185 / 270
第1章 共和国の旅
第12話 ドワーフの町トリマン
しおりを挟む
「ここがドワーフの町トリマンか、アルヘナよりも随分と大きな町だな」
俺達は共和国を馬車で旅してきて、ようやく最初の目的地に到着した。アルヘナの3、4倍はありそうな都市ともいえる大きさだ。入り口の城門前には荷馬車が並び、経済も発展していそうだ。
「やっと着いたわね。どんな町なの? チセのお仲間が沢山いるのよね」
「お仲間といっても、親戚も知り合いもいませんよ」
「そうよね、私達もゴーエンさんしか知らないし。この広い町で探せるのかしら」
「まあ、まずは中に入って宿を見つけてからだな」
門番さんに馬車の中を調べられたが、やはりケージ状の箱の中に居るキイエが気になるらしい。実際にドラゴンを見た人は少ないからな。人族の俺より珍しい。使役魔獣の登録証書を見せて一緒に町の中に入れてもらう。
ドワーフの町とは聞いていたが、街中には獣人やリザードマンもいる。ドワーフ族と半分半分ぐらいじゃないだろうか。行商人が多いのか馬車が行き交える広い通りと、馬車ごと泊められる宿も多いな。適当な宿を見つけて落ち着く。
「昼もかなり過ぎている。ゴーエンさんを探すのは明日にして、街中を回ってみないか」
「ついでに外で食事もしましょうよ」
「美味しい食べ物あるかな。楽しみね」
宿屋の主人に街の簡単な地図を描いてもらい、俺達は街に繰り出す。
地図によると中心に教会があって、円形の城壁に囲まれている。その街を商業地区や兵舎、職人の工房などがいくつかに分かれて点在しているようだ。
割と複雑な町並みだな。これは地図が無いと迷ってしまいそうだ。
「師匠。真ん中の教会に行って、そこから他の場所に行きましょう」
「そうだな、目印にはちょうどいいな」
教会の塔はどこにいても見つけられそうだ。泊まっている宿屋の方向を確かめながら中心にある教会に行ってみる。
教会といっても、宗教は遥か昔に廃れていて、ここには学校や集会場、冠婚葬祭を行う建物が並ぶ。中央の塔には時を知らせる鐘があり、日の出から日の入りまで5回鐘を鳴らしている。
周りには公園や保育園のような建物もあり、ここはみんなが使う公共的な場所になっているようだ。
「初めての街だし、もし皆とはぐれたら、この場所に来るようにしような」
すると教会から鐘の音が響く。
――カンコ~ン、カンコ~ン
鐘5つ、午後3時の合図だ。立ち寄ったドウーベの町もそうだったが、共和国の鐘は軽い感じの音楽っぽい音だな。国によって音が違うようだが、これはこれていい感じじゃないか。
「じゃあ、商業地区に行って店を見たり、食事をするところを探そうか」
「は~い。どんな服があるのかしら。楽しみね」
「カリンは、おしゃれの事ばかりね」
「そりゃそうよ。『王国の服ってダサいね』なんて言われたら嫌でしょ。まずは服よ、服!」
「でも冒険者の服って、どこの町でも変わらないわよ」
「いつも仕事着ばかりじゃ、つまんないでしょう。このローブもなんだかダサいし」
カリン。お前は知らんだろうがそのローブは最高級ローブで、金貨15枚以上、日本円だと150万円は下らない価値があるんだぞ。見た目は他のと変わらんからと、雑に扱わんでほしいものだ。
アイシャとカリンは服の店に、俺とチセはガラス細工の店に入った。
「やはりドワーフの町だけあって、細かな細工のアクセサリーが多いな」
「そうですね。このガラスの色使いなんて、ちょっと真似できませんね」
「おお、風鈴もあるぞ。すごいな、こんな物まであるとは」
「師匠、何ですかそれ」
「夏の風物詩でな、風が吹くと音が鳴るんだ」
チリン、チリンと澄んだ綺麗な音が鳴っている。この世界にもこういうのがあるんだな。
「へぇ~、あたし初めて見ました。人族の国の品物ですか?」
「いや、人族だけではないと思うが。これから暑くなってくるし、1つ買っていくか」
「はい、いいですね」
俺達が店を出て商店の並ぶ道を歩いていると、アイシャが慌てた様子で俺達の元に駆けて来た。
「カリン見かけなかった。店からいなくなって、どこに行ったか分からなくなったの」
しょうがない奴だな。あいつは方向音痴のくせに、店を渡り歩いて自分の場所が分からなくなったんだろう。辺りを探したが見つからない。
仕方なく街の中心の教会に行くと、カリンがひとり不安そうな様子でウロウロしていた。初めての街だ、迷子になって心細かっただろうな。
「ユヅキ~。アイシャとはぐれちゃったの~」
俺を見つけて駆け寄り、泣きついてきた。頭を撫でて落ち着かせてやる。
「よし、よし。よくここで待っていたな」
「もう、ユヅキと離れない!」
ギュッと俺の腕を掴んで離さない。
「カリンだけなんてダメよ」
アイシャも反対の手に腕を組んでくる。
「あたしも~」
チセまで首に抱きついてきた。これじゃ歩けんだろうが。
その後は、レストランで食事をしてから宿に戻った。
「ここの料理、美味しかったわね、ユヅキさん」
「あのシュワシュワの透明な酒もうまかったな。名前何て言ったっけ」
「あの大きな魚料理。すごく美味しかった。もう一度食べに行きたい!」
「あたしはデザートが良かったです。あのアイス綺麗でしたね、師匠」
商業が発展しているのか、いろんな食材の料理があった。あの魚料理は海魚だったな。俺が持っている地図を見ると近くに港町もあるから、そこから運んでいるんだろう。料理を見ればその国の事情が分かると言うが、この国は豊かなのだろう。
お腹も満腹になり、久しぶりにベッドでゆっくり眠ることができた。
翌日からは、ゴーエンさんを探さないといけない。ゴーエンさんからは工房を息子夫婦に任せたと聞いていたが、その工房の名前を聞いていなかった。
職人ギルドに加入していれば、探してくれるはずだと、宿屋で聞いた場所へと向かう。
この町の職人ギルドは3階建ての大きな建物で、多くのメンバーがいることが窺える。
「すまないが、ゴーエンさんの工房を探している。ここで分かるか」
「ゴーエンという方の工房はありませんね」
「今は、その息子さんが継いでいて、日用品を作っている鍛冶屋なんだがな。息子さんの名前が分からないんだ」
「工房の主人の名前でしか登録していないので……日用品を製作している工房は、この町で14軒ありますね」
「そうか。すまないがその14軒全ての場所を教えてくれるか」
この広い町で1軒ずつ調べていくしかないようだ。少し骨が折れそうだな。
俺達は共和国を馬車で旅してきて、ようやく最初の目的地に到着した。アルヘナの3、4倍はありそうな都市ともいえる大きさだ。入り口の城門前には荷馬車が並び、経済も発展していそうだ。
「やっと着いたわね。どんな町なの? チセのお仲間が沢山いるのよね」
「お仲間といっても、親戚も知り合いもいませんよ」
「そうよね、私達もゴーエンさんしか知らないし。この広い町で探せるのかしら」
「まあ、まずは中に入って宿を見つけてからだな」
門番さんに馬車の中を調べられたが、やはりケージ状の箱の中に居るキイエが気になるらしい。実際にドラゴンを見た人は少ないからな。人族の俺より珍しい。使役魔獣の登録証書を見せて一緒に町の中に入れてもらう。
ドワーフの町とは聞いていたが、街中には獣人やリザードマンもいる。ドワーフ族と半分半分ぐらいじゃないだろうか。行商人が多いのか馬車が行き交える広い通りと、馬車ごと泊められる宿も多いな。適当な宿を見つけて落ち着く。
「昼もかなり過ぎている。ゴーエンさんを探すのは明日にして、街中を回ってみないか」
「ついでに外で食事もしましょうよ」
「美味しい食べ物あるかな。楽しみね」
宿屋の主人に街の簡単な地図を描いてもらい、俺達は街に繰り出す。
地図によると中心に教会があって、円形の城壁に囲まれている。その街を商業地区や兵舎、職人の工房などがいくつかに分かれて点在しているようだ。
割と複雑な町並みだな。これは地図が無いと迷ってしまいそうだ。
「師匠。真ん中の教会に行って、そこから他の場所に行きましょう」
「そうだな、目印にはちょうどいいな」
教会の塔はどこにいても見つけられそうだ。泊まっている宿屋の方向を確かめながら中心にある教会に行ってみる。
教会といっても、宗教は遥か昔に廃れていて、ここには学校や集会場、冠婚葬祭を行う建物が並ぶ。中央の塔には時を知らせる鐘があり、日の出から日の入りまで5回鐘を鳴らしている。
周りには公園や保育園のような建物もあり、ここはみんなが使う公共的な場所になっているようだ。
「初めての街だし、もし皆とはぐれたら、この場所に来るようにしような」
すると教会から鐘の音が響く。
――カンコ~ン、カンコ~ン
鐘5つ、午後3時の合図だ。立ち寄ったドウーベの町もそうだったが、共和国の鐘は軽い感じの音楽っぽい音だな。国によって音が違うようだが、これはこれていい感じじゃないか。
「じゃあ、商業地区に行って店を見たり、食事をするところを探そうか」
「は~い。どんな服があるのかしら。楽しみね」
「カリンは、おしゃれの事ばかりね」
「そりゃそうよ。『王国の服ってダサいね』なんて言われたら嫌でしょ。まずは服よ、服!」
「でも冒険者の服って、どこの町でも変わらないわよ」
「いつも仕事着ばかりじゃ、つまんないでしょう。このローブもなんだかダサいし」
カリン。お前は知らんだろうがそのローブは最高級ローブで、金貨15枚以上、日本円だと150万円は下らない価値があるんだぞ。見た目は他のと変わらんからと、雑に扱わんでほしいものだ。
アイシャとカリンは服の店に、俺とチセはガラス細工の店に入った。
「やはりドワーフの町だけあって、細かな細工のアクセサリーが多いな」
「そうですね。このガラスの色使いなんて、ちょっと真似できませんね」
「おお、風鈴もあるぞ。すごいな、こんな物まであるとは」
「師匠、何ですかそれ」
「夏の風物詩でな、風が吹くと音が鳴るんだ」
チリン、チリンと澄んだ綺麗な音が鳴っている。この世界にもこういうのがあるんだな。
「へぇ~、あたし初めて見ました。人族の国の品物ですか?」
「いや、人族だけではないと思うが。これから暑くなってくるし、1つ買っていくか」
「はい、いいですね」
俺達が店を出て商店の並ぶ道を歩いていると、アイシャが慌てた様子で俺達の元に駆けて来た。
「カリン見かけなかった。店からいなくなって、どこに行ったか分からなくなったの」
しょうがない奴だな。あいつは方向音痴のくせに、店を渡り歩いて自分の場所が分からなくなったんだろう。辺りを探したが見つからない。
仕方なく街の中心の教会に行くと、カリンがひとり不安そうな様子でウロウロしていた。初めての街だ、迷子になって心細かっただろうな。
「ユヅキ~。アイシャとはぐれちゃったの~」
俺を見つけて駆け寄り、泣きついてきた。頭を撫でて落ち着かせてやる。
「よし、よし。よくここで待っていたな」
「もう、ユヅキと離れない!」
ギュッと俺の腕を掴んで離さない。
「カリンだけなんてダメよ」
アイシャも反対の手に腕を組んでくる。
「あたしも~」
チセまで首に抱きついてきた。これじゃ歩けんだろうが。
その後は、レストランで食事をしてから宿に戻った。
「ここの料理、美味しかったわね、ユヅキさん」
「あのシュワシュワの透明な酒もうまかったな。名前何て言ったっけ」
「あの大きな魚料理。すごく美味しかった。もう一度食べに行きたい!」
「あたしはデザートが良かったです。あのアイス綺麗でしたね、師匠」
商業が発展しているのか、いろんな食材の料理があった。あの魚料理は海魚だったな。俺が持っている地図を見ると近くに港町もあるから、そこから運んでいるんだろう。料理を見ればその国の事情が分かると言うが、この国は豊かなのだろう。
お腹も満腹になり、久しぶりにベッドでゆっくり眠ることができた。
翌日からは、ゴーエンさんを探さないといけない。ゴーエンさんからは工房を息子夫婦に任せたと聞いていたが、その工房の名前を聞いていなかった。
職人ギルドに加入していれば、探してくれるはずだと、宿屋で聞いた場所へと向かう。
この町の職人ギルドは3階建ての大きな建物で、多くのメンバーがいることが窺える。
「すまないが、ゴーエンさんの工房を探している。ここで分かるか」
「ゴーエンという方の工房はありませんね」
「今は、その息子さんが継いでいて、日用品を作っている鍛冶屋なんだがな。息子さんの名前が分からないんだ」
「工房の主人の名前でしか登録していないので……日用品を製作している工房は、この町で14軒ありますね」
「そうか。すまないがその14軒全ての場所を教えてくれるか」
この広い町で1軒ずつ調べていくしかないようだ。少し骨が折れそうだな。
108
お気に入りに追加
971
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜
西園寺若葉
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる