72 / 94
【番外編】
【番外編6】戦士と戦士の会話
しおりを挟む
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(レルス=フライマント/一人称)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エンパレの町のギルド。
その一室で、私はギルド長ダルネス=ゴッドウェイ殿と向かい合って座っていた。
「それにしても、無茶をしたもんじゃのう」
「もうしわけありません」
ダルネス殿の苦笑いに、私は謝ることしかできない。
「ワシが慌てて飛んできていなかったら、今頃観客に死者が出ておったぞ」
「重ね重ねお世話になりました。アレルを見ていると、どうしても、今すぐ手合わせをしたくなりまして」
ダルネス殿は「わからんではないがの」と言って笑う。
「何しろ、あと1年後には、私など全く相手にならない高みに彼はいってしまうでしょうからな」
「ほう、そうか」
「はい。以前の試験の後、アレルに勝つために半年かけて身につけた『蛟竜の太刀』すら、彼は一瞬で使えるようになりましたから」
「なるほどのう。
ところで、どうじゃった?」
その質問の意味は分かっている。
「まず間違いなく、魔王復活は事実かと。そして、世界各地で魔物が活発化しています」
この地の魔の森にセルアレニが現れたのもその1つだろう。
先に向かったレベル10のダンジョンでも、モンスターの数が異常に多かった。最後にセルアレニが現れたときは、さすがに私も肝を冷やしたものだ。
「ふむ、そうか」
「それと同時に、これは未確認ですが……」
私は西の大陸で掴んだ情報を述べる。
「……魔族の間で今回の魔王は双子だという噂が流れておりました」
「ふむ。もしそれが本当ならば……なるほど、勇者も双子であってもおかしくない、か」
「はい」
アレルとフロル。彼ら2人こそ、今回の勇者なのだろう。
フロルの方はまだ目覚めきっていない様子だが、それもこの地では習得できる魔法に限りがあるからにすぎないのではないか。
「ワシの方でもな、1つ調べた」
そう言って、ダルネス殿は私に一枚の資料をよこした。
「双子の保護者、ショート・アカドリくんの過去を追った。だが、な」
「過去が不明、ですか」
「不明、というよりも過去が存在しておらんといったところじゃな。ある日突然、エンパレの町に――より厳密には、エンパレの町近郊の魔の森に現れたとしか思えん」
「ふむ……」
「そろそろ、彼には本当のことを語ってもらわねばなるまいな」
ダルネス殿がそう言った時だった。
部屋の扉がノックされた。
「どなたかの? 鍵はかかってないぞ」
どのみち、この世界にいるもので、私とダルネス殿を傷つけられるような者は、それこそ、魔王かアレルしかいないだろう。鍵など意味が無い。
「失礼します」
はたして、入ってきたのは1人の少年戦士だった。
---------------
部屋に入ってきた彼――ライトルールは真剣な顔つきだった。少年が大人に相対するのではなく、戦士が戦士に相対する顔だ。
「レルスさんにお願いがあります」
ライトルールはそう私に言った。
「ダルネス殿、一度席を外して戴けませんかな?」
私が言うと、ダルネス殿は笑う。
「ワシに出て行けなどと言えるのは、お主だけじゃぞ」
「もうしわけありません。ですが、これは戦士と戦士の話ですから」
「ふむ、他ならぬお主にそう言われては致し方があるまい」
ダルネス殿はそういって、部屋から出て行く。
ライトルールはそんなダルネスに一礼した。
「それで、頼みとは?」
「アレルのことです」
やはり、そうか。
その言葉で、私は彼の言いたいことを理解した。
だが、あえて彼にその先を促す。
「アレルと、パーティーを組んでやってもらえませんか?」
「これは唐突だな」
本当は、彼の顔を見たときからそう言い出すのは分かっていたが。
「アレルは――あいつは天才です。俺なんかじゃ太刀打ちできない。必死に食らい付こうとしたけれど、無理です。俺には『風の太刀』や『光の太刀』なんてどうやったらできるのか、さっぱりわからない。あいつの横に立つべきは俺なんかじゃない。アイツと同じ才能を持つ、あなたのような戦士です」
同じ才能を持つ、か。
私の口元から苦笑いがこぼれる。
「何がおかしいんですか?」
ライトルールは少し不快そうに尋ねる。それはそうだろう。戦士として、本気で相談に来たのだ。笑うのは彼に失礼すぎる。それでも、私は笑みを止められなかった。
「同じ才能か。ライトルールくん、君には教えておこう。私が『風の太刀』を使えるようになったのは17歳の時だ。『光の太刀』は19歳。『炎の太刀』は25歳だったかな。『爆煙の太刀』や『蛟竜の太刀』にいたっては、使えるようになったのはつい最近のことだ。
君と同じ年齢の時には、私は『風の太刀』など見たこともなかったよ。そういう意味では、アレルのそばで『風の太刀』や『光の太刀』を何度も目撃している君の方が上かもしれんな」
ライトルールは目を見開く。
「もしも、アレルと同じ才能を持つ者しか、彼の横に立てないというならば、この世界の誰も彼の横には立てない。例外がいるとするならば、フロルだけだろう。ショート・アカドリもその器ではない。もちろん、私もな」
アレルのそばにいれば、彼のような気持ちにもなろう。
かつて、私の仲間達がそうだったように。
「天才とは孤独なものだ。そのつもりがなくても、周囲を常に振り落としてしまう。それを回避しようとすると、今度は周囲を侮ることになってしまう。
いつしか、天才の周囲には天才しかいなくなり、仲間だった者達は立ち去っていく」
ライトルールの顔に変化が現れる。図星を指されたような、そんな顔。
「その顔には心当たりがあるな」
「……はい」
「ライトルールくん。いや、ライト。先の決闘でなぜ君に審判を頼んだか分かるか?」
「いいえ」
「他の者には無理だったからだ」
彼の顔に困惑が浮かぶ。
やはりか。彼は自分の力を認識していない。
「今の私とアレルが戦えば、ああいう戦いになることは分かっていた。ライト、君は私たちの戦いを見ていたね?」
「はい。俺なんかにはとてもついていけない戦いでした」
「だが、目で追うことはできた」
彼は頷く。
「おそらく、あの場にいた他の誰もが、あの戦いを目ですら追えなかっただろう。ダルネス殿もふくめてな。
君だけが、私たちの戦いを見守ることができた。他の者に審判をやらせていれば、おそらく死ぬか、それに近い結果になっていただろう」
彼は答えない。
必死に、何かを考えている。
「ライト、今の君に勝てる戦士は、大陸中探しても、10人か、20人か、そんなものだろう。君の年齢以下というならば、アレル以外には君に勝てる者はいないだろうな」
ライトルールは何も言えない様子だ。
「ライト、アレルは強い。だが、幼い。彼を孤独な天才にさせないでほしい。それができるのは、私ではない。彼と今まで共に戦ってきた君だ」
私の言葉に、ライトルールの顔が晴れやかになる。
「食らい付け、ライト。アレルと同じ事ができる必要はない。だが、どこまでも食らい付いていけ。君にはそれができるだけの才能がある。自信を持ちなさい」
ライトルールの顔に、決意が浮かぶ。
「はい!」
彼は大きな声で返事をする。
「レルスさん、すみませんでした。俺、あなたに甘えてしまうところでした。ありがとうございました」
そう言って、少年は立ち去った。仲間の元へと走って行った。
その背を見て思う。
私にもあんな頃があった。
今の彼ならば、私の小手を割ることくらいはできるだろう。
一年後はともかく十年後には、私はアレルだけでなく、彼にも勝てなくなっているかもしれないな。
それは、とてもワクワクする予感だった。
(レルス=フライマント/一人称)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
エンパレの町のギルド。
その一室で、私はギルド長ダルネス=ゴッドウェイ殿と向かい合って座っていた。
「それにしても、無茶をしたもんじゃのう」
「もうしわけありません」
ダルネス殿の苦笑いに、私は謝ることしかできない。
「ワシが慌てて飛んできていなかったら、今頃観客に死者が出ておったぞ」
「重ね重ねお世話になりました。アレルを見ていると、どうしても、今すぐ手合わせをしたくなりまして」
ダルネス殿は「わからんではないがの」と言って笑う。
「何しろ、あと1年後には、私など全く相手にならない高みに彼はいってしまうでしょうからな」
「ほう、そうか」
「はい。以前の試験の後、アレルに勝つために半年かけて身につけた『蛟竜の太刀』すら、彼は一瞬で使えるようになりましたから」
「なるほどのう。
ところで、どうじゃった?」
その質問の意味は分かっている。
「まず間違いなく、魔王復活は事実かと。そして、世界各地で魔物が活発化しています」
この地の魔の森にセルアレニが現れたのもその1つだろう。
先に向かったレベル10のダンジョンでも、モンスターの数が異常に多かった。最後にセルアレニが現れたときは、さすがに私も肝を冷やしたものだ。
「ふむ、そうか」
「それと同時に、これは未確認ですが……」
私は西の大陸で掴んだ情報を述べる。
「……魔族の間で今回の魔王は双子だという噂が流れておりました」
「ふむ。もしそれが本当ならば……なるほど、勇者も双子であってもおかしくない、か」
「はい」
アレルとフロル。彼ら2人こそ、今回の勇者なのだろう。
フロルの方はまだ目覚めきっていない様子だが、それもこの地では習得できる魔法に限りがあるからにすぎないのではないか。
「ワシの方でもな、1つ調べた」
そう言って、ダルネス殿は私に一枚の資料をよこした。
「双子の保護者、ショート・アカドリくんの過去を追った。だが、な」
「過去が不明、ですか」
「不明、というよりも過去が存在しておらんといったところじゃな。ある日突然、エンパレの町に――より厳密には、エンパレの町近郊の魔の森に現れたとしか思えん」
「ふむ……」
「そろそろ、彼には本当のことを語ってもらわねばなるまいな」
ダルネス殿がそう言った時だった。
部屋の扉がノックされた。
「どなたかの? 鍵はかかってないぞ」
どのみち、この世界にいるもので、私とダルネス殿を傷つけられるような者は、それこそ、魔王かアレルしかいないだろう。鍵など意味が無い。
「失礼します」
はたして、入ってきたのは1人の少年戦士だった。
---------------
部屋に入ってきた彼――ライトルールは真剣な顔つきだった。少年が大人に相対するのではなく、戦士が戦士に相対する顔だ。
「レルスさんにお願いがあります」
ライトルールはそう私に言った。
「ダルネス殿、一度席を外して戴けませんかな?」
私が言うと、ダルネス殿は笑う。
「ワシに出て行けなどと言えるのは、お主だけじゃぞ」
「もうしわけありません。ですが、これは戦士と戦士の話ですから」
「ふむ、他ならぬお主にそう言われては致し方があるまい」
ダルネス殿はそういって、部屋から出て行く。
ライトルールはそんなダルネスに一礼した。
「それで、頼みとは?」
「アレルのことです」
やはり、そうか。
その言葉で、私は彼の言いたいことを理解した。
だが、あえて彼にその先を促す。
「アレルと、パーティーを組んでやってもらえませんか?」
「これは唐突だな」
本当は、彼の顔を見たときからそう言い出すのは分かっていたが。
「アレルは――あいつは天才です。俺なんかじゃ太刀打ちできない。必死に食らい付こうとしたけれど、無理です。俺には『風の太刀』や『光の太刀』なんてどうやったらできるのか、さっぱりわからない。あいつの横に立つべきは俺なんかじゃない。アイツと同じ才能を持つ、あなたのような戦士です」
同じ才能を持つ、か。
私の口元から苦笑いがこぼれる。
「何がおかしいんですか?」
ライトルールは少し不快そうに尋ねる。それはそうだろう。戦士として、本気で相談に来たのだ。笑うのは彼に失礼すぎる。それでも、私は笑みを止められなかった。
「同じ才能か。ライトルールくん、君には教えておこう。私が『風の太刀』を使えるようになったのは17歳の時だ。『光の太刀』は19歳。『炎の太刀』は25歳だったかな。『爆煙の太刀』や『蛟竜の太刀』にいたっては、使えるようになったのはつい最近のことだ。
君と同じ年齢の時には、私は『風の太刀』など見たこともなかったよ。そういう意味では、アレルのそばで『風の太刀』や『光の太刀』を何度も目撃している君の方が上かもしれんな」
ライトルールは目を見開く。
「もしも、アレルと同じ才能を持つ者しか、彼の横に立てないというならば、この世界の誰も彼の横には立てない。例外がいるとするならば、フロルだけだろう。ショート・アカドリもその器ではない。もちろん、私もな」
アレルのそばにいれば、彼のような気持ちにもなろう。
かつて、私の仲間達がそうだったように。
「天才とは孤独なものだ。そのつもりがなくても、周囲を常に振り落としてしまう。それを回避しようとすると、今度は周囲を侮ることになってしまう。
いつしか、天才の周囲には天才しかいなくなり、仲間だった者達は立ち去っていく」
ライトルールの顔に変化が現れる。図星を指されたような、そんな顔。
「その顔には心当たりがあるな」
「……はい」
「ライトルールくん。いや、ライト。先の決闘でなぜ君に審判を頼んだか分かるか?」
「いいえ」
「他の者には無理だったからだ」
彼の顔に困惑が浮かぶ。
やはりか。彼は自分の力を認識していない。
「今の私とアレルが戦えば、ああいう戦いになることは分かっていた。ライト、君は私たちの戦いを見ていたね?」
「はい。俺なんかにはとてもついていけない戦いでした」
「だが、目で追うことはできた」
彼は頷く。
「おそらく、あの場にいた他の誰もが、あの戦いを目ですら追えなかっただろう。ダルネス殿もふくめてな。
君だけが、私たちの戦いを見守ることができた。他の者に審判をやらせていれば、おそらく死ぬか、それに近い結果になっていただろう」
彼は答えない。
必死に、何かを考えている。
「ライト、今の君に勝てる戦士は、大陸中探しても、10人か、20人か、そんなものだろう。君の年齢以下というならば、アレル以外には君に勝てる者はいないだろうな」
ライトルールは何も言えない様子だ。
「ライト、アレルは強い。だが、幼い。彼を孤独な天才にさせないでほしい。それができるのは、私ではない。彼と今まで共に戦ってきた君だ」
私の言葉に、ライトルールの顔が晴れやかになる。
「食らい付け、ライト。アレルと同じ事ができる必要はない。だが、どこまでも食らい付いていけ。君にはそれができるだけの才能がある。自信を持ちなさい」
ライトルールの顔に、決意が浮かぶ。
「はい!」
彼は大きな声で返事をする。
「レルスさん、すみませんでした。俺、あなたに甘えてしまうところでした。ありがとうございました」
そう言って、少年は立ち去った。仲間の元へと走って行った。
その背を見て思う。
私にもあんな頃があった。
今の彼ならば、私の小手を割ることくらいはできるだろう。
一年後はともかく十年後には、私はアレルだけでなく、彼にも勝てなくなっているかもしれないな。
それは、とてもワクワクする予感だった。
0
お気に入りに追加
1,322
あなたにおすすめの小説
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
【完結】赤獅子の海賊〜クマ耳の小人種族となって異世界の海上に召喚されたら、鬼つよの海賊が拾ってくれたのでちやほやされながら使命果たします〜
るあか
ファンタジー
日本からの召喚者ミオがクマ耳の小人種族となって相棒のクマのぬいぐるみと共に異世界ヴァシアスへ転移。
落ちた場所は海賊船。
自分は小さくなって頭に耳が生えてるし一緒に来たぬいぐるみは動くし喋るし……挙句に自分は変な魔力を持ってる、と。
海賊船レーヴェ号の乗組員は4名。
船長のクロノ、双子のケヴィン、チャド。
そして心も身体もおじさんのエルヴィス。
実はめっちゃ強い?彼らの過去は一体……。
ミオは4人で善良にクエストや魔物ハント活動をしていた愉快な海賊の一員となって、自分の召喚者としての使命と船長のルーツの謎に迫る。
仲間との絆を描く、剣と魔法の冒険ファンタジー。
※逆ハー要素があります。皆の愛はミオに集中します。ちやほやされます。
※たまに血の表現があります。ご注意ください。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる