷沙汰を起こした冒険者は……」
そう言って、彼は自分の武器に手をかけ、ゆっくりと俺に近づいてきた。
他の冒険者達にももはや笑みはない。
や、やべぇ……
これはマジでやべぇ……
まずい。
ギルド内でのもめ事は許されない。
まして、武器を抜いての刃傷沙汰は最悪……
ダメだ。
殺される!
くそっ、逃げるしかねー!
俺はギルドの入り口に向かって賭けだした。
「待て!」
冒険者達が俺を逃がすまいと追ってきた。
やばい!
やばい、やばい!!
やばい、やばい、やばい!!!
入り口付近まで走ると、そこには小さな人影があった。
10歳前後の少女。
どこかで見た顔だが、深く考えている場合じゃない。
俺はとっさにその少女を抱きかかえ、彼女の首元にショートソードを押し当てた。
「てめぇら動くな! この娘がどうなっても良いのか!?」
幼い少女を人質に捕らえ、さすがの冒険者達も足を止めた。
ベテラン冒険者が叫ぶ。
「アグレット! そこまで堕ちるか!」
知ったこっちゃねぇ!
こっちは命がけだ。
ここで投降したら、良くて収監、悪けりゃ殺される。
こうなりゃヤケっぱちだ!
この娘を人質にどこまでも逃げてやる!
と、娘が右手に持ったステッキを握りしめた。
魔法の杖か!?
俺はとっさに娘の右手をたたき付けた。
「きゃっ!」
娘は悲鳴を上げてステッキを床に落とした。
ふぅ、あぶねぇあぶねぇ。
ガキでも冒険者ギルドに出入りするだけはある。
最低限身を守る道具は持っているってか。
だがそれも……
「なめたマネしてんじゃねぇぞ、このガキがっ!」
カイといい、この娘といい、最近のクソガキどもはっ!!!
すると、娘は今度は何やらブツブツとしゃべり出した。
いや、しゃべっているんじゃない。
小声だが歌っている……?
その時になって、俺はようやく気づいた。
この娘、耳がとがって……まさかっ。
カイの最新動画で見た、あの小娘だ。
イリエナとかいう【歌魔法】の使い手じゃねぇか!!
だとしたら、このまま歌わせるのはマズい!
俺はショートソードを娘――イリエナの喉に、さらに強く押し当てた。
「てめぇ、その歌をやめろ! さもないと喉をかっきるぞ!」
イリエナの首筋から、スーッと赤い血が流れる。
キズは小さなものだが、少女をビビらせるには十分だったらしい。
イリエナは恐怖の表情で、歌をやめた。
「たすけて……」
歌の代わりに、イリエナはおびえた声で言った。
くくくっ。
そのおびえた顔は中々にかわいいじゃねぇか。
俺の女にしてベッドの腕ヒィヒィ泣かせてやりたいくらいだ。
だが、今はそれどころじゃない。
このまま、逃げ出さないと……
俺がそこまで考えたときだった。
入り口の外から怒りにまみれた声が響いた。
「何をやっているんだっ、アグレット!!!」
聞き覚えのあるその声の主は……!
全ての元凶。
生意気なクソガキ。
バケモノ少年カイだった!
ギルドにいる冒険者達が、俺の方を見て何やら噂話をしている。
どういうことだ?
ひょっとして、俺の動画が話題になっているのだろうか?
再生数4しかなかったはずだが……いや、あの表示は何かの間違いで、本当は数万以上再生されていたのかもしれない。
そうだよな!
クソガキの動画が20万回近く再生されて、俺の動画が4回しか再生されていないなんておかしいと思ったんだよ。
ついに俺様の時代が来たわけだな!
そうと分かればそれなりの対応をしないとな。
有名人は辛いぜ。
「やぁやぁ、皆さん。噂の美青年B-Tuberアグレット様の登場だぜ! 今日は特別に1回銅貨10枚で握手してやろうか?」
俺がそう言ってやると、ギルド内は爆笑に包まれた。
しかもウケたというよりは、嘲笑だ。
な、なんだ!?
なんで俺が笑われなくちゃいけないんだ!?
唖然としていると、1人の戦士がひときわ大きな声で大爆笑しながら俺に近づいてきた。
たしかラッカとかいうザコ冒険者だったか?
「ぎゃーっははは、出た出た、噂のクソコテハン冒険者、『最強の神』様の登場だ」
なっ!?
俺は自分の顔が引きつったのを自覚した。
ラッカは自分のマホレットの画面を俺に突きつけた。
「とーーーーっくに冒険者ネットの掲示板で噂になってんだよ」
ラッカのマホレットには『【有名クソコテ荒し】アグレット=最強の神アンチスレ【大自爆で正体判明www】』などというスレッドが表示されていた。
しかも、さっき削除したはずのコメントがスクショされて張られているではないか!!
「う、あ、あ、ぁ、ぁ……」
あまりのことに、俺は口をガクガク震わせて、言葉が出なくなった。
ラッカだけでなく、その場にいた冒険者達がはやし立ててきた。
「いやー、有名になったなぁ、アグレット!」
「トップオブゴッドだの、最強の神だの、自ら神様を名乗るなんて俺にはできねーよ」
「たしかにな。その厚かましさは尊敬するぜ」
「マネしたくはねーけどな」
「最強の神がカイのスレで暴れていたのって、ガチで私怨だったのかよ」
「つーか、俺は知ってたけど」
「俺も。証拠がないからだまってただけだよな」
「まー、この町の冒険者からすればバレバレだったしな」
「グリーンスライムに負けるなよー、最強の神さん」
頭の中が真っ白になった。
「ち、ちが、ちがう! こ、これは……なんつーか、その、ちょっとした入力ミスっていうか……」
ラッカが再び大爆笑した。
「はーっはは。こりゃ本当に自爆だな。入力ミスって自分で認めてどうするんだよ? せめて誰かのでっち上げ画像って言えよ。それならまだ少しはごまかせたかもしれないのにな」
し、し、し、しまったぁぁぁ!
「い、いや、だから、その……なんつーか……」
だめだ、もうごまかせない!!!
全身から嫌な汗が流れ出す。
今すぐ逃げ出したいが、逃げ出したらそれこそ情けない。
あまりの恥ずかしさに泣き出したくなってきた。
一部の冒険者達が、俺マホレットのレンズを向けて撮影を始めやがった。
「てめーら、勝手に撮ってんじゃねーよ!」
「こんな面白い見世物、撮影しない手は無いだろ」
「ふざけんな!!!」
もう我慢できん!!
俺はショートソードを抜き放った。
「てめぇら、全員ぶっ殺してやるっっ!!!」
叫んで俺は、まず手近にいたラッカに切りかかった。
不意打ちだったからか、避けきれずヤツの右腕を切り裂いた!
ラッカが傷口を押さえてうめいた。
「くっ! アグレット、よくも……」
ざまぁみろだ!!
スッキリした気分の俺に、ベテラン冒険者の1人が冷たく告げた。
「アグレット、やりすぎだ」
ぞっとするようなその声で、俺はハッと正気に戻った。
「俺にはB-Tubeだのネットだのはよくわからん。が、ギルドで刃傷沙汰を起こした冒険者は……」
そう言って、彼は自分の武器に手をかけ、ゆっくりと俺に近づいてきた。
他の冒険者達にももはや笑みはない。
や、やべぇ……
これはマジでやべぇ……
まずい。
ギルド内でのもめ事は許されない。
まして、武器を抜いての刃傷沙汰は最悪……
ダメだ。
殺される!
くそっ、逃げるしかねー!
俺はギルドの入り口に向かって賭けだした。
「待て!」
冒険者達が俺を逃がすまいと追ってきた。
やばい!
やばい、やばい!!
やばい、やばい、やばい!!!
入り口付近まで走ると、そこには小さな人影があった。
10歳前後の少女。
どこかで見た顔だが、深く考えている場合じゃない。
俺はとっさにその少女を抱きかかえ、彼女の首元にショートソードを押し当てた。
「てめぇら動くな! この娘がどうなっても良いのか!?」
幼い少女を人質に捕らえ、さすがの冒険者達も足を止めた。
ベテラン冒険者が叫ぶ。
「アグレット! そこまで堕ちるか!」
知ったこっちゃねぇ!
こっちは命がけだ。
ここで投降したら、良くて収監、悪けりゃ殺される。
こうなりゃヤケっぱちだ!
この娘を人質にどこまでも逃げてやる!
と、娘が右手に持ったステッキを握りしめた。
魔法の杖か!?
俺はとっさに娘の右手をたたき付けた。
「きゃっ!」
娘は悲鳴を上げてステッキを床に落とした。
ふぅ、あぶねぇあぶねぇ。
ガキでも冒険者ギルドに出入りするだけはある。
最低限身を守る道具は持っているってか。
だがそれも……
「なめたマネしてんじゃねぇぞ、このガキがっ!」
カイといい、この娘といい、最近のクソガキどもはっ!!!
すると、娘は今度は何やらブツブツとしゃべり出した。
いや、しゃべっているんじゃない。
小声だが歌っている……?
その時になって、俺はようやく気づいた。
この娘、耳がとがって……まさかっ。
カイの最新動画で見た、あの小娘だ。
イリエナとかいう【歌魔法】の使い手じゃねぇか!!
だとしたら、このまま歌わせるのはマズい!
俺はショートソードを娘――イリエナの喉に、さらに強く押し当てた。
「てめぇ、その歌をやめろ! さもないと喉をかっきるぞ!」
イリエナの首筋から、スーッと赤い血が流れる。
キズは小さなものだが、少女をビビらせるには十分だったらしい。
イリエナは恐怖の表情で、歌をやめた。
「たすけて……」
歌の代わりに、イリエナはおびえた声で言った。
くくくっ。
そのおびえた顔は中々にかわいいじゃねぇか。
俺の女にしてベッドの腕ヒィヒィ泣かせてやりたいくらいだ。
だが、今はそれどころじゃない。
このまま、逃げ出さないと……
俺がそこまで考えたときだった。
入り口の外から怒りにまみれた声が響いた。
「何をやっているんだっ、アグレット!!!」
聞き覚えのあるその声の主は……!
全ての元凶。
生意気なクソガキ。
バケモノ少年カイだった!
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