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第二階層 黒の洞窟
第1話 脱出不可能!? 炎に焼かれた幼なじみ
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第二階層にやってくるなり教官が叫んだ。
「馬鹿な、黒の洞窟だと!?」
たしかに周囲の岩肌は真っ黒だった。
蒼ちゃんが言った。
「黒の洞窟って上級者向け以上のダンジョンにしか出ないんじゃないの!?」
たしか、黒の洞窟の特徴は……
優汰が悲鳴じみた声を上げた。
「あそこ!」
彼が指さしたところには、象ほどの大きさがあるツノの生えた黒いトカゲのようなモンスターがいた。
蒼ちゃんが全身を震わせた。
「うそでしょ」
優汰が言う。
「黒疑竜! ランクBのモンスターだよ!」
さすがにオレも黒疑竜は知っている。
巨大な体、強力な腕力、そして、口から吐く火炎の息。
プロのアドベンチュラ-だってコイツを見たら死を覚悟する相手だ。上級者向けダンジョンでもめったに出現しないモンスター。
ランクAの本物の龍系統に比べれば弱いなんて救いにもならない!
幸いなのは眠っているっぽいこと。
だが、いつ起きてもおかしくない。強いモンスターほど人間の気配に敏感だそうだしな。
教官がオレたちに鋭く指示した。
「貴様ら、今すぐ離脱の指輪を使え!」
言われるまでもなかった。
さすがにこれは本当にマズい。意地をはっている場合じゃない。
オレは即座に離脱の指輪に(離脱したい)と念じた。
だが、何も起こらない。
蒼ちゃんが悲鳴じみた声を上げた。
「どうして!?」
教官が無念そうにうなった。
「やはり無理か」
優汰が涙目で誰にともなく解説した。
「黒の洞窟の特徴は離脱の指輪をはじめとした緊急離脱系統のアイテムが使えなくなること。パパの言っていた通りだ」
そうだ。オレだって兄ちゃんから聞いた。黒の洞窟は緊急離脱できない。だから黒の洞窟が出現することが確認されれば、そのダンジョンは問答無用で上級者向けとされる。
オレは震える声で言った。
「万能の霊薬って、黒の洞窟の宝箱で見つかるんだっけ?」
挑英も全身を震わせながら言った。
「蒼の弟を助ける前に俺たちがアイツの炎で丸焦げだろうがな」
黒の洞窟とBランクモンスター。最悪すぎる組み合わせだ。
優汰が泣き顔を見せながら言った。
「黒の洞窟には他の階層よりも一ランク弱いモンスターが出るはずなのに」
さすがにこの状況では教官も泣くなとは言わない。つーか、オレも泣きそうだ。
蒼ちゃんが教官にたずねた。蒼ちゃんも涙目になっていた。
「教官ならアイツを倒せるんですよね?」
だが、教官は皮肉げに言った。
「正直にぶっちゃけようか? 今は私も泣きたい気分だ。Bランクモンスターを倒せるなら、今頃試験官などせずに最上級ダンジョンに行って、それこそ万能の霊薬でも探しているさ」
後から考えれば、オレたちはこんな風に話している場合じゃなかった。
一刻も早くこの部屋から逃げ出すべきだったし、そもそも話し声で黒疑竜を起こしてしまう可能性があったのだから。
そんな当然の判断すらできないほどに、オレたち四人……いや、教官も含めて五人はパニックになっていたのだ。
その判断ミスはあまりにも残酷にオレたちを絶望へと突き落とした。
黒疑竜がゆっくりと瞳を開き始めだ。
教官がオレたちと黒疑竜の間に立ち塞がり叫ぶ!
「全員、あっちの通路に今すぐ逃げろ!」
教官は電撃刀のような武器を取り出して布袋を投げ捨てた。
いや、そこからのびたのは電撃刀とは違う白い光の棒だ。
光の刀だろうか。ダンジョンに入る前から持っていたらしい。
一方、オレも挑英も蒼ちゃんも、一目散に通路へと逃げた。
教官は大丈夫なのかとか。
試験はどうなるのかとか。
世界一のダンジョンアドベンチュラ-になるとか。
そんなことは全部頭からすっとんでいた。
考える余裕なんてなかった。
ただ、死にたくなくて、オレは通路へと逃亡した。
だが。
「あ、ああ、ああぁぁ……」
背後から聞こえてきたのは幼なじみの――優汰の泣き声。
同時に、教官の「ぐっ」という小さな悲鳴。
オレは振り返った。
するとそこには、黒疑竜の首だか足だか尻尾だかで吹き飛ばされたのか、壁に激突して苦しげにうめいている教官の姿。
そして走り出すことすらできずにへたり込んでしまった優汰の姿があった。
「教官! 優汰!!」
オレは叫ぶ。同時に挑英と蒼ちゃんも何か叫んでいたが、聞き取る余裕もない。
黒疑竜が牙だらけの口を大きく開いた。
その喉の奥に赤い光が見えた。
炎の息!?
狙いは優汰か!
「優汰!」
電撃刀に(のびろ)と念じて黒疑竜へと走る。
背後から挑英の「待て、疾翔!」という声が聞こえたが無視した。
今回は文句を言わせない。オレの幼なじみを絶対に助ける!
だが、黒疑竜の動きは予想外に速かった。
ヤツの口の中の赤い光は一気に燃え上がり、優汰に炎の息が襲いかかる。
「ぎゃ、ぎゃぁぁっ」
炎に巻かれながら悲鳴を上げる優汰に、オレは何もしてやれなかった。
「馬鹿な、黒の洞窟だと!?」
たしかに周囲の岩肌は真っ黒だった。
蒼ちゃんが言った。
「黒の洞窟って上級者向け以上のダンジョンにしか出ないんじゃないの!?」
たしか、黒の洞窟の特徴は……
優汰が悲鳴じみた声を上げた。
「あそこ!」
彼が指さしたところには、象ほどの大きさがあるツノの生えた黒いトカゲのようなモンスターがいた。
蒼ちゃんが全身を震わせた。
「うそでしょ」
優汰が言う。
「黒疑竜! ランクBのモンスターだよ!」
さすがにオレも黒疑竜は知っている。
巨大な体、強力な腕力、そして、口から吐く火炎の息。
プロのアドベンチュラ-だってコイツを見たら死を覚悟する相手だ。上級者向けダンジョンでもめったに出現しないモンスター。
ランクAの本物の龍系統に比べれば弱いなんて救いにもならない!
幸いなのは眠っているっぽいこと。
だが、いつ起きてもおかしくない。強いモンスターほど人間の気配に敏感だそうだしな。
教官がオレたちに鋭く指示した。
「貴様ら、今すぐ離脱の指輪を使え!」
言われるまでもなかった。
さすがにこれは本当にマズい。意地をはっている場合じゃない。
オレは即座に離脱の指輪に(離脱したい)と念じた。
だが、何も起こらない。
蒼ちゃんが悲鳴じみた声を上げた。
「どうして!?」
教官が無念そうにうなった。
「やはり無理か」
優汰が涙目で誰にともなく解説した。
「黒の洞窟の特徴は離脱の指輪をはじめとした緊急離脱系統のアイテムが使えなくなること。パパの言っていた通りだ」
そうだ。オレだって兄ちゃんから聞いた。黒の洞窟は緊急離脱できない。だから黒の洞窟が出現することが確認されれば、そのダンジョンは問答無用で上級者向けとされる。
オレは震える声で言った。
「万能の霊薬って、黒の洞窟の宝箱で見つかるんだっけ?」
挑英も全身を震わせながら言った。
「蒼の弟を助ける前に俺たちがアイツの炎で丸焦げだろうがな」
黒の洞窟とBランクモンスター。最悪すぎる組み合わせだ。
優汰が泣き顔を見せながら言った。
「黒の洞窟には他の階層よりも一ランク弱いモンスターが出るはずなのに」
さすがにこの状況では教官も泣くなとは言わない。つーか、オレも泣きそうだ。
蒼ちゃんが教官にたずねた。蒼ちゃんも涙目になっていた。
「教官ならアイツを倒せるんですよね?」
だが、教官は皮肉げに言った。
「正直にぶっちゃけようか? 今は私も泣きたい気分だ。Bランクモンスターを倒せるなら、今頃試験官などせずに最上級ダンジョンに行って、それこそ万能の霊薬でも探しているさ」
後から考えれば、オレたちはこんな風に話している場合じゃなかった。
一刻も早くこの部屋から逃げ出すべきだったし、そもそも話し声で黒疑竜を起こしてしまう可能性があったのだから。
そんな当然の判断すらできないほどに、オレたち四人……いや、教官も含めて五人はパニックになっていたのだ。
その判断ミスはあまりにも残酷にオレたちを絶望へと突き落とした。
黒疑竜がゆっくりと瞳を開き始めだ。
教官がオレたちと黒疑竜の間に立ち塞がり叫ぶ!
「全員、あっちの通路に今すぐ逃げろ!」
教官は電撃刀のような武器を取り出して布袋を投げ捨てた。
いや、そこからのびたのは電撃刀とは違う白い光の棒だ。
光の刀だろうか。ダンジョンに入る前から持っていたらしい。
一方、オレも挑英も蒼ちゃんも、一目散に通路へと逃げた。
教官は大丈夫なのかとか。
試験はどうなるのかとか。
世界一のダンジョンアドベンチュラ-になるとか。
そんなことは全部頭からすっとんでいた。
考える余裕なんてなかった。
ただ、死にたくなくて、オレは通路へと逃亡した。
だが。
「あ、ああ、ああぁぁ……」
背後から聞こえてきたのは幼なじみの――優汰の泣き声。
同時に、教官の「ぐっ」という小さな悲鳴。
オレは振り返った。
するとそこには、黒疑竜の首だか足だか尻尾だかで吹き飛ばされたのか、壁に激突して苦しげにうめいている教官の姿。
そして走り出すことすらできずにへたり込んでしまった優汰の姿があった。
「教官! 優汰!!」
オレは叫ぶ。同時に挑英と蒼ちゃんも何か叫んでいたが、聞き取る余裕もない。
黒疑竜が牙だらけの口を大きく開いた。
その喉の奥に赤い光が見えた。
炎の息!?
狙いは優汰か!
「優汰!」
電撃刀に(のびろ)と念じて黒疑竜へと走る。
背後から挑英の「待て、疾翔!」という声が聞こえたが無視した。
今回は文句を言わせない。オレの幼なじみを絶対に助ける!
だが、黒疑竜の動きは予想外に速かった。
ヤツの口の中の赤い光は一気に燃え上がり、優汰に炎の息が襲いかかる。
「ぎゃ、ぎゃぁぁっ」
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