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第五章 魔の森の戦い
5.選択(前編)
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その後も何度かモンスターの襲撃を受けつつ。
俺達はなんとか、人の反応の近くまでやってきた。
そこには切り立った崖、そして洞窟。
『地域察知』の地図を再度確認。
「この洞窟の中ですね、おそらくですが」
人の反応は洞窟の中を示している。2次元の地図なので、もしかしたら洞窟の中ではなく、崖の上の可能性もあるが、どうみても10メートルもある崖だ。よじ登るのは不可能に近い。
反応している人間が、別のルートから崖の上に迷い込んだ可能性は皆無ではないが、いずれにしても洞窟の中を先に探すべきだ。
「どうしますか?」
ミリスに尋ねる俺。
「……まずは声をかけてみよう」
確かに中にいるのが人だけならば、声をかければ出てくるかもしれない。洞窟内外のモンスターが寄ってくる可能性もあるが、可能性をばかり考慮していては何もできない。
「誰かいるのか? いたら返事しろ!」
ミリスが洞窟の中に向かって叫ぶ。
……
しばらくして。
「助け……?」
洞窟の中からか細い声が聞こえてきた。
そして。
出てきたのはライトのパーティーメンバーの1人だった。
泥だらけの傷だらけ。衰弱もしているっぽい。
「マルロ!」
ライトが駆け寄ると、マルロは彼にもたれるように倒れ込む。
「ショート、回復魔法を」
言われ、俺は『怪我回復』と『体力回復』をかけてやる。
少なくとも怪我は治って、HPは回復したはずだ。
もっとも、精神的な部分は魔法では解決しない。
彼は相変わらずライトに縋るようにして震えている。
「ばかやろう。何を考えているんだ!」
ライトがマルロに叫ぶ。
「だって……」
マルロは何か言いたげにしたが、口をつぐんだ。
どんな言い訳も、意味が無いと理解したのだろう。
そんな2人に、ミリスが言う。
「説教も謝罪も反省も処罰も、今は棚上げだ。バーツとカイはどうしたんだ?」
「それが……」
マルロは言いにくそうにそっぽを向き、しかし言わないわけにもいかないと、話し始めた。
「……モンスターに攫われた。きっと、もう今頃は……俺は、俺だけなんとか逃げて……俺はあいつらを見捨てて……違う、見捨てたんじゃない、俺にはどうにもできなかった。できなかったんだ……」
かなり混乱している様子のマルロ。
だが、聞き捨てならない。
「モンスターに攫われたって、どこに?」
「知らない。蜘蛛みたいな、でも足の先が全部蛇の頭になっているモンスター。大人の背丈の5倍はあって、そんなヤツらがいっぱいいて。俺は、俺は……俺だけ逃げて、ここに逃げ込んで……」
ライトは怒りの顔。マルロが仲間を見捨てて……あるいは仲間が襲われているスキに逃げてきたと、ライトは考えたのだろう。
だが、ミリスはもっと深刻そうな表情だ。
「足が蛇の蜘蛛というのは間違いないのか? しかも、大きさが2メル以上あったのだな!?」
詰寄るミリスに、マルロは頷く。
ミリスの様はただごとではない。俺は尋ねる。
「ミリスさん、どうしたんですか?」
「おそらく、それはセルアレニだ。しかも大物の」
ミリスは若干青い顔をしている。
「強いんですか?」
「ああ。これで森の奥にいるはずのモンスターが、外側にまでいた理由が分かった」
「どういうことですか?」
「逃げてきたんだよ。セルアレニは人も喰うが、ベルモンキやフライルも喰う」
それはつまり、セルアレニはベルモンキやフライルよりも遙かに強いということか。
「じゃあ、掴まった2人はもう?」
「いや、セルアレニは獲物を捕まえてから、しばらくの間、麻痺毒で仮死状態にして保存する習性があると聞いたことがある」
まだ生きていて助けられる可能性はあるって事か。幸い、俺やフロルは『解毒』も使える。
「セルアレニは危険な魔物だ。町に戻って知らせれば、冒険者ギルドか、あるいはエンパレの町が正式に討伐依頼を出すだろう」
「それじゃあ……」
ライトの顔に少しだけ希望が宿る。
相手は強敵で、仲間が捕まっているが、その一方で正式な討伐依頼が出れば、今度は冒険者達も動いてくれると思ったのだろう。
「だが、問題はセルアレニが獲物を保存すると言っても、せいぜい半日くらいの時間だということだ。今から町に戻って、討伐依頼を出して、有志を募れば、確かに討伐はできるだろうが、その時にはおそらくもう2人は……」
町に戻って応援を呼ぶ時間はないってことか。
ライトはミリスに尋ねる。
「俺達だけで倒すのは無理なのか?」
「……かなり厳しい。倒せる可能性が0ではないが、しかし全滅の可能性も十分ある」
ミリスは苦しげに言う。
ライトは押し黙る。本当はすぐにでも皆で助けに行こうと言いたいのだろう。だが、その場合、俺達やミリス、それにマルロの命も危険に晒すことになる。
冒険者ギルドでのやりとりを思い出せば、そんなことを俺達に強制はできないと我慢している様子だ。
悩ましいのは『倒せる可能性もある』ということだ。
絶対に倒せない相手だというならば、ある意味選択肢は決まっている。
だが、そうではない。今すぐ俺達が動けば、2人を助けられるかもしれない。
一方で、俺達が新たな犠牲者になるだけの可能性も高い。
「……冒険者として、あるいは町の衛兵として言うならば、セルアレニの出現を伝えることは必須だ。このままでは、いずれモンスターが町まであふれ出るかもしれん。そうなれば、さらなる悲劇をもたらす」
ことは自分たちの命の問題だけではない。セルアレニの情報を持ち帰るという義務があるとミリスは語る。
だが、2人の命は……
だめだ。
堂々巡りである。
と。
マルロが口を開く。
「俺は……俺は嫌だ。もう一度あの化け物の所に行くなんて無理だ」
その言葉に、ライトが怒りの表情。
「マルロ!」
「身勝手なのは分かっている! だけど無理だ。足がすくむ。戦いどころじゃない。それに俺の実力じゃあ足手まといにしかならない!」
ほとんど悲鳴だ。
彼の言い分は限りなく身勝手だと俺も思う。
だが、同時に現実問題として、ミリスが命がけという相手の前に行けば彼が足手まといなのも事実だろう。
彼はライトが受かった試験に実力不足だった。そして、ライトはミリスよりも弱い。その事実がそれを端的に現わしている。
さて、どうするべきか。
俺達はなんとか、人の反応の近くまでやってきた。
そこには切り立った崖、そして洞窟。
『地域察知』の地図を再度確認。
「この洞窟の中ですね、おそらくですが」
人の反応は洞窟の中を示している。2次元の地図なので、もしかしたら洞窟の中ではなく、崖の上の可能性もあるが、どうみても10メートルもある崖だ。よじ登るのは不可能に近い。
反応している人間が、別のルートから崖の上に迷い込んだ可能性は皆無ではないが、いずれにしても洞窟の中を先に探すべきだ。
「どうしますか?」
ミリスに尋ねる俺。
「……まずは声をかけてみよう」
確かに中にいるのが人だけならば、声をかければ出てくるかもしれない。洞窟内外のモンスターが寄ってくる可能性もあるが、可能性をばかり考慮していては何もできない。
「誰かいるのか? いたら返事しろ!」
ミリスが洞窟の中に向かって叫ぶ。
……
しばらくして。
「助け……?」
洞窟の中からか細い声が聞こえてきた。
そして。
出てきたのはライトのパーティーメンバーの1人だった。
泥だらけの傷だらけ。衰弱もしているっぽい。
「マルロ!」
ライトが駆け寄ると、マルロは彼にもたれるように倒れ込む。
「ショート、回復魔法を」
言われ、俺は『怪我回復』と『体力回復』をかけてやる。
少なくとも怪我は治って、HPは回復したはずだ。
もっとも、精神的な部分は魔法では解決しない。
彼は相変わらずライトに縋るようにして震えている。
「ばかやろう。何を考えているんだ!」
ライトがマルロに叫ぶ。
「だって……」
マルロは何か言いたげにしたが、口をつぐんだ。
どんな言い訳も、意味が無いと理解したのだろう。
そんな2人に、ミリスが言う。
「説教も謝罪も反省も処罰も、今は棚上げだ。バーツとカイはどうしたんだ?」
「それが……」
マルロは言いにくそうにそっぽを向き、しかし言わないわけにもいかないと、話し始めた。
「……モンスターに攫われた。きっと、もう今頃は……俺は、俺だけなんとか逃げて……俺はあいつらを見捨てて……違う、見捨てたんじゃない、俺にはどうにもできなかった。できなかったんだ……」
かなり混乱している様子のマルロ。
だが、聞き捨てならない。
「モンスターに攫われたって、どこに?」
「知らない。蜘蛛みたいな、でも足の先が全部蛇の頭になっているモンスター。大人の背丈の5倍はあって、そんなヤツらがいっぱいいて。俺は、俺は……俺だけ逃げて、ここに逃げ込んで……」
ライトは怒りの顔。マルロが仲間を見捨てて……あるいは仲間が襲われているスキに逃げてきたと、ライトは考えたのだろう。
だが、ミリスはもっと深刻そうな表情だ。
「足が蛇の蜘蛛というのは間違いないのか? しかも、大きさが2メル以上あったのだな!?」
詰寄るミリスに、マルロは頷く。
ミリスの様はただごとではない。俺は尋ねる。
「ミリスさん、どうしたんですか?」
「おそらく、それはセルアレニだ。しかも大物の」
ミリスは若干青い顔をしている。
「強いんですか?」
「ああ。これで森の奥にいるはずのモンスターが、外側にまでいた理由が分かった」
「どういうことですか?」
「逃げてきたんだよ。セルアレニは人も喰うが、ベルモンキやフライルも喰う」
それはつまり、セルアレニはベルモンキやフライルよりも遙かに強いということか。
「じゃあ、掴まった2人はもう?」
「いや、セルアレニは獲物を捕まえてから、しばらくの間、麻痺毒で仮死状態にして保存する習性があると聞いたことがある」
まだ生きていて助けられる可能性はあるって事か。幸い、俺やフロルは『解毒』も使える。
「セルアレニは危険な魔物だ。町に戻って知らせれば、冒険者ギルドか、あるいはエンパレの町が正式に討伐依頼を出すだろう」
「それじゃあ……」
ライトの顔に少しだけ希望が宿る。
相手は強敵で、仲間が捕まっているが、その一方で正式な討伐依頼が出れば、今度は冒険者達も動いてくれると思ったのだろう。
「だが、問題はセルアレニが獲物を保存すると言っても、せいぜい半日くらいの時間だということだ。今から町に戻って、討伐依頼を出して、有志を募れば、確かに討伐はできるだろうが、その時にはおそらくもう2人は……」
町に戻って応援を呼ぶ時間はないってことか。
ライトはミリスに尋ねる。
「俺達だけで倒すのは無理なのか?」
「……かなり厳しい。倒せる可能性が0ではないが、しかし全滅の可能性も十分ある」
ミリスは苦しげに言う。
ライトは押し黙る。本当はすぐにでも皆で助けに行こうと言いたいのだろう。だが、その場合、俺達やミリス、それにマルロの命も危険に晒すことになる。
冒険者ギルドでのやりとりを思い出せば、そんなことを俺達に強制はできないと我慢している様子だ。
悩ましいのは『倒せる可能性もある』ということだ。
絶対に倒せない相手だというならば、ある意味選択肢は決まっている。
だが、そうではない。今すぐ俺達が動けば、2人を助けられるかもしれない。
一方で、俺達が新たな犠牲者になるだけの可能性も高い。
「……冒険者として、あるいは町の衛兵として言うならば、セルアレニの出現を伝えることは必須だ。このままでは、いずれモンスターが町まであふれ出るかもしれん。そうなれば、さらなる悲劇をもたらす」
ことは自分たちの命の問題だけではない。セルアレニの情報を持ち帰るという義務があるとミリスは語る。
だが、2人の命は……
だめだ。
堂々巡りである。
と。
マルロが口を開く。
「俺は……俺は嫌だ。もう一度あの化け物の所に行くなんて無理だ」
その言葉に、ライトが怒りの表情。
「マルロ!」
「身勝手なのは分かっている! だけど無理だ。足がすくむ。戦いどころじゃない。それに俺の実力じゃあ足手まといにしかならない!」
ほとんど悲鳴だ。
彼の言い分は限りなく身勝手だと俺も思う。
だが、同時に現実問題として、ミリスが命がけという相手の前に行けば彼が足手まといなのも事実だろう。
彼はライトが受かった試験に実力不足だった。そして、ライトはミリスよりも弱い。その事実がそれを端的に現わしている。
さて、どうするべきか。
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