189 / 201
第六部 少年はかくて勇者と呼ばれけり 第二章 光と闇
1.突き進め!
しおりを挟む
エインゼルの森林から王都――いや、元王都まで僕らは再び飛んでいた。
かつて、ピッケの口の中で死にそうな思いをしながら進んだ行程。
リラの背の乗り心地は、少なくともピッケの口の中よりは快適だ。
もっとも、『闇』や『闇の鳥』に常に襲われながらでなければだが。
龍族と共に王都へと飛ぶリラと僕。
『闇』や『闇の鳥』達はひっきりなしに襲いかかってくる。
それを龍族の浄化の炎が焼き、僕がアル様の大剣で切り落とす。
――この『闇』達も、かつて人だったんだよな。
襲いかかる『闇』を斬りながら、考えまいとしても考えてしまう事実。
リリィやテミアール王妃を斬っておきながら、今更だと思うかもしれないが、エインゼルの森林を発ってからすでに100体近い『闇』を倒している。
元人族だったり、元エルフだったり、元獣人だったり、元ドワーフだったりする『闇』を僕は何体も斬り殺しているのだ。
――考えるな。やれることをやるんだ。
バラヌが、ジラが、アル様が、レイクさんが、稔が、リラがそうしてきたように。
僕もやれることをやる。
『闇』の背丈は様々で、中には子ども型や赤子型といえるようなヤツもいた。
それらが、元子どもや元赤ん坊だという想像も頭の隅に追いやり、僕はひたすらリラの背中の上で大剣を振り回す。
ここでやられるわけにはいかない。
僕が『闇』に殺されて、僕自身が『闇』と墜ちればそれで全ては終わりだ。
かつてルシフが狙ったように、200倍の力と魔力を持った『闇』となった僕は世界を滅ぼすことだろう。
――だからっ。
「うおぉぉぉぉ」
雄叫びを上げて、襲いかかって来た『闇』をまた一体斬り捨てる。
幸い、今のところ龍族に犠牲者は出ていない。
龍族の闇――『闇の龍』はもっと元王都に近づかなければ現れないという。
そこにたたずむ『闇の女王』を護っているのだ。
「パド、あれっ!!」
『闇』を倒しながら元王都へと突き進む僕らの眼前に、『闇の女王』が見え始めた。
「あれが、『闇の女王』……」
恐れを交えて呟くリラ。
「ああ、でかいな」
まだまだ遠くに存在する『闇の女王』
デウスからの知識として、高さが700メートルはあると聞いていたが、上手くイメージできていなかった。
日本の東京スカイツリーよりもデカイともデウスは言っていたが、そもそも僕はスカイツリーなんて見たことないしね。
「そうだ、あれが『闇の女王』だ」
いつの間にやら僕らと並行して飛んでいた龍の長が言う。
「我らは必ずや、そなたらを『闇の女王』まで送り届けよう」
この戦いにはほとんど全ての龍族が参加している。
周囲の龍族が、まるで僕らの壁になるかのような陣形をとる。
「どういうつもりですか?」
「ここからは『闇の龍』が現れる。そうなればこちらにも犠牲が出るであろう。犠牲者もまた『闇の龍』となる。ならば我らがそなたらを『闇の女王』まで届けるもっとも確実な方法は、そなたらを中心に陣を組むこと」
龍の長はそう言ってのけた。
事実、龍族達は僕らを中心に集まってくる。
「でもそれじゃあ……」
龍族を犠牲にして僕らが突き進むことになる。
そう続けようとした僕に、龍の長は言う。
「我らは犠牲を覚悟した。そなたらは如何に?」
――くそ。
「わかってる。覚悟はできているよっ!!」
僕はまだ甘かった。
僕が死ぬ覚悟ならばとっくにできていた。
だけど、今僕が覚悟しなければならないのは、誰かを犠牲にしてでも自分が生き残って『闇の女王』に……いや、そこから通じる場所いる根源にたどり着くことだ。
――他人を犠牲にする覚悟。
そんな重い物を僕は背負わなければならない。
それが僕の選んだ道だ。
「絶対に、僕は『闇』の根源を絶ちます」
僕は叫んで、また大剣を振るった。
---------------
そこからの戦いは、さらに過酷を極めた。
『闇の龍』が現れ、僕らの周囲の龍族に襲いかかる。
龍族の浄化の炎と、『闇の龍』の漆黒の炎がぶつかる。
龍族の中にも犠牲者が出て、その犠牲者が『闇の龍』と化す。
『闇の龍』と化した仲間を他の龍族の浄化の炎が焼く。
龍族達の命を賭けた行為により、僕やリラに襲いかかってくる『闇』達の数は減った。
だが。
「リラ、大丈夫?」
「ええ、まだいけるわ」
リラの息切れもひどい。
無理もない。彼女が龍の因子に目覚めてから、まだ間がない。
龍族の長からは子龍が長い間飛ぶのは難しいと指摘されたし、獣人のリーダーから目覚めたばかり因子の酷使は命に関わると警告された。
さらに言えば、リラの背で僕はアル様の大剣を振るい続けているのだ。
大剣と僕の重量が、彼女に大きな負担になっている。
それでも、リラは僕を乗せて飛ぶことを選んでくれた。
そして、今も命がけで飛んでくれている。
僕はリラの同行を拒否しなかった。
もちろん彼女のことが心配じゃないわけではない。
でも、情けない話だけど、リラが一緒でなければとても耐えられないと思ったのだ。
戦力的な話だけじゃない。僕は精神的にもリラに依存していた。
ラクルス村で出会って、お師匠様の元で同じく修行して、共に旅をして、次元の狭間や日本でもずっと一緒だったリラ。
僕は彼女と離れたくなかった。離れて戦いたくなかった。
「大丈夫、たとえ私だけになっても、あなたを『闇の女王』の元へ連れて行くから」
リラはそう言って、目の前に現れた『闇』に向けて浄化の炎を吐いた。
かつて、ピッケの口の中で死にそうな思いをしながら進んだ行程。
リラの背の乗り心地は、少なくともピッケの口の中よりは快適だ。
もっとも、『闇』や『闇の鳥』に常に襲われながらでなければだが。
龍族と共に王都へと飛ぶリラと僕。
『闇』や『闇の鳥』達はひっきりなしに襲いかかってくる。
それを龍族の浄化の炎が焼き、僕がアル様の大剣で切り落とす。
――この『闇』達も、かつて人だったんだよな。
襲いかかる『闇』を斬りながら、考えまいとしても考えてしまう事実。
リリィやテミアール王妃を斬っておきながら、今更だと思うかもしれないが、エインゼルの森林を発ってからすでに100体近い『闇』を倒している。
元人族だったり、元エルフだったり、元獣人だったり、元ドワーフだったりする『闇』を僕は何体も斬り殺しているのだ。
――考えるな。やれることをやるんだ。
バラヌが、ジラが、アル様が、レイクさんが、稔が、リラがそうしてきたように。
僕もやれることをやる。
『闇』の背丈は様々で、中には子ども型や赤子型といえるようなヤツもいた。
それらが、元子どもや元赤ん坊だという想像も頭の隅に追いやり、僕はひたすらリラの背中の上で大剣を振り回す。
ここでやられるわけにはいかない。
僕が『闇』に殺されて、僕自身が『闇』と墜ちればそれで全ては終わりだ。
かつてルシフが狙ったように、200倍の力と魔力を持った『闇』となった僕は世界を滅ぼすことだろう。
――だからっ。
「うおぉぉぉぉ」
雄叫びを上げて、襲いかかって来た『闇』をまた一体斬り捨てる。
幸い、今のところ龍族に犠牲者は出ていない。
龍族の闇――『闇の龍』はもっと元王都に近づかなければ現れないという。
そこにたたずむ『闇の女王』を護っているのだ。
「パド、あれっ!!」
『闇』を倒しながら元王都へと突き進む僕らの眼前に、『闇の女王』が見え始めた。
「あれが、『闇の女王』……」
恐れを交えて呟くリラ。
「ああ、でかいな」
まだまだ遠くに存在する『闇の女王』
デウスからの知識として、高さが700メートルはあると聞いていたが、上手くイメージできていなかった。
日本の東京スカイツリーよりもデカイともデウスは言っていたが、そもそも僕はスカイツリーなんて見たことないしね。
「そうだ、あれが『闇の女王』だ」
いつの間にやら僕らと並行して飛んでいた龍の長が言う。
「我らは必ずや、そなたらを『闇の女王』まで送り届けよう」
この戦いにはほとんど全ての龍族が参加している。
周囲の龍族が、まるで僕らの壁になるかのような陣形をとる。
「どういうつもりですか?」
「ここからは『闇の龍』が現れる。そうなればこちらにも犠牲が出るであろう。犠牲者もまた『闇の龍』となる。ならば我らがそなたらを『闇の女王』まで届けるもっとも確実な方法は、そなたらを中心に陣を組むこと」
龍の長はそう言ってのけた。
事実、龍族達は僕らを中心に集まってくる。
「でもそれじゃあ……」
龍族を犠牲にして僕らが突き進むことになる。
そう続けようとした僕に、龍の長は言う。
「我らは犠牲を覚悟した。そなたらは如何に?」
――くそ。
「わかってる。覚悟はできているよっ!!」
僕はまだ甘かった。
僕が死ぬ覚悟ならばとっくにできていた。
だけど、今僕が覚悟しなければならないのは、誰かを犠牲にしてでも自分が生き残って『闇の女王』に……いや、そこから通じる場所いる根源にたどり着くことだ。
――他人を犠牲にする覚悟。
そんな重い物を僕は背負わなければならない。
それが僕の選んだ道だ。
「絶対に、僕は『闇』の根源を絶ちます」
僕は叫んで、また大剣を振るった。
---------------
そこからの戦いは、さらに過酷を極めた。
『闇の龍』が現れ、僕らの周囲の龍族に襲いかかる。
龍族の浄化の炎と、『闇の龍』の漆黒の炎がぶつかる。
龍族の中にも犠牲者が出て、その犠牲者が『闇の龍』と化す。
『闇の龍』と化した仲間を他の龍族の浄化の炎が焼く。
龍族達の命を賭けた行為により、僕やリラに襲いかかってくる『闇』達の数は減った。
だが。
「リラ、大丈夫?」
「ええ、まだいけるわ」
リラの息切れもひどい。
無理もない。彼女が龍の因子に目覚めてから、まだ間がない。
龍族の長からは子龍が長い間飛ぶのは難しいと指摘されたし、獣人のリーダーから目覚めたばかり因子の酷使は命に関わると警告された。
さらに言えば、リラの背で僕はアル様の大剣を振るい続けているのだ。
大剣と僕の重量が、彼女に大きな負担になっている。
それでも、リラは僕を乗せて飛ぶことを選んでくれた。
そして、今も命がけで飛んでくれている。
僕はリラの同行を拒否しなかった。
もちろん彼女のことが心配じゃないわけではない。
でも、情けない話だけど、リラが一緒でなければとても耐えられないと思ったのだ。
戦力的な話だけじゃない。僕は精神的にもリラに依存していた。
ラクルス村で出会って、お師匠様の元で同じく修行して、共に旅をして、次元の狭間や日本でもずっと一緒だったリラ。
僕は彼女と離れたくなかった。離れて戦いたくなかった。
「大丈夫、たとえ私だけになっても、あなたを『闇の女王』の元へ連れて行くから」
リラはそう言って、目の前に現れた『闇』に向けて浄化の炎を吐いた。
0
お気に入りに追加
760
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界で俺だけレベルが上がらない! だけど努力したら最強になれるらしいです?
澤檸檬
ファンタジー
旧題 努力=結果
異世界の神の勝手によって異世界に転移することになった倉野。
実際に異世界で確認した常識と自分に与えられた能力が全く違うことに少しずつ気付く。
異世界の住人はレベルアップによってステータスが上がっていくようだったが、倉野にだけレベルが存在せず、行動を繰り返すことによってスキルを習得するシステムが採用されていた。
そのスキル習得システムと異世界の常識の差が倉野を最強の人間へと押し上げていく。
だが、倉野はその能力を活かして英雄になろうだとか、悪用しようだとかそういった上昇志向を見せるわけでもなく、第二の人生と割り切ってファンタジーな世界を旅することにした。
最強を隠して異世界を巡る倉野。各地での出会いと別れ、冒険と楽しみ。元居た世界にはない刺激が倉野の第二の人生を彩っていく。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる