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第2章 シャウラ村編
第38話 川遊び
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「師匠。これはいくら何でも恥ずかしすぎます」
「あなたの奥さんをこんな格好で人前に出すつもりなの」
「これで魔獣が襲ってきたらどうすんのよ」
村を流れる川は毒も無くなりすっかり綺麗になったから、水遊びをしようと防水布でアイシャ達の水着を作った。
正確には、村で裁縫が得意という人に、俺の指示で縫ってもらったビキニ型の水着だ。
「これって、ほとんど裸じゃん」
「布が少なすぎますよ」
「ユヅキさんにだけならいいけど、他の人に見せるのはちょっとね」
確かに買った防水布があまり無かったので、ビキニの水着になったが、きわどくはない大人しめのデザインにしているのだがな。
「俺の国では、それが普通なんだぞ」
「ユヅキの格好も、すごく変よ。それも人族の水着なの」
俺は日本人の正装の水着であるふんどし姿だ。ちょうど赤い布が余っていたので、ついでに俺のふんどしも縫ってもらった。
「これは俺の国の正装だ。俺はこれで泳ぐぞ」
アイシャ達の水着はあまりにも不評なので、上から薄手のワンピースを着てもらう。さて、川に行くか。
最近特に暑くなってきたし、近くの川で遊べるというのは贅沢なことだ。
川は幅が5mほどだが水深は深くない。せいぜい膝ぐらいで深くても腰ほどだ。暑さをしのぐ程度で遊ぶにはちょうどいい。
「ひゃー! 思ったよりも冷たいわね」
「こっちは深いから少し泳げますよ」
「チセ、俺の可憐なバタフライを見ていろ。いて! 頭打っちまった」
浅い所でバシャバシャと遊んだり、泳いでいると村の子供達が6人ほど集まって来た。
「お前達もここで遊ぶか」
「その川は危ないんだよ。触っちゃダメってお母さんが言ってた」
「ほら、大丈夫だぞ。このお姉さん達も川に入っているだろう」
ここの子供達は毒の川しか知らない。20年ぐらい前に毒の川になったと言うから、若い大人達も川で遊んだ経験はないはずだ。
「ほら、この河原に降りてきてごらん。危なくないからな」
「そうよ。家で飲んでいる水はこの川の水でしょう。だから大丈夫よ」
川からすっかり毒が消えて、今では飲み水もこの川から取るほど綺麗になっている。
子供達が河原に降りてきて、一緒に遊んであげる。男の子は上着だけ脱いでズボンをたくし上げ、女の子はスカートを縛って浅い水辺でバシャバシャと遊ぶ。
少々濡れてもこの天気だ、すぐ乾くだろう。
「どうだ。冷たくて気持ちいいだろう」
「うん、これ面白い」
最初恐々だった子供達も慣れてきて、キャッキャッ言いながら初めて入った川に大喜びだ。
「お肉焼けましたよ」
河原ではバーベキューの用意もしている。一通り遊んだ後はみんなで食事会だ。
「さあ、お前達も食べていいんだぞ」
「ありがとう、おじちゃん」
俺達が狩った獣の肉と、この村で採れた野菜を串焼きにしている。これなら子供でも食べやすいからな。でもおじちゃんは無いだろう。
「あらあら、ユヅキさん。子供達と遊んでくれているのね。ありがとう」
「やあ、奥さん。良ければこちらに来て食べませんか、まだ食材はありますので」
「あ、いえ……私はここで見ていますから」
土手から降りて来ようとしないな。別に一緒に来てくれてもいいんだがな。
「ユヅキさん。やっぱりその恰好だから近寄らないのよ」
「そうなのか。ちゃんとふんどしを締めているぞ」
「師匠。やはりその人族の衣装は奇抜すぎますよ」
「おじちゃんのその恰好、変だよ」
子供にまで変だと言われてしまった。ショックだ。
また川に入ったりして遊んでいると、物見やぐらから木を打ち付ける音が響いた。
「森から魔獣が出て来たぞ!」
俺達が川にいる間、魔獣の警戒を村人に頼んでおいた。少なくなったとはいえ、開拓した平原に出てくる魔獣はいる。
「まだ遠いわね。子供達を土手まで運びましょう」
子供達を奥さんに預けて、俺達は川向こうの魔獣を討伐に行く。
近くに武器は用意してある。俺とチセは靴を履くが、アイシャとカリンは素足のままだ。
肉球もあるので、靴は履かなくても大丈夫なようだ。獣人はすごいな。アイシャが牽制の矢を放つ。
「野犬の魔獣の群れだな。俺とチセが前に出る。援護を頼む」
「はい、任せて」
水で濡れたワンピースは透け、ほぼ水着姿のまま弓を構えるアイシャはかっこいいな。水着で杖を持つカリンも様になっているぞ。
まだ、遠くにいる魔獣だが弓と魔法で倒れていく。
魔獣が村に向かわないように、前面に立つ俺達の方に誘導してくれている。
水魔法を使ってくるが、この程度ならチセの鎧と俺の片手盾で防げる。4、5匹で迫ってくる犬の魔獣だが、この大きさなら剣一振りで倒せるから楽だな。
後方からの矢や魔法の支援もあり、襲って来た全ての魔獣を倒せたようだ。
倒した犬の魔獣を回収しながら川に向かう。前を行くチセの鎧は背中が大きく開いていて、水着で鎧を着たチセの後ろ姿は、裸エプロンのようでセクシーだ。
ナイス魔獣! こんな格好のみんなを見れて俺は幸せだ。
川まで戻ると、対岸の村側の土手にはさっきの子供達や村人が集まってきていた。ここは魔獣を倒したことをアピールして、みんなに安心してもらわんとな。
「村の皆さん、魔獣は全て倒しました。もう大丈夫です」
腰に手をやり、剣を天に突き上げて高らかに宣言する。
すると風が吹き、赤い布が飛んでいったように見えた。
「キャー、ユヅキさん。前、前」
俺の腰からは戦闘で傷ついたふんどしが無くなり、股間の物を村人に晒していた。
「見ちゃ、イヤン」
俺は、自分用のちゃんとした水着を作ろうと心に誓うのだった。
「あなたの奥さんをこんな格好で人前に出すつもりなの」
「これで魔獣が襲ってきたらどうすんのよ」
村を流れる川は毒も無くなりすっかり綺麗になったから、水遊びをしようと防水布でアイシャ達の水着を作った。
正確には、村で裁縫が得意という人に、俺の指示で縫ってもらったビキニ型の水着だ。
「これって、ほとんど裸じゃん」
「布が少なすぎますよ」
「ユヅキさんにだけならいいけど、他の人に見せるのはちょっとね」
確かに買った防水布があまり無かったので、ビキニの水着になったが、きわどくはない大人しめのデザインにしているのだがな。
「俺の国では、それが普通なんだぞ」
「ユヅキの格好も、すごく変よ。それも人族の水着なの」
俺は日本人の正装の水着であるふんどし姿だ。ちょうど赤い布が余っていたので、ついでに俺のふんどしも縫ってもらった。
「これは俺の国の正装だ。俺はこれで泳ぐぞ」
アイシャ達の水着はあまりにも不評なので、上から薄手のワンピースを着てもらう。さて、川に行くか。
最近特に暑くなってきたし、近くの川で遊べるというのは贅沢なことだ。
川は幅が5mほどだが水深は深くない。せいぜい膝ぐらいで深くても腰ほどだ。暑さをしのぐ程度で遊ぶにはちょうどいい。
「ひゃー! 思ったよりも冷たいわね」
「こっちは深いから少し泳げますよ」
「チセ、俺の可憐なバタフライを見ていろ。いて! 頭打っちまった」
浅い所でバシャバシャと遊んだり、泳いでいると村の子供達が6人ほど集まって来た。
「お前達もここで遊ぶか」
「その川は危ないんだよ。触っちゃダメってお母さんが言ってた」
「ほら、大丈夫だぞ。このお姉さん達も川に入っているだろう」
ここの子供達は毒の川しか知らない。20年ぐらい前に毒の川になったと言うから、若い大人達も川で遊んだ経験はないはずだ。
「ほら、この河原に降りてきてごらん。危なくないからな」
「そうよ。家で飲んでいる水はこの川の水でしょう。だから大丈夫よ」
川からすっかり毒が消えて、今では飲み水もこの川から取るほど綺麗になっている。
子供達が河原に降りてきて、一緒に遊んであげる。男の子は上着だけ脱いでズボンをたくし上げ、女の子はスカートを縛って浅い水辺でバシャバシャと遊ぶ。
少々濡れてもこの天気だ、すぐ乾くだろう。
「どうだ。冷たくて気持ちいいだろう」
「うん、これ面白い」
最初恐々だった子供達も慣れてきて、キャッキャッ言いながら初めて入った川に大喜びだ。
「お肉焼けましたよ」
河原ではバーベキューの用意もしている。一通り遊んだ後はみんなで食事会だ。
「さあ、お前達も食べていいんだぞ」
「ありがとう、おじちゃん」
俺達が狩った獣の肉と、この村で採れた野菜を串焼きにしている。これなら子供でも食べやすいからな。でもおじちゃんは無いだろう。
「あらあら、ユヅキさん。子供達と遊んでくれているのね。ありがとう」
「やあ、奥さん。良ければこちらに来て食べませんか、まだ食材はありますので」
「あ、いえ……私はここで見ていますから」
土手から降りて来ようとしないな。別に一緒に来てくれてもいいんだがな。
「ユヅキさん。やっぱりその恰好だから近寄らないのよ」
「そうなのか。ちゃんとふんどしを締めているぞ」
「師匠。やはりその人族の衣装は奇抜すぎますよ」
「おじちゃんのその恰好、変だよ」
子供にまで変だと言われてしまった。ショックだ。
また川に入ったりして遊んでいると、物見やぐらから木を打ち付ける音が響いた。
「森から魔獣が出て来たぞ!」
俺達が川にいる間、魔獣の警戒を村人に頼んでおいた。少なくなったとはいえ、開拓した平原に出てくる魔獣はいる。
「まだ遠いわね。子供達を土手まで運びましょう」
子供達を奥さんに預けて、俺達は川向こうの魔獣を討伐に行く。
近くに武器は用意してある。俺とチセは靴を履くが、アイシャとカリンは素足のままだ。
肉球もあるので、靴は履かなくても大丈夫なようだ。獣人はすごいな。アイシャが牽制の矢を放つ。
「野犬の魔獣の群れだな。俺とチセが前に出る。援護を頼む」
「はい、任せて」
水で濡れたワンピースは透け、ほぼ水着姿のまま弓を構えるアイシャはかっこいいな。水着で杖を持つカリンも様になっているぞ。
まだ、遠くにいる魔獣だが弓と魔法で倒れていく。
魔獣が村に向かわないように、前面に立つ俺達の方に誘導してくれている。
水魔法を使ってくるが、この程度ならチセの鎧と俺の片手盾で防げる。4、5匹で迫ってくる犬の魔獣だが、この大きさなら剣一振りで倒せるから楽だな。
後方からの矢や魔法の支援もあり、襲って来た全ての魔獣を倒せたようだ。
倒した犬の魔獣を回収しながら川に向かう。前を行くチセの鎧は背中が大きく開いていて、水着で鎧を着たチセの後ろ姿は、裸エプロンのようでセクシーだ。
ナイス魔獣! こんな格好のみんなを見れて俺は幸せだ。
川まで戻ると、対岸の村側の土手にはさっきの子供達や村人が集まってきていた。ここは魔獣を倒したことをアピールして、みんなに安心してもらわんとな。
「村の皆さん、魔獣は全て倒しました。もう大丈夫です」
腰に手をやり、剣を天に突き上げて高らかに宣言する。
すると風が吹き、赤い布が飛んでいったように見えた。
「キャー、ユヅキさん。前、前」
俺の腰からは戦闘で傷ついたふんどしが無くなり、股間の物を村人に晒していた。
「見ちゃ、イヤン」
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