172 / 201
第五部 時は流れゆく 第三章 楽園の崩壊
2.正体
しおりを挟む
あのあと。
僕は金髪少年の首根っこを左腕で拘束したまま、その場から駆け出した。
「ごめんなさい」
お母さんに、一言そう残して走り去った。
そう、僕は逃げ出したのだ。
他にどうしたら良いか分からなかった。
説明する方法も、理解してもらう方法も、助けを求める方法も。
何も分からなかった。
ただ、いたたまれなくなって、その場から逃避した。
島の中央部。
人気のない森の中までやってきて、僕は金髪少年を地面にたたき落とした。
『はぁ、はぁ、はぁ』
彼は激しく息切れしていた。
手加減はしていたが、僕の力で首根っこを締め付けていたのだ。そりゃあ苦しいだろう。
骨は折れていないと思うが、痣くらいにはなっているかもしれない。
同情する気は起きないが。
『お前、一体何者だ? 向こうの世界の人間なのか? 異端審問官の関係者?』
異端審問官かもと思ったのは、彼らが『神』という表現を使っていたからだ。
10歳前後に見える彼らが異端審問官とは思えないし、かりにそうだとしても話がかみ合わないのだが、他に思いつかなかった。
『違うな。私は神――いや、元神というべきか』
『何を言っているんだ?』
自分が神だなんて。
誇大妄想にとりつかれているのか?
『わからんか。お前を転生させた馬鹿女神、カルディの上司だ。それも「元」だが』
『……まさか』
僕は息をのむ。
そして思い出す。
――神託。
教会に僕を始末させようとしたあの言葉。
それに教会が従わなかったから、今度は神自らがやってきた?
いや、だが、しかし。
『とても信じられない。だいたい、あなたもさっきの子も神様としての力なんて持ってないじゃないか』
神様がどんな力を持っているかは知らない。
だが、銃に頼り、ナイフに頼りなんていうのは全然神様っぽくない。
『あの馬鹿女神の尻拭いで、私と部長は神から人へと堕とされた。デオス様は再びお前の命を奪った暁には、我らを神に戻すと約束してくださったのだ』
『デオス様?』
『我らが神の、そして全ての世界の始祖たるお方だ』
なんだ、コイツは。
どこまで話を信じれば良い?
少なくとも、僕が転生者だと知っていることは間違いない。
あの神託だけではそこまではわからないはず。
ならば、本当のことなのか?
それとも、またルシフあたりの差し金か?
『何故、神が僕を殺そうとするんだ』
『お前が世界を滅ぼすものだからだ』
『僕はそんなことしない』
『私もそう思ったさ、最初は。だが、お前は現に一つの世界を滅ぼしかけたっ!!』
『何のことだよ!?』
叫ぶ僕に、彼は冷たい目を向ける。
『なるほど、お前は知らないのだな。今向こうの世界がどうなっているかを』
『……どういう意味だ?』
『あの世界はもうダメだ。デネブによって滅ぼされる』
『デネブ?』
『「闇」だよ』
『ルシフのことか?』
『お前達にルシフと名乗ったそれも、デネブの一つだ』
頭が混乱する。
なんだ。
コイツは本当に何を言っているんだ?
あの世界が滅びる?
どういうことなんだよ!?
『お前は「闇の卵」を孵した。それからすでに8年。あの世界の人間は――1/50以下になった』
僕は息をのむ。
『嘘だっ!』
『本当さ。今もどんどん人が死んでいっているだろうな。あるいはすでに滅んでいるか』
『バラヌは、お母さんは、お父さんは、ジラは、スーンは、アル様は、レイクさんは、キラーリアさんは、ピッケは、ルアレさんは……』
『知るか。全てはお前とあの馬鹿女神のせいだ』
僕の体から力が抜ける。
いや、ダメだ。
落ち込んでいる場合じゃない。
『そんなのは、僕が望んだことじゃないっ!!』
『そのつもりがなければ世界を滅ぼしても罪にならないと?』
『それは……』
問答していたその時だった。
「パドくんっ!!」
僕の背後から聞こえてきたのは稔の声だった。
「一体、何があったんだ? お母さんが泣きながら診療所にやってきて、銃がどうとか、子どもがどうとか、要領を得ないし……リラちゃんが浚われたとかなんとか……」
「それは……」
僕は口ごもる。
説明のしようがない。
それに、説明したくない。
稔やこちらの世界のお母さんまで巻き込むわけにはいかない。
「稔……先生には関係ないから。これは、僕らの問題で……」
言いかけた僕を遮り、稔は声を荒げる。
「本気で言っているならば、怒るよ、パドくん」
「っ……」
「ここまで巻き込んでおいて、『関係ないから黙っていろ』なんて聞けるわけがないだろう。僕の母は気を揉んでいるし、僕も君たちのことを心配している。
ここで君たちを見捨てたら、僕は自分で自分を一生許せないだろう。君は僕に、君たちを見捨てたという罪悪感を一生持てというのか?」
その言葉に、僕は息をのむ。
それはかつて、僕がリラに言ったこと。
獣人に追われ、ラクルス村から1人で逃げようとしたリラに、僕はなんと言った?
『リラ、あなたは僕やジラに、人を殺してしまったかもしれないという悩みを一生持ち続けろっていうんですか?』
稔の言っていることは、そういうことだ。
あの時、僕がリラに感じたように、稔も怒っている。
僕はとっくに稔を巻き込んでいるのだ。
「説明したら、信じてくれますか? 例えば僕が、異世界から来たと言ったら、稔先生はどう思いますか?」
「医師としての客観的な見解ならば、妄想を誘発する精神病を疑うだろうね」
やっぱり、そうだよな。
「だが、この半年、僕は君たちと暮らしてきた。その中で、その言葉を裏付ける反応が君たちから見えたことは認める。
だから、あえて尋ねる。
君は、君たちは一体何者なんだ?」
稔のその言葉に、いきなり笑い声が響いた。
笑い声の主は金髪少年。
「くくくくっ、なるほど。そういうことか。人の身で次元の狭間を抜け出せたのは、ここに弟がいたからなのだな」
コイツ、日本語もしゃべれるのか。
「君は?」
「私の正体よりも、お前が気にすべきはそっちの子どもだよ、桜稔。彼は君の兄だ」
「……何を言っている?」
「そのままの意味だ。彼は君の兄――桜勇太だよ」
その言葉に、稔は今度こそ絶句する。
「馬鹿女神が下手くそな同情で異世界に転生させたのさ。
この世界のフィクションでもよくある話だろう。異世界転生ってやつだ。
そして、転生先の世界を滅ぼし、自分だけガールフレンドとこっちの世界に戻ってきた。
そういうことなのだよ」
稔の顔に困惑が浮かぶ。
僕は何も言えない。
どう言ったらいいのか分からない。
彼の言ったことは事実だ。
いや、向こうの世界を滅ぼした云々はともかくとしてだが。
「……本当の……ことなのか……?」
稔が僕を見て尋ねる。
僕は、静かに頷いた。
僕は金髪少年の首根っこを左腕で拘束したまま、その場から駆け出した。
「ごめんなさい」
お母さんに、一言そう残して走り去った。
そう、僕は逃げ出したのだ。
他にどうしたら良いか分からなかった。
説明する方法も、理解してもらう方法も、助けを求める方法も。
何も分からなかった。
ただ、いたたまれなくなって、その場から逃避した。
島の中央部。
人気のない森の中までやってきて、僕は金髪少年を地面にたたき落とした。
『はぁ、はぁ、はぁ』
彼は激しく息切れしていた。
手加減はしていたが、僕の力で首根っこを締め付けていたのだ。そりゃあ苦しいだろう。
骨は折れていないと思うが、痣くらいにはなっているかもしれない。
同情する気は起きないが。
『お前、一体何者だ? 向こうの世界の人間なのか? 異端審問官の関係者?』
異端審問官かもと思ったのは、彼らが『神』という表現を使っていたからだ。
10歳前後に見える彼らが異端審問官とは思えないし、かりにそうだとしても話がかみ合わないのだが、他に思いつかなかった。
『違うな。私は神――いや、元神というべきか』
『何を言っているんだ?』
自分が神だなんて。
誇大妄想にとりつかれているのか?
『わからんか。お前を転生させた馬鹿女神、カルディの上司だ。それも「元」だが』
『……まさか』
僕は息をのむ。
そして思い出す。
――神託。
教会に僕を始末させようとしたあの言葉。
それに教会が従わなかったから、今度は神自らがやってきた?
いや、だが、しかし。
『とても信じられない。だいたい、あなたもさっきの子も神様としての力なんて持ってないじゃないか』
神様がどんな力を持っているかは知らない。
だが、銃に頼り、ナイフに頼りなんていうのは全然神様っぽくない。
『あの馬鹿女神の尻拭いで、私と部長は神から人へと堕とされた。デオス様は再びお前の命を奪った暁には、我らを神に戻すと約束してくださったのだ』
『デオス様?』
『我らが神の、そして全ての世界の始祖たるお方だ』
なんだ、コイツは。
どこまで話を信じれば良い?
少なくとも、僕が転生者だと知っていることは間違いない。
あの神託だけではそこまではわからないはず。
ならば、本当のことなのか?
それとも、またルシフあたりの差し金か?
『何故、神が僕を殺そうとするんだ』
『お前が世界を滅ぼすものだからだ』
『僕はそんなことしない』
『私もそう思ったさ、最初は。だが、お前は現に一つの世界を滅ぼしかけたっ!!』
『何のことだよ!?』
叫ぶ僕に、彼は冷たい目を向ける。
『なるほど、お前は知らないのだな。今向こうの世界がどうなっているかを』
『……どういう意味だ?』
『あの世界はもうダメだ。デネブによって滅ぼされる』
『デネブ?』
『「闇」だよ』
『ルシフのことか?』
『お前達にルシフと名乗ったそれも、デネブの一つだ』
頭が混乱する。
なんだ。
コイツは本当に何を言っているんだ?
あの世界が滅びる?
どういうことなんだよ!?
『お前は「闇の卵」を孵した。それからすでに8年。あの世界の人間は――1/50以下になった』
僕は息をのむ。
『嘘だっ!』
『本当さ。今もどんどん人が死んでいっているだろうな。あるいはすでに滅んでいるか』
『バラヌは、お母さんは、お父さんは、ジラは、スーンは、アル様は、レイクさんは、キラーリアさんは、ピッケは、ルアレさんは……』
『知るか。全てはお前とあの馬鹿女神のせいだ』
僕の体から力が抜ける。
いや、ダメだ。
落ち込んでいる場合じゃない。
『そんなのは、僕が望んだことじゃないっ!!』
『そのつもりがなければ世界を滅ぼしても罪にならないと?』
『それは……』
問答していたその時だった。
「パドくんっ!!」
僕の背後から聞こえてきたのは稔の声だった。
「一体、何があったんだ? お母さんが泣きながら診療所にやってきて、銃がどうとか、子どもがどうとか、要領を得ないし……リラちゃんが浚われたとかなんとか……」
「それは……」
僕は口ごもる。
説明のしようがない。
それに、説明したくない。
稔やこちらの世界のお母さんまで巻き込むわけにはいかない。
「稔……先生には関係ないから。これは、僕らの問題で……」
言いかけた僕を遮り、稔は声を荒げる。
「本気で言っているならば、怒るよ、パドくん」
「っ……」
「ここまで巻き込んでおいて、『関係ないから黙っていろ』なんて聞けるわけがないだろう。僕の母は気を揉んでいるし、僕も君たちのことを心配している。
ここで君たちを見捨てたら、僕は自分で自分を一生許せないだろう。君は僕に、君たちを見捨てたという罪悪感を一生持てというのか?」
その言葉に、僕は息をのむ。
それはかつて、僕がリラに言ったこと。
獣人に追われ、ラクルス村から1人で逃げようとしたリラに、僕はなんと言った?
『リラ、あなたは僕やジラに、人を殺してしまったかもしれないという悩みを一生持ち続けろっていうんですか?』
稔の言っていることは、そういうことだ。
あの時、僕がリラに感じたように、稔も怒っている。
僕はとっくに稔を巻き込んでいるのだ。
「説明したら、信じてくれますか? 例えば僕が、異世界から来たと言ったら、稔先生はどう思いますか?」
「医師としての客観的な見解ならば、妄想を誘発する精神病を疑うだろうね」
やっぱり、そうだよな。
「だが、この半年、僕は君たちと暮らしてきた。その中で、その言葉を裏付ける反応が君たちから見えたことは認める。
だから、あえて尋ねる。
君は、君たちは一体何者なんだ?」
稔のその言葉に、いきなり笑い声が響いた。
笑い声の主は金髪少年。
「くくくくっ、なるほど。そういうことか。人の身で次元の狭間を抜け出せたのは、ここに弟がいたからなのだな」
コイツ、日本語もしゃべれるのか。
「君は?」
「私の正体よりも、お前が気にすべきはそっちの子どもだよ、桜稔。彼は君の兄だ」
「……何を言っている?」
「そのままの意味だ。彼は君の兄――桜勇太だよ」
その言葉に、稔は今度こそ絶句する。
「馬鹿女神が下手くそな同情で異世界に転生させたのさ。
この世界のフィクションでもよくある話だろう。異世界転生ってやつだ。
そして、転生先の世界を滅ぼし、自分だけガールフレンドとこっちの世界に戻ってきた。
そういうことなのだよ」
稔の顔に困惑が浮かぶ。
僕は何も言えない。
どう言ったらいいのか分からない。
彼の言ったことは事実だ。
いや、向こうの世界を滅ぼした云々はともかくとしてだが。
「……本当の……ことなのか……?」
稔が僕を見て尋ねる。
僕は、静かに頷いた。
0
お気に入りに追加
765
あなたにおすすめの小説
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。

公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる